■ソーシャルゲームも好調なため通期業績予想を上方修正
東映アニメーション<4816>(JQS)は30日、今期12年3月期第3四半期連結業績を発表した。
売上高261億8百万円(前年同期比29.6%増)、営業利益41億29百万円(同21.3%増)、経常利益44億56百万円(同22.7%増)、純利益26億55百万円(同22.8%増)と大幅増収増益となった。
「ワンピース」関連のキャラクター商品や映像配信、イベントなどが予想を上回る売上となったことから、利益面でも大幅な増益となった。
第3四半期が好業績であったことに加え、今期から開始したソーシャルゲーム事業も好調であったことから、通期業績予想を上方修正した。
売上高は前回予想を20億円上回る310億円(前期比16.4%増)、営業利益は7億円上回る47億円(同12.3%増)、経常利益は8億円上回る50億円(同9.4%増)、純利益は4億円上回る29億円(同6.5%増)と増収増益を見込む。
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(01/31)東映アニメーション 「ワンピース」人気で、第3四半期は大幅増収増益
(01/30)【注目の決算発表】藤商事は今度は通期業績上方修正も高値肉薄後にもみ合う
(01/30)【注目の決算発表】オムロンは業績再下方修正に期末配当減配が重なり急続落
(01/30)【注目の決算発表】共成レンテムはストップ高気配、通期業績上方修正で復興関連の超割安株買い再燃
(01/30)【注目の決算発表】日電硝子は初開示の3月通期純益大幅減益転換で市場予想下回り続急落
(01/30)【注目の決算発表】スタートトゥは3Q最高決算も利益確定売りが先行して急反落
(01/30)【注目の決算発表】MonotaROは連続最高純益・自己株式取得を好感し急続伸
(01/30)【注目の決算発表】フォスターは3Q純益の94%減益で利益確定売りが募り続急落
(01/30)【注目の決算発表】アドテストは3月通期業績の赤字転落と期末増配が綱引きし急反発
(01/28)【注目の決算発表】日立建機は上方・下方修正が交錯する今期通期業績を発表
(01/27)【注目の決算発表】KDDIは通期純益下方修正も3Q好決算を前向きに評価し続伸
(01/27)【注目の決算発表】明星電気は3Q業績続伸も利益確定売りが先行して急反落
(01/27)【注目の決算発表】任天堂は安値更新、3回目の業績再下方修正で赤字転落幅が悪化
(01/26)【注目の決算発表】小松ウオールは高値肉薄、今度は通期業績を上方修正し黒字転換幅を拡大
(01/26)【注目の決算発表】サトー商会は通期業績上方修正でV字回復を鮮明化し3連騰
(01/26)【注目の決算発表】ヤフーは通期連続最高益・増配も利益確定売りが先行し反落
(01/26)【注目の決算発表】日本高純度化学は3Q業績の減益転換を売り直して続落
(01/26)【注目の決算発表】SMKは業績再下方修正、赤字転落で利益確定売りが先行し急反落
(01/26)【注目の決算発表】HIOKIは増益転換予想で市場コンセンサスを上回り急反発
(01/26)【注目の決算発表】ファナックは3Q業績が過去最高もやや伸び悩みを嫌い急反落
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2012年01月31日
東映アニメーション 「ワンピース」人気で、第3四半期は大幅増収増益
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:47
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2012年01月30日
【注目の決算発表】藤商事は今度は通期業績上方修正も高値肉薄後にもみ合う

前週末27日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示に合わせて、昨年9月の第2四半期(2Q)累計業績に続き、3月通期業績の上方修正を発表、純利益の黒字転換幅が大幅に拡大することから割安株買いが再燃したが、高値肉薄で利益確定売りも交錯した。
3月通期業績は、期初予想値より売り上げを38億円、経常利益を46億円、純利益を26億円それぞれ引き上げ、純利益は、38億円(前期は7億3800万円の赤字)と水面上に大きく浮上する。
昨年7月に発売したパチンコ遊技機「CRリング 呪いの7日間」シリーズが、パチンコホール向けに高評価され、追加受注が続き、1月発売の同機新スペック機の販売も順調に推移し、パチンコ遊技機の販売台数が、期初予想の12万5000台から13万台へ伸び、販売単価の高い枠付本体の販売比率が上昇したことなどが寄与した。
株価は、東日本大震災発生で上場来安値6万1200円まで急落したが、今期第1四半期の好決算で昨年来高値まで大きく持ち直し、3分の1押し水準でも中段もみ合いが続いた。PERは6倍台、PBR0.5倍と超割安であり、目先売り一巡後の再騰展開も想定される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:22
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【注目の決算発表】オムロンは業績再下方修正に期末配当減配が重なり急続落

3月通期業績は、昨年10月の下方修正値よりさらに売り上げを500億円、税引前利益、純利益を130億円それぞれ引き下げ、純利益は、140億円(前期比47%減)と減益転換する。
中国の金融引締策や欧州債務危機の影響で景気が減速し、設備投資需要が落ち込み、第4四半期の為替レートも、3Q実績の1ドル=79.2円(前年同期は86.9円)から76円、1ユーロ=111.4円(同113.5円)から98円へと円高方向で見直し、繰延税金資産の取り崩しが約53億5000万円発生することなどが要因となる。
未定としていた期末配当は14円(同16円)に引き下げ、年間28円(前期実績30円)に減配をする。
株価は、昨年10月につけた昨年来安値1381円から下げ過ぎ訂正で1800円台までリバウンドしたが、今期業績の下方修正で再度、1484円まで調整、200円幅の底上げをした。下値再確認が続こう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:26
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【注目の決算発表】共成レンテムはストップ高気配、通期業績上方修正で復興関連の超割安株買い再燃

前週末27日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示に合わせて、昨年10月の第2四半期(2Q)累計業績に続き、今度は3月通期業績の上方修正を発表、純利益がV字回復することを評価して、東日本大震災の復興関連の超割安株買いが再燃している。
3月通期業績は、期初予想値より売り上げを20億円、経常利益を4億5000万円、純利益を2億7000万円それぞれ引き上げ、純利益は、5億円(前期比2.6倍)と大きく続伸する。
大震災の復旧・復興関連工事が拡大して、建設機械のレンタル需要が大幅に拡大、3Q利益が、期初の通期予想を100%以上上ぶれてV字回復して着地しており、上方修正した。
上方修正した通期利益は、3Q利益より控え目な予想値になっており、なお期末向けての業績変更期待を残す。
株価は、大震災直後に復旧・復興特需思惑で昨年来高値548円をつけたが、その後の順調な業績推移や2Q累計業績上方修正では反応は限定的で、400円台下位での中段保ち合いが続いた。PER8倍台、PBR0.3倍の超割安修正で高値抜けから上値追いに弾みをつけよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:06
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【注目の決算発表】日電硝子は初開示の3月通期純益大幅減益転換で市場予想下回り続急落

3Q業績は、前年同期比11%減収、43%経常減益、53%純益減益と落ち込んだ。今期第1四半期に回復基調を示した業績が、第2四半期に減速し、3Qにさらに悪化したことが要因で、液晶用基板ガラスが、顧客先の生産調整の影響を受け、販売価格も下落、在庫削減のための生産調整や稼働減少、減価償却費や原燃料コストの増加が重なり減益転換した。
同社の業績開示方針は、次期の四半期業績のみレンジ予想で公表しており、今回、初めて3月通期業績予想を発表したが、純利益は、285〜315億円(前期比58〜54%減)と減益転換して、市場コンセンサスを76〜46億円下回る。
株価は、今期業績の続落で下値を切り下げ昨年来安値まで売られ、昨年12月開示の3Q業績見込みで悪材料織り込み済みとして800円台を回復したが、同業他社の米コーニング社の悪決算、株安が響いて下ぶれた。安値再確認が想定される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:33
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【注目の決算発表】スタートトゥは3Q最高決算も利益確定売りが先行して急反落

3Q業績は、前年同期比33%増収、33%経常増益、41%純益増益と続伸した。ファッションサイト「ZOZOTOWN」のショップ数が、新たに120店オープンし取扱商材が拡大、会員数が104万人増の417万7000人、うち1年間に1回以上購入したアクティブ会員数も、50万2000人増の171万9000人に増加したことなどが寄与した。
3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、48億円(前期比54%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。ただ期初予想の3月通期業績対比の利益進捗率は、62〜65%と目安の75%を下回った。
株価は、今期第1四半期の好決算に月次取扱高の続伸で株式分割落ち後高値2158円をつけ、その後の1700円台出没場面での月次取扱高開示に反応して上ぶれた。下値を再確認しよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:22
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【注目の決算発表】MonotaROは連続最高純益・自己株式取得を好感し急続伸

前期業績は、連結決算が初作成となるため前々期対比はないが、売り上げ222億3900万円、経常利益20億4500万円、純利益11億4800万円となった。東日本大震災の復興需要対応で昨年5月に宮城県多賀城市に第2配送拠点を設置し、データマイニングツールを活用した販売促進策と検索時間を短縮する新商品検索エンジンを導入して新規顧客を13万1540口座獲得、工場交換部品が好調に推移、工場消耗品も続伸したことなどが寄与した。
今期も続伸を予想、純利益は、16億200万円(前期比39%増)と連続して過去最高を更新するが、市場コンセンサスを2億円弱下回る。自己株式取得は、上限を2万2900株(発行済み株式総数の0.08%)、2500万円、取得期間を2月1日から2月15日までとして実施する。
株価は、昨年9月につけた株式分割落ち後高値950円から673円安値まで調整、下げ過ぎ訂正で半値押し水準まで底上げした。PER16倍台の割安修正株買いが交錯するなか方向感を探ろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:36
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【注目の決算発表】フォスターは3Q純益の94%減益で利益確定売りが募り続急落

同社株は、1月24日に発表された米アップル社の好決算に反応して73円高したが、すでにその急伸分を吐き出しさらに下げている。
3Q業績は、前年同期比17%増収、79%経常減益、94%減益と続落し、3月通期業績対比の利益進捗率も、35〜13%と目安の75%を大幅に下回った。売り上げは、ヘッドホン・ヘッドセットの需要が好調に推移して連続増収となったが、レアーアース・マグネットの原材料価格が、一時の暴騰から落ち着きをみせたものの高水準で推移して価格転嫁が遅れ、急増する需要対応で製造経費が増加したことが響いた。
3月通期業績は11月の下方修正値を据え置き、純利益を15億円(前期比67%減)と見込んでいる。
株価は、今期業績について第2四半期(2Q)累計業績を2回、3月通期業績を1回と合計3回の下方正を行い、1回目の2Q累計業績減額で昨年来安値850円まで急落したものの、その後の2回の業績減額では悪材料出尽くしとして1200円台まで上昇している。下値再確認が続こう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:34
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【注目の決算発表】アドテストは3月通期業績の赤字転落と期末増配が綱引きし急反発

3Q業績は、売り上げが前年同期比22%増と続伸したが、営業利益が53億2300万円の赤字(前年同期は59億5300万円黒赤字)、税引前純利益が80億8900万円の赤字(同51億3500万円の黒字)、純利益が77億3200万円の赤字(同32億7100万円の黒字)と落ち込んだ。
デジタル機器の需要沈滞で半導体メーカーが減産や在庫調整を進めるとともに新規設備投資を慎重化、受注高は21%増と続伸し連続増収となったものの、昨年7月のベリジー社の統合費用74億円を計上したことなども重なり赤字転落した。
初開示した3月通期業績は、営業利益を10億円(前期比83%減)、純利益を10億円の赤字(前期は31億6300万円の黒字)と悪化を見込んだが、営業利益は3Q3カ月の赤字から63億円強の黒字転換の計算となり、純利益の赤字幅も、市場コンセンサスより約39億円改善する。未定としていた期末配当は、ベリジー社統合による業容拡大を踏まえて10円とし、年間15円(前期実績10円)に増配する。
株価は、今年1月6日に突っ込んだ上場来安値671円から米インテル社の好決算に連動して780円まで底上げ、3Qの赤字継続観測報道でやや下ぶれた。下げ過ぎ訂正をサポートしよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:17
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2012年01月28日
【注目の決算発表】日立建機は上方・下方修正が交錯する今期通期業績を発表

3月通期業績は、売り上げを昨年10月の下方修正値からさらに500億円、営業利益を期初予想より50億円それぞれ引き下げ、経常利益は変更せず、純利益は逆に20億円引き上げ、純利益は、250億円(前期比2.2倍)と大幅続伸する。
油圧ショベルの世界需要は、日本、アジアなどで拡大しているが、中国で大幅に減少して今期の世界需要が、22万4000台と昨年10月予想値から5000円台程度下ぶれると想定したことが売り上げ、営業利益の下方修正要因となった。純利益は、繰延税金負債の減少で上ぶれる。
株価は、昨年7月に今期第2四半期累計業績を上方修正したが、反応は限定的にとどまって、円高、中国の金利引き締め懸念などで昨年来安値1186円まで売られ、フォークリフト事業統合や業績観測報道などで300円幅の底上げをした。PERは12倍台、PBRは1倍ソコソコと割り負けているが、なお中国市場の先行きを巡り強弱感の対立は続きそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:32
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2012年01月27日
【注目の決算発表】KDDIは通期純益下方修正も3Q好決算を前向きに評価し続伸

3Q業績は、前年同期比2%増収、3%営業増益、4%経常増益、4%純益減益となり、3月通期業績対比の利益進捗率は、80〜82%と目安の75%を超えた。移動体通信事業で利用層拡大に向けてau独自モデルや米アップル社のスマートフォンを投入してラインアップを充実、音声ARPU(1契約当たりの月間平均収入)は、シンプルコース浸透で減少したものの、端末販売収入や固定通信事業のグループ収益拡大で営業収益が増収転換し、利益は、固定通信のネットワークスリム化で営業費用が減少したことなどが寄与して増益転換した。
3月通期業績は期初予想値より営業収益を900億円引き上げ、営業利益、経常利益を据え置いた。純利益は、所得税法改正で繰延税金資産の取り崩しが発生して150億円引き下げ、2350億円(前期比7%減)と前期の過去最高からの減益転換幅をやや悪化させる。
株価は、アップル社のiPhone販売観測報道で昨年来高値66万8000円をつけて、1株純資産52万2561円を下抜く水準まで調整、下値もみ合いを続けてきた。PER8倍台の下げ過ぎ訂正に進もう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:57
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【注目の決算発表】明星電気は3Q業績続伸も利益確定売りが先行して急反落

3Q業績は、前年同期比6%増収、12%経常増益、2.4倍純益増益となった。大震災の被災地の復旧・復興作業に取り組むとともに、政府や自治体などと連携して津波観測施設の更新や計測震度計の機能強化で全国的な観測・監視体制を構築、売り上げが増加し利益も続伸、純利益は、繰延税金資産を計上して大幅続伸する。
3月通期業績は、昨年10月の再上方修正値を据え置き、純利益は、16億5000万円(前期比53%増)と大幅続伸を予想している。
株価は、大震災発生で突っ込んだ昨年来安値50円から復旧・復興特需思惑や今期業績の続伸予想で同高値まで倍化し、その後の70円台への下値調整から昨年10月の上方修正で91円までリバウンドする場面もあった。PERは6倍台と超割安となり、極低位値ごろも株価材料に逆行高の展開も想定される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:29
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【注目の決算発表】任天堂は安値更新、3回目の業績再下方修正で赤字転落幅が悪化

3月通期業績は、昨年7月、10月と下方修正してきたが、さらにその10月再減額値より売り上げを1300億円、経常利益を650億円、純利益を450億円それぞれ引き下げ、純利益は、650億円の赤字(前期は776億2100万円の黒字)と悪化する。
「ニンテンドー3DS」の販売台数が、10月予想の1600万台から1400万台へ、「ニンテンドーDS」も、同じく600万台から550万台へ引き下げ、為替の前提レートも、対ドルでは10月の1ドル=77円を据え置いたが、対ユーロで1ユーロ=106円から98円に円高方向で見直したことが再々下方修正につながった。
株価は、業績下方修正のたびに下値を切り下げ、昨年末以来、「ニンテンドー3DS」の販売持ち直しが伝えられたが、反応は限定的にとどまり、昨年来安値まで売られた。なお下値を再確認しよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:24
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2012年01月26日
【注目の決算発表】小松ウオールは高値肉薄、今度は通期業績を上方修正し黒字転換幅を拡大

3月通期業績は、期初予想より売り上げを13億円引き下げたが、逆に経常利益を2億2000万円、純利益を7000万円それぞれ引き上げ、純利益は、3億3000万円(前期は3000万円の赤字)と水面上への浮上幅を拡大する。国内経済が低迷するなか、販売競争が激化して売り上げは下ぶれるが、利益は、生産体制の見直しや全社あげての原価低減活動の効果で上ぶれた。
株価は、昨年8月に下方修正した2Q累計を10月に一転して上方修正、自己株式取得も続いて昨年来高値まで200円高して800円台固めを続けてきた。PER評価では25倍台と割高だが、PBRは0.3倍と大きく割り負けており、売り長で逆日歩のつく信用好需給も加わり、高値抜けからの上値拡大をサポートしよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:13
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【注目の決算発表】サトー商会は通期業績上方修正でV字回復を鮮明化し3連騰

3月通期業績は、昨年7月に開示した予想値より売り上げを12億5000万円、経常利益を2億5500万円、純利益を1億7400万円それぞれ引き上げ、経常利益は、11億3000万円(前期比4%減)と連続減益率を縮め、純利益は、6億6000万円(同2.3倍)とV字回復する。
大震災の影響で同社の営業地盤の被災地の地域経済は減速すると見込んでいたが、復旧支援活動のなか予想を上回って回復し、製菓部門の土産物、贈答品、給食部門の被災者・復旧工事者向け弁当が増加し、さらに学校給食センターが本稼働したことが寄与しており、純利益は、前期に計上した災害損失6億5400万円が一巡してV字回復する。
株価は、やや値付きマバラのなか2Q累計業績の上方修正着地で880円の戻り高値をつけ、800円台下位でのもみ合いを続けてきた。PER11倍台、PBR0.4倍の割安修正で高値抜けから上値を伸ばそう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:15
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【注目の決算発表】ヤフーは通期連続最高益・増配も利益確定売りが先行し反落

同社は、インターネットを取り巻く環境の変化が激しいとして、通期業績の予想に替えて次期の四半期業績のみレンジ予想で開示しており、3Q業績は、ほぼ昨年10月の予想通りに前年同期比2%増収、4%経常増益、7%純益増益と続伸した。
東日本大震災の影響を受けたものの、ディスプレイ広告、リスティング広告の売り上げが増加し、コマース関連では「Yahoo!ショッピング」の取扱高が、スマートフォンなどのモバイル経由で大きく伸び、データセンターの自己保有による運用体制の効率化、通信費の減少も上乗せとなって好決算につながった。
今3月通期業績は初めて開示し、純利益は、971億5400万円〜991億5400万円(前期比5〜7%増)と連続の過去最高更新を予想し、上限は、市場コンセンサスを約5億円上回る。
期末配当は、やはりレンジ予想で336〜342円(前期実績318円)とし連続増配する。
株価は、本業評価より親会社の米国ヤフーの保有株式の動向を巡って乱高下、今年1月17日の米ヤフーの共同創業者の退任を受けて1500円幅の底上げをした。目先売り一巡後の底上げ展開も想定される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:01
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【注目の決算発表】日本高純度化学は3Q業績の減益転換を売り直して続落

昨年10月の業績下方修正時は、同時に自己株式取得を発表し株価反転を支援したが、今回は援軍来たらずとなっている。
3Q業績は、前年同期比8%減収、12%経常減益、26%純益減益となり、3月通期業績対比の利益進捗率も、68〜63%と目安の75%を下回った。電子部品業界ではセットメーカーの過剰在庫リスク回避のため部品調達を抑制し、9月頃から調整色が強まり、タイの洪水による半導体、電子部品の需要減少も重なり、同社の半導体パッケージ基板、フレキシブル基板向けの電解純金めっきや電解硬質金めっき薬品の販売が低迷したことが要因となった。
3月通期業績は10月の下方修正値に変更はなく、純利益は、7億9500万円(前期比10%減)と減益転換を予想している。
株価は、昨年10月の業績下方修正と自己株式取得の綱引きで23万8000円まで約5万円高してほぼ往って来いとなって20万円台を固めてきた。PERは15倍台と下げ過ぎを示唆しているが、なお20万円台下位での日柄調整が長引きそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:54
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【注目の決算発表】SMKは業績再下方修正、赤字転落で利益確定売りが先行し急反落

3月通期業績は、10月の減額値よりさらに売り上げを48億円、経常利益を14億円、純利益を10億円それぞれ引き下げ、純利益は、6億円の赤字(前期は10億3700万円の黒字)と水面下に急降下する。
3Q業績が、赤字転落して着地しており、市況悪化で受注が低迷、第4四半期も売り上げ、利益の大幅減少が予想されるとして再下方修正した。
株価は、昨年10月の下方修正では240円台で下げ渋り、自己株式取得終了とともに昨年来安値236円まで調整、下げ過ぎ訂正で底上げしたところである。下値再確認が続こう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:35
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【注目の決算発表】HIOKIは増益転換予想で市場コンセンサスを上回り急反発

前期業績は、前々期比2%減収、13%経常減益、5%純益減益となった。電子部品・半導体業界の設備投資抑制で自動試験装置や電子測定器の売り上げが減少し、原発事故に伴う電力の使用制限、節電対策に対応して電力測定器や最大電力監視装置などを拡販したが、カバーするまでに至らず減益転換した。
今期業績は、新商品の開発や世界市場の開拓を積極化して増収増益転換を予想、純利益は、16億円(前期比17%増)と市場コンセンサスを約2億円上回る。
株価は、昨年10月の業績下方修正と期末の記念増配が綱引きして1500円台にタッチしたあと、200円幅の調整となったが、1株純資産1277円水準で底固く推移した。PER11倍台の下げ過ぎ訂正に再発進しよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:30
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【注目の決算発表】ファナックは3Q業績が過去最高もやや伸び悩みを嫌い急反落

3Q業績は、前年同期比23%増収、22%経常増益、22%純益増益と続伸した。欧米向けをはじめにアジア市場、国内でロボットが好調に推移して受注高が4023億円(前期比20%増)と続伸し、売り上げもロボットが860億円(同60%増)、ロボマシンも1090億円(同20%増)、FAシステムも2082億円(同10%増)と伸びたことが業績を押し上げた。
3月通期業績は10月の上方修正値を据え置き、純利益は、1500億円(前期比24%増)と4期ぶりの過去最高更新を見込んでいる。
株価は、昨年7月の今期第2四半期累計業績の上方修正で昨年来高値1万5420円まで買い進まれ、その後は円高進行、中国の景気減速懸念などで同安値9990円まで調整、タイの洪水の影響などを3月通期業績の上方修正などでカバーして半値戻し水準をクリアした。強弱感の対立が激化しよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:19
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