株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

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2022年08月23日

【株式市場】日経平均は377円安、米景気への懸念など再燃するが空運、資源株等は高い

◆日経平均は2万8456円92銭(337円58銭安)、TOPIXは1973.41ポイント(19.18ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は4億9534万株

 8月23日(火)前場の東京株式市場は、全米エコノミスト協会員の7割が米国景気のソフトランディング困難と見ているといった話が伝えられ、NYダウの643ドル安などを受け、ソニーG<6758>(東証プライム)キヤノン<7751>(東証プライム)任天堂<7974>(東証プライム)などが大きく下げ、日経平均は214円安で始まり午前10時前に399円20銭安(2万8395円30銭)まで下押した。一方、日本航空<9201>(東証プライム)は帰国時のコロナ検査緩和観測など好感されて年初来の高値など観光関連株には高い銘柄が見られ、INPEX<1605>(東証プライム)などの資源株も高い。日経平均は前引けにかけてW字型に高下し、大幅安だが下値の固さがみられた。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:09 | 今日のマーケット

And Doホールディングスはリバースモーゲージを一段と重点的に展開

■今期はリバースモーゲージ・金融34%増、リースバック39%増を計画

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)の安藤正弘社長は8月23日午前開催の決算説明会で、「リバースモーゲージを肝入り事業としてキッチリやっていきたい」、「認知度がまだまだ不足しており、認知度が上がるにつれてさらに伸びるだろう」などと語った。

 前期は楽天銀行の「銀行代理業」資格を取得し、これまでは銀行や信用金庫のリバースモーゲージを保証する業務提携という形で拡大してきたが、これに加え、楽天銀行のリバースモーゲージ商品を販売することもできるようになった。

 今期・2023年6月期の主な事業別見通しは、フランチャイズ事業を10.3%の増加、ハウス・リースバック事業を38.9%の増加、リバースモーゲージなどの金融事業を34.2%の増加、リフォーム事業を17.5%の増加、などと計画した。連結業績見通しは、売上高が465.82億円(前期比12.5%増)、営業利益が34.52億円(同20.2%増)、親会社株主に帰属する純利益は21.78億円(同11.4%増)としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:29 | IR企業情報

日本航空が6ヵ月ぶりに年初来の高値を更新、帰国時のコロナ検査免除を検討と伝えられ期待強まる

■ANAホールディングスも4日ぶりに2600円台を回復

 日本航空<9201>(東証プライム)は8月23日、出直りを強めて始まり、午前9時30分にかけて2463円(63円高)まで上げ、約6ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。政府が「帰国時のコロナ検査免除する方向で検討、あすにも岸田総理が新たなコロナ対策表明へ」(TBS NEWS DIG Powered by JNN8月23日より)と伝えられ、旅客増などへの期待が高まっている。ANAホールディングス<9202>(東証プライム)も2604.5円(43.0円高)まで上げて4日ぶりに2600円台を回復している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:53 | 材料でみる株価

いすゞ自動車は代替需要への期待で出直り指向、日野自「国内トラックほぼ全量出荷停止」で

■日経平均が300円安でなければ一段高といった期待も

 いすゞ自動車<7202>(東証プライム)は8月23日、1622円(4円高)まで上げた後も底堅く推移し、昨22日の21円高に続き出直りを指向する相場となっている。同業の日野自動車<7205>(東証プライム)が22日に小型トラック用エンジンでも性能評価の不正があったと明らかにし、中大型車に加えて「国内向けトラックのほぼ全量が出荷できなくなる」(日本経済新聞8月23日付朝刊)こととなり、代替需要への期待が高まっている。日経平均が300円安でなければ一段高といった期待も出ている。

 一方、日野自の株価は続落模様となり、取引開始後に588円(41円安)まで下押し、昨年来の安値となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 材料でみる株価

石油資源開発が一段高、産油国の減産観測を受け配当狙いの買いなど触発される

■9月中間配当を前期の25円から110円に見直し期末配当も110円に

 石油資源開発<1662>(東証プライム)は8月23日、一段高で始まり、取引開始後は3960円(190円高)まで上げて連日2015年以来の高値に進んでいる。サウジアラビアの石油エネルギー担当相の予想として産油国が原油減産に動く可能性が伝えられたほか、8月初旬に年間配当を前期の1株50円から220円へと大幅な増配を発表しており、9月中間配当を追求する買いが増えてきたとの見方が出ている。

 8月9日、大幅増配を発表し、今期・2022年9月中間配当は前期の1株25円、期初予想の70円を110円の見込みに見直し、3月期末配当も前期の25円、期初予想の70円を110円の見込みに見直した。株価に対する単純利回りは5%超になる。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価

日経平均は214円安で始まる、NY株はダウ643ドル安など3指数とも大幅下落

 8月23日(火)朝の東京株式市場は、日経平均が214円30銭安(2万8580円20銭)で始まった。

 NY株式はダウが643.13ドル安(3万3063.61ドル)となり、S&P500種、NASDAQ総合指数とともに大きく下げ、そろって2日続落となった。次回9月の利上げ幅を巡り、再び幅が拡大するとの見通しが台頭したと伝えられ、長期金利が3%台に乗った。

 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万8465円となり、東京市場22日の現物(日経平均)終値を330円近く下回った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:05 | 今日のマーケット

建設技術研究所は上値試す、22年12月期減益予想だが2Q累計進捗率順調で通期上振れの可能性

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタント大手である。グローバルインフラソリューショングループとして飛躍することを目指し、グループ協業による事業拡大などの重点施策に取り組んでいる。22年12月期は事業拡大に向けた積極投資で減益予想としているが保守的な印象が強い。第2四半期累計の進捗率は順調だった。第3四半期以降に人件費増加が見込まれるとしているが、通期会社予想は上振れの可能性がありそうだ。防災・減災対策やインフラ老朽化対策など国土強靭化政策関連で事業環境は良好である。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来高値圏だ。一旦は上げ一服の形となったが、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:38 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ヤマシタヘルスケアホールディングスは下値固め完了、23年5月期大幅減益予想だが保守的

 ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード)は、九州を地盤とする医療機器専門商社を中心にヘルスケア領域でのグループ力向上を推進している。さらにサステナブルな成長の実現に向けて、2030年度を目標年度とする長期ビジョン「マルティプライビジョン2030」を策定している。23年5月期はコロナ対策補助予算等による対策需要(特需)が見込めないため大幅減益予想としている。ただし保守的な印象が強く、会社予想は上振れの可能性が高いだろう。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は年初来安値圏でモミ合う形だが、売り一巡して下値固め完了感を強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:38 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ASIAN STARは下値切り上げ、22年12月期2Q累計赤字だが通期黒字転換予想据え置き

 ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は国内と中国で不動産関連事業を展開し、成長戦略として不動産サービス分野の規模拡大、付加価値創造事業分野のアジア展開、企業価値向上に資する戦略的M&Aおよび資本提携、ファンド組成による提携企業との共同投資を推進している。22年12月期第2四半期累計は前年同期の収益マンション販売の反動、中国・上海のロックダウンによる一部経費の増加などで赤字だった。ただし下期に収益不動産売却が見込まれるため通期の黒字転換予想を据え置いている。収益改善基調を期待したい。株価は安値圏でモミ合う形だが、徐々に下値を切り上げている。そして煮詰まり感も強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:37 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ヒーハイストは下値固め完了、23年3月期1Q減益だが需要高水準で通期上振れ余地

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。23年3月期第1四半期は中国のロックダウンによる物流停滞の影響や減価償却費の増加などで赤字だった。通期は原材料価格の高騰、さらに「スマート生産プロジェクト」の一環とする設備投資や開発投資といった成長投資の影響を考慮して減益予想としている。ただし主力の直動機器の需要は半導体業界向けを中心に高水準であり、物流停滞影響も緩和方向である。会社予想は保守的な印象が強く上振れ余地がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は年初来安値圏でモミ合う形だが売り一巡して下値固め完了感を強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:37 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ピックルスコーポレーションは株式移転で設立する持株会社が9月1日付で上場予定

 ピックルスコーポレーション<2925>(東証プライム)は、株式移転で設立する持株会社ピックルスホールディングス<2935>が22年9月1日付で東証プライム市場に上場(完全子会社となる現在のピックルスコーポレーションは8月30日付で上場廃止)する。漬物・キムチ製品の最大手である。主力の「ご飯がススム キムチ」のブランド力が向上し、野菜・発酵・健康の総合メーカーを目指してEC・外食・小売・農業領域への展開も推進している。23年2月期は個人消費の不透明感や原燃料高の影響などを考慮して減益予想としている。ただし保守的だろう。第1四半期の進捗率は順調であり、積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は年初来安値圏でモミ合う形だが売り一巡して徐々に下値を切り上げている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2022年08月22日

マーチャント・バンカーズの100%子会社がモンキー・パンチ原作のアニメ映画『シャム猫』のコンテンツ販売とマーチャンダイジング展開

■娯楽TVメディアコンテンツ株式会社、キャラクター・コンテンツビジネスを展開

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)の100%子会社・娯楽TVメディアコンテンツ株式会社は、このほど、モンキー・パンチ原作の同名の漫画をアニメ化し、2001年10月に劇場公開されたアニメーション映画『シャム猫』について、娯楽TVメディアコンテンツ株式会社が100%窓口となり、ニュー・リマスターによるグッズ付きDVD販売や、映像配信、海外販売、マーチャンダイジングを展開することを決定した。マーチャント・バンカーズが8月22日の午後発表した。

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■『ルパン三世』に先駆けて登場、二人組の美女「ジュン」と「ナオミ」が活躍

 発表によると、『シャム猫』は、モンキー・パンチ原作の『ルパン三世』に先駆けてコミック本が発売され、『シャム猫』のヒロインの二人組の美女「ジュン」と「ナオミ」は、『ルパン三世』でおなじみの「峰不二子」の原型となったキャラクターで、アニメーション映画『シャム猫』では、21世紀の東京を舞台に、危険なテロリストに立ち向かい戦う。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:50 | 新製品&新技術NOW

【株式市場】日経平均は135円安、後場は小動きに終始するが主力株は個別に強い

◆日経平均は2万8794円50銭(135円83銭安)、TOPIXは1992.59ポイント(1.93ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億2087万株

 8月22日(月)後場の東京株式市場は、第一三共<4568>(東証プライム)小野薬品<4528>(東証プライム)が一段ジリ高となり、各々アストラゼネカやブリストルマイヤーズとの新薬開発への期待など言われ、三菱重工<7011>(東証プライム)は防衛予算増や兵器開発などで一段堅調。自動車株は日産自<7201>(東証プライム)が一時堅調などで、濃淡あるが強い銘柄が目立った。日経平均は115円安で始まり、大引けまで2万8800円前後を上値に小動きを続け、2日続落となったが底堅かった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:48 | 今日のマーケット

第一生命HDは後場一段と上げ4日続伸、「コロナお見舞い金」巡る動向など買い材料視

■PayPayほけんは「お見舞い金」停止、業界の負担軽減などに期待強まる

 第一生命ホールディングス(第一生命HD)<8750>(東証プライム)は8月22日の後場、一段と強含んで4日続伸基調となり、14時30分過ぎに2432.0円(44.0円高)まで上げ、このところの出直り相場で高値を更新している。「第一生命HD、保険料収入首位、4〜6月、日生抜く」(日本経済新聞8月11日付朝刊)と伝えられたことや、PayPayほけんの「コロナお見舞い金」の取扱停止(8月4日開示)を受けて保険業界の負担が軽くなる可能性などが買い材料視されている。

 PayPayほけんの「コロナお見舞い金」の取扱停止発表と同日に、「日本生命、入院給付金の上限額30万円に下げ、コロナ対応」(日経電子版8月4日・有料記事)との報道も伝えられた。新型コロナ感染者の急増にともない入院給付金も増加する中で、関連報道の中には、自己申告制である自宅療養の期間を水増しし、不正請求する動きも増えていると伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:07 | 材料でみる株価

インテージHDは連続増配の見込みなど好感され戻り高値圏で堅調に推移

■前6月期の期末配当は3円増の38円、今期は42円予想

 インテージホールディングス(インテージHD)<4326>(東証プライム)は8月22日の後場、1600円(22円高)で始まり、戻り高値圏で堅調に推移し、主な株価指数が軟調な中で逆行高となっている。8月19日の夕方に剰余金の配当について発表し、2022年6月期末配当を連結配当性向44.0%の1株38円の見込み(前期比3円の増配)とし、好感買いが優勢になっている。また、今期・23年3月期末の配当については、8月5日発表の決算短信で42円の見込みとしており、継続的な好材料となっている。

 同社では、連結業績をベースに、配当と成長投資のバランスを考慮した利益配分を行うことを基本的な考え方としており、配当は連結配当性向40%、DOE(自己資本配当率)4.5%以上を目標にしている。これらの方針を勘案しつつ、2022年6月30日を基準日とする配当金は1株当たり38円00銭(連結配当性向44.0%、DOE5.0%)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:16 | 業績でみる株価

Jトラスト銀行/インドネシアがスポンサーを務める女子プロゴルフの国際大会に渋野日向子選手ら4人のメジャー優勝経験者が参加し注目を集める

■「第1回『シモーネ アジアパシフィックカップ』」ジャカルタで開催

 インドネシアの首都ジャカルタにあるゴルフ場ポンドックインダGCで、Jトラスト<8508>(東証スタンダード)グループのBJI(Jトラスト銀行/インドネシア)がスポンサーを務める女子プロゴルフの国際大会「第1回『シモーネ アジアパシフィックカップ』」が8月18日から開催され、日本の渋野日向子選手のほか、リディア・コー(ニュージーランド)、ユ・ソヨン、キム・ヒョージュ(韓国)の4人のメジャー優勝経験者が参加し注目を集めた。

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写真はJトラスト銀行/インドネシアの看板を背に3番ホールでTショットを打つ渋野選手。

 「第1回『シモーネ アジアパシフィックカップ』」について、「ゴルフダイジェスト・ニュース(Web)」は、「44選手が出場して賞金総額75万ドル(約1億90万円)が懸かる今大会は3日間54ホールのストロークプレーで行われ、個人戦に加えて16カ国のナショナルチーム戦、ダブルス戦といった側面もある。日本からは渋野に加え、櫻井心那、篠原まりあ、渋野の妹で明治大に通う暉璃子(きりこ)が出場。さらに韓国のイ・ボミ、フィリピンのプリンセス・スペラル、米国チームとしてエイミー・コガと日本ツアーにゆかりのある面々が名を連ねた」などと伝えている。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:45 | プレスリリース

【株式市場】日経平均は朝方の343円安を下値に持ち直し124円安、中国の利下げなど好感

◆日経平均は2万8805円52銭(124円81銭安)、TOPIXは1990.87ポイント(3.65ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は4億7729万株

 8月22日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNY株安や中国の工業都市での計画停電の動きなどを受け、日経平均は276円安で始まった。しかし、トヨタ自<7203>(東証プライム)やファナック<6954>(東証プライム)などは朝寄り後を安値に持ち直し、NYでの原油・原油株高を受けINPEX<1605>(東証プライム)などの石油関連株が堅調。中盤、中国の利下げが伝えられると三井物産<8031>(東証プライム)などの大手商社株などがスルスル上げた。日経平均は朝寄り後の343円97銭安(2万8586円36銭)を下値にもみあい、中盤から持ち直し傾向となり下げ幅を縮めた。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:12 | 今日のマーケット

石油資源開発が高値を更新、原油相場の回復を受け配当狙いが刺激されたとの見方も

■年間配当を前期の50円から220円に引き上げ単純利回り5%超に

 石油資源開発<1662>(東証プライム)は8月22日、時間とともに強含んで一段高となり、午前10時30分にかけて3900円(135円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに高値を更新し、2015年以来の高値に進んでいる。ここNY原油相場が強含み90ドル/バレル台を回復してきたため、8月初旬に年間配当を前期の1株50円から220円に引き上げたことによる配当狙いの買いが刺激されているとの見方が出ている。

 8月9日、大幅増配を発表し、今期・2022年9月中間配当は前期の1株25円、期初予想の70円を110円の見込みに見直し、3月期末配当も前期の25円、期初予想の70円を110円の見込みに見直した。株価に対する単純利回りは5%超になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:43 | 材料でみる株価

岩谷産業は10月からの一部製品再値上げなど好感され再び出直り強める

■第1四半期は連結売上高2割増など好調

 岩谷産業<8088>(東証プライム)は8月22日、5660円(70円高)まで上げた後も堅調に推移し、再び出直りを強めている。8月初旬に発表した第1四半期(2022年4〜6月)の連結売上高が2割増加するなど業績が好調な上、17日付でカセットこんろ・カセットガスの価格を22年10月3日出荷分より一部製品で順次実施すると発表し、値上げ効果への期待が出ている。発表によると、カセットこんろは4月1日出荷分からの値上げに続き、カセットガスは6月1日出荷分からの値上げに続くことになる。

 第1四半期(2022年4〜6月)の連結業績は、売上高が前年同期比22.8%増の6903.9億円となり、経常利益は同35.9%増の464.13億円となった。3月通期の予想は全体に据え置き、売上高は8030億円(前期比16.3%増)、経常利益は410億円(同11.7%減)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:16 | 材料でみる株価

ソフトクリエイトホールディングスは調整一巡、23年3月期1Q減益だが通期増益予想

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大を推進している。23年3月期第1四半期は積極的な先行投資で人件費や広告費が増加したため減益だが、売上面はECソリューション事業、ITソリューション事業とも拡大して2桁増収と順調だった。そして通期の増益予想を据え置いた。EC市場は拡大基調であり、企業のDX投資は高水準に推移することが予想される。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は第1四半期業績を嫌気して戻り高値圏から反落し、上値を切り下げる形となったが、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:37 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ゼリア新薬工業は上値試す、23年3月期2桁増収増益予想、1Qが高進捗率で通期上振れの可能性

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は消化器分野が中心の医療用医薬品事業、および一般用医薬品のコンシューマーヘルスケア事業を展開している。医療用医薬品事業ではアサコール高用量製剤の海外販売国拡大、フェインジェクトやエントコートの市場浸透、ティロッツ社の営業体制強化、コンシューマーヘルスケア事業では既存主力製品に次ぐ製品群の育成、西洋ハーブ剤など特徴ある製品群の市場認知度向上による事業拡大を推進している。23年3月期第1四半期は医療用医薬品事業の海外の好調などが牽引して大幅増収増益だった。通期予想は据え置いて2桁増収増益予想としている。第1四半期の利益進捗率が高水準であることを勘案すれば、通期会社予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は年初来高値圏から反落したが大きく下押す動きは見られない。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:36 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

日本エム・ディ・エムは調整一巡、23年3月期1Q減益だが通期営業・経常増益予想据え置き

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。23年3月期第1四半期は増収ながら減益だった。コロナ禍の影響が和らいで症例数が回復基調だが、為替の円安や日本国内における償還価格改訂などが影響した。ただし通期の営業・経常増益予想を据え置いた。下期の構成比が高い季節特性もあり、通期ベースで収益拡大基調を期待したい。株価は第1四半期業績を嫌気する形で反落して年初来安値を更新する場面があったが、その後は反発の動きを強めている。調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:36 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

イトーキは上値試す、22年12月期2Q累計大幅増益で通期予想を上方修正

 イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で、物流機器などの設備機器関連も展開している。中期経営計画に基づいた構造改革プロジェクトを推進し、新製品・新ソリューションの投入などを推進している。22年12月期第2四半期累計は需要が好調に推移し、構造改革プロジェクトの推進も寄与して大幅増益だった。そして通期予想を上方修正して増収増益幅が拡大する見込みとした。ワークプレイス事業においてオフィスのリニューアル商談が増加傾向であり、設備機器・パブリック事業では大型案件が寄与する。体質改善効果も継続する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上方修正を好感して年初来高値を更新した。その後は利益確定売りが優勢になったが、指標面の割安感も評価材料であり、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:35 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

シナネンホールディングスは上値試す、23年3月期通期営業利益横ばい予想据え置き

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は脱炭素社会を見据えるグローバル総合エネルギーサービス企業グループである。成長戦略としてシェアサイクル事業・再生可能エネルギー事業・新規事業への戦略投資を推進している。23年3月期第1四半期は販売単価上昇などで大幅増収だが、LPガスや電力の総利益悪化などで営業赤字だった。ただし通期の営業利益横ばい予想を据え置いている。IT関連投資推進が減益要因となるが、仕入価格上昇分の販売価格への転嫁やシェアサイクル事業の利益貢献などで吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は順調に水準を切り上げて年初来高値を更新した。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:35 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

シンバイオ製薬は8日ぶりの反発を探る、空白の治療領域を対象とする新薬候補の治験に期待

■日本に続き豪で治験計画届を提出と発表、米では臨床試験中

 シンバイオ製薬<4582>(東証グロース)は8月22日、8日ぶりの反発を探る相場となり、取引開始後に741円(7円高)まで上げる場面をみせて出直りを模索してる。朝8時30分、腎移植後のBKウイルス感染症患者を対象とした抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤(brincidofovir、以下「BCV IV」)の国際共同第2相臨床試験に関して、日本に続きオーストラリア保健省薬品・医薬品行政局(Therapeutic Goods Administration:TGA)に治験計画届を提出と発表し、注目された。

 日経平均が300円安となるなどで主力株が重いため、材料株妙味を発揮する期待が出ている。発表によると、BCV IVに関しては、造血幹細胞移植後のアデノウイルス感染症患者を対象として、現在、国際共同第2相臨床試験を米国を中心に実施中であり、本試験はBCV IVの2つ目の適応症の開発となる。いずれの試験も空白の治療領域を対象としており、期待が持たれているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:35 | 材料でみる株価