株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

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2022年11月21日

イトーキは上値試す、22年12月期3Q累計大幅増益で通期も大幅増益予想

 イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で、物流機器などの設備機器関連も展開している。中期経営計画に基づいた構造改革プロジェクトを推進し、新製品・新ソリューション投入などを強化している。22年12月期第3四半期累計は需要が好調に推移し、構造改革プロジェクト推進も寄与して大幅増益だった。ワークプレイス事業はニューノーマル時代の新しい働き方にあわせたオフィス移転・リニューアル案件を中心に需要が好調だった。設備機器・パブリック事業では大型案件も寄与した。そして通期も大幅増益予想(8月8日付で上方修正)としている。構造改革プロジェクトの推進で体質改善効果も継続する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は9月の直近安値圏から切り返して8月の年初来高値に接近している。指標面の割安感も評価材料であり、上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:44 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

クリナップは上値試す、23年3月期2Q累計減益だが計画超で着地、通期上振れの可能性

 クリナップ<7955>(東証プライム)はシステムキッチンの大手で、システムバスルームや洗面化粧台も展開している。重点施策として、既存事業の需要開拓と低収益からの転換、新規事業による新たな顧客の創造、ESG/SDGs視点での経営基盤の強化を掲げている。23年3月期第2四半期累計は原材料価格高騰の影響などで減益だが、システムキッチン「STEDIA」の好調などで売上高が期初予想を上回り、各利益の減益幅も期初予想より縮小して着地した。不透明感を考慮して通期の小幅増収増益予想を据え置いているが、下期の価格改定効果なども勘案すれば通期会社予想は上振れの可能性が高いだろう。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は9月の直近安値圏から反発して水準を切り上げ、7月の年初来高値に接近している。指標面の割安感も評価材料であり、上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:44 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

インテリジェントウェイブは調整一巡、23年6月期1Q大幅増収増益で通期大幅増収増益予想据え置き

 インテリジェントウェイブ<4847>(東証プライム)はシステムソリューションを展開している。クレジットカード決済のフロント業務関連システム分野に強みを持ち、さらに新製品・サービスの強化やクラウドサービスを中心としたストックビジネスへの転換を推進している。23年6月期第1四半期は、既存顧客のFEPシステム更改に伴うハードウェア販売の増加、クレジットカード会社向けシステム開発の大型案件、クラウドサービスの伸長などで大幅増収増益だった。そして通期の大幅増収増益予想を据え置いた。積極的な先行投資を継続するが、システム開発や保守が堅調に推移し、クラウドサービスが本格化する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値を切り下げる形だが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:43 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ソフトクリエイトホールディングスは戻り試す、23年3月期2Q累計経常益横ばいだが通期増益予想

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大を推進している。23年3月期第2四半期累計は概ね計画水準で着地した。積極的な先行投資で人件費や広告費が増加したため小幅営業・経常減益だが、売上面はECソリューション事業、ITソリューション事業とも拡大して2桁増収と順調だった。そして通期の増益予想を据え置いた。EC市場は拡大基調であり、企業のDX投資は高水準に推移することが予想される。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は9月の年初来安値圏から切り返している。調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:43 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ファンデリーは下値固め完了、23年3月期2Q累計赤字だが通期黒字転換予想据え置き

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は、健康冷凍食「ミールタイム」宅配のMFD事業、ハイブランド冷凍食「旬をすぐに」宅配のCID事業、および周辺領域のマーケティング事業を展開し、ヘルスケア総合企業を目指している。23年3月期第2四半期累計は、コロナ禍の影響などで全体として売上回復が遅れ、各利益は赤字だった。ただし広告宣伝費の期ズレも寄与して営業利益と経常利益は計画に対して赤字幅が縮小して着地した。そして通期の黒字転換予想を据え置いている。MFD事業の再成長への回帰、CID事業の損益改善、マーケティング事業の伸長を推進する方針だ。コロナ禍影響の緩和や積極的な事業展開で収益回復を期待したい。株価は年初来安値圏でモミ合う展開だが、自己株式取得も評価して下値固め完了感を強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ジェイテックはモミ合い上放れ、23年3月期2Q累計営業黒字転換して収益改善基調

 ジェイテック<2479>(東証グロース)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、技術職知財リース事業を主力としている。成長戦略として、テクノロジスト700名体制の早期実現に向けた人材採用・教育の強化など、持続的な成長に向けた収益基盤の強化を推進している。23年3月期第2四半期累計は、コロナ禍の影響が和らいでテクノロジストの稼働が回復傾向となり、営業黒字転換した。そして通期の営業黒字転換、経常・最終大幅増益予想を据え置いた。進捗率は低水準の形だが、第2四半期累計の各利益が計画超で着地したことに加えて、第3四半期以降も新卒テクノロジストの稼働本格化や単価上昇が想定されることなど勘案すれば、通期会社予想の達成は可能だろう。積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価はモミ合いから上放れの動きを強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【株式市場特集】下方修正が続く内需系セクターで業績を上方修正した銘柄に注目

 今週の当特集は、下方修正が続いた内需系セクターのなかで逆に業績を上方修正した銘柄に注目することにした。例えば化学ポストでは同じ11月8日に三井化学<4183>(東証プライム)が、今3月期業績を上方修正し、三菱ケミカルグループ<4188>(東証プライム)が下方修正する真逆の決算発表となり、株価は、三菱ケミカルが悪材料出尽くしとしてその後の高値まで7%超高となったが、三井化学は13%超高をオーバーパフォームした。こうした比較優位性が、今後も持続可能と期待できるかもしれない。

 もちろんNT倍率の低下、内需系銘柄中心相場は、FOMCの結果次第で一過性に終わる懸念もある。とういことで上方修正銘柄のなかでも投資採算的に割安放置となっている銘柄に限定するのがリスク限定的となるはずで、師走相場は前哨戦から本番のクリスマスラリー、「掉尾の一振」に備えることも一法となりそうだ。

■建設株、化学株には増配も同時発表しランキング上位浮上銘柄も

 内需系銘柄ではまず建設ポストの上方修正銘柄が要マークとなる。大手ゼネコンでは、大成建設<1801>(東証プライム)が今3月期売り上げの下方修正、大林組<1802>(東証プライム)が業績の下方修正、清水建設<1803>(東証プライム)が期初予想の据え置き、鹿島<1812>(東証プライム)が上方修正と4社4様の決算発表となった。このうち鹿島は、PER7.3倍、PBR0.7倍と割安であり、同時に自己株式取得も発表し割安放置をアピールした。準大手では安藤ハザマ<1719>(東証プライム)と奥村組<1833>(東証プライム)は、9月中間期業績に続く今3月期通期業績の上方修正で、浅沼組<1852>(東証プライム)は、3月通期業績は期初予想の据え置きとしたが、9月中間業績を上方修正し、配当は株式分割勘案で連続増配を予定しており、年間配当利回りは6.73%と建設ポストの高配当利回りランキングの第2位に位置している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | 特集

【どう見るこの相場】冷や飯食いをハネ返す業績上方修正の内需割安株で師走相場の前哨戦にチャレンジ

 11月も下旬入りとなり、いよいよ師走である。米国では、感謝祭の休日明けから年末商戦がスタートし、日本でもジングルベルが囃し立てるお歳暮商戦が本格化し、マーケットも師走相場間近かとなる。この師走相場の方向性とスケールは、国内外にかかわらず好むと好まざるを問わず12月13日、14日に開催予定のFOMC(米公開市場委員会)の結果次第とするのが、大方の見方となっているようだ。FRB(米連邦準備制度理事会)が、政策金利の引き上げ幅を0.5%に縮めるのか、0.75%を維持するのなかによって米国の長期金利が上昇、低下のいずれかに振れるからだ。餅つき相場で大賑わいとなって「終わり良ければすべて良し」となるか、「掉尾の三振」に討ち取られて終戦処理に追われるかのカギを握ることになる。

 米国の長期金利は一時、ピークアウトしたとして日米株高につながったものの、このところFRB高官のタカ派発言が続いて強含みとなって主力IT株が売られて上値が重くなり膠着感を強めている。足元の東京市場でも、前週末18日に東証株価指数(TOPIX)が小幅ながら2日続伸する一方、日経平均株価が、小幅ながら2日続落し、NT倍率が14・18倍に低下するなどやや変調を示した。NT倍率の低下は、ハイテク系の輸出関連株の割高意識が高まり、内需関連株に相対的な割安感が強まることにより起こり、マーケットの中心銘柄の変化を示唆しているとされている。米国市場の動向と合わせ、これが師走相場の前哨戦に止まらず、師走相場全体のトーンとなるか、注意深く見守る必要がある。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:21 | どう見るこの相場
2022年11月18日

アステナHDの連結子会社スペラファーマが医薬品開発の創薬ベンチャー、ジェイファーマに出資

■がん細胞に特異的に発現するLAT1に着目した抗がん剤開発など追求

 アステナホールディングス(アステナHD)<8095>(東証プライム)は11月18日の夕方、連結子会社スペラファーマ株式会社(大阪府大阪市、岩城慶太郎代表取締役社長)が引受け手となって、医薬品開発などを行うジェイファーマ株式会社(神奈川県横浜市、吉武益広代表取締役社長)が実施する第三者割当による新株予約権の引受けを行ったと発表した。

 ジェイファーマは、主として細胞膜に存在するたんぱく質で細胞内外への物質輸送を担う「トランスポーター」を標的とした創薬を希求するベンチャー企業で、近年は特にLタイプ・アミノ酸トランスポーター(LAT1)を標的とした医薬品開発を進めている。

 トランスポーターはその分子実態が明らかになる前から薬物研究の対象として注目されていたが、個々の分子について構造や機能が解明されるにともない、創薬ターゲットとしての重要性が再認識されてきている。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:48 | 新製品&新技術NOW

アイフリークモバイル、JAFモータースポーツジャパン2022に同社ARコンテンツを出展

■絵本から飛び出すARゲーム・ぱんだっちのキャラクターARを体験

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 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)とグループ会社のアイフリークスマイルズは、11月19日(土)・20日(日)に東京・お台場で開催予定のJAFモータースポーツジャパン2022に、両社が共同で開発・制作したARコンテンツを出展する。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:09 | プレスリリース

【株式市場】日経平均は30円安と小幅続落だがTOPIXは続伸、四半期決算スクリーニングで個別に選抜買い

◆日経平均は2万7899円77銭(30円80銭安)、TOPIXは1967.03ポイント(0.75ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億2625万株

 11月18日(金)後場の東京株式市場は、しまむら<8227>(東証プライム)とニトリHD<9843>(東証プライム)が一段と強含み、鹿島<1812>(東証プライム)も一段高で始まり、内需株に目が移る様子となり、ファナック<6954>(東証プライム)やレーザーテック<6920>(東証プライム)は14時過ぎまで一段ジリ安となった。みずほFG<8411>(東証プライム)など前場上げた銀行、保険株もダレ模様。日経平均は32円高で始まり、13時過ぎからは軟調に転じて小動きとなり、大引けも軟調で2日続落。一方、TOPIXは2日続伸となった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:52 | 今日のマーケット

ピクスタがストップ高、コンテンツの使用権を仲介販売する新サイト開設に期待強まる

■「PIXTA IPコンテンツ」プラットフォーム」18日開始と発表

 ピクスタ<3416>(東証グロース)は11月18日、急伸商状となり、前引け間際にストップ高の959円(150円高)で値がついた後ほとんどストップ高で推移し、9月20日以来、約2ヵ月ぶりに900円台を回復した。18日付で、「PIXTA IPコンテンツ」プラットフォーム」の誕生を発表し、期待が高揚した。

 新たに、漫画・アニメ・ゲームのキャラクターや、コミュニケーションアプリ等で人気のイラストキャラクター等、様々なIP(intellectualproperty=知的財産)コンテンツの使用権を仲介販売するIPコンテンツ・プラットフォーム「PIXTA IPコンテンツ」を11月18日に開始した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:03 | 材料でみる株価

データ・アプリケーションはセゾン情報Sへの製品採用に注目集まり出直り強める

■データ連携基盤『ACMS Apex』、現行回線のサービス終了が迫る中で脚光

 データ・アプリケーション<3848>(東証スタンダード)は11月18日、午前11時頃から一段と強含む相場となり、1600円(20円高)まで上げて後場も13時を過ぎて1598円前後で推移し、出直りを強めている。同日付で、同社のエンタープライズ・データ連携基盤『ACMS Apex』が、セゾン情報システムズ<9640>(東証スタンダード)の基盤に採用されたと発表し、注目を集めている。企業間電子商取引(EDI)に広く使われてきたINSネット(ディジタル通信モード)回線のサービス終了が近づくなか、代替となるインターネットEDIに移行する手段として評価されることになった。

 発表によると、同社のエンタープライズ・データ連携基盤『ACMS Apex』が、このほどセゾン情報システムズのSaaS型マルチプロトコルゲートウェイサービス『HULFT Multi Connect Service』の基盤に採用された。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15 | 材料でみる株価

ラクオリア創薬が急伸、旭化成ファーマに導出した新薬候補の床試験開始にともない一時金、業績予想を増額修正

■4百万米ドルを受領し今12月期・第4四半期に計上

 ラクオリア創薬<4579>(東証グロース)は11月18日の前場、急伸し、取引開始後に13%高の1395円(165円高)まで上げた後も1300円台を保ち、年初来の高値を更新した。17日の15時にP2X7受容体拮抗薬の第2相臨床試験開始、旭化成ファーマからの一時金受領、業績予想の増額修正を発表し、好感された。

 発表によると、同社が旭化成ファーマ社に導出したP2X7受容体拮抗薬にいて、旭化成ファーマ社のライセンス先であるEli Lillyand Company(米国インディアナポリス、リリー社)が、慢性疼痛患者を対象とした第2相臨床試験を開始した。これにともない、旭化成ファーマ社から4百万米ドルを受領し、2022年12月期第4四半期の事業収益として計上する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:24 | 材料でみる株価

【株式市場】日経平均は47円高、保険、銀行株など高く円安受け自動車株もしっかり

◆日経平均は2万7978円06銭(47円49銭高)、TOPIXは1972.07ポイント(5.79ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億5459万株

 11月18日(金)前場の東京株式市場は、NY株の中で半導体株指数は続伸したことなどを受け、アドバンテスト<6857>(東証プライム)などの半導体関連株が総じて堅調に推移し、為替の円安などを受けてトヨタ<7203>(東証プライム)などの自動車株も高い。保険株がサイバーセキュリティ保険好調などで総じて高く。東京海上HD<8766>(東証プライム)は大引け後に予定する決算発表への期待もあり活況高。新興市場のバイオ材料株の値動きも活発。日経平均は79円高で始まり、午前10時過ぎに114円87銭高(2万8045円44銭)まで上げ、前引けも堅調。前日比で反発基調となった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:11 | 今日のマーケット

AKIBAホールディングスが戻り高値、業績拡大、九州大学などとの「MEMSマイクロ血流量センサ」共同開発も好感

■通信コンサル事業など好調で利益率が相対的に向上

 AKIBAホールディングス<6840>(東証スタンダード)は11月18日、3日続伸基調となり、6%高の437円(25円高)まで上げた後も435円前後で推移し、今年8月につけた戻り高値に顔合わせとなっている。第2四半期決算と通期業績予想の増額修正を発表した翌日の11月14日に大きく上げ、翌15日には九州大学などと「MEMSマイクロ血流量センサ」製品化に向けた共同開発のお知らせを発表、さらに出直りを強める相場となっている。

 今期・2023年3月期の連結業績予想は、PCメーカー向けのメモリ販売が引き続き低調なため売上高は前期比7.2%減の見込みとしたが、利益面では、通信コンサルティング事業、HPC事業、旅館事業が好調に推移しており、利益率が相対的に向上し、費用の増加を加味しても営業利益、経常利益とも増益が見込まれる状況となった。増額修正後の予想1株利益は50円台に乗り、株価はPER8倍台になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12 | 業績でみる株価

三井住友FGが続伸、11月は下げた日が2日しかない連騰相場で4年ぶりの高値に進む

■SMBC日興証券の件を通過し東芝の動向も進展、自社株買いなども好感

 三井住友フィナンシャルグループ(三井住友FG)<8316>(東証プライム)は11月18日、ジリ高の4日続伸基調となり、午前10時過ぎには4636円(68円高)まで上げて2018年以来の4600円台に進んでいる。11月は初日から7日続伸し、まだ下げた日が2日しかない連騰相場を形成。買い材料としては、11月14日に自己株式の取得(自社株買い)と消却を発表したことなどが言われているが、時系列的には、SMBC日興証券が三井住友銀行から非公開情報を受領した件が一件落着し、東芝の経営再建を巡る動向も進展したため、それまで手控えていた投資家が保有割合を回復させる目的などで再び買い出動してきたと見られている。

 自社株買いは、上限株数6100万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.4%)、取得総額2000億円。期間は2022年11月15日から23年5月31日まで。また、株式消却は、上記により取得した自己株式の全株式数を23年6月20日(予定)付で行うと発表した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34 | 材料でみる株価

扶桑化学は3ヵ月ぶりに3600円台を回復、円安を受け業績上振れ期待が再燃

■第2四半期は売上高40%増、営業利益49%増、円安効果も大

 扶桑化学工業<4368>(東証プライム)は11月18日、出直りを強めて始まり、取引開始後は3625円(145円高)までげ、今年8月17日以来、約3ヵ月ぶりに3600円台を回復している。第2四半期決算が連結売上高40.5%増、営業利益49.1%増などと好調だった上、円相場が1ドル140円台に戻り、再び円安模様になったことを受け、注目再燃となっている。

 第2四半期決算は10月31日に発表済みで、主力の「リンゴ酸」(ライフサイエンス事業)、「超高純度コロイダルシリカ」(電子材料および機能性化学品事業)などが好調だった上、ともに「円安による円換算後の増加効果」(決算短信寄り)もあった。第2四半期累計期間(2022年4〜9月)の連結営業利益は49.1%増の95.8億円で、今3月期の見通しは従来予想を据え置いたが、営業利益171億円の予想などには上振れ期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:51 | 業績でみる株価

日本電波工が出直り強める、決算説明会資料を開示し改めて好業績を好感

■下期も車載振動子の収益性改善効果などで好調の見通し

 日本電波工業<6779>(東証プライム)は11月18日、2日続伸基調となり、取引開始後は7%高の1646円(106円高)まで上げ、11月10日につけた高値1757円に向けて出直りを強めている。17日付で決算説明会資料(2023年3月期・上期)を同社ホームページにアップし、改めて好感されている。第2四半期決算は11月8日に発表済みで、IFRS基準の2022年4〜9月・累計連結売上高は前年同期比19.0%増加。説明会資料では、「車載向けを中心に前期比43億円増加。内、円安効果による増収額は約23億円」などとした。

 3月通期の連結業績予想は、期初の業績見通しを売上高は40億円、営業利益は30億円上方修正し、下期の円ドルの為替レートは115円を135円に見直した。「下期は、車載及び移動体向けを中心に売上高は増加見通し」「利益は、増収、円安効果の他、車載/76.8MHz振動子向けの収益性改善効果で前期比増益見通し」などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25 | 業績でみる株価

日経平均は79円高で始まる、NY株はダウ7ドル安、為替は円安

 11月18日(金)朝の東京株式市場は、日経平均が反発落模様の79円25銭高(2万8009円82銭)で始まった。円相場は1ドル140円台に戻り円安含みとなっている。

 NY株式はダウ7.51ドル安(3万3546.32ドル)となるなど、3指数とも2日続落。FRB幹部の発言などを受けて金利が再び上昇した。

 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万7965円となり、東京市場17日の現物(日経平均)終値を30円ほど上回った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:08 | 株式投資ニュース

建設技術研究所は上値試す、22年12月期通期連結業績・配当予想を上方修正

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は総合建設コンサルタント大手である。グローバルインフラソリューショングループとしての飛躍を目指すとともに、インフラ整備を通じた「サステナビリティ」の実現にも取り組んでいる。22年12月期第3四半期累計が、収益認識会計基準適用のため前年同期比増減率は非記載だが、国内建設コンサルティング事業において受注が堅調に推移した。そして通期連結業績・配当予想を上方修正した。業務単価上昇や業務効率化なども寄与する見込みだ。防災・減災対策の強化やインフラ老朽化対策の推進など国土強靭化関連で事業環境が良好であり、積極的な事業展開で23年12月期も収益拡大基調だろう。株価は上方修正を好感して上場来高値を更新した。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:56 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

インフォマートは下値切り上げ、22年12月期3Q累計減益だが通期利益予想を超過達成

 インフォマート<2492>(東証プライム)はBtoBビジネスを革新する信頼のリーディングカンパニーを目指し、企業間の商行為を電子化する国内最大級のBtoB電子商取引プラットフォームを運営している。22年12月期第3四半期累計は先行投資の影響で減益だったが、通期利益予想(7月20日付で上方修正して減益幅縮小予想)を大幅に超過達成している。第4四半期に経費増加を見込んでいるが、通期利益予想は再上振れの可能性がありそうだ。さらに外食産業における受発注の電子化、企業における請求書の電子化、23年開始のインボイス制度など、DXニーズが高水準に推移する見込みであり、先行投資の成果で中期的に収益拡大を期待したい。株価は徐々に下値を切り上げている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:55 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ファーストコーポレーションは反発の動き、23年5月期増益予想

 ファーストコーポレーション<1430>(東証プライム)は、造注方式を特徴として分譲マンション建設などを展開するゼネコンである。年商500億円企業の実現に向けて中核事業強化の継続、再開発事業への注力、事業領域拡大による新たな価値創出、人材の確保・育成および働き方改革の推進に取り組んでいる。23年5月期第1四半期は前期の計画外の不動産売上案件成約の反動で減益だったが、通期ベースでは完成工事が順調に進捗し、大型造注案件の本体工事着工等に伴う売上総利益率向上も寄与して増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して上値を切り下げたが、10月の直近安値圏から反発の動きを強めている。低PERや高配当利回りも再評価して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:55 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【注目銘柄】シミックHDは減益転換業績を織り込み感染拡大の「第8波」関連株買いが続き5連騰

 シミックホールディングス<2309>(東証プライム)は、前日17日に7円高の1669円と5営業日続伸して引け、今年11月10日に突っ込んだ直近安値1554円からの底上げ幅を拡大させた。同社株は、今年11月8日に9月期業績を発表し、合計4回も上方修正した前2022年9月期業績から一転して今2023年9月期業績を大幅減益転換と見込み、市場コンセンサスを下回ったことが嫌われ直近安値まで269円安と売られた。ただ、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が再び増加し、「第8波」の懸念が強まっていることから、防疫関連株として下げ過ぎ修正買いが増勢となった。前期純利益も、期初に微増益と保守的に予想されたものが、4回の上方修正を受けて10期ぶりに過去最高を更新しており、再現期待も底流している。

■前期業績を4回も上方修正したワクチン接種支援業務の反動減を慎重に見込む

 同社の前2022年9月期業績は、今年11月4日に4回目の上方修正が行われ、純利益は、今年7月の再々上方修正値より38億8700万円引き上げられ83億8700万円(前々期比4.14倍)で着地し、2012年9月期の過去最高(22億4100万円)を大幅に更新した。ヘルスケアソリューション事業の売り上げが、ワクチン接種の支援業務などの大幅な増加で310億700万円(同72.7%増)、営業利益が86億6000万円(同2.74倍)となったことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:48 | 注目銘柄
2022年11月17日

【株式市場】日経平均は97円安だがTOPIXは小高い、2.7ポイント高、陸運、不動産、小売りなど高い

◆日経平均は2万7930円57銭(97円73銭安)、TOPIXは1966.28ポイント(2.99ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億6905万株

 11月17日(木)後場の東京株式市場は、個別物色の様相を強め、味の素<2802>(東証プライム)、ハウス食品G本社<2810>(東証プライム)が値上げ期待などで一段ジリ高となり、三井不動産<8801>(東証プライム)も一段ジリ高など、不動産株も経済活動活発化や増配など好感されて活況高。前場上げたJR東日本<9020>(東証プライム)や空運株は値を保って推移。日経平均は100円安で始まり、前場の安値(118円29銭安の2万7910円01銭)に迫る場面を見せて反落となった。一方、TOPIXは堅調に推移し小高い。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:41 | 今日のマーケット