◆日経平均は2万3178円10銭(314円37高)、TOPIXは1630.72ポイント(18.24ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億307万株
6月8日(月)後場の東京株式市場は、前場上げた空運株が一進一退になった一方、JR東日本<9020>(東1)や東急電鉄<9005>(東1)などがジリ高となり、日本製鉄<5401>(東1)やサッポロHD<2501>(東1)などの景気敏感・消費回復関連株も一段ジリ高。日経平均は260円高で始まり、14時を過ぎるまで一進一退だったが、大引けにかけて上値を追い、本日の高値で終了した。終値での2万3000円台は2月21日以来になる。
後場は、DLE<3686>(東1)が米社への出資など注目されて5日連続ストップ高となり、筆頭株主の朝日放送GHD<9405>(東1)も前場ストップ高で値が付いたまま大引けまで買い気配。アクロディア<3823>(東2)は塩野義製薬<4507>(東1)の新型コロナウイルス抗体検出キット発売との発表を受け11時頃にストップ高となったまま大引けまで買い気配。
東証1部の出来高概算は17億307万株(前引けは7億8004万株)、売買代金は2兆8713億円(同1兆2966億円)。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1592(同1292)銘柄、値下がり銘柄数は526(同795)銘柄。
また、東証33業種別指数は30業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、鉄鋼、銀行、保険、その他金融、石油・石炭、空運、不動産、海運、証券・商品先物、などとなった。(HC)
2020年06月08日
【株式市場】日経平均は後場高値引けとなり終値でも2月21日以来の2万3000円台を回復
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:05
| 株式投資ニュース
ケイアイスター不動産が後場再び上値を指向、FC店舗向け業務支援ツールやリースバック新事業などに期待強まる
■業務支援ツールは物件・顧客業務など一元管理し大幅な効率化を実現
ケイアイスター不動産<3465>(東1)は6月8日の後場、一段と強福美、14時を過ぎて1682円(43円高)まで上げ、前引けの1662円からみても強調相場となっている。
前引け後、フランチャイズ(FC)店舗向けの業務支援ツール「KEIAI PRO NET」の導入割合が開始から9ヵ月で9割を超え、22店舗中20店舗(2020年5月末現在)に拡大したと発表。ITの積極導入が改めて注目されている。
この業務支援ツールは、物件情報を各メディアに一括入稿したり、物件管理・顧客管理業務を一元管理することが可能な不動産業務支援ツールで、不動産店の業務や集客支援などの大幅な効率化を実現した。
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ケイアイスター不動産<3465>(東1)は6月8日の後場、一段と強福美、14時を過ぎて1682円(43円高)まで上げ、前引けの1662円からみても強調相場となっている。
前引け後、フランチャイズ(FC)店舗向けの業務支援ツール「KEIAI PRO NET」の導入割合が開始から9ヵ月で9割を超え、22店舗中20店舗(2020年5月末現在)に拡大したと発表。ITの積極導入が改めて注目されている。
この業務支援ツールは、物件情報を各メディアに一括入稿したり、物件管理・顧客管理業務を一元管理することが可能な不動産業務支援ツールで、不動産店の業務や集客支援などの大幅な効率化を実現した。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:44
| 材料でみる株価
「100均」2銘柄が大幅高、5月の月次売上高の増加が注目集める
■ワッツは既存店が16.0%増加しセリアも同8.3%増加
ワッツ<2735>(東1)は6月8日、一段高となり、10時30分に12%高の896円(95円高)まで上げて2018年以来の高値に進んだ。「100均」(100円均一ショップ)を全国展開し、5日発表した5月の月次動向(売上高の前年同月比推移)が直営既存店ベースで16.0%増加し7ヵ月連続増加したことなどが注目されている。
また、セリア<2782>(JQS)も8日は一段と出直りを強め、13時30分を過ぎては3645円(120円高)前後で推移している。やはり5日に発表した5月の月次動向(月次売上高前年比及び店舗数)の既存店売上高が増加に転じて8.3%増加、前社ベースでは12.5%増加し、注目されている。(HC)
ワッツ<2735>(東1)は6月8日、一段高となり、10時30分に12%高の896円(95円高)まで上げて2018年以来の高値に進んだ。「100均」(100円均一ショップ)を全国展開し、5日発表した5月の月次動向(売上高の前年同月比推移)が直営既存店ベースで16.0%増加し7ヵ月連続増加したことなどが注目されている。
また、セリア<2782>(JQS)も8日は一段と出直りを強め、13時30分を過ぎては3645円(120円高)前後で推移している。やはり5日に発表した5月の月次動向(月次売上高前年比及び店舗数)の既存店売上高が増加に転じて8.3%増加、前社ベースでは12.5%増加し、注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:52
| 業績でみる株価
クシムはAIエンジンなどでネクスグループとの提携深化など注目され再び大幅高
■約5ヵ月ぶりに200円台を回復
クシム<2345>(東2)は6月8日の後場寄り後、11%高の1330円(136円高)まで上げ、再び大きく出直っている。6月3日付で、AIエンジンの開発具体化に向けてネクスグループ<6634>(JQS)との提携関係を深めると発表したことなどが注目されている。2020年5月1日をもって「アイスタディ株式会社」から「株式会社クシム」に社名を変更した。
ネクスグループも大きく上げ、前場は一時30%高の210円(48円高)まで上げて20年1月24日以来の200円台回復となった。(HC)
クシム<2345>(東2)は6月8日の後場寄り後、11%高の1330円(136円高)まで上げ、再び大きく出直っている。6月3日付で、AIエンジンの開発具体化に向けてネクスグループ<6634>(JQS)との提携関係を深めると発表したことなどが注目されている。2020年5月1日をもって「アイスタディ株式会社」から「株式会社クシム」に社名を変更した。
ネクスグループも大きく上げ、前場は一時30%高の210円(48円高)まで上げて20年1月24日以来の200円台回復となった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:19
| 材料でみる株価
日本航空とANAホールディングスが大幅続伸、県をまたぐ移動の緩和期待や貨物便の大幅増報道が注目される
■6月19日以降の制限解除に期待広がる
日本航空<9201>(東1)は6月8日の前場、8%高に迫る2558.5円(181.5円高)まで上げる場面を見せて大幅続伸となり、ANAホールディングス<9202>(東1)も一時6%高に迫る2936.5円(152.5円高)まで上げて大幅に続伸した。
緊急事態宣言の終了により、県をまたぐ移動の制限が1都3県と北海道についても6月19日以降は制限解除の可能性があるとされる。旅客需要の回復に期待が出ている。
また、8日は、「全日空と日本航空、臨時貨物便を大幅増へ、経済活動再開に伴い」(NHKニュースWEB6月8日午前7時40分)と伝えられ、買い材料視された。(HC)
日本航空<9201>(東1)は6月8日の前場、8%高に迫る2558.5円(181.5円高)まで上げる場面を見せて大幅続伸となり、ANAホールディングス<9202>(東1)も一時6%高に迫る2936.5円(152.5円高)まで上げて大幅に続伸した。
緊急事態宣言の終了により、県をまたぐ移動の制限が1都3県と北海道についても6月19日以降は制限解除の可能性があるとされる。旅客需要の回復に期待が出ている。
また、8日は、「全日空と日本航空、臨時貨物便を大幅増へ、経済活動再開に伴い」(NHKニュースWEB6月8日午前7時40分)と伝えられ、買い材料視された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:43
| 材料でみる株価
ケイアイスター不動産のFC店舗支援ツール「KEIAI PRO NET」が開始9ヵ月で普及率9割を超え20店舗に導入
■物件情報や顧客関連業務など一元管理し業務を大幅に効率化
ケイアイスター不動産<3465>(東1)のフランチャイズ(FC)店舗向け業務支援ツール「KEIAI PRO NET」の導入が、開始から9ヵ月で22店舗中20店舗(2020年5月末現在)にまで拡大した。6月8日11時30分に発表した。
■垂直統合SaaSなどのIT企業いえらぶGROUPと共同開発
街の不動産屋さんの業務は、特性上、どうしても人手による業務の割合が多くなりがちだが、「KEIAI PRO NET」は、物件情報を各メディアへ一括入稿したり、物件管理・顧客管理業務を一元管理することが可能な不動産業務支援ツールで、不動産店の業務や集客支援などを大幅に効率化できる。>>>記事の全文を読む
ケイアイスター不動産<3465>(東1)のフランチャイズ(FC)店舗向け業務支援ツール「KEIAI PRO NET」の導入が、開始から9ヵ月で22店舗中20店舗(2020年5月末現在)にまで拡大した。6月8日11時30分に発表した。
■垂直統合SaaSなどのIT企業いえらぶGROUPと共同開発
街の不動産屋さんの業務は、特性上、どうしても人手による業務の割合が多くなりがちだが、「KEIAI PRO NET」は、物件情報を各メディアへ一括入稿したり、物件管理・顧客管理業務を一元管理することが可能な不動産業務支援ツールで、不動産店の業務や集客支援などを大幅に効率化できる。>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:53
| 新製品&新技術NOW
【株式市場】NY株の大幅高を受け日経平均は2月21日以来の2万3000円台を回復
◆日経平均は2万3075円73銭(212円高)、TOPIXは1621.83ポイント(9.35ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億8004万株
6月8日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ829ドル高などが好感され、日経平均は258円高で始まった。ファナック<6954>(東1)などはその後もジリ高。一方、ソニー<6758>(東1)やブリヂストン<5108>(東1)などはほぼ始値を高値に一進一退。日経平均は取引開始後299円73銭高(2万3163円46銭)まで上げ一進一退を続けたが、前引けも2月21日以来の2万3000円台を回復して昼休みとなった。
PCIホールディングス<3918>(東1)が類似企業への資本参加による業務提携などへの評価強まるとされて一段高のストップ高となり、ナノキャリア<4571>(東マ)は新手法による新型コロナウイルスワクチン開発に関する発表がありストップ高。プロルート丸光<8256>(JQS)は塩野義製薬<4507>(東1)製の新型コロナウイルス抗体検出キット発売が材料視され一時ストップ高。
東証1部の出来高概算は7億8004万株、売買代金は1兆2966億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1292銘柄、値下がり銘柄数は795銘柄。
また、東証33業種別指数は25業種が値上がりし、鉱業、銀行、鉄鋼、石油・石炭、保険、その他金融、空運、不動産、などが高い。(HC)
6月8日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ829ドル高などが好感され、日経平均は258円高で始まった。ファナック<6954>(東1)などはその後もジリ高。一方、ソニー<6758>(東1)やブリヂストン<5108>(東1)などはほぼ始値を高値に一進一退。日経平均は取引開始後299円73銭高(2万3163円46銭)まで上げ一進一退を続けたが、前引けも2月21日以来の2万3000円台を回復して昼休みとなった。
PCIホールディングス<3918>(東1)が類似企業への資本参加による業務提携などへの評価強まるとされて一段高のストップ高となり、ナノキャリア<4571>(東マ)は新手法による新型コロナウイルスワクチン開発に関する発表がありストップ高。プロルート丸光<8256>(JQS)は塩野義製薬<4507>(東1)製の新型コロナウイルス抗体検出キット発売が材料視され一時ストップ高。
東証1部の出来高概算は7億8004万株、売買代金は1兆2966億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1292銘柄、値下がり銘柄数は795銘柄。
また、東証33業種別指数は25業種が値上がりし、鉱業、銀行、鉄鋼、石油・石炭、保険、その他金融、空運、不動産、などが高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:50
| 今日のマーケット
ソリトンシステムズが再び一段高、最近販売した2つの製品が高評価を受ける
■「Interop Tokyo 2020」で準グランプリなど受賞と発表し注目再燃
ソリトンシステムズ<3040>(東1)は6月8日、再び一段高となり、10時30分にかけて9%高の1575円(134円高)まで上げ、2018年以来の高値に進んでいる。
セキュリティ技術がテレワーク、オンライン会議システムなどに拡大する点が注目されて高値更新基調が続く中で、6月5日、最近販売した2つの製品が、「Interop Tokyo 2020」の「Best of Show Award」のセキュリティ部門で準グランプリと審査員特別賞を受賞したと発表、評価が強まる展開になった。
「FileZen S」が「セキュリティ部門」で準グランプリを、「Soliton OneGate」が審査員特別賞を受賞したという。(HC)
ソリトンシステムズ<3040>(東1)は6月8日、再び一段高となり、10時30分にかけて9%高の1575円(134円高)まで上げ、2018年以来の高値に進んでいる。
セキュリティ技術がテレワーク、オンライン会議システムなどに拡大する点が注目されて高値更新基調が続く中で、6月5日、最近販売した2つの製品が、「Interop Tokyo 2020」の「Best of Show Award」のセキュリティ部門で準グランプリと審査員特別賞を受賞したと発表、評価が強まる展開になった。
「FileZen S」が「セキュリティ部門」で準グランプリを、「Soliton OneGate」が審査員特別賞を受賞したという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05
| 材料でみる株価
アイロムグループが再び一段高、新型コロナワクチン開発などに期待根強い
■5月初の発表を境に上昇傾向を活発化させ値幅妙味もともなう
アイロムグループ<2372>(東1)は6月8日、再び一段高となり、10時30分にかけて11%高に迫る3275円(313円高)前後で推移し、2018年以来の高値に進んでいる。
子会社IDファーマと国立感染症研究所が進める新型コロナウイルスワクチン開発への取組(5月1日発表)や、国立研究開発法人・日本医療研究開発機構(AMED)の令和2年度創薬支援推進事業(新型コロナウイルス感染症(COVID−19)に対するワクチン開発)に応募し採択されたこと(5月20日発表)などが材料視され、期待が衰えないようだ。
5月1日の発表に急反応して以降、上昇傾向を活発化させており、値幅妙味をともなう相場展開になっている。(HC)
アイロムグループ<2372>(東1)は6月8日、再び一段高となり、10時30分にかけて11%高に迫る3275円(313円高)前後で推移し、2018年以来の高値に進んでいる。
子会社IDファーマと国立感染症研究所が進める新型コロナウイルスワクチン開発への取組(5月1日発表)や、国立研究開発法人・日本医療研究開発機構(AMED)の令和2年度創薬支援推進事業(新型コロナウイルス感染症(COVID−19)に対するワクチン開発)に応募し採択されたこと(5月20日発表)などが材料視され、期待が衰えないようだ。
5月1日の発表に急反応して以降、上昇傾向を活発化させており、値幅妙味をともなう相場展開になっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:45
| 材料でみる株価
AGCが4日連続高値を更新、「窓を基地局化する5Gガラスアンテナ」などに期待続く
■新型コロナワクチン候補製剤の製造受託も発表し時流に乗る
AGC<5201>(東1)は6月8日、6日続伸基調で始まり、取引開始後に3525円(70円高)まで上げ、3月以降の回復相場で4日続けて高値を更新している。為替の円安に加え、このところ、「5G」対応の「窓を基地局化するガラスアンテナ」、新型コロナワクチン候補製剤の製造受託と時流に乗るニュース発表が相次いでいる。
旧・旭硝子で、5G対応の「窓を基地局化するガラスアンテナ」はNTTドコモ<9437>(東1)と共同開発。6月3日発表した。また、新型コロナワクチン候補製剤の製造受託は同4日に発表し、子会社が米Novavax社から受託した。(HC)
AGC<5201>(東1)は6月8日、6日続伸基調で始まり、取引開始後に3525円(70円高)まで上げ、3月以降の回復相場で4日続けて高値を更新している。為替の円安に加え、このところ、「5G」対応の「窓を基地局化するガラスアンテナ」、新型コロナワクチン候補製剤の製造受託と時流に乗るニュース発表が相次いでいる。
旧・旭硝子で、5G対応の「窓を基地局化するガラスアンテナ」はNTTドコモ<9437>(東1)と共同開発。6月3日発表した。また、新型コロナワクチン候補製剤の製造受託は同4日に発表し、子会社が米Novavax社から受託した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:20
| 材料でみる株価
日経平均は258高で始まる、米NASDAQ過去最高値に進みダウ一時1056ドル高
6月8日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が258円25銭高(2万3121円98銭)で始まった。2万3000円台は2020年2月21日以来。
前週末のNY株式は、ダウ平均が829.16ドル高(2万7110.98ドル)と大幅続伸。2月4日以来の2万7000ドル台を回復。雇用統計の改善などを受け、一時1056.48ドル高まで急伸した。
また、NASDAQ100指数は2日連けて取引時間中の過去最高値を更新し、終値も最高値を更新。NASDAQ総合指数も取引時間中の最高値を更新した。
シカゴの日経平均先物は2万3140円となり、5日の東証の日経平均終値を280円上回った。(HC)
前週末のNY株式は、ダウ平均が829.16ドル高(2万7110.98ドル)と大幅続伸。2月4日以来の2万7000ドル台を回復。雇用統計の改善などを受け、一時1056.48ドル高まで急伸した。
また、NASDAQ100指数は2日連けて取引時間中の過去最高値を更新し、終値も最高値を更新。NASDAQ総合指数も取引時間中の最高値を更新した。
シカゴの日経平均先物は2万3140円となり、5日の東証の日経平均終値を280円上回った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:03
| 今日のマーケット
【特集】好需給株の一角に食い込んでいる地方銀行株に注目
今週の特集では、好需給株の一角に食い込んでいる地方銀行株に注目することにした。47銘柄には紀陽銀行<8370>(東1)、伊予銀行<8385>(東1)、阿波銀行<8388>(東1)の地銀株3行がランクインしているからだ。地銀株は、コロナ禍による信用リスク増大・貸倒費用の負担増、保有有価証券の減損損失などによる業績悪化を嫌って大きく売られ今年3月には軒並み年初来安値と谷底に転落した。そのうち3行が年初来高値を更新してきたもので、しかもPBRはなお1倍割れと解散価値以下で高値で追随してもリスクは相対的に低く、PER評価でも割り負け顕著と実態面でのフォローもある。
事業環境も良好で、今週にも可決成立する今年度第2次補正予算案を手掛かりに政策関連人気が高まる可能性がある。今年4月の「緊急事態宣言」発出と同時に、経済対策として政府、日本銀行は、一体となって企業破綻防止のために資金繰り支援、つなぎ融資などを発動し、日本政策投資銀行などの無利子・無担保融資を拡充してきた。同融資は、スピード感を速め選択肢を多様化するために民間金融機関にまで利用を広げ、融資リスクを低減するために信用保証を組み込み、自前融資にはインセンティブを付与するなど至れり尽くせりの制度設計とした。第2次補正予算では、日本政策投資銀行の財政投融資規模に大幅な上積みが計画されており、「御用金融資」に拍車が掛かるはずだ。前週5日には、米長期金利が2カ月半ぶりの水準にまで上昇しており、利ザヤ拡大、運用環境の好転としてメガバンク株とともに地銀株の「谷深ければ山高し」のバリュー株買いを強めることになりそうだ。
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事業環境も良好で、今週にも可決成立する今年度第2次補正予算案を手掛かりに政策関連人気が高まる可能性がある。今年4月の「緊急事態宣言」発出と同時に、経済対策として政府、日本銀行は、一体となって企業破綻防止のために資金繰り支援、つなぎ融資などを発動し、日本政策投資銀行などの無利子・無担保融資を拡充してきた。同融資は、スピード感を速め選択肢を多様化するために民間金融機関にまで利用を広げ、融資リスクを低減するために信用保証を組み込み、自前融資にはインセンティブを付与するなど至れり尽くせりの制度設計とした。第2次補正予算では、日本政策投資銀行の財政投融資規模に大幅な上積みが計画されており、「御用金融資」に拍車が掛かるはずだ。前週5日には、米長期金利が2カ月半ぶりの水準にまで上昇しており、利ザヤ拡大、運用環境の好転としてメガバンク株とともに地銀株の「谷深ければ山高し」のバリュー株買いを強めることになりそうだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:26
| 特集
【どう見るこの相場】谷深ければ山高し!?地銀株は「御用金融資」に長期金利上昇も追い風にバリュー株人気
「山高ければ谷深し」とは、バブル相場の末路を後付ける常套フレーズである。ところが今回は、まったくアベコベだ。「谷深ければ山高し」である。日経平均株価は、今年2月28日に米国のニューヨークダウ工業株30種平均(NYダウ)が、米国で初の新型コロナウイルスの市中感染者が確認されて1190ドル安と過去最大の下げ幅となったのにツレ安して805円安と急落してからわずか半月で年初来安値1万6358円まで5590円安と谷底に転げ落ちた。ところが、その谷底から2カ月超の6月1日に急落前の水準を回復した。
とくにこの2週間の株高は急ピッチで、5月第5週の上げ幅が1489円、前週の6月第1週が同じく985円に達し2万3000円台目前に迫った。前週末5日のNYダウは一時、1000ドル高し大引けでも829ドル高と大幅続伸しただけに、日経平均株価も、年初来高値2万4115円への意識を強めそうだ。この大幅リバウンドについては、さまざまにマーケットコメントされている。経済活動再開に伴う景気のV字回復期待、各国の中央銀行の潤沢な資金供給を背景とする過剰流動性相場、個人投資家や機関投資家の待機資金の買い出動、「コロナ・ショック」を売り込んだ売り方の損失覚悟の買い戻しなどなどである。
実は、この日経平均株価をオーバーパフォームしている銘柄がある。前週末5日に年初来高値を更新した銘柄だ。東証1部で47銘柄に及ぶ。新型コロナウイルス関連特需享受のコロナ・ポジティブ株、巣ごもり消費関連株、5G(第5世代移動通信システム)関連株などテーマ性や投資採算水準など千差万別だが、最大公約数的な共通項は株不足である。47銘柄のうち27銘柄、57%が売り長で、信用取組が1倍台で拮抗する6銘柄を含めると全体の6割を超える。(詳細=特集:好需給株の一角に食い込んでいる地方銀行株に注目)
【関連記事情報】
・【特集】好需給株の一角に食い込んでいる地方銀行株に注目
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:26
| どう見るこの相場
ランディックスは戻り試す
ランディックス<2981>(東マ)は不動産販売・仲介・賃貸事業を展開し、不動産テックを目指してsumuzu事業と称している。21年3月期予想は未定としている。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は3月の安値で底打ちして水準を切り上げている。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:52
| 株式投資ニュース
ニーズウェルは上値試す
ニーズウェル<3992>(東1)は業務系システム開発が主力のシステムインテグレータである。20年9月期増収増益予想である。新型コロナウイルスによる業績への直接的な影響は限定的だろう。収益拡大を期待したい。株価は3月の安値圏からV字回復の形となって1月の年初来高値に接近している。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:51
| 株式投資ニュース
ALiNKインターネットは戻り試す
ALiNKインターネット<7077>(東マ)は、天気予報専門サイト「tenki.jp」運営を主力としている。21年2月期増収増益予想である。新型コロナウイルスによる業績への直接的な影響は限定的だろう。収益拡大を期待したい。株価は3月の安値で底打ちして水準を切り上げている。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:49
| 株式投資ニュース
エイジアは戻り高値圏
エイジア<2352>(東1)はメール配信システムの大手である。データ分析ソリューションと連携するメッセージ配信最適化ソリューションを推進している。21年3月期は新型コロナウイルスによる機会ロスなどを考慮して減益予想だが、保守的だろう。収益拡大を期待したい。株価は水準を切り上げて戻り高値圏だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:47
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
夢真ホールディングスは戻り試す
夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。20年9月期(IFRS任意適用)は、第3四半期以降に新型コロナウイルスの影響が意識されるが、19年9月期(日本基準)との比較で増収増益予想としている。収益拡大を期待したい。株価は徐々に下値を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:45
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
トシン・グループは調整一巡、出直りに期待
トシン・グループ<2761>(JQ)は首都圏中心に電設資材などの卸売事業を展開している。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は反発力の鈍い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:44
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
京写は戻り試す
京写<6837>(JQ)はプリント配線板の大手メーカーである。独自の印刷技術を活用した新製品による差別化・シェア拡大戦略を推進している。21年3月期予想は未定としている。当面は新型コロナウイルスによる世界経済収縮の影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は3月の安値圏から水準を切り上げて反発の動きを強めている。戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:42
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
ヤマシタヘルスケアホールディングスは上値試す
ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東1)は、九州を地盤とする医療機器専門商社である。20年5月期増収増益予想である。当面は新型コロナウイルスによる病院の設備投資抑制などの影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は戻り一服だが、調整一巡して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:40
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