MRT<6034>(東証グロース)は、今年8月12日に発表した今2022年12月期業績の2回目の上方修正、今期純利益の連続過去最高更新を見直し割安修正買いが再燃している。また今回の業績再上方修正の要因となった自治体から受託している新型コロナウイルス感染者の自宅療養者の健康観察業務に関して、自宅療養者が、8月25日時点で過去最多の156万1288人となり、足元でも累計死者数が4万人を超えるなどなお第7波の感染拡大が深刻化していることも、業績の一段の上ぶれ観測とともに買い手掛かり材料視されている。
■自宅療養者の健康観察業務が続伸し過去最高純益を連続更新
同社の今2022年12月期業績は、今年5月に上方修正されたが、その修正値を8月に再上方修正した。5月の上方修正値はレンジで予想されており、売り上げはそのレンジ予想より10億円〜15億円、営業利益は7億円〜9億円、経常利益は6億6000万円〜8億6000万円、純利益は4億7000万円〜6億円それぞれ引き上げられ、売り上げ70億円(前期比56.6%増)、営業利益22億円(同73.6%増)、経常利益21億5000万円(同71.3%増)、純利益14億2000万円(同83.4%増)と見込み、期初の減益転換予想が大幅続伸となり、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。新型コロナウイルス感染者の自宅療養者向けの健康観察業務や医師、看護師の医療従事者の紹介などウイルス感染症関連の売り上げ収益が好調に推移していることが要因となった。
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2022年09月04日
【注目銘柄】MRTは業績再上方修正の見直しにコロナ関連人気がオン
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:23
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