株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2022年11月21日

イトーキ、静岡聖光学院とメタバース環境でのコミュニケーション/グループワークの実証研究などを開始、文部科学省の推進事業に採択される

■『次世代の学校・教育現場を見据えた先端技術・教育データの利活用推進事業』

 イトーキ<7972>(東証プライム)は11月21日の午後、学校法人静岡聖光学院(静岡県静岡市)との、メタバースを用いた仮想空間と現実空間の学習環境のデザインと、教育カリキュラムの構築プロジェクトが、文部科学省『令和4年度:次世代の学校・教育現場を見据えた先端技術・教育データの利活用推進事業』に採択されたと発表した。同日の株価は午後一段と上げて8.5%高の483円(38円高)となった。

ii11.jpg

 『メタバースを活用した探究/協働学習・リモート国際交流の実践』をテーマに次世代の『学びの場』教育環境と教育カリキュラムをデザイン、メタバース環境でのコミュニケーション/グループワークの実証研究を開始する。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:50 | プレスリリース

マーチャント・バンカーズの創薬ベンチャー・バイオジップコード社が譲受した糖尿病治療に関する2件の発明(国際特許出願)が米、欧、中、豪、韓でも審査開始に

■滋賀医科大学との連携で糖尿病完治薬等の開発を推進

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は11月21日、同社グループの創薬ベンチャー、株式会社バイオジップコード(以下、「バイオジップコード社」)が権利を譲受した糖尿病治療薬等の国際特許出願状況について開示を行った。

 バイオジップコード社は、国立大学法人滋賀医科大学)との産学連携により、糖尿病を完治させる治療薬等の研究・開発を推進するため、2022年1月にマーチャント・バンカーズが設立した。

 バイオジップコード社は、滋賀医科大学教授として、長年、「糖尿病の完治や細胞標的化技術」の研究に取り組んできた小島秀人氏他による糖尿病の治療法に関する2件の発明(2019年10月に国内特許出願。以下、「本件発明」)について、滋賀医科大学から権利を譲受けている。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:10 | 新製品&新技術NOW

【株式市場】日経平均は45円高、後場は一進一退のあと大引けにかけて上げ反発

◆日経平均は2万7944円79銭(45円02銭高)、TOPIXは1972.57ポイント(5.54ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億6530万株

 11月21日(月)後場の東京株式市場は、前場上げた鉄鋼株や海運株、大手商社株が堅調なまま値を保ち、TDK<6762>(東証プライム)信越化学<4063>(東証プライム)は前場の高値を超えて一段ジリ高傾向となった。決算発表後に下げていた帝人<3401>(東証プライム)も一段ジリ高となって戻りを継続。日経平均は1円28銭安で始まり、14時過ぎまで一進一退だったが、大引けにかけて強含んで前日比反発となった。

>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:54 | 今日のマーケット

マーケットエンタープライズ、所沢市がリユースプラットフォーム「おいくら」を導入し不要品のリユース事業開始

■捨てない暮らしで循環型社会形成 廃棄物処理に伴うコスト削減へ

 埼玉県所沢市(市長:藤本 正人)とマーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、事業連携協定を締結し、2022年11月21日から地域社会における課題解決を目的とした不要品リユース事業連携をスタートすることとなったと発表。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を廃棄物として捨てずに再利用する仕組みを構築。所沢市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指す。

ma11.jpg

■背景・経緯

 所沢市は、「所沢市一般廃棄物処理基本計画」において、基本方針の一つである「もったいないの心」が生み出すごみ減量と資源化を掲げ、市民や事業者をはじめとした全てのステークホルダーとの連携のもと、循環型社会の実現に向けた廃棄物の減量化と資源化に取り組んでいる。しかしながら、近年粗大ごみの量が増加傾向にあり、対応策を模索していた。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:37 | プレスリリース

ケンコーマヨネーズが後場一段と強含む、『ガーリックバターソース』累計16万本を達成

■芳醇なバターと程良いガーリックが香る風味豊かなソース

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は11月21日の後場、一段と強含んで上げ幅を広げ、大引けにかけて1640円(21)円高まで上げて出直りを強めた。午後、『ガーリックバターソース』の出荷本数が2022年11月21日時点で自社・大手のECサイトをあわせて累計16万本を達成したと発表し、注目を集めた。『ガーリックバターソース』は、芳醇なバターと程良いガーリックが香る風味豊かなソース。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:09 | 株式投資ニュース

QDレーザが後場一段高、引き続き「2分で眼の健康をセルフチェックする新デバイス」に期待強い

■第2四半期は赤字だったが株価は底堅く消化済みに

 QDレーザ<6613>(東証グロース)は11月21日の後場、一段と上げ幅を広げ、取引開始後に11%高の746円(75円高)まで上げて今年5月以来、約6ヵ月ぶりに700円台を回復している。15日に「2分で眼の健康をセルフチェックできる新デバイス『MEOCHECK(メオチェック)』を開発」と発表し、引き続き好感買いが継続。11月10日に発表した第2四半期決算(2022年4〜6月・累計)は各利益とも赤字だったが株価は底堅く、週明け14日からは上値を追い始めたため、足元の業績動向は消化済みと見られている。

 新デバイス「MEOCHECK(メオチェック)」は、高齢化社会における運転寿命延伸を目指し、自社のレーザ網膜投影技術を応用して開発した。トライアルとして、都内最大手のハイヤー・タクシー会社である日本交通株式会社(東京都千代田区)の従業員向け定期健康診断で眼の健康チェックを実施するという。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:54 | 材料でみる株価

綿半HD、長野県内の綿半グループ30店舗が「こどもを守る安心の家」として安全を守る活動を開始

■地域の警察等と連携、11月22日から

 綿半ホールディングス(綿半HD)<3199>(東証プライム)は11月22日(火)より、長野県内の綿半スーパーセンター・綿半ホームエイド21店舗、綿半ドラッグ3店舗、 お茶元胡蝶庵6店舗は、「こどもを守る安心の家」として、地域の警察等と連携して子どもたちの安全を守る活動を開始する。

wata1.jpg

 活動開始当日は、綿半スーパーセンター権堂店で長野県警察と貼付式を行う。 なお、長野県外に展開する綿半スーパーセンター・綿半ホームエイド・綿半フレッシュマーケットについても、「こども110番の店」として、地域と連携して子どもたちの安全を守り、安心できる町づくりに貢献するとしている。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:35 | プレスリリース

ファーストコーポレーション、千葉駅東口西銀座B地区優良建築物等整備事業の建設工事受注

■受注価格は22年5月期売上高の10%に相当する額以上

 ファーストコーポレーション<1430>(東証プライム)は21日、千葉駅東口西銀座B地区優良建築物等整備事業施設建築物新築工事を受注したと発表した。工期は、2022年11月着工、2026年3月完成予定。受注価格は秘守義務契約により公表していないが、価格は、同社の22年5月期売上高(301億78百万円)の10%に相当する額以上になる。また、工期の進捗に応じて売り上げを計上する予定としている。

1.工事件名:(仮称)千葉駅東口西銀座B地区優良建築物等整備事業施設建築物新築工事
2.発注者:千葉駅東口西銀座B地区事業者共同事業体
3.工事場所:千葉県千葉市中央区富士見2丁目6−1他
4.施設計画
@敷地面積:3,805.80u
A建物用途:共同住宅、店舗、保育所、事務所、自転車駐車場
B建築面積:2,662.47u
C延床面積:48,177.47u
D建物規模:地上23階、地下1階、80.29m
5.工期:2022年11月着工、2026年3月完成予定
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:29 | プレスリリース

レカムは決算発表翌日の高値を上回り年初来高値に進む、好業績を買う動き強まる

■営業利益は前期96%増、今期は89%増を予想

 レカム<3323>(東証スタンダード)は11月21日の後場一段と上値を追って始まり、取引開始後は13%高の116円(13円高)まで上げて4取引日ぶりに年初来の高値を更新している。14日に発表した9月決算(IFRS)が連結営業利益96%増となるなど大幅に伸び、今期・2023年9月期の営業利益の予想も89%増を見込むなどで、好業績を買う動きが再燃している。復配(22年9月期)、増配(23年9月期)を予定している。

 決算を発表した翌日の11月15日は一時的な年初来の高値更新にとどまったが、翌16日からは再び上げ相場となって高値を更新した。前9月期は海外ソリューション事業が絶好調に推移した上、今期は、2022年10⽉にクロスボーダーM&Aにて⼦会社化したマレーシアのローカル企業SLW社の寄与が本格化する。今期の連結業績予想は、売上収益が前期比17.7%増、当期利益は同83.0%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は同28.0%増を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:24 | 業績でみる株価

【株式市場】日経平均は朝方の107円高から値を消し28円安、TOPIXは値を保ち小じっかり

◆日経平均は2万7871円09銭(28円68銭安)、TOPIXは1967.16ポイント(0.13ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は4億8908万株

 11月21日(月)前場の東京株式市場は、為替の円安とNY株の反発などを受けてトヨタ<7203>(東証プライム)東京エレク<8035>(東証プライム)が反発して始まるなど、自動車、半導体、鉄鋼、海運株などが堅調だったものの、自動車株や半導体株は午前9時半頃には伸び悩み、日経平均は82円高で始まった直後の107円29銭高(2万8007円06銭)を上値にダレ模様となった。三菱商事<8058>(東証プライム)などの大手商社株も米投資会社による大量保有報告書などを受け堅調だが伸び悩んだ。日経平均は午前11時に53円47銭安(2万7846円30銭)まで軟化し、前引けも小安い。一方、TOPIXは小幅高。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:16 | 今日のマーケット

マイクロ波化学は「世界初」の多段式凍結乾燥装置が注目を集め上場来の高値を連日更新

■11月は下げた日が4日しかない連騰相場

 マイクロ波化学<9227>(東証グロース)は11月21日、続伸一段高となり、10%高の2869円(265円高)まで上げて上場来の高値を6日連続更新している。同日付で、「世界初、食品・医薬等を対象としたマイクロ波多段式凍結乾燥装置『SiriusWave』の販売を開始〜大幅な時間短縮と高品質化を実現〜」と発表し、注目が集まった。

 16日には、三井化学<4183>(東証プライム)の名古屋工場内に革新的CF製造技術に関する実証設備と発表したことなどが好感されて上げピッチを強めており、発表ニュースに対する反応の軽快さ自体も買い材料視されているようだ。株価は11月に入って下げた日が4日しかない連騰相場を形成している。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 材料でみる株価

ジェイエスエスは第2四半期決算の発表後快調、年初来の高値を更新

■スイミング大手、日本テレビHDのティップネスとの協業も注目

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)は11月21日、再び一段高となり、午前10時過ぎには4%高の501円(20円高)まで上げて4日ぶりに年初来の高値を更新し、2021年10月以来の500円台に進んでいる。スイミングスクールの大手で、11月14日に発表した第2四半期決算は4〜9月累計で営業利益が前年度期比12%増加し、四半期純利益は同91%増加するなど好調だった。下期は季節的に閑散期になるが、3月通期の業績予想に上振れ期待が出ているようだ。

 第2四半期決算(4〜9月・累計)は、売上高が同6.4%増の40.13億円となり、営業利益は同12.1%増の2.25億円だった。通期の予想は据え置き、営業利益は3.50億円(前期比21.0%増)を見込むが、4〜9月までで通期予想の64%に達した。日本テレビホールディングス(日本テレビHD)<9404>(東証プライム)の(株)ティップネスとの協業による事業展開も注目要因になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:12 | 業績でみる株価

イントラストが次第高、家賃滞納に関する最高裁判断に関する報道など好感

■家賃債務保証など好調で業績は第2四半期最高益

 イントラスト<7191>(東証プライム)は11月21日、次第に続伸幅を広げ、午前10時前には6%高の757円(43円高)まで上げて今年1月以来の750円台に進んでいる。家賃債務保証、連帯保証人代行システムなどを行い、業績は好調。21日は、「『家賃滞納で家財処分』条項、最高裁、適法か判断へ」(日本経済新聞11月21日付朝刊)と伝えられ、同社の事業が注目し直される形になっている。報道によると、最高裁の判断は12月12日に言い渡されるという。

 第2四半期連結決算は10月28日に発表し、売上高、各利益とも過去最高を更新し、通期計画を増額修正した。医療/介護費用保証は概ね計画通り推移した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 材料でみる株価

MS&ADインシュアランスGHDは次第に持ち直す、中間・期末配当予想を増額修正

■通期業績予想は下方修正し軟調だが押し目買い強い

 MS&ADインシュアランスグループホールディングス(MS&ADインシュアランスGHD)<8725>(東証プライム)は11月21日、軟調だが取引開始後の4%安(156円安の3866円)を下値に持ち直し、午前10時にかけては1.5%安(62円安の3960円)前後で売買されている。18日16時に第2四半期決算などを発表し、今3月期・通期の連結業績予想を下方修正したが、中間・期末配当予想を増額修正し、押し目買いが次第に活発化する様子となっている。9月中間配当は1株100円(従来予想比7.5円増、前期実績比17.5円増)とし、3月期末配当も100円(同7.5円増、同2.5円増)とした。

 今3月期の連結業績予想のうち、親会社株主に帰属する当期純利益は従来予想を41.7%下回る1400億円の見込みとした。国内で関東雹(ひょう)災、台風第14号などの自然災害、新型コロナ保険金・給付金の支払いが当初予想額を上回る見通しとなったことや、海外では北米ハリケーンなどの自然災害と資産運用損があった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:05 | 業績でみる株価

大豊建設が出直り強める、東京都の防潮堤かさ上げ計画など買い材料視

■このところ建設株の出直りが目立つ中で材料株妙味

 大豊建設<1822>(東証プライム)は11月21日、出直りを強めて始まり、取引開始後は4250円(145円高)まで上げ、5取引日ぶりに4200円台を回復している。このところ建設株の出直りが目立つ中で、東京都が地球温暖化を想定し防潮堤をかさ上げする計画案をまとめたと11月上旬に伝えられたことなどが買い材料視されているようだ。第2四半期決算発表の翌日、11月12日から軟調だったが、発表前の水準(11月11日終値4180円)を上回ってきた。

 第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)は堅調で、営業利益は前年同期比21%増の22.6億円、四半期純利益は同17%増の14.8億円だった。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:23 | 材料でみる株価

日経平均は82円高で始まる、為替は円安、前週末のNY株はダウ199ドル高など3指数とも3日ぶりに反発

 11月21日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が82円23銭高(2万7982円00銭)で始まった。円相場は1ドル140円台に戻り円安気味となっている。

 前週末のNY株式はダウ199.37ドル高(3万3745.69ドル)となるなど、3指数とも3日ぶりに上げ反発した。

 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万7965円となり、東京市場18日の現物(日経平均)終値を68円ほど上回った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:03 | 今日のマーケット

神鋼商事は上値試す、23年3月期通期は上方修正して大幅増益予想

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器を扱う商社である。KOBELCO(神戸製鋼グループ)の中核商社として、EV・自動車軽量化関連や資源循環型ビジネス関連を推進するとともに、サステナビリティ経営も推進している。23年3月期第2四半期累計の経常利益は、鉄鋼や鉄鋼原料を中心とする価格上昇効果や為替影響などにより、前回予想(8月3日付で上方修正)を上回る大幅増益だった。そして通期の業績・配当予想を上方修正した。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は好業績を評価して年初来高値圏だ。そして07年の高値に接近している。指標面の割安感も評価材料であり、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:45 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

イトーキは上値試す、22年12月期3Q累計大幅増益で通期も大幅増益予想

 イトーキ<7972>(東証プライム)はオフィス家具の大手で、物流機器などの設備機器関連も展開している。中期経営計画に基づいた構造改革プロジェクトを推進し、新製品・新ソリューション投入などを強化している。22年12月期第3四半期累計は需要が好調に推移し、構造改革プロジェクト推進も寄与して大幅増益だった。ワークプレイス事業はニューノーマル時代の新しい働き方にあわせたオフィス移転・リニューアル案件を中心に需要が好調だった。設備機器・パブリック事業では大型案件も寄与した。そして通期も大幅増益予想(8月8日付で上方修正)としている。構造改革プロジェクトの推進で体質改善効果も継続する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は9月の直近安値圏から切り返して8月の年初来高値に接近している。指標面の割安感も評価材料であり、上値を試す展開を期待したい。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:44 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

クリナップは上値試す、23年3月期2Q累計減益だが計画超で着地、通期上振れの可能性

 クリナップ<7955>(東証プライム)はシステムキッチンの大手で、システムバスルームや洗面化粧台も展開している。重点施策として、既存事業の需要開拓と低収益からの転換、新規事業による新たな顧客の創造、ESG/SDGs視点での経営基盤の強化を掲げている。23年3月期第2四半期累計は原材料価格高騰の影響などで減益だが、システムキッチン「STEDIA」の好調などで売上高が期初予想を上回り、各利益の減益幅も期初予想より縮小して着地した。不透明感を考慮して通期の小幅増収増益予想を据え置いているが、下期の価格改定効果なども勘案すれば通期会社予想は上振れの可能性が高いだろう。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は9月の直近安値圏から反発して水準を切り上げ、7月の年初来高値に接近している。指標面の割安感も評価材料であり、上値を試す展開を期待したい。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:44 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

インテリジェントウェイブは調整一巡、23年6月期1Q大幅増収増益で通期大幅増収増益予想据え置き

 インテリジェントウェイブ<4847>(東証プライム)はシステムソリューションを展開している。クレジットカード決済のフロント業務関連システム分野に強みを持ち、さらに新製品・サービスの強化やクラウドサービスを中心としたストックビジネスへの転換を推進している。23年6月期第1四半期は、既存顧客のFEPシステム更改に伴うハードウェア販売の増加、クレジットカード会社向けシステム開発の大型案件、クラウドサービスの伸長などで大幅増収増益だった。そして通期の大幅増収増益予想を据え置いた。積極的な先行投資を継続するが、システム開発や保守が堅調に推移し、クラウドサービスが本格化する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値を切り下げる形だが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:43 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ソフトクリエイトホールディングスは戻り試す、23年3月期2Q累計経常益横ばいだが通期増益予想

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大を推進している。23年3月期第2四半期累計は概ね計画水準で着地した。積極的な先行投資で人件費や広告費が増加したため小幅営業・経常減益だが、売上面はECソリューション事業、ITソリューション事業とも拡大して2桁増収と順調だった。そして通期の増益予想を据え置いた。EC市場は拡大基調であり、企業のDX投資は高水準に推移することが予想される。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は9月の年初来安値圏から切り返している。調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:43 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ファンデリーは下値固め完了、23年3月期2Q累計赤字だが通期黒字転換予想据え置き

 ファンデリー<3137>(東証グロース)は、健康冷凍食「ミールタイム」宅配のMFD事業、ハイブランド冷凍食「旬をすぐに」宅配のCID事業、および周辺領域のマーケティング事業を展開し、ヘルスケア総合企業を目指している。23年3月期第2四半期累計は、コロナ禍の影響などで全体として売上回復が遅れ、各利益は赤字だった。ただし広告宣伝費の期ズレも寄与して営業利益と経常利益は計画に対して赤字幅が縮小して着地した。そして通期の黒字転換予想を据え置いている。MFD事業の再成長への回帰、CID事業の損益改善、マーケティング事業の伸長を推進する方針だ。コロナ禍影響の緩和や積極的な事業展開で収益回復を期待したい。株価は年初来安値圏でモミ合う展開だが、自己株式取得も評価して下値固め完了感を強めている。出直りを期待したい。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ジェイテックはモミ合い上放れ、23年3月期2Q累計営業黒字転換して収益改善基調

 ジェイテック<2479>(東証グロース)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、技術職知財リース事業を主力としている。成長戦略として、テクノロジスト700名体制の早期実現に向けた人材採用・教育の強化など、持続的な成長に向けた収益基盤の強化を推進している。23年3月期第2四半期累計は、コロナ禍の影響が和らいでテクノロジストの稼働が回復傾向となり、営業黒字転換した。そして通期の営業黒字転換、経常・最終大幅増益予想を据え置いた。進捗率は低水準の形だが、第2四半期累計の各利益が計画超で着地したことに加えて、第3四半期以降も新卒テクノロジストの稼働本格化や単価上昇が想定されることなど勘案すれば、通期会社予想の達成は可能だろう。積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価はモミ合いから上放れの動きを強めている。出直りを期待したい。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【株式市場特集】下方修正が続く内需系セクターで業績を上方修正した銘柄に注目

 今週の当特集は、下方修正が続いた内需系セクターのなかで逆に業績を上方修正した銘柄に注目することにした。例えば化学ポストでは同じ11月8日に三井化学<4183>(東証プライム)が、今3月期業績を上方修正し、三菱ケミカルグループ<4188>(東証プライム)が下方修正する真逆の決算発表となり、株価は、三菱ケミカルが悪材料出尽くしとしてその後の高値まで7%超高となったが、三井化学は13%超高をオーバーパフォームした。こうした比較優位性が、今後も持続可能と期待できるかもしれない。

 もちろんNT倍率の低下、内需系銘柄中心相場は、FOMCの結果次第で一過性に終わる懸念もある。とういことで上方修正銘柄のなかでも投資採算的に割安放置となっている銘柄に限定するのがリスク限定的となるはずで、師走相場は前哨戦から本番のクリスマスラリー、「掉尾の一振」に備えることも一法となりそうだ。

■建設株、化学株には増配も同時発表しランキング上位浮上銘柄も

 内需系銘柄ではまず建設ポストの上方修正銘柄が要マークとなる。大手ゼネコンでは、大成建設<1801>(東証プライム)が今3月期売り上げの下方修正、大林組<1802>(東証プライム)が業績の下方修正、清水建設<1803>(東証プライム)が期初予想の据え置き、鹿島<1812>(東証プライム)が上方修正と4社4様の決算発表となった。このうち鹿島は、PER7.3倍、PBR0.7倍と割安であり、同時に自己株式取得も発表し割安放置をアピールした。準大手では安藤ハザマ<1719>(東証プライム)と奥村組<1833>(東証プライム)は、9月中間期業績に続く今3月期通期業績の上方修正で、浅沼組<1852>(東証プライム)は、3月通期業績は期初予想の据え置きとしたが、9月中間業績を上方修正し、配当は株式分割勘案で連続増配を予定しており、年間配当利回りは6.73%と建設ポストの高配当利回りランキングの第2位に位置している。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:22 | 特集

【どう見るこの相場】冷や飯食いをハネ返す業績上方修正の内需割安株で師走相場の前哨戦にチャレンジ

 11月も下旬入りとなり、いよいよ師走である。米国では、感謝祭の休日明けから年末商戦がスタートし、日本でもジングルベルが囃し立てるお歳暮商戦が本格化し、マーケットも師走相場間近かとなる。この師走相場の方向性とスケールは、国内外にかかわらず好むと好まざるを問わず12月13日、14日に開催予定のFOMC(米公開市場委員会)の結果次第とするのが、大方の見方となっているようだ。FRB(米連邦準備制度理事会)が、政策金利の引き上げ幅を0.5%に縮めるのか、0.75%を維持するのなかによって米国の長期金利が上昇、低下のいずれかに振れるからだ。餅つき相場で大賑わいとなって「終わり良ければすべて良し」となるか、「掉尾の三振」に討ち取られて終戦処理に追われるかのカギを握ることになる。

 米国の長期金利は一時、ピークアウトしたとして日米株高につながったものの、このところFRB高官のタカ派発言が続いて強含みとなって主力IT株が売られて上値が重くなり膠着感を強めている。足元の東京市場でも、前週末18日に東証株価指数(TOPIX)が小幅ながら2日続伸する一方、日経平均株価が、小幅ながら2日続落し、NT倍率が14・18倍に低下するなどやや変調を示した。NT倍率の低下は、ハイテク系の輸出関連株の割高意識が高まり、内需関連株に相対的な割安感が強まることにより起こり、マーケットの中心銘柄の変化を示唆しているとされている。米国市場の動向と合わせ、これが師走相場の前哨戦に止まらず、師走相場全体のトーンとなるか、注意深く見守る必要がある。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:21 | どう見るこの相場