■11月中旬からストップ高を交えて急伸商状
アミタホールディングス(アミタHD)<2195>(東証グロース)は11月28日、急伸一段高となり、一時22%高の1568円(291円高)まで上げる場面を見せて2021年12月以来の1500円台に進んでいる。25日付で『web3』(ウエブスリー)関連技術を応用してトークンエコノミーの設計・開発を行う新会社の設立を発表し、注目と期待が集中した。100%出資で、設立は2023年1月5日(予定)とした。
株価は11月15、16日に連続ストップ高となってから急伸商状を続けている。同月10日に第3四半期決算を発表し、18日に三井住友信託銀行と互助共助コミュニティ型の資源回収ステーション「MEGURU STATION」事業に関する発表を行い、22日には芙蓉総合リース株式会社と「サーキュラーエコノミー」推進に関する合意を発表。買い材料視された。(HC)




2022年11月28日
アミタHDが一段高、『web3』関連事業の新会社設立に注目集まる
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22
| 材料でみる株価
富山第一銀行が続伸、日医工の債権を巡る動きなど好感され2日続けて大幅高
■富山第一工場などは操業を継続する方向とされ地元に安心感
富山第一銀行<7184>(東証プライム)は11月28日、2日続けて大幅高となり、取引開始後に16%高の584円(80円高)まで上げる場面を見せて一段と上値を追っている。日医工<4541>(東証プライム)が25日に再び金融機関などと債権者会議を開き、5月に申請した「事業再生ADR」が成立する見込みになったと伝えられ、買い材料になっているようだ。25日は個人投資家の買い増しが伝えられたことも手伝いストップ高だった。
幾つかの報道を総合すると、日医工の事業再生ADRによる再建については12月下旬の最終合意を目指し、北海道と愛知県の工場2か所は売却する方向だが、富山第一工場、埼玉工場などは操業を継続する方向とされる。(HC)
富山第一銀行<7184>(東証プライム)は11月28日、2日続けて大幅高となり、取引開始後に16%高の584円(80円高)まで上げる場面を見せて一段と上値を追っている。日医工<4541>(東証プライム)が25日に再び金融機関などと債権者会議を開き、5月に申請した「事業再生ADR」が成立する見込みになったと伝えられ、買い材料になっているようだ。25日は個人投資家の買い増しが伝えられたことも手伝いストップ高だった。
幾つかの報道を総合すると、日医工の事業再生ADRによる再建については12月下旬の最終合意を目指し、北海道と愛知県の工場2か所は売却する方向だが、富山第一工場、埼玉工場などは操業を継続する方向とされる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:50
| 材料でみる株価
ヒーハイストは調整一巡、23年3月期予想を下方修正だが24年3月期収益改善期待
ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は直動機器を主力として、精密部品加工やユニット製品も展開している。小径リニアボールブッシュの世界トップメーカーである。そして「スマート生産プロジェクト」の一環とする設備投資や開発投資といった成長投資を積極推進している。23年3月期第2四半期累計は中国ロックダウン影響による販売減少、原材料調達遅延による生産高減少などで計画を下回り赤字着地した。そして通期の連結業績予想および配当予想を下方修正した。積極的な事業展開で24年3月期の収益改善を期待したい。株価は年初来安値圏でやや軟調だが、低PBRも評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:34
| アナリスト銘柄分析
クレスコは戻り試す、23年3月期2Q累計が2桁営業増益と順調で通期上振れの可能性
クレスコ<4674>(東証プライム)は独立系のシステムインテグレータで、ビジネス系ソフトウェア開発や組込型ソフトウェア開発のITサービスを主力としている。成長戦略として顧客のDXを実現するデジタルソリューションを強化している。23年3月期第2四半期累計は、営業外費用でのデリバティブ評価損や特別損失でのコーポレートロゴ変更費用などで経常・最終減益だが、需要が高水準に推移して2桁増収・2桁営業増益と順調だった。通期予想は据え置いて増収増益・連続増配予想としている。企業のDX投資は高水準に推移する見込みであり、第4四半期の構成比が高くなる特性なども勘案すれば、通期会社予想に上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は9月の年初来安値圏から切り返しの動きを強めている。好業績を評価して戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:33
| アナリスト銘柄分析
加賀電子は上値試す、23年3月期通期予想を2回目の上方修正、さらに3回目の上振れの可能性
加賀電子<8154>(東証プライム)は独立系の大手エレクトロニクス総合商社である。中期経営計画では基本方針に収益力の強化、経営基盤の強化、新規事業の創出、SDGs経営の推進を掲げている。23年3月期第2四半期累計は主力の電子部品事業が伸長して大幅増収となり、販売ミックス良化に伴う売上総利益率向上も寄与して大幅増益だった。そして通期業績予想を上方修正(2回目)し、配当予想も上方修正した。第2四半期累計の好調を勘案すれば、通期業績予想はさらに3回目の上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は好業績を評価して上場来高値更新の展開だ。指標面の割安感は依然として強い。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:33
| アナリスト銘柄分析
JSPは反発の動き、23年3月期利益予想下方修正だが下期挽回期待
JSP<7942>(東証プライム)は発泡プラスチック製品の大手である。成長ドライバーとして自動車部品用ピーブロックなどの拡販を推進するとともに、製品ライフサイクル全体における環境負荷軽減に貢献する製品や製造技術の開発など、サステナビリティ経営の推進も強化している。23年3月期第2四半期累計は原材料価格高騰の影響で減益だった。通期予想は売上高を上方修正、利益を下方修正した。製品価格改定も寄与して売上高は前回予想を上回るが、利益面は自動車生産調整や原材料価格高騰の影響により減益幅が拡大する見込みとした。原材料価格高騰の落ち着きや販売価格改定の浸透などにより下期の挽回を期待したい。株価は下値固め完了して反発の動きを強めている。23年3月期利益下方修正の織り込みが完了し、高配当利回りや低PBRも評価して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:32
| アナリスト銘柄分析
京写は反発の動き、23年3月期2Q累計減益だが通期大幅増益予想据え置き
京写<6837>(東証スタンダード)はプリント配線板の大手メーカーで、片面プリント配線板については世界最大の生産量を誇っている。成長戦略としては電子部品の微細化ニーズに対応した新製品によるシェア拡大戦略など、独自のスクリーン印刷技術を活用してグローバルニッチトップメーカーを目指すとしている。23年3月期第2四半期累計は、海外における新規顧客との取引拡大や前期稼働したベトナム子会社の寄与などで増収だが、国内自動車メーカーの生産調整や原材料価格・電力料金高騰の影響で減益だった。ただし通期大幅増益予想を据え置いた。ベトナム子会社の稼働本格化効果も寄与して収益拡大を期待したい。株価は第2四半期累計業績を嫌気して年初来安値を更新する場面があったが、その後は目先的な売りが一巡して反発の動きを強めている。低PBRも評価して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:32
| アナリスト銘柄分析
ジェイエスエスは上値試す、23年3月期2Q累計2桁増益、通期も大幅増益予想で収益改善基調
ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)はスイミングスクールを全国展開し、スイミングスクール特化型企業では首位の施設数を誇っている。成長戦略として、新たな生活様式に適応しつつ水泳指導技術を活かした商品開発の強化などを推進するとともに、スイミングにとどまらず健康運動への取り組みも推進している。23年3月期第2四半期累計は、コロナ禍の影響で会員数が横ばいにとどまり、燃料単価上昇で水道光熱費も増加したが、各種イベントの再開や練習会の実施などで増収となり、増収効果で2桁増益だった。そして通期も大幅増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は戻り歩調となって水準を切り上げ、年初来高値を更新した。指標面の割安感も評価材料であり、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:31
| アナリスト銘柄分析
朝日ラバーは調整一巡、23年3月期2Q累計減益で通期減益予想据え置きだが上振れ余地
朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は自動車内装LED照明光源カラーキャップを主力として、医療・ライフサイエンスや通信分野の事業拡大も推進している。23年3月期第2四半期累計は、主力の自動車向けゴム製品が自動車減産の影響で減収となり、販管費の増加なども影響して減益だった。そして通期の減益予想を据え置いた。ただし原材料価格高騰に伴う販売価格転嫁や原価改善効果などで上振れ余地がありそうだ。さらに積極的な事業展開で24年3月期の収益拡大を期待したい。株価は年初来安値圏で軟調だが、高配当利回りや低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:31
| アナリスト銘柄分析
トーセは下値切り上げ、23年8月期2桁増収増益予想
トーセ<4728>(東証スタンダード)は家庭用ゲームソフト開発・制作請負の専業最大手である。成長戦略として開発体制の充実・強化、成長性の高い事業と様々なIPを活用した事業への取り組みなどを推進し、メタバース関連にも進出する方針としている。23年8月期は、システム投資や人財投資のコストが増加するが、家庭用ゲームソフト関連の好調が牽引して2桁増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価はやや上値の重い形だが、一方では下値を着実に切り上げている。好業績を評価して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:31
| アナリスト銘柄分析
生化学工業は上値試す、23年3月期は減収減益予想だが24年3月期収益回復期待
生化学工業<4548>(東証プライム)は、関節機能改善剤アルツなど糖質科学分野を主力とする医薬品メーカーである。23年3月期は国内における薬価引き下げ影響や関節機能改善剤ジョイクルの前年の反動減、さらに前期計上のロイヤリティーの剥落などで減収減益予想としている。ただし11月17日に新中期経営計画を公表し、最終年度26年3月期に過去最高の業績達成を目指すとしている。積極的な事業展開で24年3月期の収益回復と中期成長を期待したい。株価は水準を切り上げて戻り歩調の形だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:30
| アナリスト銘柄分析
TACは下値固め完了、23年3月期2Q累計減益だが通期大幅営業・経常増益予想据え置き
TAC<4319>(東証スタンダード)は「資格の学校」の運営を主力として、教育事業では事業環境変化に対応した新サービスの提供、出版事業では新規事業領域への展開を推進している。23年3月期第2四半期累計は、法人研修事業が堅調だったが、個人教育事業においてコロナ禍の影響が残り、出版事業における巣ごもり需要の減少も影響して減収減益だった。ただし通期の大幅営業・経常増益予想を据え置いている。生活様式の多様化への対応などの取り組みを推進する方針だ。通期ベースでは、積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は年初来安値圏だが下値固め完了感を強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:30
| アナリスト銘柄分析
アイリッジは反発の動き、23年3月期2Q累計赤字だが通期大幅営業増益予想据え置き
アイリッジ<3917>(東証グロース)は、企業のOMO領域を支援するデジタル・フィジカルマーケティングソリューションをベースに、デジタル地域通貨プラットフォームなど新規事業領域も拡大し、リアルチャネル保有企業向けDXソリューションカンパニーへの進化を目指している。23年3月期第2四半期累計は先行投資などの影響で赤字だったが、通期大幅営業増益(レンジ)予想を据え置いている。大型案件の増加により期初時点で下期偏重の計画であり、FANSHIP導入アプリのMAU増加に伴ってストック型収益が拡大基調である。さらに下期は子会社フィノバレーのデジタル地域通貨プラットフォーム事業の収益も寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価はモミ合い展開だが、レンジ下限から反発の動きを強めている。モミ合いから上放れの展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:29
| アナリスト銘柄分析
学研HDと城南進研が高い、業務資本提携を発表しメタバースを用いた新しい学習サービスなど展開
■学研HDが城南進研の株式を議決権比率2.72%取得
学研ホールディングス(学研HD)<9470>(東証プライム)は11月28日、続伸基調で始まり、取引開始後は1001円(12円高)まで上げて出直りを続けている。25日の15時に城南進学研究社(城南進研)<4720>(東証スタンダード)との業務資本提携、城南進研への出資(第三者割当の引き受け)を発表し、注目されている。メタバースを用いた新しい学習サービスの協働開発・展開などを行うとした。城南進学研も買い先行となっている。
発表によると、取得株式数は22万株(取得価額:1株399円、議決権数:2200個、議決権比率:2.72%)。株式取得日(予定)は2022年12月12日。メタバースを用いた新しい学習サービスの協働開発・展開、教室・学習塾の連携、英語学習コンテンツ・サービスの協働開発、学習アセスメントの共同開発・制作・普及、乳幼児を対象とした教育サービスの連携、などを行うとした。(HC)
学研ホールディングス(学研HD)<9470>(東証プライム)は11月28日、続伸基調で始まり、取引開始後は1001円(12円高)まで上げて出直りを続けている。25日の15時に城南進学研究社(城南進研)<4720>(東証スタンダード)との業務資本提携、城南進研への出資(第三者割当の引き受け)を発表し、注目されている。メタバースを用いた新しい学習サービスの協働開発・展開などを行うとした。城南進学研も買い先行となっている。
発表によると、取得株式数は22万株(取得価額:1株399円、議決権数:2200個、議決権比率:2.72%)。株式取得日(予定)は2022年12月12日。メタバースを用いた新しい学習サービスの協働開発・展開、教室・学習塾の連携、英語学習コンテンツ・サービスの協働開発、学習アセスメントの共同開発・制作・普及、乳幼児を対象とした教育サービスの連携、などを行うとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:16
| 材料でみる株価
日経平均は62円安で始まる、1ドル142円台、前週末のNY株はダウ3日続伸一方NASDAQ、S&P500などは反落
11月28日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が62円47銭安(2万8220円56銭)で始まった。円は1ドル139円台に入り円安基調となっている。
前週末のNY株式はダウが3日続伸の一方、S&P500種、NASDAQ総合指数は下げて3日ぶりに反落し、ダウは152.97ドル高(3万4347.03ドル)だった。
CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万8340円となり、東京市場25日の現物(日経平均)終値を57円上回った。(HC)
前週末のNY株式はダウが3日続伸の一方、S&P500種、NASDAQ総合指数は下げて3日ぶりに反落し、ダウは152.97ドル高(3万4347.03ドル)だった。
CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万8340円となり、東京市場25日の現物(日経平均)終値を57円上回った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:03
| 今日のマーケット
【株式市場特集】業績上方修正・増配ラッシュにフォーカス、かでも12月期決算会社に注目
今週の当特集は、業績上方修正・増配ラッシュにフォーカスすることにしたが、なかでも12月期決算会社に注目することにした。12月期の決算期末まであと約1カ月、増配銘柄の配当権利を取れば、債券投資の所有期間利回り的な感覚からすれば投資資金効率がより高まることになる。また株価面でも、今期末と前期末を比較した高安は、株主の最も注目するところで、会社経営者の株高政策にプレッシャーとなるはずだからだ。
例えば、タムロン<7740>(東証プライム)は、今年11月2日に今12月期業績の上方修正を発表したが、これに次いで11月22日に今期配当の2回目の増配を発表し、年間配当は過去最高の115円とする二の矢を放ち、株価は、前週末25日に年初来高値まで買い進まれた。またやや古い今年7月、8月のケースでは、キヤノン<7751>(東証プライム)は、今12月期の2回目の上方修正したが株価がマイナス評価に終わったことから、1800万株(発行済み株式数の1.7%)、500億円の自己株式取得を発表、8月31日までに早期取得を終了した。期末接近のなかこうした株主優遇策の期待が高まることも想定される。
12月期業績を上方修正し、配当を増配した銘柄は、すでにタムロンのように年初来高値まで買われ助走に弾みをつけ離陸を開始している先行例も少なくないが、なお低PER・高配当利回りと割り負けている銘柄も多く、先発銘柄、後発銘柄が呼応して、師走相場のターゲット銘柄の一角で存在感を発揮する展開も想定される。
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例えば、タムロン<7740>(東証プライム)は、今年11月2日に今12月期業績の上方修正を発表したが、これに次いで11月22日に今期配当の2回目の増配を発表し、年間配当は過去最高の115円とする二の矢を放ち、株価は、前週末25日に年初来高値まで買い進まれた。またやや古い今年7月、8月のケースでは、キヤノン<7751>(東証プライム)は、今12月期の2回目の上方修正したが株価がマイナス評価に終わったことから、1800万株(発行済み株式数の1.7%)、500億円の自己株式取得を発表、8月31日までに早期取得を終了した。期末接近のなかこうした株主優遇策の期待が高まることも想定される。
12月期業績を上方修正し、配当を増配した銘柄は、すでにタムロンのように年初来高値まで買われ助走に弾みをつけ離陸を開始している先行例も少なくないが、なお低PER・高配当利回りと割り負けている銘柄も多く、先発銘柄、後発銘柄が呼応して、師走相場のターゲット銘柄の一角で存在感を発揮する展開も想定される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:26
| 特集
【どう見るこの相場】業績上方修正・増配ラッシュの12月期決算銘柄は期末高に期待して助走&離陸を開始
11月中旬に終了した決算発表では、発表会社の3割もが業績を上方修正するラッシュとなった。これ自体、サプライズではあったが、もっと驚かされたのは、目の子でこの上方修正会社の半分超が増配を同時発表する増配ラッシュとなったことだ。なかにはこれに自己株式取得、株式分割を上乗せする株主還元策の3点セット、4点セットにまで踏み切るケースもみられ、相場全体には追い風となった。
この大盤振舞いは、投資家にとってインカムゲイン(配当収益)と同時にキャピタルゲイン(値上がり益)も期待でき大歓迎である。ただいろいろと考えさせられる側面もある。会社経営者のミッションは企業価値の最大化で、業績を上方修正し利益が積み上がれば株主に利益還元をするのは、イロハのイの資本政策である。しかし今回の業績上方修正の大部分は、記録的な円安・ドル高による為替差益の発生と原材料価格の上昇の好影響が占めている。会社全体が、従業員はもちろんグループ会社も含めて爪に火をともすようにして捻り出した企業努力による利益の上ぶれではなく、いわば「棚から牡丹餅」の一過性も否定できない。気前よく増配に踏み切っても抵抗感は少なかったはずだ。
また自社の株価自体も、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な感染爆発)に続く資源価格の高騰、デフレ抑制に向けた世界的な金融引き締め策の発動などアゲインストな環境のなかで苦戦を強いられ、この際、業績上ぶれ分による自社株価の維持効果も狙うモチベーションも働いたとも推定される。
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この大盤振舞いは、投資家にとってインカムゲイン(配当収益)と同時にキャピタルゲイン(値上がり益)も期待でき大歓迎である。ただいろいろと考えさせられる側面もある。会社経営者のミッションは企業価値の最大化で、業績を上方修正し利益が積み上がれば株主に利益還元をするのは、イロハのイの資本政策である。しかし今回の業績上方修正の大部分は、記録的な円安・ドル高による為替差益の発生と原材料価格の上昇の好影響が占めている。会社全体が、従業員はもちろんグループ会社も含めて爪に火をともすようにして捻り出した企業努力による利益の上ぶれではなく、いわば「棚から牡丹餅」の一過性も否定できない。気前よく増配に踏み切っても抵抗感は少なかったはずだ。
また自社の株価自体も、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な感染爆発)に続く資源価格の高騰、デフレ抑制に向けた世界的な金融引き締め策の発動などアゲインストな環境のなかで苦戦を強いられ、この際、業績上ぶれ分による自社株価の維持効果も狙うモチベーションも働いたとも推定される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:25
| どう見るこの相場
2022年11月25日
【株式市場】日経平均は100円安、反落、後場は材料株の個別物色となるが底堅い
◆日経平均は2万8283円03銭(100円06銭安)、TOPIXは2018.00ポイント(0.80ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億9915万株
11月25日(金)後場の東京株式市場は、前場活況高の東京電力HD<9501>(東証プライム)など電力株が高値もみあいに転じた一方、軟調だった住友商事<8053>(東証プライム)やソニーG<6758>(東証プライム)は持ち直すなど、証券会社の自己売買部門などが持高調節に動く様子。一方、栃木銀行<8550>(東証プライム)が一段高など地銀株の中に一段高となる銘柄がみられ、金利上昇期待や基幹システム統合の進展とともに再編機運も強まるとの思惑など出た模様。富山第一銀行<7184>(東証プライム)は日医工<4541>(東証プライム)の債権協議が25日にも再開との観測に個人株主の買い増しも伝えられストップ高。日経平均は117円安で始まり、ほどなく前場の安値を割り119円49銭安(2万8263円60銭)まで下げたが、あとは大引けまで下げ幅100円前後で小動き。前日比で反落した。
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11月25日(金)後場の東京株式市場は、前場活況高の東京電力HD<9501>(東証プライム)など電力株が高値もみあいに転じた一方、軟調だった住友商事<8053>(東証プライム)やソニーG<6758>(東証プライム)は持ち直すなど、証券会社の自己売買部門などが持高調節に動く様子。一方、栃木銀行<8550>(東証プライム)が一段高など地銀株の中に一段高となる銘柄がみられ、金利上昇期待や基幹システム統合の進展とともに再編機運も強まるとの思惑など出た模様。富山第一銀行<7184>(東証プライム)は日医工<4541>(東証プライム)の債権協議が25日にも再開との観測に個人株主の買い増しも伝えられストップ高。日経平均は117円安で始まり、ほどなく前場の安値を割り119円49銭安(2万8263円60銭)まで下げたが、あとは大引けまで下げ幅100円前後で小動き。前日比で反落した。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:52
| 今日のマーケット
ギフティは7%高のあとも6%高前後で売買され年初来の高値に向けて再び出直る
■インドネシアでも10月下旬に事業を開始、東南アジア3カ国目に
ギフティ<4449>(東証プライム)は11月25日、7%高の2323円(154円高)まで上げた後も6%高前後で売買され、13時30分を過ぎては2295円(126円高)前後で推移。前場の高値を抜いていないが、9月につけた年初来の高値2543円に向けて再び出直る相場となっている。24日付で、インドネシアに現地法人を設立し2022年10月28日(金)より営業を開始していたと発表し、注目材料視された。インドネシアはマレーシア、ベトナムに続き東南アジア3ヵ国目になるとした。
発表によると、東南アジア出の事業展開は、2018年10月にマレーシアの現地法人であるギフティ マレーシア社を設立し、ASEANでのeギフトサービスの展開を開始した。インドネシアにおいても、気軽にeギフトを贈りあう習慣や文化の創出を目指す。(HC)
ギフティ<4449>(東証プライム)は11月25日、7%高の2323円(154円高)まで上げた後も6%高前後で売買され、13時30分を過ぎては2295円(126円高)前後で推移。前場の高値を抜いていないが、9月につけた年初来の高値2543円に向けて再び出直る相場となっている。24日付で、インドネシアに現地法人を設立し2022年10月28日(金)より営業を開始していたと発表し、注目材料視された。インドネシアはマレーシア、ベトナムに続き東南アジア3ヵ国目になるとした。
発表によると、東南アジア出の事業展開は、2018年10月にマレーシアの現地法人であるギフティ マレーシア社を設立し、ASEANでのeギフトサービスの展開を開始した。インドネシアにおいても、気軽にeギフトを贈りあう習慣や文化の創出を目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:56
| 材料でみる株価
リプロセルが年初来の高値を更新、新聞報道などで臨床用iPS細胞への期待強まる
■11月30日からの薬理学会では取り扱い製品を出展
リプロセル<4978>(東証グロース)は11月25日、後場も一段と上げて始まり、13時にかけて14%高の292円(37円高)まで上げ、約3ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。臨床用iPS細胞作製サービスに関する記事が日経産業新聞2022年11月25日付で掲載され、注目されているほか、同社が販売する機器「Maestroシリーズ」の製造元であるAxion BioSystems社が「第96回日本薬理学会年会・第43回日本臨床薬理学会学術集会」(2022年11月30日〜12月3日、パシフィコ横浜)に出展すると24日に発表したため、認知度や評価アップにつながる期待が出ている。
このうち、11月25日付の報道では、米BioBridge Global社との提携により、臨床用iPS細胞の提供から治験薬製造までのiPS細胞由来医薬品の治験に関わる一連の流れをワンストップで提供できる体制を確立したこと、またカリフォルニア州再生医療機構(CIRM)とのパートナーシップ提携を通じてリプロセルの臨床用iPS細胞が優先的に提供されることなどが紹介された。(HC)
リプロセル<4978>(東証グロース)は11月25日、後場も一段と上げて始まり、13時にかけて14%高の292円(37円高)まで上げ、約3ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。臨床用iPS細胞作製サービスに関する記事が日経産業新聞2022年11月25日付で掲載され、注目されているほか、同社が販売する機器「Maestroシリーズ」の製造元であるAxion BioSystems社が「第96回日本薬理学会年会・第43回日本臨床薬理学会学術集会」(2022年11月30日〜12月3日、パシフィコ横浜)に出展すると24日に発表したため、認知度や評価アップにつながる期待が出ている。
このうち、11月25日付の報道では、米BioBridge Global社との提携により、臨床用iPS細胞の提供から治験薬製造までのiPS細胞由来医薬品の治験に関わる一連の流れをワンストップで提供できる体制を確立したこと、またカリフォルニア州再生医療機構(CIRM)とのパートナーシップ提携を通じてリプロセルの臨床用iPS細胞が優先的に提供されることなどが紹介された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:18
| 材料でみる株価
【話題】加賀電子所属の女子ゴルフプロ・山下美夢有選手は「女神のような存在」!?
■今年、山下選手は最年少女王、会社の業績は最高を更新
加賀電子<8154>(東証プライム)が11月24日の夕方に開催したオンライン方式の第2四半期決算説明会では、冒頭、同社所属の女子プロゴルファー・山下美夢有選手(大阪府出身)の活躍が取り上げられた。会社側担当者は、「山下選手は賞金女王、当社の業績は最高更新、今年、山下選手は『女神』のような存在」と切り出し、眉目を集める場面があった。

ちょうど同日に国内女子ゴルフツアーの今季最終戦・リコー杯第1日目が行われ、その結果は説明会の前に判明したもよう。リコー杯第1日目は、「年間女王、山下美夢有6アンダー首位発進」(ニュースサイト「スポーツ報知」11月24日15時56分)などと伝えられ、説明会の前フリとしてウケの良い話題になった。
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加賀電子<8154>(東証プライム)が11月24日の夕方に開催したオンライン方式の第2四半期決算説明会では、冒頭、同社所属の女子プロゴルファー・山下美夢有選手(大阪府出身)の活躍が取り上げられた。会社側担当者は、「山下選手は賞金女王、当社の業績は最高更新、今年、山下選手は『女神』のような存在」と切り出し、眉目を集める場面があった。

ちょうど同日に国内女子ゴルフツアーの今季最終戦・リコー杯第1日目が行われ、その結果は説明会の前に判明したもよう。リコー杯第1日目は、「年間女王、山下美夢有6アンダー首位発進」(ニュースサイト「スポーツ報知」11月24日15時56分)などと伝えられ、説明会の前フリとしてウケの良い話題になった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:18
| 話題
【株式市場】日経平均は96円安、NY休場、円高の中、旅行関連株などは高い
◆日経平均は2万8286円94銭(96円15銭安)、TOPIXは2016.23ポイント(2.57ポイント安)、出来高概算(東証プライム)5億1389万株
11月25日(金)前場の東京株式市場は、NY株式が休場だったため円高を受けてホンダ<7267>(東証プライム)などの値動きが重く、ファナック<6954>(東証プライム)などは軟調に推移した一方、「全国旅行支援」の延長の可能性などを受けてJR東日本<9020>(東証プライム)や日本航空<9201>(東証プライム)などは堅調に推移。投資判断の引き上げなどでINPEX<1605>(東証プライム)、東京海上HD<8766>(東証プライム)なども高い。日経平均は始値の2万8398円77銭(15円68銭高)を高値に軟調もみ合いとなり、109円46銭安(2万8273円63銭)まで軟化し、前引けも軟調で反落模様となった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:11
| 今日のマーケット
三陽商会が2年ぶりの高値に迫る、冬物シーズン銘柄の代表格、17日から自社株買いを開始
■上限株数50万株(自己株式を除く発行株数の4.1%)、
三陽商会<8011>(東証プライム)は11月25日、4%高の1344円(53円高)まで上げた後も1300円台で強い値動きを続け、今年11月18日につけたばかりの2020年以来の高値1365円に迫っている。冬物シーズン銘柄の代表格と位置付けられる上、11月17日から50万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を開始しており、買い安心感があるようだ。
自社株買いは、50万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合4.1%)、7億円を各上限として、2022年11月17日から23年2月20日まで実施する。今2月期の連結業績は営業・経常利益の黒字転換を見込んでいる。(HC)
三陽商会<8011>(東証プライム)は11月25日、4%高の1344円(53円高)まで上げた後も1300円台で強い値動きを続け、今年11月18日につけたばかりの2020年以来の高値1365円に迫っている。冬物シーズン銘柄の代表格と位置付けられる上、11月17日から50万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を開始しており、買い安心感があるようだ。
自社株買いは、50万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合4.1%)、7億円を各上限として、2022年11月17日から23年2月20日まで実施する。今2月期の連結業績は営業・経常利益の黒字転換を見込んでいる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:28
| 材料でみる株価
東京電力HDが5%高、東北電力の値上げ発表を受け電力株が軒並み高い
■東北電力は24日、平均32.94%の値上げを申請と発表
東京電力ホールディングス(東京電力HD)<9501>(東証プライム)は11月25日、5%高の526円(26円高)まで上げた後も520円前後で推移し、6日続伸基調の出直り継続となっている。このところ料金値上げへの期待などが買い材料視され、24日の東北電力<9506>(東証プライム)の値上げ発表を受けて出来高も一段と増加している。
東北電力は24日午前11時30分、「経済産業大臣に小売規制料金値上げの申請をいたしました」と平均32.94%の値上げ申請を発表した。これを受け、同電力株をはじめ、電力株は軒並み続伸基調となっている。業界はおおむね均一に動くとされるため、東京電力HDも遠からず3割の値上げを行うとの見方が出ている。(HC)
東京電力ホールディングス(東京電力HD)<9501>(東証プライム)は11月25日、5%高の526円(26円高)まで上げた後も520円前後で推移し、6日続伸基調の出直り継続となっている。このところ料金値上げへの期待などが買い材料視され、24日の東北電力<9506>(東証プライム)の値上げ発表を受けて出来高も一段と増加している。
東北電力は24日午前11時30分、「経済産業大臣に小売規制料金値上げの申請をいたしました」と平均32.94%の値上げ申請を発表した。これを受け、同電力株をはじめ、電力株は軒並み続伸基調となっている。業界はおおむね均一に動くとされるため、東京電力HDも遠からず3割の値上げを行うとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02
| 材料でみる株価
25日新規上場となったtriplaは買い気配のまま公開価格の45%高(午前10時30分現在)
11月25日新規上場となったtripla<5136>(東証グロース)は買い気配で始まり、取引開始から1時間30分を経過した午前10時30分には1160円の買い気配(公開価格800円の44%高)。まだ初値はついていない。
宿泊施設向けのITサービスとして、「tripla Book」を中心に、「tripla Bot」、「tripla Connect」、「tripla Pay」等を提供している。これらのサービスの提供を通じて、宿泊業界のDXを進めて参ります。事業セグメントは、「ホスピタリティソリューション事業」の単一セグメント。設立は2015年4月。
業績見通し(2022年10月期・個別、会社発表)は、営業収益が798百万円(前期比57.8%増)、営業利益が64百万円(前期は136百万円の損失)、当期純利益は47百万円(同128百万円の損失)。黒字転換の見込み。(HC)
宿泊施設向けのITサービスとして、「tripla Book」を中心に、「tripla Bot」、「tripla Connect」、「tripla Pay」等を提供している。これらのサービスの提供を通じて、宿泊業界のDXを進めて参ります。事業セグメントは、「ホスピタリティソリューション事業」の単一セグメント。設立は2015年4月。
業績見通し(2022年10月期・個別、会社発表)は、営業収益が798百万円(前期比57.8%増)、営業利益が64百万円(前期は136百万円の損失)、当期純利益は47百万円(同128百万円の損失)。黒字転換の見込み。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34
| 新規上場(IPO)銘柄