■上方修正・増配・株式分割、AIサーバー需要、訪問看護データ、ドローン監視、省人化ロボットが材料に
・(どう見るこの株)
三洋貿易<3176>(東証プライム):2026年9月期業績を上方修正し、増配と株式分割も発表。営業利益と純利益は期初の減益予想から増益に転換する見通し。子会社によるレアアース泥採鉱システム向け主要資機材納入も経済安全保障関連の材料として意識される。
・(決算速報)
シナネンホールディングス<8132>(東証プライム):2026年3月期は売上高が減少した一方、営業利益、経常利益、純利益が大幅増益となり過去最高益を達成。不採算事業撤退によるコスト削減や非エネルギー事業の伸長が寄与。27年3月期も増益を見込み、総還元性向40%以上を目安とする方針を示した。
・(決算速報)
マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム):2026年6月期第3四半期は増収ながら大幅減益となり、純損益は赤字に転落。ネット型リユース事業は在庫状態改善や「おいくら」の自治体連携拡大で堅調だったが、モバイル通信事業の広告施策非効率と新規回線獲得の伸び悩みが響いた。
・(決算速報)
加賀電子<8154>(東証プライム):2026年3月期は売上高6589億円、営業利益278億円と大幅増収増益。AIサーバー向けメモリ需要の逼迫を背景に、独立系商社の調達力を生かしたスポット販売が拡大した。27年3月期は特殊要因の反動を織り込みつつ、営業増益を見込む。
・(決算速報)
Jトラスト<8508>(東証スタンダード):2026年12月期第1四半期は営業利益66.8%増、親会社所有者帰属利益は714.1%増と大幅増益。日本金融事業の債権回収やNexus Cardの取扱高増加、不動産事業の新築分譲マンション販売が寄与し、韓国金融事業も黒字転換した。
・(決算速報)
朝日ラバー<5162>(東証スタンダード):2026年3月期は増収・大幅増益となり黒字転換。操作系精密ゴム製品や卓球ラケット用ラバーが伸び、工業用ゴム事業の利益は165.8%増となった。医療・衛生用ゴム事業も受注は堅調。27年3月期は減益予想ながら年間24円配当を予定する。
・(決算速報)
ジェイテック<2479>(東証スタンダード・名証メイン):2026年3月期は減収減益だったが、売上・利益とも修正後予想を上回った。テクノロジスト派遣の契約単価は好調に推移し、請負分野も期末に挽回傾向。27年3月期はIoT、半導体、AI関連技術需要を背景に増収増益を見込む。
・(決算速報)
くすりの窓口<5592>(東証グロース):2026年3月期は売上高123億円、純利益29億円となり大幅増益。処方箋ネット受付、医薬品流通、基幹システム利用の拡大など、ヘルスケア領域のIT・AI活用サービスが伸長した。27年3月期も増収増益と増配を見込む。
・(決算速報)
ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード):2026年3月期は増収・大幅増益。会員数は減少したものの、会費改定や入会促進策、コストコントロールが寄与し、営業利益率は5.1%へ上昇した。27年3月期も増収増益を見込み、年間配当は21円への増配を計画する。
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日本郵船<9101>(東証プライム):三菱重工マリンマシナリ、三菱造船、ダイハツインフィニアースと共同で、舶用LNG燃料エンジン向けメタン酸化触媒装置を実証。船上計測で装置単体90%以上のメタン酸化率を達成し、1年間の実運航検証で実用化を目指す。
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NSユナイテッド海運<9110>(東証プライム)・
川崎重工業<7012>(東証プライム):係船索張力監視装置「MOMOSEA」を外航ばら積み船に搭載し共同実証を開始。係船索の張力をデータ化し、船員の巡回負荷軽減や破断事故リスク低減、豪州各港での運用高度化を検証する。
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デジタルガレージ<4819>(東証プライム):Ion Pacificと戦略的パートナーシップに関するMOUを締結。DGV主要投資資産の共同ファンド等への移管を協議し、300億円規模のオフバランス化前倒しや評価変動リスク低減、AI投資・分析基盤の共同開発を検討する。
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eWeLL<5038>(東証グロース):訪問看護専用電子カルテ「iBow」の累計訪問件数が2026年4月に1億件を突破。全国47都道府県で6万3千人以上が利用し、12年間の訪問看護リアルデータを蓄積。AIによる計画書・報告書作成支援や訪問ルート最適化も進める。
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GMO TECHホールディングス<415A>(東証グロース):生成AI普及を背景に、広告・メディア中心の事業構造からAI活用SaaSへ重点を移す方針を決定。マーケティングSaaSと不動産DX SaaSを高度化し、継続収益モデルの拡大を目指す。
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Schoo<264A>(東証グロース)・
ダイドーグループホールディングス<2590>(東証プライム):ダイドードリンコ全正社員約800人に「Schoo for Business」を導入。スキルマップで部門別の学習を可視化し、自律的なキャリア形成と人的資本経営を支援する。
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ケイアイスター不動産<3465>(東証プライム):豪州で建築会社KINTEGRA LIVINGを設立し、土地仕入から住宅施工までの一貫体制を構築。現地JVの仕入在庫は累計約1400区画、契約数は約500区画に達しており、海外事業の収益化を進める。
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ReYuu Japan<9425>(東証スタンダード):KAYTUS JAPANとAIインフラ事業に関するMOUを締結。GPUサーバー、液冷技術、高密度サーバーなどの技術・市場情報を共有し、AI計算基盤の提供や導入支援、再流通を含むビジネスモデル構築を目指す。
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Terra Drone<278A>(東証グロース):サウジアラビア子会社を通じ、石油・ガスパイプラインのドローン保安監視大型案件を受注。巡回監視、異常検知、AIによる不審事項検出を担う。受注金額は約4億600万円、実施期間は1年間で、27年1月期中に開始予定。
・(コラム)日経平均:5月13日に終値ベースの史上最高値を更新し、6万3000円台で初の大引け。ただし全面高ではなく、決算内容や今期見通しを材料に選別色が強まる。増配、自社株買い、中期経営計画、新事業開始などが焦点となり、低PER、還元実績、成長投資を軸に出遅れ銘柄の再評価が進む。
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ワコールホールディングス<3591>(東証プライム):傘下のワコールが夏向け新商品「エアインブラ」を発売。軽さと通気性を追求し、花びら型パッドとチュールを重ねたカップ構造、接触冷感素材を採用した。希望小売価格は8690円(税込)で、5月21日から全国店舗・ECで順次展開する。
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クラウドワークス<3900>(東証グロース):AI案件に特化した仕事マッチングサービス「AIクラウドワークス」を2026年7月にリリース予定。登録ユーザー700万人、登録企業100万社の基盤を生かし、AIツール開発、導入支援、業務自動化、研修、データアノテーションなどを想定する。
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WOWOW<4839>(東証プライム):「全仏オープンテニス」を5月18日の予選から連日生中継。開局以降初めて予選5日間を放送し、島袋将、坂本怜、日比野菜緒ら日本勢の本戦入りに注目する。開幕直前スペシャル番組も公式YouTubeで配信中。
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中西製作所<5941>(東証スタンダード):FOOMA JAPAN 2026で「茹麺計量盛付ロボット(計麺)」を展示・実演。従来4人で1時間1000食の工程を1人で1800食処理できる体制に変え、人手75%削減を見込む。ロングパスタ対応や食品ロス低減も訴求する。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:30
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