2018年05月27日

【注目の決算発表】三益半導体は業績続伸予想も市場コンセンサスを下回り急反落

注目の決算発表銘柄 三益半導体工業<8155>(東1)は30日、65円安の722円まで下げて57円安の730円と急反落した。29日大引け後の今5月期第1四半期(1Q)決算の開示に合わせて、期初に未定としていた今期第2四半期累計・通期業績予想を発表、連続増益を予想したが、市場コンセンサスを下回ることを嫌い利益確定売りが先行した。

 前日の米国市場で、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が、NYダウの大幅反発と対照的に続落したことも足を引っ張っている。

 今期通期業績は、売り上げ500億円(前期比16%増)、経常利益22億円(同8%増)、純利益12億円(同17%増)と予想、未定としていた配当も、前期並みの24円とした。

 1Q業績が、半導体事業が主力の300ミリウエハーを中心に生産が高水準で推移、再生ウエハーも堅調に推移、経営全般にわたる徹底した合理化や効率化、省電力対策などで減収転換しながらも大幅続伸して着地したことから、通期業績も連続増益を予想した。ただ市場コンセンサスに対しては利益は、10〜7億円下回る。

 株価は、東日本大震災発生で突っ込んだ上場来安値654円から下げ過ぎ訂正や前期第3四半期の好決算で980円まで反発、3分の2押し水準を固めていた。下値再確認が続こう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 22:44 | 決算発表記事情報

【注目の決算発表】しまむらは業績を上方修正、最高純益更新を評価して続伸

注目の決算発表銘柄 しまむら<8227>(東1)は30日、80円高の8200円まで上げて終値は40円高の8160円と続伸した。29日大引け後に今2月期第2四半期(2Q)累計決算とともに、2月通期業績の上方修正を発表、利益が期初の減益予想から増益転換、純利益が連続過去最高更新となることを評価して、内需割安株買いが増勢となっているが、7月25日につけた年初来高値8230円も視界に入っているだけに、利益確定売りも交錯した。

 2月期業績は、期初予想より売り上げを40億円、経常利益を19億円、純利益を21億円それぞれ引き上げ、経常利益は425億円(前期比3%増)、純利益は236億円(同0.4%増)と増益転換し、純利益は、前期の過去最高を更新する。

 2Q業績が、主力のしまむら事業での20店舗の新規出店と、プライベート・ブランド商品の9.7%増、売上構成比の42.0%への拡大などで期初予想を上ぶれて着地し、東日本大震災の被災地店舗の営業休止や消費自粛、商品・固定資産の被害、撤去費用や現状回復費用などが期初予想より軽微にとどまったことなどが要因となっている。

 株価は、大震災後の順調な業績や月次売上高を手掛かりに年初来高値まで買い進まれ、8000円台固めの高値調整を続けていた。売り方の買い戻しもフォローしてPER12倍台の割安修正に再発進しよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 22:44 | 決算発表記事情報

【注目の決算発表】スター精密は上方修正の2Q業績発表も利益確定売りで小反落

注目の決算発表銘柄 スター精密<7718>(東1)は30日、18円高の787円まで上げたが、終値は1円安の768円と小反落した。29日大引け後に今年9月12日に上方修正した今2月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、大幅続伸したことを再評価して下げ過ぎ訂正買いが増勢となり、業績上方修正とともに発表した自己株式取得・消却も、株価押し上げ材料として見直された。後場から引けにかけては利益確定売りに押されてマイナス圏で推移した。

 2Q業績は、前年同期比16%増収、6.9倍経常増益と大幅続伸し、純利益は、9億5100万円(前年同期は10億8200万円の赤字)と水面上に急浮上した。工作機械事業で、主力の欧米市場を中心に受注が好調に推移し、国内・海外工場で増産対応し、特機事業でも、北米・南米や中国などでドットインパクト製品の需要も増加したことなどが寄与した。

 2月通期業績は9月12日の上方修正値を据え置き、純利益は、15億円(前期比9.3倍)と大幅続伸を見込んでいる。

 株価は、円高進行で突っ込んだ年初来安値669円から今期業績の上方修正と自己株式取得・消却発表のダブル効果で804円まで20%高して、3分の1押し水準でもみ合っていた。PERは22倍台と市場平均を上回っているが、PBRは0.9倍と割り負けており、倍率が1倍台で拮抗している信用好取組も加わり再騰展開を支援しよう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 22:44 | 決算発表記事情報