■今9月期業績見込みを大幅に上方修正
インタースペース<2122>(東マ)は、11年9月期第2四半期を終え、業績が好調に推移したことを踏まえ、今期通期業績予想を上方修正した。売上高9,060百万円(前期比16.1%増)、営業利益390百万円(同86.6%増)、経常利益390百万円(同80.6%増)、当期純利益437百万円(同572.3%増)。
第2四半期は、市場拡大が続くアフィリエイト事業ならびにメディア・コンテンツ事業の両分野ともに好調に推移、売上高2,323百万円・営業利益127百万円で、何れも過去最高を達成するとともに、四半期売上高連続増収記録を5期に伸ばした。
■ソーシャルメディア、アフィリエイトとの連携強化に取り組み 上期(10年10月〜11年3月)は、アフィリエイト事業は、PC・モバイルともに好調に推移した。「金融・投資」分野の好調に加え、「サービス」分野の持ち直し、「eコマース」分野の前四半期に続く伸長が見られ、モバイルアフィリエイトでは「コンテンツ」ジャンルが順調に拡大し、スマートフォン向けサービスの開始も売上高増加へ貢献した。
メディア・コンテンツ事業では、課金事業が順調に推移し実績を残したが、ソーシャルメディア事業を強化するために(株)more gamesの株式を取得して連結子会社化し、ソーシャルアプリを各プラットフォームへ積極的リリース展開を行うなど、メディア・コンテンツ事業へ経営資源を集中している。
また、アフリエイト事業との連携強化などダイナミックな事業展開を視野に、ソーシャルメディア事業の拡充に取り組んだ。一方、不採算事業となっていた連結子会社のガールズオークションを売却し、収益体制を固めた。
■メディア事業ではSAP事業を中心に30%超の伸長見込む 今期通期業績見通しを上方修正したが、事業毎の内容は、PCアフィリエイト事業でeコマース分野の好調、同社得意分野、金融・投資分野の一層強化、さらに各ジャンルの底上げに注力し、売上高前期実績比7.7%増、モバイルアフィリエイト事業は、好環境を背景に店舗型アフィリエイトの強化、販売チャンネル・商材の拡充で同28.4%増、さらにメディア事業ではSAP事業を中心にサービスの拡充、メディア開発強化による収益基盤を確保し、同30.1%増を見込んでいる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:00
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