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2020年08月05日

【株式市場】米中経済協議の観測などで日経平均は後場一時19円安まで大きく回復しJPX日経400は高い

◆日経平均は2万2514円85銭(58円81銭安)、TOPIXは1554.71ポイント(0.55ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億480万株

 8月5日(水)後場の東京株式市場は、米中の閣僚級経済協議が15日にも開催とされ、日本製鉄<5401>(東1)日本郵船<9101>(東1)、などが一段高で始まり、日本製鉄はその後もジリ高。日経平均も大きく戻して78円安で始まり、一時19円40銭安(2万2554円20銭)まで回復した。大引けは日経平均、TOPIXとも小反落だがJPX日経400は続伸。

 後場は、昼前に四半期決算を発表した帝人<3401>(東1)が一段高。13時過ぎに発表した日清食品HD<2897>(東1)も一段高。「金」の国内市況が最高値と伝えられ、金山を持つ住友金属鉱山<5713>(東1)が一段ジリ高。アドテックプラズマテクノ<6668>(東2)は千円とび台まで下げて調整完了感とされ大きく出直り、ベガコーポレーション<3542>(東マ)は2日連続ストップ高に続き大幅高。出前館<2484>(JQS)は8月決算に期待とされて高値を更新。

 一方、昨日、吉村大阪府知事の「ポビドンヨード」発言が材料とされて終盤に急動意となった明治HD<2269>(東1)は朝から急反落のままだが、吉村府知事の14時会見を前に幾分持ち直す場面があった。

 東証1部の出来高概算は12億480万株(前引けは5億7412万株)、売買代金は2兆1781億円(前引けは1兆301億円)。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は981(前引けは632)銘柄、値下がり銘柄数は1090(同1454)銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種(前引けは9業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉄鋼、非鉄金属、石油。石炭、鉱業、その他製品、輸送用機器、卸売り、サービス、化学、海運、精密機器、などとなった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:35 | 今日のマーケット

アニコムHDは新型コロナ感染者のペットお預かりや一律5万円のお見舞金が注目され出直り拡大

■お預かりしたペットの陽性を確認との直近発表を受け改めて注目される

 アニコム ホールディングス(アニコムHD)<8715>(東1)は8月5日の後場、一段と強含み、13時過ぎには8%高の4635円(350円高)まで上げて2日続伸基調の出直り拡大となっている。

 ペット保険の大手で、新型コロナウイルスに感染した方の飼育するペットをお預かりするプロジェクト『#StayAnicom』を4月10日から実施しているほか(4月10日発表)、同社のペット保険の契約者および被保険者が新型コロナウイルス感染症(COVID−19)と診断された場合、一人一律5万円のお見舞金を支給している(4月20日発表・5月25日更新)。

 8月3日付で「お預かりしたペット、PCR検査で『陽性』を確認」と発表し、これらの施策が事業拡大につながる可能性などが改めて注目されている。なお、お見舞金については総額3000万円を上限とし、これを超えた時点でお支払いを終了、とある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:56 | 材料でみる株価

帝人は後場一段と強含む、第1四半期減益だが株価は買い先行

■3月通期の連結業績予想は純利益のみ小幅下方修正

 帝人<3401>(東1)は8月5日の後場、一段と強含んで始まり、取引開始後に1683円(47円高)まで上げて続伸幅を広げている。同日の午前11時半に第1四半期(2020年4〜6月)の連結決算と通期純利益予想の小幅下方修正を発表し、株価は買い先行となった。

 第1四半期は、新型コロナウイルス流行の中で、医薬品・在宅医療・新規ヘルスケアなどの事業は堅調だったが、自動車・航空機産業向けのアラミド複合材料・炭素繊維事業などの環境が厳しく、連結売上高は前年同期比16.5%減の1791.13億円となり、営業利益は同25.8%減の125.88億円だった。

 3月通期の連結業績予想については、親会社株主に帰属する四半期純利益のみ5月時の予想を13%引き下げて200億円の見込み(前期比20.8%減)とし、ほかは据え置いた。売上高の予想は7500億円(前期比12.2%減)、営業利益は400億円(同26.4%減)、1株利益は104円19銭。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:30 | 業績でみる株価

【株式市場】米国発の円高受け日経平均は一時217円安だが徐々に持ち直す

◆日経平均は2万2431円14銭(142円52銭安)、TOPIXは1546.29ポイント(8.97ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億7412万株

 8月5日(水)前場の東京株式市場は、米金利の低下などにより円相場がNY市場から円高になり、日経平均は反落の94円安で始まり、10時にかけて217円41銭安(2万2356円25銭)まで下押した。中で、日本製鉄<5401>(東1)が9時半には堅調に転じて4日発表の四半期決算が吟味される様子になり、ENEOSホールディングス<5020>(東1)などの石油株は原油市況の回復などが言われて続伸基調。日経平均は前引けにかけて徐々に持ち直した。

 キッコーマン<2801>(東1)が昨4日のストップ高に続き一段高となり四半期決算を連日好感。東京衡機<7719>(東2)は7月中旬発表の大幅増益決算を再評価とされて出直り拡大。ロジザード<4391>(東マ)は8月中旬発表の6月決算に期待とされて一段高。アールシーコア<7837>(JQS)は決算発表後の売り一巡とされて急激に回復。

 東証1部の出来高概算は5億7412万株、売買代金は1兆301億円。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は632銘柄、値下がり銘柄数は1454銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種が値上がりし、石油。石炭、非鉄金属、その他製品、鉄鋼、鉱業、精密機器、サービス、卸売り、化学、が高い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:03 | 今日のマーケット

イメージワンは東京都の「医薬品卸売販売業」許可が注目されストップ高

■近日中にPCR検査試薬などの取扱いを予定とし注目集中

 イメージ ワン<2667>(JQS)は8月5日、取引開始後にストップ高の488円(80円高)で売買されたまま買い気配を続け、値上がり率は19.6%で11時現在JASDAQ市場の値上がり率トップに躍り出ている。

 4日の夕方、東京都から医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保に関する法律第24条第1項により、医薬品卸売販売業の許可を受けたと発表。許可日は2020年6月24日、近日中にPCR検査試薬及び抗体検査キットの取扱を予定しているとした。

 4日は、東京都医師会が都内に1400ヵ所の検査所(都民1万人につき1ヵ所)の設置を要望したと伝えられたこともあり、PCR検査試薬などの新事業が出足好調にスタートする期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:15 | 材料でみる株価

テンポイノベーションが大幅続伸、新型コロナによる減益を消化の見方

■飲食店向け事業のため第1四半期4割減益だが支援情報など全社で対応

 テンポイノベーション<3484>(東1)は8月5日、大幅続伸となり、10時30分にかけては7%高に迫る663円(41円高)前後で推移し、7月22日以来2週間ぶりに650円台を奪回した。

 飲食店特化型の店舗あっせん事業を行い、8月3日に発表した第1四半期の連結業績(2020年4〜6月)は、新型コロナ流行による飲食業への打撃が大きかったため営業利益が前年同期比46.3%減の1.0億円など、各利益とも同4割減となった。しかし、株価は発表日まで7日続落だっただけに、業績動向はほとんど消化されたと見られている。

 第2四半期、通期の業績予想は未定としたが、第1四半期から全社を挙げて既存出店者に対する応対や家主への賃料交渉等に注力。また、ホームページも駆使して国や自治体のコロナ関連支援策(給付金・協力金・特別融資等)をキメ細かく紹介し、適切な活用を促す側面支援策も実施。出店希望者向け居抜き店舗情報サイト『居抜き店舗.com』では、お店の新型コロナ予防対策の事例紹介も行っている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:05 | 業績でみる株価

JCUが高値更新、メッキ薬大手でクルマ向け鈍化だが5G向けなど好調

■自社株買いも発表し好感される

 JCU<4975>(東1)は8月5日、一段高となり、取引開始後に10%高の3590円(315円高)まで上げて株式分割など調整後の上場来高値に進んだ。4日、第1四半期の連結決算(2020年4〜6月)と自己株式の取得(自社株買い)を発表。好感されている。

 メッキ薬の大手で、第1四半期は自動車部品向けが新型コロナ流行による生産ダウンの影響を受けて国内外とも鈍化したが、電子部品向けは、中国で5G基地局アンテナ用プリント基板、5G対応の監視カメラ用プリント基板が増加し好調、台湾も高機能電子デバイス向けプリント基板、サーバー向け半導体パッケージ基板が増加し好調に推移。連結営業利益は前年同期比7.7%増加し13.77億円となった。通期の業績予想は全体に据え置き、営業利益は前期比1.6%増の64億円。

 自社株買いは、普通株式40万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.51%)または取得総額10億円を上限に、2020年8月5日から21年2月28日まで市場買付にて実施する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 業績でみる株価

蛇の目ミシンが高値更新、5月に業績予想を増額修正し7日の四半期決算発表に注目強まる

■高付加価値製品が伸びマスク手作りで家庭用ミシンも好調

 蛇の目ミシン工業<6445>(東1)は8月5日、一段高で始まり、取引開始後に7%高の524円(36円高)をつけ、1ヵ月半ぶりに年初来の高値を更新した。

 第1四半期決算の発表を8月7日に予定。5月に業績予想を増額修正し、高付加価値製品の拡大や新型コロナ流行にともなうマスク手作りの需要などから家庭用ミシンが好調とした。このため、7日の発表が注目されている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:33 | 業績でみる株価

ソニーが8年ぶりの高値、第1四半期好調で未定だった通期予想と自社株買いも発表

■第1四半期の連結純利益は53%増加

 ソニー<6758>(東1)は8月5日、一段高で始まり、取引開始後に8838円(152円高)をつけて2012年以来の水準に進んだ。

 4日の取引終了後、第1四半期連結決算(2020年4〜6月、米国基準)と未定だった21年3月期・通期の連結業績予想、および自己株式の取得(自社株買い)を発表。第1四半期の営業利益は前年同期比1.1%減(2283.95億円)にとどまり、株主に帰属する四半期純利益は同53.3%増(2332.51億円)。注目が強まった。

 今3月期の連結業績予想は、売上高および営業収入が8兆3000億円(前期比0.5%増)、営業利益が6200億円(同26.7%減)、純利益は同12.4%減の5100億円。

 また、自社株買いは、普通株式2000万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.64%)または取得総額1000億円を上限に、2020年8月5日から21年3月31日まで、市場買付により実施する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16 | 業績でみる株価

ゼリア新薬工業は21年3月期1Q減収減益だが通期増収増益予想

(決算速報)
 ゼリア新薬工業<4559>(東1)は8月4日の取引時間終了後に21年3月期第1四半期の連結業績を発表した。薬価改定や為替などの影響で減収減益だった。未定としていた通期予想は増収増益予想とした。通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は通期増収増益予想で安心感を強める動きとなりそうだ。戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:11 | 決算発表記事情報

日経平均は94円安で始まる、円高、シカゴ日経先物が軟調、米NASDAQは2日連続最高値

 8月5日(水)朝の東京株式市場は、日経平均が93円94銭安(2万2479円72銭)で始まった。円相場が米金利低下などを映して円高に振れている。

 NYダウは3日続伸の164.07ドル高(2万6828.47ドル)となり、NASDAQ総合指数、SOX(フィラデルフィア半導体株指数)は2日連続最高値を更新した。

 また、シカゴの日経平均先物は2万2500円となり、4日の東証の日経平均終値を74円ほど下回った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:07 | 今日のマーケット

USEN−NEXT HOLDINGSは20年8月期大幅営業・経常増益予想

 USEN−NEXT HOLDINGS<9418>(東1)は、音楽配信や店舗ソリューションなどの店舗サービス事業を主力としている。20年8月期は新型コロナウイルスの影響を吸収して大幅営業・経常増益予想である。21年8月期も収益拡大を期待したい。株価はボックス展開だが、レンジ下限からの反発を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:06 | 株式投資ニュース

ALiNKインターネットは天気予報専門サイトを運営、21年2月期増収増益予想

 ALiNKインターネット<7077>(東マ)は、天気予報専門サイト「tenki.jp」運営を主力としている。21年2月期増収増益予想である。第1四半期の進捗率は低水準だったが、通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は戻り高値圏から反落したが、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:03 | 株式投資ニュース

カナモトは調整一巡、災害復旧・インフラ関連工事は堅調

 カナモト<9678>(東1)は建設機械レンタルの大手である。中期成長に向けて国内営業基盤の拡充、海外展開、内部オペレーション最適化を推進している。20年10月期は先行投資などで減益予想としているが、災害復旧やインフラ関連工事は堅調に推移すると考えられる。収益拡大を期待したい。株価は上値の重い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。なお9月4日に第3四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:55 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ティムコは調整一巡、20年11月期は下期回復期待

 ティムコ<7501>(JQ)はフィッシング用品およびアウトドア用品の企画・開発・販売事業を展開している。20年11月期予想は未定としている。第2四半期累計は新型コロナウイルスの影響を受けたが、下期には売上が緩やかに回復に向かうことを期待したい。株価は6月の年初来高値圏から反落したが、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ピックルスコーポレーションは上値試す、21年2月期増収増益予想

 ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は漬物・キムチ製品の最大手である。主力の「ご飯がススム キムチ」ブランド力が向上し、キムチ製品や惣菜製品の拡大、EC・外食・小売領域への展開を推進している。21年2月期増収増益予想である。目先的には長梅雨・日照不足による野菜価格上昇が懸念材料として意識される可能性もあるが、影響は限定的だろう。収益拡大を期待したい。株価は年初来高値圏から反落したが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【注目銘柄】キリン堂HDは「巣ごもり消費」関連株人気を業績上方修正が支援し続伸

 キリン堂ホールディングス<3194>(東1)は、前日4日に37円高の2794円と続伸して引けた。この日も東京都の新型コロナウイルス感染症の感染者が309人確認され、8日連続の200人超となっており、とくに同社の主力エリアの関西で大阪府の吉村洋文知事が、独自に一部地域の飲食店の休業や営業時間短縮を要請したことから、外出自粛で「巣ごもり消費」が再び盛り上がるとして関連株買いが増勢となった。同社は、今年7月10日に今2021年2月期業績を上方修正し、連続して過去最高業績を更新し、ドラッグストア業界でカワチ薬品<2664>(東1)と並んで最割安グループであり、値ごろ的に低位にありこの比較感も買い手掛かり視されている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:04 | 注目銘柄