株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

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2020年07月07日

巴川製紙所がストップ高、「セルロースマイクロファイバー」注目される

■セルロース繊維高配合の「グリーンチップCMF」を共同開発と発表

 巴川製紙所<3878>(東1)は7月7日、急伸商状となり、9時30分過ぎにストップ高の1041円(150円高)をつけたあとも断続的にストップ高で売買されている。同日付で、セルロースマイクロファイバー高配合の環境に優しい「グリーンチップCMF」を共同開発と発表し、注目集中となった。

 発表によると、この度、ポリプロピレン(PP)樹脂に天然素材であるセルロース繊維を配合した「グリーンチップCMF」をエフピー化成工業株式会社(静岡県富士市)と共同開発した(特許出願済)。高配合できるため石油由来樹脂の使用量を低減できる。PP樹脂と比較し、強度、耐熱性を向上できるため、成形品の厚みを薄くすることができ、軽量化も可能になり、自動車および輸送分野、食品分野、日用雑貨分野などへの展開を進める。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22 | 材料でみる株価

ティアックは筆頭株主の異動が材料視されストップ高

■1位株主にエボファンド(EVO FUND、所在地ケイマン諸島)

 ティアック<6803>(東1)は7月7日、急伸し、9時50分過ぎにストップ高の180円(50円高)をつけた。

 6日、親会社及び主要株主である筆頭株主の異動を発表し、2020年6月25日現在で、それまで1位株主で議決権所有割合54.65%だったグローバルアコースティックパートナーズエルエルシーの所有割合がゼロになり、すでに同54.65%所有していたエボファンド(EVO FUND、所在地ケイマン諸島、Richard Chisholm:リチャード・チゾム代表)が1位株主になったとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:07 | 材料でみる株価

インターアクションは「大口受注」が注目されて大きく出直る

■詳細は非開示としたが受注額は1.43億円

 インターアクション<7725>(東1)は7月7日、取引開始後に2028円(91円高)をつけ、大きく出直っている。6日付で「大口受注に関するお知らせ」を発表。詳細は取引先との取り決めにより非開示としたが、受注額1.43億円とし、注目されている。

 20年5月期・第3四半期の連結売上高(2019年6月〜20年2月・累計)は49.49億円、純利益は6.18億円だった。5月通期決算は7月17日に発表の予定。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29 | 材料でみる株価

日経平均は64円安で始まる、為替が円高、一方、NYダウは460ドル高、半導体株指数など最高値

 7月7日(火)朝の東京株式市場は、日経平均が64円54銭安(2万2649円90銭)で始まった。円相場が1ドル107円35銭前後で推移し、前日夕方に比べ15銭前後の円高になっている。

シカゴの日経平均先物は2万2640円となり、6日の東証の日経平均終値を50円ほど下回った。

 一方、NYダウは459.67ドル高(2万6287.03ドル)。NASDAQ総合指数は3取引日連続最高値を更新し、半導体関連株指数のSOXも最高値に進んだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:06 | 今日のマーケット

ベステラは調整一巡

 ベステラ<1433>(東1)は鋼構造プラント設備解体工事に特化したオンリーワン企業である。21年1月期連結業績予想は新型コロナウイルスの影響を考慮して未定としているが、潜在需要が大きいことに変化はないだろう。中期的に収益拡大を期待したい。株価は戻り一服となってモミ合う形だが、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:26 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

トシン・グループは下値切り上げ

 トシン・グループ<2761>(JQ)は首都圏中心に電設資材や住宅設備機器の卸売事業を展開している。21年5月期は減益予想としている。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は小動きだが徐々に下値を切り上げている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

アルコニックスは反発の動き

 アルコニックス<3036>(東1)は商社機能と製造業を融合する「非鉄金属の総合企業」を目指している。21年3月期減収減益予想である。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響を受けるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は戻り一服の形だったが、調整一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。なお8月6日に第1四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

システムサポートは上値試す

 システムサポート<4396>(東1)は、データベース関連・クラウド関連・ERP関連のソリューション事業を主力としている。20年6月期大幅増収増益予想である。新型コロナウイルスによる業績への直接的な影響は限定的だろう。21年6月期も収益拡大を期待したい。株価は6月の上場来高値から一旦反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。なお8月12日に20年6月期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:22 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

カナモトは戻り試す

 カナモト<9678>(東1)は建設機械レンタルの大手である。中期成長に向けて国内営業基盤の拡充、海外展開、内部オペレーション最適化を推進している。20年10月期は先行投資などで減益予想としている。当面は新型コロナウイルスによる工事進捗遅れの影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は着実に下値を切り上げている。戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2020年07月06日

ケンコーマヨネーズは高まるテイクアウト需要に対応、メニューを彩るカラフルな商品が登場

■業務用:2020年秋冬新商品10品発売

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)は、フードサービス業向けにマヨネーズ・ドレッシング類、サラダ・総菜類、タマゴ加工品の新商品計10品を7月15日(水)と8月24日(月)に発売する。

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 今回は、海外トレンドを調査し開発した商品をはじめ、メニューに彩りを添える商品や保存性に優れた商品などを発売する。市場で広がりつつあるテイクアウトやデリバリー需要にも応えるラインナップ。新商品10品を使用したメニューを300以上用意し、外食やコンビニエンスストア、量販店、ベーカリーなど各業態に向けて、きめ細かな提案を行っていく。

<Pick Up! 商品>

 【「薫るトリュフのマヨソース」】世界三大珍味の一つと称されるトリュフ。欧米諸国をはじめとしたグローバル市場では定番テイストの一つで、国内市場でも関心が高まりつつある。人気の味わいを手軽に取り入れられるよう開発した。トリュフ入りきのこペーストと白トリュフオイルを使用した芳醇な香りがメニューに付加価値を与え、高級感を生み出す。

 【「キャベツとセロリのラぺ」】外食や中食、ベーカリーなど各業態でのテイクアウト需要が急速に伸長する中、メニューの見映えを良くする商品への期待が高まっている。また、SNSで発信されるカラフルなメニューも継続して注目されている。本商品は細切りにしたキャベツとセロリの色鮮やかな緑色が特長。メニューに彩りを与え、華やかに仕上げている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:17 | 新製品&新技術NOW

【株式市場】日経平均は前後場とも次第高、14時過ぎに428円高まで上げ大幅に3日続伸

◆日経平均は2万2714円44銭(407円96銭高)、TOPIXは1577.15ポイント(24.82ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億2539万株

 7月6日(月)の東京株式市場は、半導体関連産業の好調報道などを受けて東京エレクトロン<8035>(東1)キーエンス<6861>(東1)が高く始まり、日経平均は10時にかけて100円高。さらに香港・上海株が高いとされて日本製鉄<5401>(東1)日本郵船<9101>(東1)などが動意を強め、日経平均は時間とともに上げ幅を広げて前引け間際には一時353円12銭高(2万2659円60銭)まで上げた。

 後場は、中国景気に敏感とされるファナック<6954>(東1)などが一段高。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が新規投資再開もと伝わり、日経平均は先物主導で14時過ぎに427円63銭高(2万2734円11銭)まで上げた。大引けも上げ幅400円台を保ち大幅高の3.日続伸となった。

 東証1部の出来高概算は10億2539万株、売買代金は1兆8013億円。1部上場2170銘柄のうち、値上がり銘柄数は1888銘柄、値下がり銘柄数は244銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、海運、鉄鋼、非鉄金属、機械、金属製品、空運、繊維製品、などとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:37 | 今日のマーケット

内田洋行は小池都知事のオンライン学習環境整備政策に期待再燃し活況高

■「オンライン学習の推進に向けた経費計上」など注目される

 内田洋行<8057>(東1)は7月6日、大きく出直り、9時30分にかけて8%高の6570円(500円高)まで上げて出来高もすでに前取引日の一日分に達し商盛となっている。

 5日の東京都知事選で2選を果たした現職の小池都知事が、5月の都議会の施政方針で、「オンライン学習の推進に向けた経費も計上」「学習用のパソコン等が家庭にない児童・生徒に貸与する端末につきまして、区市町村にて不足する分を都が調達して貸し出す」「通信環境の確保のための経費も支援」(東京都のホームページ:令和2年第二回都議会定例会・知事所信表明より)などと述べており、政策的な追い風が期待されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 材料でみる株価

麻生フオームクリートが急伸、球磨川の豪雨災害を受け連想買い集中

■ストップ高の630円(100円高)で始値つく

 麻生フオームクリート<1730>(JQS)は7月6日、買い気配で始まり、9時半前にストップ高の630円(100円高)で始値がついた。コンクリート製品や地盤改良工事などを行い、九州地区に強いため、熊本県南部の球磨川流域で発生した未曽有の豪雨災害を受けて連想買いが集中したとみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:36 | 材料でみる株価

ペッパーフードSが急伸、米国子会社の整理など発表し注目再燃

■「並大抵のリストラでは効果薄」の見方あるが再び出直る

 ペッパーフードサービス(ペッパーフードS)<3053>(東1)は7月6日、急伸商状で始まり、取引開始後に16%高の528円(73円高)をつけて大きく出直っている。

 3日の取引終了後、「ペッパーランチ」事業などを行う連結子会社(株)JPの全株式の譲渡、米国の連結子会社であるKC社の破産申立てなどを発表。リストラ策が注目されている。

 前週末取引日の3日は、「ペッパーランチ」事業の売却観測報道を受けて高く始まったものの大引けにかけては値を保てず、「並大抵のリストラでは効果がないとみられているようだ」(市場関係者)との声があった。今回の発表では、ほかに「いきなり!ステーキ」事業部門を含む構造改革も発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 材料でみる株価

日経平均は34円高で始まる、朝の円相場は小幅円安基調

 7月6日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が34円79銭高(2万2341円27銭)で始まった。

 朝の円相場は1ドル107円50銭前後で推移し、前週末夕方に比べ10銭前後円安となっている。

 前週末のNY株式は独立記念日の振替え休日で休場だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:04 | 今日のマーケット

【特集】リスクオフ関連の金価格関連株、キャッシュリッチ関連株に注目

特集 週明けは、小池百合子都知事再選のご祝儀相場から始まるかもしれず、リスクオンかリスクオフか何とも悩ましいことになるが、やはり国内では、熊本県・鹿児島県の豪雨被害の影響や米国など海外の感染者の動向をなおウオッチする慎重さが不可欠となるはずだ。そこで今週の当特集では、一歩後退、二歩前進よろしく、まずはリスクオフに肩入れしてリスクオフ関連の金価格関連株、キャッシュリッチ関連株に注目してみることとした。

■貴金属リサイクル関連3社は前期業績を再三の上方修正実績

 金先物価格は、今年7月1日に一時、1トロイオンス=1807ドルまで9年ぶりに高値となり、前週末2日も1790ドルの高値をキープした。早期の経済活動再開による新型コロナウイルス感染症の感染再拡大でリスクオフ買いが増勢となり、ゴールドマン・サックス証券が、金先物価格の12カ月見通しを1トロイオンス=1800ドルから2000ドルに引き上げたこともサポート材料となった。

 日本株の関連株は、まず産金株では、菱刈鉱山の住友金属鉱山<5713>(東1)、黒鉱や貴金属リサイクルのDOWAホールディングス<5714>(東1)、ついで貴金属リサイクルのアサヒホールディングス<5857>(東1)アサカ理研<5724>(JQS)松田産業<7456>(東1)が上げられる。このうちDOWAHDやアサヒHD、松田産業が、期中に前2020年3月期業績を上方修正し増配、自己株式取得を実施し、アサカ理研も今2020年9月期第2四半期業績を上方修正するなど金価格上昇の恩恵を受けている。

 このほか小型株の商品先物会社の岡藤ホールディングス<8705>(JQS)フジトミ<8740>(JQS)小林洋行<8742>(東1)豊商事<8747>(JQS)なども、金価格上昇の感応度が高く見逃せない。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:35 | 特集

【どう見るこの相場】一歩後退、二歩前進でまずはリスクオフ?!金関連株とキャッシュリッチ株に再照準

どう見るこの相場

 リスクオンかリスクオフか?……3連休前の2日の米国市場では、リスクオンの株価や原油先物(WTI)価格が上昇するとともに、リスクオフの10年物国債や金先物価格も上昇する相反する投資シーンが現出した。経済活動の再開効果により雇用者数の増加や、企業の景況判断指数が市場予想を上回り、景気のV字回復を期待して株価とWTI価格が上昇し、一方、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が過去最高となり、飲食店の営業再開を中止・延期する動きもあって、景気下ぶれ懸念から10年物国債や金先物が買われた。それぞれのカタリストに対して至極当然の合理的な投資反応となったが、売り方と買い方が、互いの強気と弱気との間で股裂き状態にならなかったのか心配した。

 実は、リスクオンとリスクオフが同一方向に動くのは今回が初めてではない。象徴的だったのは今年3月16日で、ニューヨーク・ダウ工業株30種平均(NYダウ)が、史上最大の2997ドル安と急落としたときも、WTI価格は史上初のマイナスとなるとともに、10年物国債も金価格も売られた。ついに「地球最後の日」に見舞われたかと愕然としたが、トランプ大統領の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の長期化示唆発言でリスクオンの株とWTI価格が急落し、つれてこの損失穴埋めにリスクオフの国債や金先物までも売って現金ポジションを高めた結果である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:32 | どう見るこの相場

夢真ホールディングスは調整一巡

 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は建設技術者派遣や製造・IT業界向けエンジニア派遣を展開している。20年9月期(IFRS任意適用)は増収増益予想としている。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が意識されるが、収益拡大を期待したい。株価は反発力が鈍く戻り一服となったが、調整一巡して出直りを期待したい。なお8月7日に第3四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:30 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ピックルスコーポレーションは上値試す、21年2月期は上振れの可能性

 ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は漬物・キムチ製品の最大手である。主力の「ご飯がススム キムチ」ブランド力が向上し、キムチ製品や惣菜製品の拡大、EC・外食・小売領域への展開を推進している。21年2月期第1四半期は大幅増収増益だった。通期の微増益予想を据え置いたが、上振れの可能性が高いだろう。株価は好業績を評価して急伸し、19年12月の上場来高値に接近している。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:29 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

生化学工業は調整一巡

 生化学工業<4548>(東1)は関節機能改善剤アルツが主力の医薬品メーカーである。21年3月期連結業績・配当予想は未定としている。当面は新型コロナウイルスの影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は戻り一服の形となったが、調整一巡して出直りを期待したい。なお7月31日に第1四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

松田産業は反発の動き

 松田産業<7456>(東1)は貴金属関連事業および食品関連事業を展開している。21年3月期の連結業績予想は未定(配当は増配予想)としている。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏から反落したが、調整一巡して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:25 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

川崎近海汽船は下値切り上げ

 川崎近海汽船<9179>(東2)は近海輸送と内航輸送を主力としている。21年3月期の連結業績予想および配当予想は未定としている。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は小動きだが着実に下値を切り上げている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:24 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2020年07月03日

エスプールはポートフォリオ経営でコロナ禍をうまく分散し売上高、営業利益など最高を更新

■第2四半期連結決算、売上高は19%増加し純利益は39%増

 エスプール<2471>(東1)が7月3日発表した2020年11月期・第2四半期の連結決算(19年12月〜20年5月、累計)は、領域の異なる事業を複数展開するポートフォリオ経営によりコロナ禍をうまく分散でき、半数の部門が過去最高の売り上げを更新、連結売上高は前年同期比17.6%増の97億5900万円となり、上半期としての最高を大きく更新した。
 
■障がい者雇用支援の部門売上高は19%増加

 新型コロナウイルス流行の影響は、セールスサポートサービスなどの対面型のサービスでは影響があったが、ロジスティクスアウトソーシングサービスは巣ごもり需要によりEC通販が大きく拡大したため好調に推移。採用支援サービスは飲食等のデリバリーやスーパー等の採用増によりほぼ計画通りに推移した。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:53 | 決算発表記事情報

AGCが2日続伸、FRONTEOの自然言語解析AIエンジンを活用しガラス製造の熟練技術やノウハウを集約

■課題だった熟練技術者から若手技術者への技能伝承が可能に

 AGC<5201>(東1)は7月3日、3020円(15円高)で終わり、2日続伸となった。2日、FRONTEO<2158>(東マ)と共同で、コンピューター上にガラス製造の知見を集約し、AIを用いて簡単にその知見を引き出すことができる、AI Q&Aシステム「匠KIBIT」を開発したと発表し、注目が強まった。

 発表によると、ガラス製造は、溶解・成形・加工などの複数の技術が組み合わされており、操業には独自の高い技術力が必要。技術力が>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:14 | 材料でみる株価

【小倉正男の経済コラム】新型コロナ禍:「奇妙な勝利」の危険すぎる現実

■「奇妙な勝利」を誤認してはならない

kk1.jpg 3月からずっとテレワークということで、久々に「リアルワーク」で東京に出てみた。人の動きが以前に戻っている。いわば、電車を含めて「3密」となっている。

 国も東京都も新型コロナウイルスでの「奇妙な勝利」に奇妙な自信を持ち過ぎているのではないか。

 「奇妙な勝利」は褒め言葉ではないのに、褒められたと思っている模様だ。「最悪の想定」どころか、相変わらず「最善の想定」で人々を動かしている。

■日本は「危機管理」ではボロボロな実体

 7月2日、新型コロナ感染者数だが、緊急事態宣言解除後で最悪な記録となった。東京都が107人、全国で196人――。それでも国などは検査を拡充した結果だと政策の「無謬」を強調している。

 野村克也氏(故人)の「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」ではないが、「不思議な勝ち」にたまたま恵まれたことを誤認してはならない。

 もっとも批判や文句しか取り柄がないような野党がやっていたらもっと酷いことになっていたかもしれない。そうした低レベルといっては申し訳ないが、政府・与党も「危機管理=クライシスマネジメント」ではボロボロである。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:39 | 小倉正男の経済コラム