JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021>(東証プライム)とオルツは5月24日、ダイヤ乱れの早期回復によるサービス品質向上の実現を目指し、運転整理のAI化に向けた開発を共同で取り組んでいくと発表。

■ベテラン指令員の思考をデジタル化
同件については、2020年にJR西日本イノベーションズがオルツに出資し、出資に基づく業務提携によりJR西日本グループの保有する技術ノウハウのAI化に取り組んできた。その一つとして、運転整理を行うベテラン指令員の思考および判断のデジタル化の実現可能性を検証してきた。2022年度はJR西日本管内の実在する線区・実在するダイヤのデータを用いて、列車の運行乱れが発生した際に自動で運転整理を行うためのAI学習モデルを検証してきた。
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