株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2022年06月13日

アスカネットは23年4月期増収増益・増配予想、さらに上振れ余地

(決算速報)
 アスカネット<2438>(東証グロース)は6月10日の取引時間終了後に22年4月期業績(非連結)を発表した。コロナ禍の影響が和らぎ、稼働率上昇効果などで大幅増益だった。23年4月期は引き続きコロナ禍影響緩和などで増収増益、そして増配予想としている。人員拡充、積極的な研究開発活動の継続、原材料費や仕入価格の上昇、広告宣伝費の増加などを考慮して小幅増益にとどまる予想としているが、保守的な印象が強く上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急騰した3月の年初来高値圏から反落してモミ合う形だが、調整一巡感を強めている。好業績を評価して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:14 | 決算発表記事情報

シナネンホールディングスは戻り歩調、23年3月期営業利益横ばい予想だが保守的

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は脱炭素社会を見据えるグローバル総合エネルギーサービス企業グループである。成長戦略としてシェアサイクル事業・再生可能エネルギー事業・新規事業への戦略投資を推進している。23年3月期はIT関連投資推進が減益要因となるが、仕入価格上昇分の販売価格への転嫁やシェアサイクル事業の利益貢献などで吸収して、営業利益横ばい予想としている。保守的な印象が強く上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は水準を切り上げて戻り歩調だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:14 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ヒーハイストは下値固め完了、23年3月期減益予想だが保守的

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。23年3月期は原材料価格や物流費の高騰、さらに「スマート生産プロジェクト」の一環とする設備投資など成長投資などの影響を考慮して減益予想としているようだが、保守的だろう。上振れを期待したい。株価は23年3月期減益予想を嫌気して3月の年初来安値に接近する場面があったが、その後は売り一巡して下値固め完了感を強めている。低PBRも評価材料として出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:13 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【株式市場特集】株安許容度を高めている銘柄にアプローチ、市場区分再編の関連銘柄が浮上

 今週の当特集では、株安許容度を高めている、あるいは許容度を高めざるを得ない銘柄にアプローチしてみることにした。浮上するのは、今年4月に実施された東証の市場区分再編の関連銘柄である。

 市場再編銘柄が、浮上するキッカケとなったのはメルカリ<4385>(東証プライム)である。同社株は、5月31日に東証グロース市場から東証プライム市場への上場が承認され、株価は、窓を開けて200円超高し、その後の6月7日の上場日を挟み高値波乱となっているが、TOPIX(東証株価指数)に組み入れられる今年7月末までになお一山も二山もの需給相場があるとの見方が有力である。マーケットでは、すでに大手証券がスクリーニングした候補銘柄を中心に「第2のメルカリ」探しも始まった。昨年7月以来、第一次判定でメルカリのグロース市場上場が決まり、市場再編関連株への熱気が急速に消失したのとは様変わりである。

 ところが注目したいのは、この「第2のメルカリ」ではない。今年1月11日に東証が、上場基準には不適合だが、適合計画書を作成・提出して経過措置としてプライム市場の上場が承認した296社である。このいわば仮免許のプライム市場銘柄は、その後、適合計画書の進捗状況を公表している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:46 | 特集

【どう見るこの相場】仮免プライム市場銘柄の年初来高値更新組はそれでも株安許容度に期待して順張り一考余地

 「下は大火事、上は大水、なーんだ?」と聞く謎々は、昭和世代のシニアにはお馴染みだろう。答えの「お風呂」も、たちまち口に出るはずだ。下の風呂釜で薪を燃やし上の風呂桶に張った水を沸かす五右衛門風呂スタイルである。しかし今時の「お風呂」は、ほとんどがガス釜の外置き型で浴槽と横並びとなっているから、若年世代が、五右衛門風呂をほとんど目にすることもなく見当が付きにくく答も間違いとなる。そこで兜町流に頭をフル回転させて謎解きした結果、正解の一つに導き出されたのが、欧米同時株安である。

 米国、EU(欧州連合)で資源価格の高騰やサプライチェーンの混乱で消費者物価が急上昇し、インフレ抑制のための金融引き締め策が加速し、リセンション(景気後退)懸念を強め、下も上も揃って株価が急落しているからだ。EUは、今年9月に政策金利を引き上げ、米国では、今週14日〜15日開催のFOMC(公開市場委員会)での引き上げ幅が、0.75%に拡大するとの観測まで出て、前週末10日にダウ工業株30種平均(NYダウ)が、880ドル安と大幅続落した。

 日本でも値上げラッシュが続き消費者物価、企業物価とも上昇中で、物価問題が参議院選挙の争点として政治問題化しそうである。日本銀行は、欧米の中央銀行と異なり独り異次元金融緩和を続けており、その黒田東彦総裁が、値上げラッシュに対して講演会で「家計の値上げ許容度は高まっている」と口走り、慌てて取り消し、謝罪した。黒田総裁流にいえば、週明けの東京市場は、欧米株安への許容度が高まっているのかが問われることになる。そこで今週の当特集では、株安許容度を高めている、あるいは許容度を高めざるを得ない銘柄にアプローチしてみることにした。浮上するのは、今年4月に実施された東証の市場区分再編の関連銘柄である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:46 | どう見るこの相場

東京エネシスは急伸、関西電力の返発再開時期前倒し発表を受けメンテナンス需要などに期待強まる

■長年にわたり原子力発電所の建設、保守点検などに携わる

 東京エネシス<1945>(東証プライム)は6月13日、急伸商状となり、取引開始後に12%高の1118円(122円高)まで上げた後も1100円前後で推移し、1月につけた年初来の高値を更新している。発電所・変電所の電力関連設備の建設・メンテナンスなどを行い、「長年にわたり原子力発電所や使用済核燃料再処理工場の建設、保守点検など一貫した工事に携わって」(同社HPより)いる。関西電力<9503>(東証プライム)が前週末取引日・10日の15時に美浜発電所3号機の運転再開時期の前倒しを発表したことを受け、他の電力会社でも原発の再稼働に向けた動きが活発化する期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 材料でみる株価

関西電力が逆行高、美浜発電所3号機の運転再開時期の前倒しを好感

■東京電力HDなども高い、日経平均は600円安

 関西電力<9503>(東証プライム)は6月13日、出直り基調で始まり、取引開始後は3%高の1265円(38円高)まで上げ、日経平均の600円安などに逆行高となっている。前週末取引日・10日の15時に美浜発電所3号機の運転再開時期の前倒しを発表し、発電コスト削減や夏の電力不足への対応に期待が出ている。東京電力ホールディングス<9501>(東証プライム)なども高い。

 「美浜発電所3号機・特定重大事故等対処施設・運用開始時期」は2022年7月下旬(変更前:2022年9月頃)とし、「美浜発電所3号機・運転再開(並列)時期」は2022年8月12日(変更前:2022年10月20日)とした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:13 | 材料でみる株価

日経平均は455円安で始まる、為替は円安、NY株はダウ880ドル安

 6月13日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が454円63銭安(2万7369円65銭)で始まった。円相場は134円70銭前後で始まり、米金利上昇などを受けて円安再燃。ただ、財務省などは前週末に円安への警戒感を示した。

 NY株式は3指数とも3日続落し、ダウは880.00ドル安(3万1392.79ドル)となった。5月のCPI(消費者物価指数)が8.6%増加し、40年ぶりの高い伸び率と伝えられ、金利が再び上昇した。

 14〜15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で示される利上げ幅について、一部では0.50%ではなく0.75%になるとの予想も出ている模様。一方、日銀の金融政策決定会合は16〜17日に予定され、引き続き現状維持を継続すると見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:02 | 今日のマーケット
2022年06月11日

【注目銘柄】ワイエイシイホールディングスは目先調整一巡感から割安修正買いが増勢

 ワイエイシイホールディングス<6298>(東証プライム)は、5月30日につけた年初来高値1949円を視界に捉えている。同社株は、今年5月13日に発表した今2023年3月期業績が、連続して大幅続伸と予想されて市場コンセンサスを上回り、配当も連続増配を予定していることに反応してストップ高、窓を開けて年初来高値1949円まで3割高し、この利益確定売りで窓埋めを続けてきたが、目先調整は一巡したとして割安修正買いが増勢となった。テクニカル的にも、5日移動平均線が25日線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、足元の高値調整場面でも下値が25日線をキープしていることもサポート材料視されている。

■EV向けテーピング装置とパワー半導体のレーザアニーラが業績牽引

 同社の今2023年3月期業績は、売り上げ300億円(前期比31.6%増)、営業利益30億円(同91.5%増)、経常利益28億円(同87.7%増)、純利益17億円(同53.5%増)と大幅続伸が見込まれ、利益は、市場コンセンサスを3億円〜6億円上回る。メカトロニクス事業で5Gなどの電子部品やEV(電気自動車)などの車載部品向けのテーピング装置、パワー半導体素子用のレーザアニーラが好調に推移しており、前期伸び悩んだディスプレイ関連事業や産業機器関連事業の収益改善を進めることが寄与する。

 配当は、東証の市場区分再編に際して流通株式時価総額が上場基準に不適合となり、この適合計画書で連結配当性向を30%とするとしており、前期配当は、前期業績の上方修正とともに年間36円(前々期実績20円)に大幅増配し、今期も50円と連続大幅増配を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:58 | 注目銘柄

【小倉正男の経済コラム】アップルが中国離れ、「ゼロコロナ」でリスク極大化

■長期ロックダウンでGDP(4〜6月)はマイナス成長

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 中国経済が分岐点に立っている。あるいは、曲がり角を迎えているといったほうがよいかもしれない。

 中国のGDP(国内総生産)だが、1〜3月は実質成長率で4・8%増(前年同期比)だった。不動産開発投資が一服状態に入っているが、消費、民間投資などが順調だった。だが、3月には消費が急減速し、飲食などが大幅なマイナスに転じている。この時期、新型コロナ感染症が徐々に都市部に浸透し始めたことを示している。

 4〜6月のGDPは、マイナス成長に陥るという見方が出ている。「ゼロコロナ政策」による上海など各都市・地域の長期ロックダウン(都市封鎖)が本格化し、経済そのものが停止したためである。

 日本の自動車産業なども上海などから部品供給が止まり、国内工場の操業を一時的に休止する動きが表面化している。6月には上海などのロックダウンが解除された。だが、中国の長期ロックダウンは、中国に集中しているサプライチェーンが寸断され、機能不全に陥るというリスクを顕在化させた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:49 | 小倉正男の経済コラム
2022年06月10日

【株式市場】日経平均は6日ぶりに下げ422円安、後場は米経済指標待ちで手控え

◆日経平均は2万7824円29銭(422円24銭安)、TOPIXは1943.09ポイント(25.96ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は伸びず12億7253万株

 6月10日(金)後場の東京株式市場は、今夜発表の米国消費者物価指数によっては米国の利上げ姿勢が強まる可能性があることなどで様子見ムードが漂い、景気敏感株でもある日本製鉄<5401>(東証プライム)ファナック<6954>(東証プライム)などは前場下げたまま前引けの水準で一進一退となり、任天堂<7974>(東証プライム)も前引けの水準で弱もみあい。日経平均は342円安で始まり、13時半頃に前場の安値を割り451円36銭安(2万7795円17銭)まで下げる場面があった。大引けは6日ぶりの下落となった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:40 | 今日のマーケット

アイリッジはコ−ナン商事のスマートフォンアプリを開発支援

■マーケティング設計とFANSHIP導入も担当

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 アイリッジ<3917>(東証グロース)は、コーナン商事<7516>がこの6月7日にリニューアルしたスマートフォンアプリ「コーナンアプリ」を開発支援したと発表した。「コーナンアプリ」はコーナン商事が全国に400店舗以上展開する「コーナン」「コーナンPRO」「キャンプデポ」の公式アプリで、アイリッジはリニューアル開発に加え、アプリの利用を促進するためのマーケティング設計とアプリマーケティングツール「FANSHIP」導入も担当している。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:53 | プレスリリース

リミックスポイントは後場ストップ高、資本提携先が提携時の約束を超えて買い増しているとされ思惑・憶測膨らむ

■SBIホールディングスが8%近く保有と伝わり提携時の5%を上回る

 リミックスポイント<3825>(東証スタンダード)は6月10日の後場一段と上げ、13時頃からはストップ高の714円(100円高)で売買されている。資本業務提携するSBIホールディングス<8473>(東証プライム)が9日に提出した大量保有の変更報告書でリミックスポイント株の保有割合が7.78%と伝えられた。提携時の「株式5%の取得」を上回って買い進んでいることになり、がぜん、思惑・憶測が膨らむ形になった。提携後につけた2018年以来の高値727円(22年5月17日)に迫っている。

 リミックスポイントとSBIホールディングスは2022年5月12日に資本業務提携を発表し、「SBIホールディングスによる当社株式5%の株式市場を通じての取得、及びSBIホールディングスのグループ会社に対する当社連結子会社(孫会社)である株式会社ビットポイントジャパンの株式51%の譲渡を伴う、包括的な資本業務提携」を結んだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:30 | 材料でみる株価

【どう見るこの株】村田製作所は蓄電池メーカーとして関心高まるか

 村田製作所<6981>(東証プライム)は6月10日、236円安(2.8%安)の8655円まで下げて続落している。

■7年ぶりの節電要請で蓄電池メーカーが注目

 政府が7日、家庭や企業に対して、今夏の7年ぶりとなる全国規模での節電を要請した。東北・東京・中部のエリアで、予備率が3.1%ギリギリの状況という。蓄電池メーカーに対する関心は高く、折に触れ物色の矛先が向かうと予想する。

 中でも同社は、車載用やスマートフォン用のリチウムイオン電池で世界上位。同社の「All−in−One 蓄電池システム」は、太陽光発電の余剰売電、蓄電池活用による買電節約、非常時の電力供給に対応しており、注目度は高い。

■連続最高益更新、連続増配を予定

 足元の業績は、今2023年3月期売上高1兆9300億円(前期比6.5%増)、営業利益4400億円(同3.8%増)、経常利益4420億円(同2.1%増)、純利益3240億円(同3.1%増)の連続最高益更新を見込む。年間配当は、150円(同20円増)の連続増配を予定している。

 コネクティビティモジュールや高周波モジュールがスマートフォン向けで減少するものの、コンデンサやインダカーエレクトロニクスクタ、EMI除去フィルタがカーエレクトロニクス向けに増加する見通しのほか、リチウムイオン二次電池もパワーツール向けで増加する見通し。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:44 | どう見るこの株

ウェルス・マネジメントが大きく出直る、決算説明資料と説明動画の発表を受け注目再燃

■ホテル事業は底打ち黒字拡大見込み連続最高益更新を見込む

 ウェルス・マネジメント<3772>(東証スタンダード)は6月10日、一段高となり、前引けにかけて13%高の3030円(355円高)まで上げて2021年以来の3000円台に進み、後場は13時過ぎには10%高の2950円(275円高)前後で推移している。9日の夕方、2022年3月期の決算説明資料と決算説明動画を発表し、改めて注目再燃となった。

 22年3月期の連結業績は、売上高、各利益とも過去最高となり、これまでの最高だった20年3月期を大きく上回った。ラグジュアリーホテルへの投資意欲は引き続き旺盛とし、ホテル運営事業は底打ち収益黒字拡大見込み、23年3月期の連結業績予想は、売上高を前期比48.3%減とするものの、取扱高は同26.1%増加を見込み、営業利益は同14.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.8%増を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:27 | 業績でみる株価

シンメンテホールディングスが後場一段と強含む、訪日観光客の受け入れ再開に期待強まる

■業績は堅調で2022年2月期は当初予想を大幅に上回る

 シンメンテホールディングス<6086>(東証グロース)は6月10日の後場、一段と強含んで始まり、取引開始後は9%高に迫る1314円(104円高)まで上げて今年1月につけた年初来の高値1352円に向けて出直りを強めている。店舗・施設の内外装や設備機器から扉・鍵ガラス、看板・ネオンまでトータルメンテナンスサービスを行い、10日から訪日観光客の受け入れが再開されたことなどを受けて期待が強まっている。

 業績は堅調で、飲食店業界などがコロナの打撃を受けた2022年2月期は、「顧客の状況に応じたメンテナンスサービスを提供したこと等により、当初予想を大幅に上回る業績となった」(5月27日発表の事業計画及び成長可能性に関する事項より)。今期も続伸の予想とし、2023年2月期・第1四半期の決算発表は22年7月中旬を予定する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:53 | 材料でみる株価

ベイシスは「ワイヤレス給電システム」の事業開始など好感され15%高

■エイターリンク社製「AirPlug」の設置プロジェクトを開始

 ベイシス<4068>(東証グロース)は6月10日、時間とともに上げ幅を広げ、午前11時20分過ぎに15%高の3680円(480円高)まで上げ、大きく出直った。後場は3630円で取引が始まった。9日付で、「ワイヤレス給電システム」の設置を開始と発表し、期待が強まった。

 発表によると、無線素子、アンテナ、高周波製品などの開発、製造、販売、輸出入を行うエイターリンク株式会社(東京都千代田区)が開発・製造したワイヤレス給電システム「AirPlug」の設置プロジェクトを開始する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:32 | 材料でみる株価

【株式市場】日経平均は一時441円安まで下押し398円安、欧州の利上げ、NY株安など影響

◆日経平均は2万7848円79銭(397円74銭安)、TOPIXは1949.84ポイント(19.21ポイント安)、出来高概算(東証プライム)はオプションなどのSQ算出分が加わり7億1622万株

 6月10日(金)前場の東京株式市場は、ECB(欧州中央銀行)の利上げ姿勢に強いものがあるとされ、NY株の大幅安などもあって自動車、機械、OA事務機株などが安く始まり、景気敏感とされる鉄鋼、非鉄金属株も安い。中で、セメント株は高く、太平洋セメント<5233>(東証プライム)の燃料サーチャージ制導入報道などを好感。訪日観光客の再開を受け百貨店、旅行関連株も総じてしっかり。日経平均は250円安で始まり、午前10時20分頃に441円08銭安(2万7805円45銭)まで下押したが前引けは持ち直し気味となった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:05 | 今日のマーケット

テックポイント・インクが急伸し気配値のままストップ高、中国BYDに製品採用される

■BYDの純正ドライブレコーダー向けに年110万セット以上出荷目標

 テックポイント・インク<6697>(東証グロース)は6月10日、取引開始後まもなく気配値のままストップ高の1126円(150円高)に達し、前引けにかけてもストップ高買い気配を続けて急伸商状となっている。9日付で、「中国BYD社の純正ドライブレコーダーにTP2863(受信用)、TP3810(送信側ISP+TX)が採用」と発表しており、業績の飛躍的な拡大などに期待が強まった。値がつけば、取引時間中としては今年4月11日以来の1100円台回復となる。

 発表によると、採用された同社製品を用いたドライブレコーダーは、BYD Autoが販売する量産車の大半に搭載される予定で、適用車種において工場出荷時から装着される。テックポイントは、2022年に110万セット以上のチップセット(RXとISP+TX)をBYDに出荷することを目標としている。BYD Autoの2021年の新エネルギー自動車の販売台数は60万3783台で、米テスラ社に次ぐ世界第2位の地位にあるという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:32 | 材料でみる株価

ユビキタスAIコーポレーションがストップ高、IoT機器の開発と市場投入までの期間を50%短縮

■「3ヶ月未満でIoT機器の開発を行うことも可能」とし注目強まる

 ユビキタスAIコーポレーション<3858>(東証スタンダード)は6月10日、2日続けて大幅高となり、午前10時にかけてストップ高の542円(80円高)まで上げたあとストップ高買い気配を続けている。9日に「IoT機器の開発と市場投入までの期間を50%短縮し、OSSのセキュリティ懸念も軽減できるソフトウェアパッケージを開発」と発表しており、一段と好感買いの強まる相場になった。

 発表には、「動作確認に要する期間が短縮されることによって、3ヶ月未満でIoT機器の開発を行うことも可能」との解説がある。近年は、高性能・高機能化が進む組込み機器開発において、多岐にわたる検討、開発および調達が必要になり、セキュリティ対応などに多大な時間と手間を要するようになっているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:17 | 材料でみる株価

ベステラは23年1月期1Qが2桁営業増益と順調で通期上振れ余地

(決算速報)
 ベステラ<1433>(東証プライム)は6月9日の取引時間終了後に23年1月期第1四半期連結業績を発表した。大型工事が順調に進捗し、先行投資を吸収して2桁営業増益と順調だった。通期(大型工事が進捗して増収・営業増益、一過性利益剥落で経常・最終減益)予想は据え置いた。第4四半期の構成比が高い収益特性も勘案すれば、通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。今期も受注見込みの有力案件が多数控えており、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は底固め完了して緩やかながら反発の動きを強めている。好業績を評価して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:53 | 決算発表記事情報

インテリジェントウェイブは上値試す、22年6月期2桁増益予想

 インテリジェントウェイブ<4847>(東証プライム)はシステムソリューションを展開し、新製品・サービスの強化やクラウドサービスを中心としたストックビジネスへの転換を推進している。22年6月期はクラウドサービスの新規大型案件や損益改善も寄与して2桁増益予想としている。さらに23年6月期はクラウドサービス事業が本格化する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸して年初来高値更新の展開となった。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:53 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

神鋼商事は上値試す、23年3月期経常増益予想、さらに上振れ余地

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器を扱う商社である。KOBELCO(神戸製鋼グループ)の中核商社としてサステナビリティ経営も推進している。6月8日にはTCFD提言に賛同するとともに、TCFDコンソーシアムに参画したと発表している。23年3月期経常増益(過去最高)予想としている。不透明感を考慮して小幅経常増益予想にとどめているが、さらに上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は水準を切り上げて3月の年初来高値に接近している。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:52 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

セメント株が一斉高、太平洋セメント石炭価格の「サーチャージ制」導入と伝えられ期待強まる

■太平洋セメは一時東証プライム銘柄の値上がり率1位に

 太平洋セメント<5233>(東証プライム)は6月10日、時間とともに上げ幅を広げる始まりとなり、午前9時40分にかけては9%高に迫る2119円(169円高)まで上げ、東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出る場面を見せて活況高となっている。「9月から、製造時の燃料に使う石炭の市況変動をセメント価格に反映する「サーチャージ制」を導入することが分かった」(日本掲載新聞6月10日付朝刊)と伝えられており、燃料コストの製品価格への反映が進むとして注目が集まった。

 「ロシアによるウクライナ侵攻を受けて石炭価格が急騰しており、市況に応じた転嫁を進めやすくする」(同)と伝えられた。空運業界では「燃油サーチャージ制」が定着している。10日の株式市場では、これを受けて住友大阪セメント<5232>(東証プライム)も7%高まで上げて大きく出直っており、UBE<4208>(東証プライム)もしっかりとなっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 材料でみる株価

協和キリンが3日続伸、悪性腫瘍薬候補の米国での発表など好感され出直り強める

■第1四半期はコア営業利益12%増加など好調

 協和キリン<4151>(東証プライム)は6月10日、3日続伸基調で始まり、取引開始後は4%高の2957円(111円高)まで上げ、取引時間中としては今年4月14日以来の2900円台を回復している。6月5日付で、悪性腫瘍の治療薬として米社と共同開発する新薬候補の国際共同第2相試験のデータを米国臨床腫瘍学会で報告したと発表し、以後、出直りを強める相場となっている。

 第1四半期連結決算(2022年1〜3月)は5月10日に発表し、コア営業利益が前年同期比11.8%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同24.1%増など好調だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:34 | 材料でみる株価