■第2四半期は売上高8.7%増加も原料高が響く、中間配当は増配
ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は11月14日の17時に2023年3月期・第2四半期の連結決算を発表し、9月中間配当を1株につき8円の予定(前9月期比1円の増配)とした。
また、未定としていた今期・2023年3月期の連結売上高、営業利益、経常利益の予想を開示し、連結売上高は807億円の見込み(前期比6.7%増)、経常利益は3億7000万円の見込み(同77.2%減)とした。急激な為替変動や主原料である食用油の動向など、業績予想を合理的に算出することが困難なため、未定としていた。9月以降の為替の状況、および鳥インフルエンザ発生による鶏卵価格の上昇など、更なるコスト上昇要因も考慮した。
■社会と企業の共存めざすCSV経営に基づく新商品など好調
第2四半期の連結業績(2022年4〜9月・累計)は、売上高が前年同期比8.7%増の407億5000万円となった一方、営業利益は同11.4%減の6億2000万円だった。
売上高については、新型コロナにともなう行動制限の解除などを受け、外食分野をはじめ売上高の回復が進んだ上、ファストフード向け分野を中心に売上げ拡大を進めた結果、増収となった。一方、利益については、円安の進行などにより原材料価格やエネルギーコストの上昇がさらに進んだことに対して、価格改定や売上高増加にともなう工場の稼働率向上、また経費削減等の収益改善を進めたが補いきれなかった。連結経常利益は6億4200円(同8.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億8200円(同5.7%増)だった。
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2022年11月14日
ケンコーマヨネーズは未定だった今3月期の業績予想を開示し売上高は前期比6.7%増に
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 19:31
| 決算発表記事情報
ディ・アイ・システムは今期の連結売上高17%増を見込み営業利益は11%増を見込む
■子会社化したSI企業、セキュリティソフト企業の寄与本格化
ディ・アイ・システム<4421>(東証スタンダード)は11月14日の16時30分に2022年9月期の連結決算を発表した。また、推進中の3ヵ年「中期経営計画(21年9月期から23年9月期)」の数値目標を修正し、今期・23年9月期の見通しは、23年10月にスタートする新中期経営計画の基盤づくりの年と位置付けることとした。
■前9月期は単純比で営業利益40%増、期末配当を15円に増配
システム開発、ネットワーク構築、セキュリティ強化、IT教育サービスなどを行い、22年9月期の連結決算は、期首から「収益認識に関する会計基準」を適用したため前期とは会計基準が異なるものの、前期実績との比較では、売上高が18.1%増の54億9800万円となり、営業利益は40.2%増の2億8600万円、親会社株主に帰属する当期純利益は30.2%増の1億9400万円(1当たり当期純利益は66円30銭)となった。また、配当(期末のみ実施)は1株につき15円の予定(前期比2円50銭の増配)とした。
■『楽々Framework開発』など問い合わせ増加
この期は、21年10月にSI企業の株式会社ステップコムを子会社化し、同年同月には、新たな組織として、顧客企業のDX推進のためのシステム開発からインフラ構築、保守運用までをワンストップでスピーディーに対応することを目的とした「DXソリューション事業部」を設立し、DX関連サービスの提供体制を更に強化した。また、22年7月1日付では金融機関向けに強みを持つセキュリティソフトウエア開発企業ウイーズ・システムズ株式会社を連結子会社化し、これにともない、今期から事業セグメントの「教育サービス事業」について、名称を「教育サービス・セキュリティソリューション事業」に変更した。
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ディ・アイ・システム<4421>(東証スタンダード)は11月14日の16時30分に2022年9月期の連結決算を発表した。また、推進中の3ヵ年「中期経営計画(21年9月期から23年9月期)」の数値目標を修正し、今期・23年9月期の見通しは、23年10月にスタートする新中期経営計画の基盤づくりの年と位置付けることとした。
■前9月期は単純比で営業利益40%増、期末配当を15円に増配
システム開発、ネットワーク構築、セキュリティ強化、IT教育サービスなどを行い、22年9月期の連結決算は、期首から「収益認識に関する会計基準」を適用したため前期とは会計基準が異なるものの、前期実績との比較では、売上高が18.1%増の54億9800万円となり、営業利益は40.2%増の2億8600万円、親会社株主に帰属する当期純利益は30.2%増の1億9400万円(1当たり当期純利益は66円30銭)となった。また、配当(期末のみ実施)は1株につき15円の予定(前期比2円50銭の増配)とした。
■『楽々Framework開発』など問い合わせ増加
この期は、21年10月にSI企業の株式会社ステップコムを子会社化し、同年同月には、新たな組織として、顧客企業のDX推進のためのシステム開発からインフラ構築、保守運用までをワンストップでスピーディーに対応することを目的とした「DXソリューション事業部」を設立し、DX関連サービスの提供体制を更に強化した。また、22年7月1日付では金融機関向けに強みを持つセキュリティソフトウエア開発企業ウイーズ・システムズ株式会社を連結子会社化し、これにともない、今期から事業セグメントの「教育サービス事業」について、名称を「教育サービス・セキュリティソリューション事業」に変更した。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:25
| 決算発表記事情報
ファーストコーポレーションは「企業版ふるさと納税」寄付を実施し「紺綬褒章」を受章
■地域の安全安心を推進し、地域貢献に努める
ファーストコーポレーション<1430>(東証プライム)は、群馬県前橋市に対し企業版ふるさと納税による寄付を実施し、今回「紺綬褒章」を受章した。

同社はJR前橋駅北口地区第⼀種市街地再開発事業における高層マンション「Brillia Tower前橋」の施設建築物を、群馬県の地元企業3社と共同事業体として受注している。
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ファーストコーポレーション<1430>(東証プライム)は、群馬県前橋市に対し企業版ふるさと納税による寄付を実施し、今回「紺綬褒章」を受章した。

同社はJR前橋駅北口地区第⼀種市街地再開発事業における高層マンション「Brillia Tower前橋」の施設建築物を、群馬県の地元企業3社と共同事業体として受注している。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:57
| プレスリリース
【株式市場】日経平均は300円安、反落、円高恩恵銘柄は高いが米暗号資産会社破綻の影響を推し量り様子見
◆日経平均は2万7963円47銭(300円10銭安)、TOPIXは1956.90ポイント(20.86ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は14億6035万株
11月14日(月)後場の東京株式市場は、円相場が前週末から急反発したまま堅調なため円高メリットのニトリHD<9843>(東証プライム)や良品計画<7453>(東証プライム)が一段と強含み、ゴールドウイン<8111>(東証プライム)も一段高。半面、キヤノン<7751>(東証プライム)は徐々に軟化して安値引け。任天堂<7974>(東証プライム)も安値引けとなった。日経平均は235円安で始まり、小動き横ばいのまま推移して大引け間際に一段軟化。前週末比で反落した。
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11月14日(月)後場の東京株式市場は、円相場が前週末から急反発したまま堅調なため円高メリットのニトリHD<9843>(東証プライム)や良品計画<7453>(東証プライム)が一段と強含み、ゴールドウイン<8111>(東証プライム)も一段高。半面、キヤノン<7751>(東証プライム)は徐々に軟化して安値引け。任天堂<7974>(東証プライム)も安値引けとなった。日経平均は235円安で始まり、小動き横ばいのまま推移して大引け間際に一段軟化。前週末比で反落した。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:45
| 今日のマーケット
マイクロ波化学が後場ストップ高、第2四半期の業績大幅拡大を好感
■上場来の高値を4日ぶりに更新
マイクロ波化学<9227>(東証グロース)は11月14日の後場一段と上げて14時30分過ぎにストップ高の1767円(300円高)をつけ、2022年6月に上場して以来の最高値を4取引日ぶりに更新した。11日に発表した第2四半期決算の売上高(2022年4〜9月・累計)が前年同期比2.6倍の3.42億円となり、契約総数は住友化学<4005>(東証プライム)、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東証プライム)のセブン−イレブン・ジャパンなど「通期計画52件に対して42件となり、進捗率80.8%を記録」(決算説明資料より)と好調な様子がうかがえ、注目が再燃した。今3月期は売上高31%増を見込み、各利益とも前期比で黒字化する見込みとしている。(HC)
マイクロ波化学<9227>(東証グロース)は11月14日の後場一段と上げて14時30分過ぎにストップ高の1767円(300円高)をつけ、2022年6月に上場して以来の最高値を4取引日ぶりに更新した。11日に発表した第2四半期決算の売上高(2022年4〜9月・累計)が前年同期比2.6倍の3.42億円となり、契約総数は住友化学<4005>(東証プライム)、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東証プライム)のセブン−イレブン・ジャパンなど「通期計画52件に対して42件となり、進捗率80.8%を記録」(決算説明資料より)と好調な様子がうかがえ、注目が再燃した。今3月期は売上高31%増を見込み、各利益とも前期比で黒字化する見込みとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:03
| 業績でみる株価
ラクオリア創薬が後場一段高、第3四半期決算の利益が通期予想を上回る
■足元の業績動向と新薬実現への期待など強まる
ラクオリア創薬<4579>(東証グロース)は11月14日、後場も一段高の相場となり、13時過ぎには11%高の1235円(125円高)まで上げて再び上値を指向している。11日の15時30分に発表した第3四半期連結決算(2022年1〜9月・累計)の営業利益が前年同期の4.7倍の5.01億円となり、2月に開示した今12月期の予想(前回予想)の4.20億円を上回ったことなどが注目されている。今12月期の予想は据え置き、10月に発表した米国での胃食道逆流症治療薬『tegoprazan』の第3相臨床試験開始などの諸費用を想定しているとみられるが、足元の業績動向と新薬実現への期待は大きいようだ。
第3四半期累計の連結四半期純利益は同2.7倍の4.67億円で、据え置いた今12月期の予想の3.42億円を上回った。米国で開始した胃食道逆流症治療薬『tegoprazan』の第3相臨床試験は、同社が創出したカリウムイオン競合型アシッドブロッカーと呼ばれる新しい作用機序の胃酸分泌抑制剤で、韓国企業にサブライセンス権付独占的ライセンスを導出し、韓国では2019年から発売され、中国では22年4月から発売されているという。(HC)
ラクオリア創薬<4579>(東証グロース)は11月14日、後場も一段高の相場となり、13時過ぎには11%高の1235円(125円高)まで上げて再び上値を指向している。11日の15時30分に発表した第3四半期連結決算(2022年1〜9月・累計)の営業利益が前年同期の4.7倍の5.01億円となり、2月に開示した今12月期の予想(前回予想)の4.20億円を上回ったことなどが注目されている。今12月期の予想は据え置き、10月に発表した米国での胃食道逆流症治療薬『tegoprazan』の第3相臨床試験開始などの諸費用を想定しているとみられるが、足元の業績動向と新薬実現への期待は大きいようだ。
第3四半期累計の連結四半期純利益は同2.7倍の4.67億円で、据え置いた今12月期の予想の3.42億円を上回った。米国で開始した胃食道逆流症治療薬『tegoprazan』の第3相臨床試験は、同社が創出したカリウムイオン競合型アシッドブロッカーと呼ばれる新しい作用機序の胃酸分泌抑制剤で、韓国企業にサブライセンス権付独占的ライセンスを導出し、韓国では2019年から発売され、中国では22年4月から発売されているという。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:44
| 業績でみる株価
みらいワークスが後場一段高、9月決算の大幅上振れと今期予想など好感
■今期は売上高34%増、営業利益2.7倍など見込む
みらいワークス<6563>(東証グロース)は11月14日の後場、一段高で始まり、後場寄り後は14%高の787円(95円高)まで上げ、大きく出直っている。前引け後の午前11時40分に発表した9月決算(2022年9月期)の当期純利益が22年8月開示の従来予想を63%上振れるなど好調で、今期・23年9月期の予想も純利益を3.9倍、とするなど大幅増益の見込みとし、注目が強まった。株価は10日の取引時間中に一時急伸して795円まで上げる場面があり、この時は東京電力HD<9501>(東証プライム)との提携新事業の発表が買い材料視されたようで、再び買い直されている。
今期・23年9月期の業績予想は、売上高が85億円(前期比33.8%増)、営業利益は同2.7倍の3.0億円、純利益は同3.9倍の1.53億円とした。(HC)
みらいワークス<6563>(東証グロース)は11月14日の後場、一段高で始まり、後場寄り後は14%高の787円(95円高)まで上げ、大きく出直っている。前引け後の午前11時40分に発表した9月決算(2022年9月期)の当期純利益が22年8月開示の従来予想を63%上振れるなど好調で、今期・23年9月期の予想も純利益を3.9倍、とするなど大幅増益の見込みとし、注目が強まった。株価は10日の取引時間中に一時急伸して795円まで上げる場面があり、この時は東京電力HD<9501>(東証プライム)との提携新事業の発表が買い材料視されたようで、再び買い直されている。
今期・23年9月期の業績予想は、売上高が85億円(前期比33.8%増)、営業利益は同2.7倍の3.0億円、純利益は同3.9倍の1.53億円とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:54
| 業績でみる株価
【株式市場】日経平均は215円安、米暗号資産FTX破綻の影響を見極めたい様子の中で半導体関連株など堅調
◆日経平均は2万8047円58銭(215円99銭安)、TOPIXは1964.90ポイント(12.86ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は増加し7億5215万株
11月14日(月)前場の東京株式市場は、米暗号資産取引大手FTXの破綻が500億ドル・7兆円規模に達するとの見方もあり、ファンド事業で一部出資するとされるソフトバンクG<9984>(東証プライム)が下落。株式市場への影響はある程度不可避とされ、手控え気分の漂う相場となった。円相場の急反発を受けてトヨタ<7203>(東証プライム)などは上値が重い。一方、ファーストリテ<9983>(東証プライム)やニトリHD<9843>(東証プライム)は堅調。東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株は国産の次世代半導体開発会社構想を受け続伸基調の銘柄が目立った。日経平均は取引開始直後の41円47銭高(2万8305円04銭)を上値に次第安となり、前引け間際に220円24銭安(2万8043円33銭安)まで下押した。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:07
| 今日のマーケット
ホクリヨウは業績・配当予想の増額修正など好感され戻り高値に進む
■鳥インフル・採卵鶏の淘汰・鶏卵相場が堅調、飼料・燃料は高騰
ホクリヨウ<1384>(東証スタンダード)は11月14日、大きく出直り、取引開始後に10%高の698円(65円高)まで上げた後も値上がり率7%前後で推移し、今年5月以来の水準を回復し戻り高値に進んでいる。養鶏・鶏卵の大手で、11日の5時30分に第2四半期決算と今3月期の業績予想の増額修正を発表、3月期末配当を前回発表予想の1株10円から17円に増額(前期末実績比2円の増配)したことなどが好感されている。産卵率改善などの企業努力に加え、鳥インフルエンザにより北海道内の採卵鶏の淘汰が行われ、鶏卵相場が水準を上回って推移したことなどが要因とした。
今3月期の業績予想は、飼料価格、燃料費、物流費の高騰などがある一方、安定基金の発動、産卵率の改善、工場における一人当たりの製造量アップなどの生産性向上により相当程度圧縮したことなどにより全体に増額修正し、営業利益は従来予想の3.9倍の10.6億円(前期比20.7%増)に見直した。(HC)
ホクリヨウ<1384>(東証スタンダード)は11月14日、大きく出直り、取引開始後に10%高の698円(65円高)まで上げた後も値上がり率7%前後で推移し、今年5月以来の水準を回復し戻り高値に進んでいる。養鶏・鶏卵の大手で、11日の5時30分に第2四半期決算と今3月期の業績予想の増額修正を発表、3月期末配当を前回発表予想の1株10円から17円に増額(前期末実績比2円の増配)したことなどが好感されている。産卵率改善などの企業努力に加え、鳥インフルエンザにより北海道内の採卵鶏の淘汰が行われ、鶏卵相場が水準を上回って推移したことなどが要因とした。
今3月期の業績予想は、飼料価格、燃料費、物流費の高騰などがある一方、安定基金の発動、産卵率の改善、工場における一人当たりの製造量アップなどの生産性向上により相当程度圧縮したことなどにより全体に増額修正し、営業利益は従来予想の3.9倍の10.6億円(前期比20.7%増)に見直した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:18
| 業績でみる株価
ペプチドリームが一段高、マイルストーンフィー受領など好感され2日続けて大幅高
■未定だった今12月期の営業利益は50%増、税前利益は58%増に
ペプチドリーム<4587>(東証プライム)は11月14日、一段高となり、午前9時40分過ぎには8%高の1965円(150円高)まで上げ、2日連続大幅高となっている。10日の15時30分にペプチド放射性医薬品に関する戦略的パートナーRayzeBio社からのマイルストーンフィー受領(売上高の10%を超える金額)と第3四半期決算を発表し、前週末取引日の11日は21%高(312円高の1815円)。週明けも買い先行となっている。
マイルストーンフィーは、2022年12月期第3四半期の売上収益として計上しているとした。これを含めた第3四半期までの成果を受け、今12月期の連結業績予想のうち、未定としてきた営業利益、税引前利益の予想を発表し、営業利益は61億円の見込み(前期比50.0%増)、税引前利益は60億円の見込み(57.7%増)とした。(HC)
ペプチドリーム<4587>(東証プライム)は11月14日、一段高となり、午前9時40分過ぎには8%高の1965円(150円高)まで上げ、2日連続大幅高となっている。10日の15時30分にペプチド放射性医薬品に関する戦略的パートナーRayzeBio社からのマイルストーンフィー受領(売上高の10%を超える金額)と第3四半期決算を発表し、前週末取引日の11日は21%高(312円高の1815円)。週明けも買い先行となっている。
マイルストーンフィーは、2022年12月期第3四半期の売上収益として計上しているとした。これを含めた第3四半期までの成果を受け、今12月期の連結業績予想のうち、未定としてきた営業利益、税引前利益の予想を発表し、営業利益は61億円の見込み(前期比50.0%増)、税引前利益は60億円の見込み(57.7%増)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:25
| 業績でみる株価
ULSグループは暗号資産大手FTXの破綻に無関係との発表を受け高い
■ただ「負債数兆円、顧客数100万人」とされ株式に影響の見方
ULSグループ<3798>(東証スタンダード)は11月14日、大きく出直って始まり、取引開始後は11%高の3420円(330円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに3400円台を回復している。米国の暗号資産(仮想通貨)交換業の大手FTXが破綻したと伝えられたことについて、同日朝、FTXの日本法人FTX Japan株式会社とは2022年4月19日付で資本関係を解消し、現在は人的関係、資本関係、取引関係は一切ないと発表し、あらためて好感されている。
ただ、FTXの破綻については、「約130社が破産法適用の対象になると表明」(ロイターニュース11月12日)、「負債数兆円、顧客数100万人超す」(日本経済新聞11月13日付朝刊)などと伝えられており、株式市場にとっても、暗号資産による損失を埋める必要性から株式売却を余儀なくされる動きはある程度避けられないとの見方が出ている。(HC)
ULSグループ<3798>(東証スタンダード)は11月14日、大きく出直って始まり、取引開始後は11%高の3420円(330円高)まで上げて約2ヵ月ぶりに3400円台を回復している。米国の暗号資産(仮想通貨)交換業の大手FTXが破綻したと伝えられたことについて、同日朝、FTXの日本法人FTX Japan株式会社とは2022年4月19日付で資本関係を解消し、現在は人的関係、資本関係、取引関係は一切ないと発表し、あらためて好感されている。
ただ、FTXの破綻については、「約130社が破産法適用の対象になると表明」(ロイターニュース11月12日)、「負債数兆円、顧客数100万人超す」(日本経済新聞11月13日付朝刊)などと伝えられており、株式市場にとっても、暗号資産による損失を埋める必要性から株式売却を余儀なくされる動きはある程度避けられないとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:59
| 材料でみる株価
And Doホールディングスは23年6月期1Q減益だが計画水準、通期増益予想据え置き
(決算速報)
And Doホールディングス(旧ハウスドゥが22年1月1日付で事業持株会社体制に移行して商号変更)<3457>(東証プライム)は11月11日の取引時間終了後に23年6月期第1四半期連結業績を発表した。前年の不動産売買事業における大型案件の反動で減収減益だが概ね計画水準だった。成長強化事業のハウス・リースバック事業は大幅伸長した。そして通期増益予想を据え置いた。住宅需要が堅調であり、成長強化事業が牽引して収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍く年初来安値圏でモミ合う形だが、調整一巡して出直りを期待したい。
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And Doホールディングス(旧ハウスドゥが22年1月1日付で事業持株会社体制に移行して商号変更)<3457>(東証プライム)は11月11日の取引時間終了後に23年6月期第1四半期連結業績を発表した。前年の不動産売買事業における大型案件の反動で減収減益だが概ね計画水準だった。成長強化事業のハウス・リースバック事業は大幅伸長した。そして通期増益予想を据え置いた。住宅需要が堅調であり、成長強化事業が牽引して収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍く年初来安値圏でモミ合う形だが、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:35
| 決算発表記事情報
フライトホールディングスは23年3月期2累計赤字だが通期大幅増益予想据え置き
(決算速報)
フライトホールディングス<3753>(東証スタンダード)は11月11日の取引時間終了後に23年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。サービス事業における前期の大型案件の反動などで減収・赤字だったが、通期の増収・大幅増益予想を据え置いた。有望案件が目白押しであり、通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は「紙の健康保険証24年秋に原則廃止、マイナンバーカード事実上義務化」という政府の方針を材料視して急伸する場面があった。その後は利益確定売り優勢の形だが調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。
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フライトホールディングス<3753>(東証スタンダード)は11月11日の取引時間終了後に23年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。サービス事業における前期の大型案件の反動などで減収・赤字だったが、通期の増収・大幅増益予想を据え置いた。有望案件が目白押しであり、通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は「紙の健康保険証24年秋に原則廃止、マイナンバーカード事実上義務化」という政府の方針を材料視して急伸する場面があった。その後は利益確定売り優勢の形だが調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:35
| 決算発表記事情報
アイリッジは23年3月期2Q累計赤字だが通期大幅営業増益(レンジ)予想据え置き
(決算速報)
アイリッジ<3917>(東証グロース)は11月11日の取引時間終了後に23年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。新規事業領域への先行投資の影響などで赤字だった。ただし概ね計画水準だったとして通期の大幅営業増益(レンジ)予想を据え置いている。大型案件の増加により期初時点で下期偏重の計画としている。FANSHIP導入アプリのMAU増加に伴ってストック型収益が拡大基調であり、下期は子会社フィノバレーのデジタル地域通貨プラットフォーム事業の収益が想定以上に寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍くモミ合う形だが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。
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アイリッジ<3917>(東証グロース)は11月11日の取引時間終了後に23年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。新規事業領域への先行投資の影響などで赤字だった。ただし概ね計画水準だったとして通期の大幅営業増益(レンジ)予想を据え置いている。大型案件の増加により期初時点で下期偏重の計画としている。FANSHIP導入アプリのMAU増加に伴ってストック型収益が拡大基調であり、下期は子会社フィノバレーのデジタル地域通貨プラットフォーム事業の収益が想定以上に寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍くモミ合う形だが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:34
| 決算発表記事情報
星光PMCは22年12月期3Q累計営業減益、23年12月期収益拡大期待
(決算速報)
星光PMC<4963>(東証プライム)は、11月11日の取引時間中に22年12月期第3四半期累計連結業績を発表した。原材料価格高騰の影響などで営業減益だった。通期予想は据え置いた。22年12月期は原材料価格高騰の影響で減益予想だが、23年12月期は製品価格への転嫁、高付加価値製品の拡販、成長投資の成果などで収益拡大を期待したい。株価は反発力が鈍く年初来安値圏だが、22年12月期減益予想は織り込み済みであり、調整一巡して出直りを期待したい。
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星光PMC<4963>(東証プライム)は、11月11日の取引時間中に22年12月期第3四半期累計連結業績を発表した。原材料価格高騰の影響などで営業減益だった。通期予想は据え置いた。22年12月期は原材料価格高騰の影響で減益予想だが、23年12月期は製品価格への転嫁、高付加価値製品の拡販、成長投資の成果などで収益拡大を期待したい。株価は反発力が鈍く年初来安値圏だが、22年12月期減益予想は織り込み済みであり、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:34
| 決算発表記事情報
ASIAN STARは底放れの動き、22年12月期通期黒字転換予想据え置き
(決算速報)
ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は11月11日の取引時間終了後に22年12月期第3四半期累計の連結業績を発表した。前期の1棟収益マンション販売の反動で減収となり、中国・上海のロックダウンによる一部経費の増加も影響して営業・経常赤字だった。ただし四半期別に見ると第3四半期は営業黒字に転換した。そして通期黒字転換予想を据え置いている。収益改善基調を期待したい。株価は安値圏の小幅レンジでモミ合う形だったが、徐々に水準を切り上げて底放れの動きを強めている。出直りを期待したい。
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ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は11月11日の取引時間終了後に22年12月期第3四半期累計の連結業績を発表した。前期の1棟収益マンション販売の反動で減収となり、中国・上海のロックダウンによる一部経費の増加も影響して営業・経常赤字だった。ただし四半期別に見ると第3四半期は営業黒字に転換した。そして通期黒字転換予想を据え置いている。収益改善基調を期待したい。株価は安値圏の小幅レンジでモミ合う形だったが、徐々に水準を切り上げて底放れの動きを強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:33
| 決算発表記事情報
朝日ラバーは23年3月期2Q累計減益、通期減益予想据え置きだが上振れ余地
(決算速報)
朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は11月11日の取引時間終了後に23年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。主力の自動車向けゴム製品が自動車減産の影響で減収となり、販管費の増加なども影響して減益だった。そして通期の減益予想を据え置いた。ただし原材料価格高騰に伴う販売価格転嫁や原価改善効果などで上振れ余地がありそうだ。さらに24年3月期の収益拡大を期待したい。株価は年初来安値圏でモミ合う形だが、23年3月期減益予想を織り込み済みであり、調整一巡して出直りを期待したい。
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朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は11月11日の取引時間終了後に23年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。主力の自動車向けゴム製品が自動車減産の影響で減収となり、販管費の増加なども影響して減益だった。そして通期の減益予想を据え置いた。ただし原材料価格高騰に伴う販売価格転嫁や原価改善効果などで上振れ余地がありそうだ。さらに24年3月期の収益拡大を期待したい。株価は年初来安値圏でモミ合う形だが、23年3月期減益予想を織り込み済みであり、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:33
| 決算発表記事情報
ヒーハイストは23年3月期2Q累計赤字着地、通期予想を下方修正、24年3月期収益改善期待
(決算速報)
ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は11月11日の取引時間終了後に23年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。中国ロックダウン影響による販売減少、原材料調達遅延による生産高減少などで計画を下回り赤字着地した。そして通期の連結業績予想および配当予想を下方修正した。24年3月期の収益改善を期待したい。株価は反発力が鈍く年初来安値圏でモミ合う形だ。目先的には下方修正を嫌気する可能性もあるが下値限定的だろう。
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ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は11月11日の取引時間終了後に23年3月期第2四半期累計連結業績を発表した。中国ロックダウン影響による販売減少、原材料調達遅延による生産高減少などで計画を下回り赤字着地した。そして通期の連結業績予想および配当予想を下方修正した。24年3月期の収益改善を期待したい。株価は反発力が鈍く年初来安値圏でモミ合う形だ。目先的には下方修正を嫌気する可能性もあるが下値限定的だろう。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:33
| 決算発表記事情報
資生堂は一段高で始まる、コア営業利益が通期予想の9割を確保、連日好感
■第3四半期決算は国内が成長に転じ海外は欧州・米州などで拡大
資生堂<4911>(東証プライム)は11月14日、一段高で始まり、取引開始後は6%高に迫る5952円(314円高)をつけて2日連続大きく上げている。10日に発表した第3四半期決算が連日好感されている様子で、2022年1〜9月・累計のコア連結営業利益は前年同期比21.9%増の362.35億円となり、8月に公表した通期予想額400億円に対し9割を確保したことなどが注目されている。
今3月期・通期の連結業績予想は全体に据え置いたが、第3四半期までの推移から上振れ期待が出ている。第3四半期累計期間(1〜9月)は、日本事業が9月の「エリクシール」のリニューアルなどにより成長に転じた。中国事業は前年を下回ったが、アジアパシフィック事業、欧州事業、米州事業は力強い成長を実現した。親会社の所有者に帰属する四半期利益は290億円となり、通期予想の255億円を上回ったが、これについては、「第4四半期において非経常項目として、構造改革に伴う費用の計上を予定(決算短信)とし、通期予想は据え置いた。(HC)
資生堂<4911>(東証プライム)は11月14日、一段高で始まり、取引開始後は6%高に迫る5952円(314円高)をつけて2日連続大きく上げている。10日に発表した第3四半期決算が連日好感されている様子で、2022年1〜9月・累計のコア連結営業利益は前年同期比21.9%増の362.35億円となり、8月に公表した通期予想額400億円に対し9割を確保したことなどが注目されている。
今3月期・通期の連結業績予想は全体に据え置いたが、第3四半期までの推移から上振れ期待が出ている。第3四半期累計期間(1〜9月)は、日本事業が9月の「エリクシール」のリニューアルなどにより成長に転じた。中国事業は前年を下回ったが、アジアパシフィック事業、欧州事業、米州事業は力強い成長を実現した。親会社の所有者に帰属する四半期利益は290億円となり、通期予想の255億円を上回ったが、これについては、「第4四半期において非経常項目として、構造改革に伴う費用の計上を予定(決算短信)とし、通期予想は据え置いた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:30
| 業績でみる株価
三越伊勢丹HDは反発を探る、通期予想の営業・経常利益を4割増額修正
■75日移動平均に迫り調整一巡感が出てくる頃合いの見方
三越伊勢丹ホールディングス(三越伊勢丹HD)<3099>(東証プライム)は11月14日、1265円(36円高)で始まった後19円安を下値に切り返し、反発を探る相場となっている。前取引日・11日の15時に第2四半期決算と3月通期の連結業績予想の増額修正を発表し、営業・経常利益は、ともに2022年8月に公表した従来予想を4割増額修正、好感買いが先行している。
第2四半期累計(2022年4〜9月)の連結売上高は単純比較で前年同期比18.6%増加し、各利益は黒字に転換した。今3月期の通期の連結業績予想は、営業利益と経常利益をともに従来予想比41.2%増の240億円に見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同26.3%上回る240億円の見込みに見直した。株価は10月に2018年以来の高値1395円をつけた後調整基調だが、75日移動平均に迫っているため、調整一巡感が出てくる頃合いと見られている。(HC)
三越伊勢丹ホールディングス(三越伊勢丹HD)<3099>(東証プライム)は11月14日、1265円(36円高)で始まった後19円安を下値に切り返し、反発を探る相場となっている。前取引日・11日の15時に第2四半期決算と3月通期の連結業績予想の増額修正を発表し、営業・経常利益は、ともに2022年8月に公表した従来予想を4割増額修正、好感買いが先行している。
第2四半期累計(2022年4〜9月)の連結売上高は単純比較で前年同期比18.6%増加し、各利益は黒字に転換した。今3月期の通期の連結業績予想は、営業利益と経常利益をともに従来予想比41.2%増の240億円に見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同26.3%上回る240億円の見込みに見直した。株価は10月に2018年以来の高値1395円をつけた後調整基調だが、75日移動平均に迫っているため、調整一巡感が出てくる頃合いと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17
| 業績でみる株価
日経平均は14円高で始まる、前週末のNY株はダウ32ドル高など3指数とも続伸、円相場は1ドル139円台の円高
11月14日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が14円07銭高(2万8277円64銭)で始まった。円相場は円高方向に急伸し1ドル139円台に入っている。
前週末のNY株式はダウ32.49ドル高(3万3747.86ドル)となるなど、3指数ともそろって2日続伸。ダウは前日に1201ドル高と急伸したこともあり、一時320.94ドル安まで反落する場面があったが切り返した。
CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万8120円となり、東京市場11日の現物(日経平均)終値を140円ほど下回った。(HC)
前週末のNY株式はダウ32.49ドル高(3万3747.86ドル)となるなど、3指数ともそろって2日続伸。ダウは前日に1201ドル高と急伸したこともあり、一時320.94ドル安まで反落する場面があったが切り返した。
CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万8120円となり、東京市場11日の現物(日経平均)終値を140円ほど下回った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:01
| 今日のマーケット
【株式市場特集】木材・リユース関連株、ロングラン銘柄に待機姿勢を取るのも一考余地
木材関連株の相次ぐ業績上方修正で関連のロングラン銘柄の期待が高まる。また、リユース株各社は、月間売上高は連続プラスが続いており、業績の上方修正が相次いぎ、物価上昇に伴う節約志向も、追い風となっている。次善策対応としてロングラン銘柄に待機姿勢を取るのも一考余地が出てくることになる。
■「ウッドショック」はピークアウトも市況水準は想定を上回る
木材関連株で今年9月末以降に今期業績を上方修正した銘柄を時系列的にあげるとオービス<7827>(東証スタンダード)、大建工業<7905>(東証プライム)、ホクシン<7897>(東証スタンダード)、JKホールディングス<9896>(東証プライム)、ジューテックホールディングス<3157>(東証スタンダード)と続く。また関連の合板機械の太平製作所<6342>(東証スタンダード)も、今2023年3月期業績を上方修正した。
このうち大建工業は、木材価格は下落傾向にあるが、想定を上回ったとして今年10月末に今年6月に続く2回目の業績上方修正と2回目の増配を発表し、前期の合計3回の上方修正に続く好調推移をキープした。株価は、業績再修正・再増配とともに200円超の急騰を演じたが、PERは、まだ4.9倍、PBRは0.7倍、年間配当利回りも5.2%と超割安である。太平製作所も、業績上方修正とともの年初来高値を更新したが同じくPERは6.6倍、PBRは0.4倍の評価にしか過ぎない。残りの木材関連株も、PERは1ケタ台、PBRは1倍割れで共通している。
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■「ウッドショック」はピークアウトも市況水準は想定を上回る
木材関連株で今年9月末以降に今期業績を上方修正した銘柄を時系列的にあげるとオービス<7827>(東証スタンダード)、大建工業<7905>(東証プライム)、ホクシン<7897>(東証スタンダード)、JKホールディングス<9896>(東証プライム)、ジューテックホールディングス<3157>(東証スタンダード)と続く。また関連の合板機械の太平製作所<6342>(東証スタンダード)も、今2023年3月期業績を上方修正した。
このうち大建工業は、木材価格は下落傾向にあるが、想定を上回ったとして今年10月末に今年6月に続く2回目の業績上方修正と2回目の増配を発表し、前期の合計3回の上方修正に続く好調推移をキープした。株価は、業績再修正・再増配とともに200円超の急騰を演じたが、PERは、まだ4.9倍、PBRは0.7倍、年間配当利回りも5.2%と超割安である。太平製作所も、業績上方修正とともの年初来高値を更新したが同じくPERは6.6倍、PBRは0.4倍の評価にしか過ぎない。残りの木材関連株も、PERは1ケタ台、PBRは1倍割れで共通している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:29
| 特集
【どう見るこの相場】なお業績上方修正、増配が続く木材関連株、リユース株はロングラン相場に推進力
新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な感染爆発)が始まって以来、東京市場で株価を下支えしてきたロングラン銘柄といえば、その一つとして海運株をあげてもそう異論なはいはずだ。とにかく代表の日本郵船<9101>(東証プライム)は、コンテナ船運賃の上昇を背景に2年3カ月前の2020年8月に2021年3月期業績を上方修正して以来、足元の今年11月4日の今2023年3月期の2回目の上方修正まで毎期、3回〜4回の上方修正を繰り返し、合わせて大幅増配も行い、株式分割まで実施した。
株価も、2020年8月安値から株式分割権利落ち前の上場来高値1万2490円まで9倍化した。足元ではコンテナ船運賃の頭打ち懸念も出て分割権利落ち後安値近辺でもみ合い方向感を探る展開が続き先行きは予断を許さないが、それでもPERは1.3倍、年間配当利回りは18.9%にも達する。
パンデミック初期にやはり出ずっぱりの高人気を呼んだのは、マスク株、除菌剤株、ワクチン関連株、巣ごもり消費関連株、リモートワーク関連株などの「ウイズ・コロナ株」であった。ただ除菌剤株は、大幸薬品<4574>(東証プライム)の業績下方修正・赤字転落で早くに脱落し、株価が、わずか3カ月で上場来高値2492円まで6.6倍化けしたアンジェス<4563>(東証グロース)は、今年7月にそのDNAワクチンの開発中止を発表して144円まで急落してしまった。「ウイズ・コロナ株」をロングラン銘柄とするには相当割り引かなければならず厳選は不可欠となる。
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株価も、2020年8月安値から株式分割権利落ち前の上場来高値1万2490円まで9倍化した。足元ではコンテナ船運賃の頭打ち懸念も出て分割権利落ち後安値近辺でもみ合い方向感を探る展開が続き先行きは予断を許さないが、それでもPERは1.3倍、年間配当利回りは18.9%にも達する。
パンデミック初期にやはり出ずっぱりの高人気を呼んだのは、マスク株、除菌剤株、ワクチン関連株、巣ごもり消費関連株、リモートワーク関連株などの「ウイズ・コロナ株」であった。ただ除菌剤株は、大幸薬品<4574>(東証プライム)の業績下方修正・赤字転落で早くに脱落し、株価が、わずか3カ月で上場来高値2492円まで6.6倍化けしたアンジェス<4563>(東証グロース)は、今年7月にそのDNAワクチンの開発中止を発表して144円まで急落してしまった。「ウイズ・コロナ株」をロングラン銘柄とするには相当割り引かなければならず厳選は不可欠となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:27
| どう見るこの相場