
3月通期業績は、売り上げはレンジ予想内にとどまるが、経常利益を上限値より6億円、純利益を同じく1億5000万円引き上げ、純利益は、53億5000万円(前期比40%増)と続伸する。
2Q累計業績が、9店舗の新規出店や花粉症関連商材、生活関連用品の好調推移、東日本大震災に伴う販売自粛による広告宣伝費抑制、節電対応による水道光熱費削減などが寄与して2ケタ増益と伸びたことを踏まえて通期業績を上方修正した。
期末配当は、期初に前期実施の創業50周年の記念配当5円を落として35円と予想していたが、今期2Qに200店舗を達成し業績も増額修正したことから普通配当として5円を増配、前期並みの40円とする。
株価は、大震災発生で突っ込んだ上場来安値1149円から下げ過ぎ訂正でリバウンド、1500円を挟んで上下100円幅の小幅往来が続いた。PER6倍台、PBR0.3倍の超割安修正で上値を伸ばそう。