■『desknet‘s NEO』・『ChatLuck』・『AppSuite』が受賞
ネオジャパン<3921>(東証プライム)は、アイティクラウド(東京都港区)運営のIT製品比較・レビューサイト「ITreview」が主催する「ITreview Grid Award 2023 Winter」において、主力3 製品が同アワードを受賞したと発表した。
『desknet‘s NEO』はグループウェア部門、ワークフロー部門、カレンダー部門で16期連続受賞。『ChatLuck』はビジネスチャット部門、ビジネスチャット不動産部門で10期連続受賞。『AppSuite』はWeb データベース・ノンプログラミング゙開発部門、ローコード開発部門、チームコラボレーション部門で初受賞としている。
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2023年01月18日
ネオジャパン、主力3製品が8部門で「ITreview Grid Award 2023 Winter」を受賞
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:51
| プレスリリース
ユーグレナのコーポレートシェフ鳥羽周作氏監修の「ビーガン餃子」をラーメンチェーン幸楽苑で発売開始
■「石垣島ユーグレナ」を使用
ユーグレナ<2931>(東証プライム)と、幸楽苑ホールディングス<7554>(東証プライム)は、ユーグレナ社コーポレートシェフ 鳥羽周作氏監修の「ビーガン餃子」を2023年1月18日(水)から発売すると発表。
■「ビーガン餃子」について
幸楽苑が2019年から販売しているベジタブル餃子は、肉を使用しない餃子として当初からビーガンを意識していたが、一部動物系素材を使用しており完全にビーガンと呼称するには至っていなかった。
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ユーグレナ<2931>(東証プライム)と、幸楽苑ホールディングス<7554>(東証プライム)は、ユーグレナ社コーポレートシェフ 鳥羽周作氏監修の「ビーガン餃子」を2023年1月18日(水)から発売すると発表。
■「ビーガン餃子」について
幸楽苑が2019年から販売しているベジタブル餃子は、肉を使用しない餃子として当初からビーガンを意識していたが、一部動物系素材を使用しており完全にビーガンと呼称するには至っていなかった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:20
| プレスリリース
ケンコーマヨネーズの子会社サラダカフェ、関東店舗初!ホットデリカを店内手作りに『Salad Cafe 青葉台東急フードショー店』を2月1日にオープン
■期間限定でオープニングキャンペーンを実施
ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)の100%子会社であるサラダカフェは1月18日、青葉台東急スクエアSouth−1本館B1F内に『Salad Cafe 青葉台東急フードショー店』を2023年2月1日(水)にオープンすると発表。
サラダカフェは、関西・関東の百貨店やショッピングモールを中心にサラダショップを展開し、彩り豊かなサラダやデリカを通して顧客の健康的な食生活をサポートしている。
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ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)の100%子会社であるサラダカフェは1月18日、青葉台東急スクエアSouth−1本館B1F内に『Salad Cafe 青葉台東急フードショー店』を2023年2月1日(水)にオープンすると発表。
サラダカフェは、関西・関東の百貨店やショッピングモールを中心にサラダショップを展開し、彩り豊かなサラダやデリカを通して顧客の健康的な食生活をサポートしている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:56
| プレスリリース
【株式市場】日経平均は652円高、後場、日銀の緩和継続を受け一段高、銀行株は安い
◆日経平均は2万6791円12銭(652円44銭高)、TOPIXは1934.93ポイント(32.04ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は後場増加し14億987万株
1月18日(水)後場の東京株式市場は、正午前から日銀の金融政策会合の結果が伝えられ始め、前回12月と異なり金利誘導目標などを変えなかったため金利上昇観測が後退し、円安が再燃。自動車株や電気精密株が一段高となり、大和ハウス<1925>(東証プライム)や三井不<8801>(東証プライム)なども一段と上げた。半面、大手銀行株は一段軟化した。日経平均は前引けを400円近く上回る556円95銭高(2万6695円63銭)で始まり、13時30分頃に678円00銭高の2万6816円68銭)まで上げ、大引けも上げ幅600円台を保ち大幅続伸となった。
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1月18日(水)後場の東京株式市場は、正午前から日銀の金融政策会合の結果が伝えられ始め、前回12月と異なり金利誘導目標などを変えなかったため金利上昇観測が後退し、円安が再燃。自動車株や電気精密株が一段高となり、大和ハウス<1925>(東証プライム)や三井不<8801>(東証プライム)なども一段と上げた。半面、大手銀行株は一段軟化した。日経平均は前引けを400円近く上回る556円95銭高(2万6695円63銭)で始まり、13時30分頃に678円00銭高の2万6816円68銭)まで上げ、大引けも上げ幅600円台を保ち大幅続伸となった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:33
| 今日のマーケット
ヨネックスは後場一段と強含む、ゴルフの新製品を機に連続最高益の高業績を再評価
■連結営業利益は第2四半期までで通期予想の8割近くを達成
ヨネックス<7906>(東証スタンダード)は1月18日の後場、一段と強含む相場となり、5%高の1225円(63円高)まで上げた後も堅調で2日続けて出直りを強めている。17日付でゴルフドライバーの最新製品を発表。これを機に、今期も連続最高益の高業績を再評価する買いが入ったとみられている。
11月初に発表した第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)は、売上高が前年同期比44%増加し、営業利益は同69.9%増の71.2億円だった。3月月の予想は据え置き、営業利益は92億円(前期比36.5%増)。第2四半期までで通期予想の8割近くを達成しており、好調な推移が目立った。株価は高業績を買う場面が一服して調整相場となっており、再評価相場に移行する期待が出ている。(HC)
ヨネックス<7906>(東証スタンダード)は1月18日の後場、一段と強含む相場となり、5%高の1225円(63円高)まで上げた後も堅調で2日続けて出直りを強めている。17日付でゴルフドライバーの最新製品を発表。これを機に、今期も連続最高益の高業績を再評価する買いが入ったとみられている。
11月初に発表した第2四半期連結決算(2022年4〜9月・累計)は、売上高が前年同期比44%増加し、営業利益は同69.9%増の71.2億円だった。3月月の予想は据え置き、営業利益は92億円(前期比36.5%増)。第2四半期までで通期予想の8割近くを達成しており、好調な推移が目立った。株価は高業績を買う場面が一服して調整相場となっており、再評価相場に移行する期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:56
| 業績でみる株価
アイサンテクノロジーは三菱商事との新会社や千葉市での自動運転実証など注目され後場もジリ高続く
■新会社は自動運転時代を見据えた自動運転ワンストップサービス提供
アイサンテクノロジー<4667>(東証スタンダード)は1月18日、後場もジリ高基調となり、13時30分過ぎには9%高の1865円(158円高)まで上げ、1月13日に急伸した高値1941円に向けて出直りを強めている。引き続き、13日に発表した三菱商事<8058>(東証プライム)との自動運転実用化に向けた新会社の設立などが買い材料視されており、13日の急伸後に中段持ち合いを形成し下値の固さが目立ったとの見方も出ている。
三菱商事との新会社は、自動運転時代の到来を見据えた自動運転ワンストップサービス提供に係わる事業を共同で行うとした。また、1月14日には、日本経済新聞が「千葉市は幕張新都心で自動運転バスを運行する実証実験をする」「京成バスと損害保険ジャパン、アイサンテクノロジー、建設技術研究所、埼玉工業大学、東海理化が共同で実験する。期間は21、22日の午前10時から午後4時まで」などと伝え、自動運転技術開発への取組が注目された。(HC)
アイサンテクノロジー<4667>(東証スタンダード)は1月18日、後場もジリ高基調となり、13時30分過ぎには9%高の1865円(158円高)まで上げ、1月13日に急伸した高値1941円に向けて出直りを強めている。引き続き、13日に発表した三菱商事<8058>(東証プライム)との自動運転実用化に向けた新会社の設立などが買い材料視されており、13日の急伸後に中段持ち合いを形成し下値の固さが目立ったとの見方も出ている。
三菱商事との新会社は、自動運転時代の到来を見据えた自動運転ワンストップサービス提供に係わる事業を共同で行うとした。また、1月14日には、日本経済新聞が「千葉市は幕張新都心で自動運転バスを運行する実証実験をする」「京成バスと損害保険ジャパン、アイサンテクノロジー、建設技術研究所、埼玉工業大学、東海理化が共同で実験する。期間は21、22日の午前10時から午後4時まで」などと伝え、自動運転技術開発への取組が注目された。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:50
| 材料でみる株価
ティムコは一時ストップ高の後も十数%高で推移し急伸相場、業績予想の増額修正を好感
■アウトドア事業で通期の販売が好調に推移し返品率が改善
ティムコ<7501>(東証スタンダード)は1月18日、急伸相場となり、一時ストップ高の932円(150円高)まで上げて約1ヵ月半ぶりに昨年来の高値を更新し、後場も14%高の895円(113円高)で始まり、値上がり率上位に顔を出している。17日の15時過ぎに繰延税金資産の計上と2022年11月期の通期業績予想の増額修正を発表し、好感買いが集中した。決算発表は1月19日の予定。
22年11月期は、アウトドア事業において通期の販売が好調に推移し返品率が改善したことに伴い、期末に売上高から控除される返品額の見積りが予想よりも下回る見込みになった。営業利益は22年11月に発表した前回予想を28.4%上回る1.13億円の見込みとし、当期純利益は繰延税金資産の計上も加わり、同59.5%上回る1.26億円の見込みとした。営業利益、経常利益、純利益とも前期比で黒字に転換する。(HC)
ティムコ<7501>(東証スタンダード)は1月18日、急伸相場となり、一時ストップ高の932円(150円高)まで上げて約1ヵ月半ぶりに昨年来の高値を更新し、後場も14%高の895円(113円高)で始まり、値上がり率上位に顔を出している。17日の15時過ぎに繰延税金資産の計上と2022年11月期の通期業績予想の増額修正を発表し、好感買いが集中した。決算発表は1月19日の予定。
22年11月期は、アウトドア事業において通期の販売が好調に推移し返品率が改善したことに伴い、期末に売上高から控除される返品額の見積りが予想よりも下回る見込みになった。営業利益は22年11月に発表した前回予想を28.4%上回る1.13億円の見込みとし、当期純利益は繰延税金資産の計上も加わり、同59.5%上回る1.26億円の見込みとした。営業利益、経常利益、純利益とも前期比で黒字に転換する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:10
| 業績でみる株価
日経平均は後場550円高で始まる、前引けから400円高、日銀の金融政策「現状維持」受け円は2円急落し1ドル130円台
■前場は小動きだったトヨタなど一斉高、銀行株には落胆売りの様子
1月18日午後の東京株式市場で、日経平均は後場、556円95銭高(2万6695円63銭)で始まり、前引け値(163円18銭高の2万6301円86銭)から一気に400円近く上値を追っている。
正午前、日銀が1月17、18日に開催した金融政策会合で大規模緩和の継続を決定したと伝えられ、円相場が急激な円安となり、前場は小動きだったトヨタ自動車<7203>(東証プライム)などが一斉高となった。一方、銀行株や保険株は落胆売りの様子で一段安となっている。(HC)
1月18日午後の東京株式市場で、日経平均は後場、556円95銭高(2万6695円63銭)で始まり、前引け値(163円18銭高の2万6301円86銭)から一気に400円近く上値を追っている。
正午前、日銀が1月17、18日に開催した金融政策会合で大規模緩和の継続を決定したと伝えられ、円相場が急激な円安となり、前場は小動きだったトヨタ自動車<7203>(東証プライム)などが一斉高となった。一方、銀行株や保険株は落胆売りの様子で一段安となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:42
| 今日のマーケット
「日銀、緩和修正見送り、物価見通しは引き上げ」と伝えられる
日銀の金融政策会合(1月17、18日)について、正午前、「日銀、緩和修正見送り、物価見通しは引き上げ」(日経速報ニュース)と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:14
| 今日のマーケット
【株式市場】日経平均は163円高、ディフェンシブ株や好業績株など高い
◆日経平均は2万6301円86銭(163円18銭高)、TOPIXは1909.87ポイント(6.98ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億435万株
1月18日(水)前場の東京株式市場は、日銀の金融政策会合(1月17、18日)によって円相場や金利が変動するリスクがあるためか、中外製薬<4519>(東証プライム)などの医薬品株や明治HD<2269>(東証プライム)が上げるなどディフェンシブ株の一角が高く、業績への期待や花粉症の季節接近などでダイキン工業<6367>(東証プライム)なども高い。朝方は米NASDAQ7日続伸などを受け半導体関連株や精密機器株もしっかり。日経平均は112円高で始まり、午前10時過ぎに197円57銭高(2万6336円25銭)まで上げ、前引けも上げ幅を保った。
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1月18日(水)前場の東京株式市場は、日銀の金融政策会合(1月17、18日)によって円相場や金利が変動するリスクがあるためか、中外製薬<4519>(東証プライム)などの医薬品株や明治HD<2269>(東証プライム)が上げるなどディフェンシブ株の一角が高く、業績への期待や花粉症の季節接近などでダイキン工業<6367>(東証プライム)なども高い。朝方は米NASDAQ7日続伸などを受け半導体関連株や精密機器株もしっかり。日経平均は112円高で始まり、午前10時過ぎに197円57銭高(2万6336円25銭)まで上げ、前引けも上げ幅を保った。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:07
| 今日のマーケット
CINCは従業員持株会の設立が好感され上場来の安値圏から2日続伸基調
■2月から継続的に株式を購入、奨励金を付与
CINC<4378>(東証グロース)は1月18日の前場、1010円(7円高)まで上げた後も堅調に推移し、上場来の安値圏から2日続伸基調となっている。16日の16時に従業員持株会の設立を発表し、社員のモチベーション向上や株式市場での買い勢力拡大が期待されている。
発表によると、株式を取得・保有することで、株主の皆様と株主価値をより一層共有し、さらなる企業価値向上を図るとともに、安定的な当社株式購入の需要確保及び出来高増加に寄与し、株式市場における流動性向上につなげることを目的として従業員持株会を設立し、2023年2月から継続的に株式を購入することとした。奨励金を付与し、従業員の福利厚生制度の充実を図る。(HC)
CINC<4378>(東証グロース)は1月18日の前場、1010円(7円高)まで上げた後も堅調に推移し、上場来の安値圏から2日続伸基調となっている。16日の16時に従業員持株会の設立を発表し、社員のモチベーション向上や株式市場での買い勢力拡大が期待されている。
発表によると、株式を取得・保有することで、株主の皆様と株主価値をより一層共有し、さらなる企業価値向上を図るとともに、安定的な当社株式購入の需要確保及び出来高増加に寄与し、株式市場における流動性向上につなげることを目的として従業員持株会を設立し、2023年2月から継続的に株式を購入することとした。奨励金を付与し、従業員の福利厚生制度の充実を図る。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:27
| 材料でみる株価
大和ハウスは昨年来の安値圏から続伸基調、証券会社の「目標株価」など好感
■国内受注の好調、米インフレ減速効果など指摘され注目再燃
大和ハウス工業<1925>(東証プライム)は1月18日、続伸基調となり、3031.0円(60円高)まで上げた後も堅調で、昨年来の安値圏から2日続けて浮揚している。同社株の投資判断を17日付でモルガン・スタンレーMUFG証券が引き上げたと伝えられ、買い材料視されている。国内受注の好調、米インフレ減速による資材価格高騰の影響の鈍化、などに注目しているもよう。目標株価は400円引き上げて3700円に変更と伝えられた。
同社の売上高は4兆円を超えるため、個々の製品や事業の動向が直接業績や株価に寄与する度合いは小さいが、1月1日から花粉のアレル物質の作用を最大99.4%低減することを確認したコーティング材などを採用した「リフレッシュエアルーム」を商業施設やホテル向けに発売すると発表している。ホテルや商業施設などでも、快適な空気環境を整備することが重要となっていることなどに対応する。(HC)
大和ハウス工業<1925>(東証プライム)は1月18日、続伸基調となり、3031.0円(60円高)まで上げた後も堅調で、昨年来の安値圏から2日続けて浮揚している。同社株の投資判断を17日付でモルガン・スタンレーMUFG証券が引き上げたと伝えられ、買い材料視されている。国内受注の好調、米インフレ減速による資材価格高騰の影響の鈍化、などに注目しているもよう。目標株価は400円引き上げて3700円に変更と伝えられた。
同社の売上高は4兆円を超えるため、個々の製品や事業の動向が直接業績や株価に寄与する度合いは小さいが、1月1日から花粉のアレル物質の作用を最大99.4%低減することを確認したコーティング材などを採用した「リフレッシュエアルーム」を商業施設やホテル向けに発売すると発表している。ホテルや商業施設などでも、快適な空気環境を整備することが重要となっていることなどに対応する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:20
| 材料でみる株価
ユー・エス・エスは「中古車価格、新車を逆転」など好感され下値圏から出直る
■「下期計画に変更なし」で株価は調整基調だが転機到来を期待
ユー・エス・エス<4732>(東証プライム)は1月18日、続伸基調となり、午前10時にかけて2055円(34円高)まで上げて下値圏から出直っている。中古自動車のオークション運営などを行い、10日に発表した「USSグループ中古車オークション実績(速報)」が好調。18日は、「中古車価格、新車を逆転」(日本経済新聞1月18日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されている。「スズキのジムニーは3割上回る」(同)という。
第3四半期(2022年10〜12月)3ヵ月間の中古車オークション実績(速報)は、出品台数が前年同期比16.9%増加し、成約台数は同5.5%増加した。11月に発表した第2四半期決算では、上期の上振れを反映し、今3月期の連結業績予想を増額修正した。ただ、「下期計画に変更なし」(決算説明資料)としたことなどを受け、株価の反応は限定的にとどまり、12月半ばからはむしろ軟調に推移してきた。こうした傾向に転機が訪れる期待が出ている。(HC)
ユー・エス・エス<4732>(東証プライム)は1月18日、続伸基調となり、午前10時にかけて2055円(34円高)まで上げて下値圏から出直っている。中古自動車のオークション運営などを行い、10日に発表した「USSグループ中古車オークション実績(速報)」が好調。18日は、「中古車価格、新車を逆転」(日本経済新聞1月18日付朝刊)と伝えられたことなどが買い材料視されている。「スズキのジムニーは3割上回る」(同)という。
第3四半期(2022年10〜12月)3ヵ月間の中古車オークション実績(速報)は、出品台数が前年同期比16.9%増加し、成約台数は同5.5%増加した。11月に発表した第2四半期決算では、上期の上振れを反映し、今3月期の連結業績予想を増額修正した。ただ、「下期計画に変更なし」(決算説明資料)としたことなどを受け、株価の反応は限定的にとどまり、12月半ばからはむしろ軟調に推移してきた。こうした傾向に転機が訪れる期待が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:52
| 業績でみる株価
ティムコは22年11月期業績予想を上方修正して黒字幅拡大、23年11月期も収益改善基調
(業績修正速報)
ティムコ<7501>(東証スタンダード)は1月17日の取引時間終了後に22年11月期業績予想の上方修正を発表した。各利益は2回目の上方修正で前回予想に対して黒字幅が拡大する見込みとなった。11月の販売が想定を上回り、利益面ではアウトドア事業における返品率改善や、繰延税金資産(法人税等調整額)の計上も寄与した。さらに23年11月期は通期で価格改定効果(22年12月から実施)も期待される。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は地合い悪化の影響で12月に昨年来安値を更新する場面があったが、その後は急反発の形となっている。上方修正や収益改善基調を評価して上値を試す展開を期待したい。なお1月19日に22年11月期決算発表を予定している。
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ティムコ<7501>(東証スタンダード)は1月17日の取引時間終了後に22年11月期業績予想の上方修正を発表した。各利益は2回目の上方修正で前回予想に対して黒字幅が拡大する見込みとなった。11月の販売が想定を上回り、利益面ではアウトドア事業における返品率改善や、繰延税金資産(法人税等調整額)の計上も寄与した。さらに23年11月期は通期で価格改定効果(22年12月から実施)も期待される。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は地合い悪化の影響で12月に昨年来安値を更新する場面があったが、その後は急反発の形となっている。上方修正や収益改善基調を評価して上値を試す展開を期待したい。なお1月19日に22年11月期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:00
| 決算発表記事情報
シナネンホールディングスは上値試す、23年3月期は先行投資を吸収して営業利益横ばい予想
シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は脱炭素社会を見据えるグローバル総合エネルギーサービス企業グループである。成長戦略としてシェアサイクル事業・再生可能エネルギー事業・新規事業への戦略投資を推進している。23年3月期は営業利益横ばい予想としている。基盤整備ステージと位置付けている第2次中期経営計画の最終年度としてIT関連などの先行投資が減益要因となるが、仕入価格上昇分の販売価格への転嫁やシェアサイクル事業の利益貢献などで吸収する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化も影響して上値を切り下げる場面があったが、利益確定売り一巡して切り返しの動きを強めている。上値を試す展開を期待したい。なお1月31日に23年3月期第3四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:00
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
日本エム・ディ・エムは底値圏、23年3月期減益予想だが下期回復期待
日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は人工関節製品など整形外科分野を主力とする医療機器メーカーである。米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品を主力として、商社機能と開発主導型メーカー機能を融合した独自のビジネスモデルを展開している。23年3月期は為替の円安影響や米国における競争激化影響などで減益予想としている。ただし整形外科医療機器の販売は下期が繁忙期となる傾向があり、業績も下期の構成比が高い季節特性がある。さらに為替が円高方向となっていることなども勘案すれば、下期以降の回復が期待できるだろう。株価は一本調子に昨年来安値を更新して軟調だが売られ過ぎ感を強めている。ほぼ底値圏だろう。売り一巡して出直りを期待したい。なお1月31日に23年3月期第3四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:00
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
アイフリークモバイルはモミ合い煮詰まり感、23年3月期営業増益予想で収益改善基調
アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は、電子絵本アプリや知育アプリなどのコンテンツ事業、および人材派遣のコンテンツクリエイターサービス(CCS)事業を展開し、成長戦略として次世代ブロックチェーン技術を活用したNFT(非代替性トークン)コンテンツ分野にも注力している。1月10日には、絵本を読んで語学学習ができるアプリ「なないろえほんの国」の一部機能の無料開放を開始した。23年3月期は営業増益予想としている。コンテンツ事業ではユーザー獲得に向けた投資、CCS事業では専門領域に特化したエンジニアの育成などを積極推進する方針だ。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価は地合い悪化も影響して反発力が鈍く、昨年来安値圏の小幅レンジでモミ合う形だが、煮詰まり感を強めている。こども関連のテーマ性もあり、調整一巡してモミ合いから上放れの展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:59
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
ジェイテックは上値試す、23年3月期は営業黒字転換予想で収益改善基調
ジェイテック<2479>(東証グロース)はテクノロジスト派遣の「技術商社」を標榜し、技術職知財リース事業を主力としている。成長戦略として、テクノロジスト700名体制の早期実現に向けた人材採用・教育の強化など、持続的な成長に向けた収益基盤の強化を推進している。23年3月期は営業黒字転換、経常・最終大幅増益予想としている。第2四半期累計の各利益が計画を上回る水準で着地し、第3四半期以降も新卒テクノロジストの稼働本格化や単価上昇が想定されることなどを勘案すれば、通期会社予想の達成は可能だろう。積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価は地合い悪化の影響で22年12月の昨年来高値圏から反落したが、モミ合いから上放れた形であり、調整一巡して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:59
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
アスカネットは調整一巡、23年4月期は上振れの可能性
アスカネット<2438>(東証グロース)は、葬儀社・写真館向け遺影写真加工のフューネラル事業、写真館・コンシューマー向けオリジナル写真集制作のフォトブック事業を主力としている。さらに空中結像ASKA3Dプレートの空中ディスプレイ事業も量産化に向けた動きが加速している。1月17日には、米国ラスベガスで開催された世界最大級の電子機器・IT展示会「CES2023」出展報告をリリースし、ASKA3Dプレートを使用した空中ディスプレイの持つ近未来感やエンターテイメント性が高く評価されたとしている。23年4月期は増収増益予想としている。第2四半期累計が想定以上の大幅増益と順調であり、下期の構成比が高い収益特性なども勘案すれば、通期会社予想に上振れの可能性がありそうだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して反発力の鈍い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:58
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
タマホームが急伸、記念配当と自社株買いなど好感され一気に3000円台に進む
■記念配は23年5月期の期末配当時に1株当たり35円と発表
タマホーム<1419>(東証プライム)は1月18日、一段高となり、取引開始後に12%高の3150円(328円高)まで上げて一気に3000円台に進み、昨年来の高値を更新している。17日の15時、記念配当と自己株式取得(自社株買い)を発表し、好感されている。配当予想の増額は、1月11日の第2四半期決算発表で普通配当の増配を発表したのに続く措置。
記念配当は、2023年6月に創業25周年を迎え、また、業績進捗状況を鑑み、株主のみなさまの日頃のご支援に感謝の意を表し、23年5月期の期末配当予想に1株当たり35円の記念配当を実施することとした。これにより、23年5月期の1株当たり期末配当金は、普通配当135円、記念配当35円の合計170円(前期比45円の増配)になる。(HC)
タマホーム<1419>(東証プライム)は1月18日、一段高となり、取引開始後に12%高の3150円(328円高)まで上げて一気に3000円台に進み、昨年来の高値を更新している。17日の15時、記念配当と自己株式取得(自社株買い)を発表し、好感されている。配当予想の増額は、1月11日の第2四半期決算発表で普通配当の増配を発表したのに続く措置。
記念配当は、2023年6月に創業25周年を迎え、また、業績進捗状況を鑑み、株主のみなさまの日頃のご支援に感謝の意を表し、23年5月期の期末配当予想に1株当たり35円の記念配当を実施することとした。これにより、23年5月期の1株当たり期末配当金は、普通配当135円、記念配当35円の合計170円(前期比45円の増配)になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:52
| 業績でみる株価
メドレックスがストップ高買い気配、「リドカインテープ剤」追加試験を実施し良好な結果
■DWTIと共同開発中、2023年前半に承認申請と発表
メドレックス<4586>(東証グロース)は1月18日、買い気配のまま急伸し、午前9時20分過ぎにストップ高の121円(30円高)に達した。17日の夕方、帯状疱疹後の神経疼痛治療薬MRX−5LBT(リドカインテープ剤、商標名Lydolyte)について、米国での追加試験で良好な結果(速報値)を得たと発表し、注目集中となった。共同開発するデ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTI)<4576>(東証グロース)も高い。
発表によると、同社グループとDWTIが米国で共同開発している、帯状疱疹後の神経疼痛治療薬MRX−5LBT(リドカインテープ剤、商標名Lydolyte)について、米国規制当局であるアメリカ食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)から承認取得のために必要であると指摘を受けた試験について追加実施した上で再申請する方針を開示していたが、このたび、試験の内容詳細についてFDAと合意した追加試験を実施し、良好な結果(速報値)を得た。
2023年前半に承認申請を行い、6ヵ月間の審査期間を経て2023年後半に承認取得することを見込んでいるとした。(HC)
メドレックス<4586>(東証グロース)は1月18日、買い気配のまま急伸し、午前9時20分過ぎにストップ高の121円(30円高)に達した。17日の夕方、帯状疱疹後の神経疼痛治療薬MRX−5LBT(リドカインテープ剤、商標名Lydolyte)について、米国での追加試験で良好な結果(速報値)を得たと発表し、注目集中となった。共同開発するデ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTI)<4576>(東証グロース)も高い。
発表によると、同社グループとDWTIが米国で共同開発している、帯状疱疹後の神経疼痛治療薬MRX−5LBT(リドカインテープ剤、商標名Lydolyte)について、米国規制当局であるアメリカ食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)から承認取得のために必要であると指摘を受けた試験について追加実施した上で再申請する方針を開示していたが、このたび、試験の内容詳細についてFDAと合意した追加試験を実施し、良好な結果(速報値)を得た。
2023年前半に承認申請を行い、6ヵ月間の審査期間を経て2023年後半に承認取得することを見込んでいるとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:38
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伊藤園が出直る、日銀の金融政策会合の結果発表を前に円相場や金利変動リスクの小さい銘柄として注目集まる
■業績は堅調で2021年4月期を底に回復傾向
伊藤園<2593>(東証プライム)は1月18日、反発して始まり、取引開始後は4%高の4315円(170円高)まで上げ、下値圏から出直っている。今日は昼頃に日銀の金融政策会合の結果が伝えられるため円相場や金利が変動するリスクがあり、これらの影響が相対的に小さい銘柄として注目されている。ボトル飲料や缶飲料の需要が今年は回復が見込まれる。
業績は2021年4月期を底に回復傾向を続けており、12月に発表した第2四半期決算の連結営業利益(2022年5〜10月・累計)は前年同期比4.4%増加。今4月期の連結営業利益は6.4%増を見込んでいる。(HC)
伊藤園<2593>(東証プライム)は1月18日、反発して始まり、取引開始後は4%高の4315円(170円高)まで上げ、下値圏から出直っている。今日は昼頃に日銀の金融政策会合の結果が伝えられるため円相場や金利が変動するリスクがあり、これらの影響が相対的に小さい銘柄として注目されている。ボトル飲料や缶飲料の需要が今年は回復が見込まれる。
業績は2021年4月期を底に回復傾向を続けており、12月に発表した第2四半期決算の連結営業利益(2022年5〜10月・累計)は前年同期比4.4%増加。今4月期の連結営業利益は6.4%増を見込んでいる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25
| 材料でみる株価
日経平均は112円高で始まる、NY株はダウ反落391ドル安だがNASDAQは続伸
1月18日(水)朝の東京株式市場は、日経平均が112円66銭高(2万6251円34銭)で始まった。
NY株式はダウが391.76ル安(3万3910.85ドル)と反落したが、NASDAQ総合指数は堅調で7日続伸。
CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万6250円となり、東京市場17日の現物(日経平均)終値を112円上回った。(HC)
NY株式はダウが391.76ル安(3万3910.85ドル)と反落したが、NASDAQ総合指数は堅調で7日続伸。
CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万6250円となり、東京市場17日の現物(日経平均)終値を112円上回った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:04
| 今日のマーケット
【銘柄診断】アゼアスは2Q業績下方修正を織り込み防疫保護具関連株人気再燃を期待して反発
アゼアス<3161>(東証スタンダード)は、前日17日に3円高の626円と5営業日ぶりに反発し、昨年12月28日につけた直近安値607円からの底上げ幅を拡大させた。同社株は、昨年11月25日に今2023年4月期第2四半期(2022年5月〜10月期、2Q)累計業績を下方修正したが、4月期通期業績は、感染拡大が続いている鳥インフルエンザ向けの防疫作業向けの個人用保護具の需要拡大が見込まれるとして期初予想を据え置いており、その鳥インフルエンザによるニワトリの殺処分が、過去最高となっていることから、売られ過ぎとして下値買いが再燃した。また新型コロナウイルス感染症でも、1日の死数者が過去最高となり重症患者用の病床ひっ迫も伝えられており、ここでも医療用防護服の需要拡大を期待し買い材料視されている。
■鳥インフルエンザ向け需要拡大で4月期通期業績は増収益転換
同社の今4月期2Q累計業績は、期初予想より売り上げが4億7900万円、営業利益が4300万円、経常利益が4700万円、純利益が1800万円それぞれ引き下げられ売り上げ40億7900万円(前年同期比9.2%減)、営業利益1億500万円(同28.4%減)、経常利益1億1600万円(同23.5%減)、純利益9600万円(同3.0%減)と連続の減収減益となった。新型コロナウイルス感染症対応の反動減で、個人用保護具全体の需給の緩和が続いており、ヘルスケア製品事業で設備を増強して開始した日本製マスクの生産が、中国のロックダウンで資材調達が停滞して一時的に中断し、本格的な稼働に取り組んだあとも生産の歩留まり改善がなお途上にあることなどが響いた。
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■鳥インフルエンザ向け需要拡大で4月期通期業績は増収益転換
同社の今4月期2Q累計業績は、期初予想より売り上げが4億7900万円、営業利益が4300万円、経常利益が4700万円、純利益が1800万円それぞれ引き下げられ売り上げ40億7900万円(前年同期比9.2%減)、営業利益1億500万円(同28.4%減)、経常利益1億1600万円(同23.5%減)、純利益9600万円(同3.0%減)と連続の減収減益となった。新型コロナウイルス感染症対応の反動減で、個人用保護具全体の需給の緩和が続いており、ヘルスケア製品事業で設備を増強して開始した日本製マスクの生産が、中国のロックダウンで資材調達が停滞して一時的に中断し、本格的な稼働に取り組んだあとも生産の歩留まり改善がなお途上にあることなどが響いた。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:28
| 株価診断
【小倉正男の経済コラム】世界経済 不透明感が強く日本も波乱要因
■米国はインフレが沈静化の兆し
米国のインフレ動向だが、ようやく何とか沈静化の兆しをみせている。2022年12月の消費者物価指数は6.5%増(前年同月比)。6.5%アップの消費者物価で沈静化の兆しというのは、少し違和感があるかもしれない。
ただ、消費者物価が6%台の伸び率に落ち着いたのは2021年11月(6.8%増)以来のことだ。21年12月〜22年11月の消費者物価は、7〜9%台の増加という凄まじいインフレで推移してきている。そうした経過もあって、利上げ減速といった観測が強まっている。
原油などエネルギー価格が一服傾向をみせているが依然として高止まりをみせている。家賃などの高騰が止まらない。人手不足から賃金上昇が続いているが、12月はやや賃金上昇に緩和の動きが伴っている。賃金上昇は基本的にモノ、サービスに価格転嫁されている。
大幅かつ連続利上げで、確かにインフレのピークは越えたという趨勢になっている。だが、インフレ収束の兆しが出ているとはいえ、それでも克服したという状況とはいえない。金融引き締めが徐々に緩和される方向にあるとしても、まだ経過観察の領域を脱していない。
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米国のインフレ動向だが、ようやく何とか沈静化の兆しをみせている。2022年12月の消費者物価指数は6.5%増(前年同月比)。6.5%アップの消費者物価で沈静化の兆しというのは、少し違和感があるかもしれない。
ただ、消費者物価が6%台の伸び率に落ち着いたのは2021年11月(6.8%増)以来のことだ。21年12月〜22年11月の消費者物価は、7〜9%台の増加という凄まじいインフレで推移してきている。そうした経過もあって、利上げ減速といった観測が強まっている。
原油などエネルギー価格が一服傾向をみせているが依然として高止まりをみせている。家賃などの高騰が止まらない。人手不足から賃金上昇が続いているが、12月はやや賃金上昇に緩和の動きが伴っている。賃金上昇は基本的にモノ、サービスに価格転嫁されている。
大幅かつ連続利上げで、確かにインフレのピークは越えたという趨勢になっている。だが、インフレ収束の兆しが出ているとはいえ、それでも克服したという状況とはいえない。金融引き締めが徐々に緩和される方向にあるとしても、まだ経過観察の領域を脱していない。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:54
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