株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

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2023年11月27日

トヨタは自由な拡張性で暮らしを豊かにする新型ピックアップトラック「IMV 0」をタイで発売

■フラットデッキにボルト穴を設け、様々な架装モデルを提供

 トヨタ自動車<7203>(東証プライム)とタイの車両販売・生産会社であるトヨタ・モーター・タイランドは、11月27日にタイ・バンコクで、IMVシリーズの新型モデル「IMV 0」の発表会を行った。IMVシリーズは、アジアの人々とともに、アジアの経済に貢献したいという想いを込めて、現地のエンジニアとともに開発されたモビリティ。タイでは、「国民車」として顧客の暮らしの大切な基盤となり、国内で累計270万台以上を販売、累計400万台以上を世界各国へ輸出し、タイ経済へ貢献してきた。

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■価格は45.9万〜57.7万バーツで、求めやすい価格を実現

 今回発表された新型モデル「IMV 0」は、自由な拡張性を活かし、ビジネスからプライベートまで、顧客のビジョンを実現し、暮らしを豊かに彩るモビリティ。フラットデッキには各所にボルト穴を設け、ボルトとナットで架装部と簡単に締結することができる。さらに、顧客ニーズに合わせたカスタマイズを楽しんでもらうため、100以上の架装業者の情報を提供する。今回の発表会では、11の架装モデルを紹介。様々なビジネス形態や使用用途をカバーすることに重点を置き、8グレードをご用意した。価格は45.9万〜57.7万バーツ(193万〜243万円)で、求めやすい価格を実現した。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:15 | 話題

アステナHDが固定資産を譲渡、譲渡益約778百万円を23年11月期に計上

■資本効率の向上などに加えリモートワーク浸透で拠点を見直す

 アステナHD(アステナホールディングス)<8095>(東証プライム)は11月27日の夕方、固定資産の譲渡を発表し、譲渡益約778百万円を2023年11月期の連結決算並びに個別決算において、特別利益に計上する予定とした。

 譲渡対象の固定資産は、東京都北区豊島7丁目の土地2413.12u(建物の延床面積2091.45u)で、譲渡資産引渡日は2023年11月30日(予定)。中長期ビジョン実行に向け、資本効率の向上、財務体質の強化、成長投資資金確保、またリモートワークが浸透したことによる拠点の見直しを図る観点から譲渡する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:40 | IR企業情報

LINEヤフー、不正アクセスで情報漏えい、関係会社のPCがマルウェア感染が原因

■ユーザー情報・取引先情報・従業者等の情報が流出した可能性

 LINEヤフー<4689>(東証プライム)は27日、第三者による不正アクセスを受け、LINEアプリのユーザー情報など30万件超など、ユーザー情報・取引先情報・従業者等に関する情報の漏えいがあることを発表した。同社は、ユーザーおよび関係者の皆さまに深くお詫びし、影響調査と必要な対応を進めているとしている。

■NAVER Cloud社のシステムを介して旧LINE社の社内システムに侵入

 不正アクセスの契機となったのは、同社関係会社である韓国NAVER Cloud社の委託先かつ同社の委託先でもある企業の従業者が所持するPCがマルウェアに感染したことだ。このPCから、NAVER Cloud社と同社の従業者情報を扱う共通の認証基盤で管理されている旧LINE社の社内システムへネットワーク接続を許可していたことで、NAVER Cloud社のシステムを介し、10月9日、同社のシステムへ第三者による不正アクセスが行われた。

■二次被害の報告はなし、関係省庁に状況を報告

 同社は10月17日に不審なアクセスを検知し、10月27日に外部からの不正アクセスによる蓋然性が高いと判明した。その後、同社の各サーバーに対するアクセスを遮断し、被害状況の把握と拡大の抑止の対応を実施した。11月27日時点でユーザー情報や取引先情報を利用した二次被害の報告は受けておらず、関係省庁にも適宜状況の報告を行っている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:01 | 話題

ラバブルマーケティンググループの子会社DXディライト、スマートソーラー情報基盤刷新の支援を開始

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)の子会社で、企業のDX支援を行う株式会社DXディライト(本社:東京都港区、代表取締役:守屋 玲央)は、太陽光発電/蓄電(創蓄電)事業を広く展開するスマートソーラー株式会社(本社:千葉県木更津市、代表取締役:手塚 博文)に対し、Salesforce社のソリューションを活用した、マーケティングオートメーション(MA)から、顧客管理(CRM)・営業支援(SFA)・社外企業コラボレーション・販売管理までを範囲とする、企業のDX化を強力に推進する「統合情報基盤刷新プロジェクト」の支援を開始したと発表。

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■スマートソーラーのDX化推進の背景

 スマートソーラーは、「蓄電池付太陽光発電による電力の安定供給」をビジョンに掲げ、一般家庭から公共・産業用施設、メガソーラー発電所の開発・建設・保守・管理まで多数の導入実績を有している。その中でも住宅事業では、家庭用蓄電池システム「スマート蓄電システム」の開発、販売を手掛けている。「スマート蓄電システム」の販売では、D2C(Direct to Consumer)のメーカ直接販売方式を採用しており、商品の研究開発から販売から施工、アフターサービスまでを一貫体制で、徹底した品質管理の元、市場価格より安価で提供している。同社は今年度、東京都の補助金を活用した蓄電池設置台数で1位であり、今後より一層の事業成長をしていくために中長期を見据えた情報基盤の確立、すなわち更なるDX化の推進が極めて重要と考えている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:57 | プレスリリース

【株式市場】日経平均は177円安、後場は国内金利の上昇など受け銀行、その他金融などしっかり

◆日経平均は3万3447円67銭(177円86銭安)、TOPIXは2381.76ポイント(9.18ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は12億4822万株

 11月27日(月)後場の東京株式市場は、国内長期金利が強含み、為替も朝方の円安が次第に後退してきたためか、レーザーテック<6920>(東証プライム)が13時頃から軟化し始め、日産自<7201>(東証プライム)は14時半頃までジリ安、ファナック<6954>(東証プライム)は徐々に上げ幅を縮小など、全体に値を消す銘柄が目立った。LINEヤフー<4689>(東証プライム)は昼に個人情報流出が伝えられたため一段下げて推移。中で、しまむら<8227>(東証プライム)は一段と上げ月次好調を好感。日経平均は寄り後に228円49銭安(3万3397円04銭)まで下押したが、これを下値に持ち直し気味の一進一退となり、大引けは3日ぶりに反落したが底堅い様子となった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:54 | 今日のマーケット

And Doホールディングス、リバースモーゲージの保証残高が150億円を突破、提携する銀行や信用金庫などは49金融機関に

■フィナンシャルドゥが展開、高齢者などの資金需要に応え拡大

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)の連結子会社である株式会社フィナンシャルドゥが展開するリバースモーゲージ保証事業の残高が2023年10月末で150億円を突破した。11月27日午前、両社が発表した。

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 リバースモーゲージは、自宅などを担保として資金を融通する不動産活用法。フィナンシャルドゥは、リバースモーゲージにおける担保評価および債務保証業務を2017年10月から本格的に開始し、23年10月末で保証残高が153億48百万円となった。保証先として提携する銀行や信用金庫などは49金融機関に至り、フィナンシャルドゥの保証によるリバースモーゲージは日本全国で利用可能と広がっている。

 このような利用環境の拡大によって資金需要者に対するリバースモーゲージの認知度が高くなったことや、原材料価格や物流費の高騰を受け、食品やサービス、電気・ガスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっていることもあり、主には老後の生活資金確保のため、高齢者の資金需要が高まり、リバースモーゲージの利用促進につながっているものと同社では捉えている。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:15 | IR企業情報

インフォマート、森永商事がバックオフィス業務のDXを支援する「発注書AI−OCR(invox)」を導入

■革新的な受注業務効率化の実現を目指し、受注ミスの業務負荷を限りなくゼロへ

 デジタルの力であらゆる業務を効率化するインフォマート<2492>(東証プライム)は27日、森永商事株式会社(本社:神奈川県鶴見区 代表取締役社長:吉川 洋一)が、同社と株式会社invox(本社:東京都新宿区 代表取締役:横井 朗)が協業して提供している、発注書をAIでデジタル化する「発注書AI−OCR(invox)」を導入し、受注業務の自動化に向けて稼働開始したと発表。

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 森永商事は、1973年(昭和48年)9月に森永製菓<2201>(東証プライム)の業務用製品を販売する会社として設立された。現在はチョコレート・ココア等の業務用食品素材の開発・販売を主体とした事業活動を行い、今年創業50周年を迎えている。

 2009年頃、食品業界では食品表示偽装等の事件があり、各企業において食の安全・安心に対する方向性や取り組みを明確にし、取り扱う食材の情報開示が求められるようになった。

 そのような中で、森永商事はいち早く「食の安全・安心」の管理体制、取引業者との情報伝達を強化するために、当社のアレルギー・原産国等の情報をデジタル化し、商品規格書の受渡し・管理を効率化する「BtoBプラットフォーム 規格書」を導入した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:44 | プレスリリース

地盤ネットHDがストップ高、図面の無い既存建築物のデジタル化など京都市に採用、期待強まる

■地球環境配慮から建築物を長期資産として保全の潮流を推進

 地盤ネットHD(地盤ネットホールディングス)<6072>(東証グロース)は11月27日の後場、買い気配のままストップ高の150円(50円高、50%高)でスタートし、前引けにかけてストップ高となったまま急伸商状となっている。24日に「地盤ネット株式会社が持つ、3Dスキャン撮影とBIMモデリングを活用した既存建物のデジタルツイン化技術が京都市で採用された」と発表し、他の自治体などへの採用拡大などに期待が広がった。

 発表によると、建築業界では地球環境への配慮が強調され、建築物を長期間の資産として保全する「既存ストック」の概念が進んでいる。『3Dスキャン+BIMモデリング作成』は、図面の無い既存建築物をデジタル化し、BIMモデリングまで作成することにより、はじめて維持管理や修繕・改修計画が仮想でシュミレーションすることが可能になる。京町屋・伝統工法の建物の中から物件を選定し、順次、3Dスキャン撮影とBIMモデリング化を実施し、デジタルツインデータを蓄積させていくとした。(HC)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:38 | 材料でみる株価

マーケットエンタープライズ、「おいくら」が岐阜県大垣市と不要品リユース事業で連携を開始、リユースのさらなる促進により廃棄物削減へ

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は、岐阜県大垣市(市長:石田 仁)と2023年11月27日(月)から、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートすると発表。マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、大垣市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指していく。

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■背景・経緯

 大垣市では、リユースの普及を目的に、中心市街地の空き店舗を利用した「大垣市リサイクルプラザ・クルクルワールド」を運営していた。しかしながら、リユースショップの増加や民間リユースサイトの普及が進んだことにより、2020年3月に「大垣市リサイクルプラザ・クルクルワールド」の運営を取り止め、現在では、リユースの取組は、啓発のみに留まっている。こうした背景から、市ではリユースの更なる促進を図るためには、民間企業と連携協力し、リユース施策を推し進めることが重要だと捉え、連携先を探していた。

 他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してきた。そうした中で、大垣市がマーケットエンタープライズに働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」を用いた今回の取組が実現した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:25 | プレスリリース

【株式市場】前場の日経平均は145円安、年初来高値の目前でダレ模様に転じ中盤から軟化

◆日経平均は3万3479円71銭(145円82銭安)、TOPIXは2381.63ポイント(9.31ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億2730万株

 11月27日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ2日続伸、為替は円安と外部要因は悪くなかったが、半導体関連株や電子部品株が総じて上値の重い動きとなり、自動車株や大手商社株などは軟調に推移。一方、海運株は川崎汽船<9107>(東証プライム)の大規模な株式消却や国際運賃市況高などで高く、みずほFG<8411>(東証プライム)などの大手銀は日銀の債券オペを受けて中盤から一段強調。日経平均は取引開始後に185円88銭高(3万3811円41銭)まで上げたが、取引時間中の年初来高値3万3853円46銭、11月20日)目前でダレ模様に転じ、中盤から軟化して前引け間際には155円58銭安(3万3469円95銭)まで下押して前引けとなった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:14 | 今日のマーケット

ラバブルマーケティンググループは下値固め完了、23年10月期(7ヶ月決算)は需要期含まず赤字予想だが中長期成長期待

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は、大企業・ブランド向けSNSマーケティング支援を主力に、成長戦略として小規模でSNS運用する企業・団体向けSNSマーケティング支援、DX支援、東南アジアを中心とする海外展開、サステナビリティマネジメントを推進している。23年10月期(決算期を3月から10月に変更することに伴う経過期間で7ヶ月決算)は、利益の大半を計上する年末および年度末の需要期を含まないため赤字予想だが、前年同期間との比較で増収・赤字縮小の見込みとしている。そして12ヶ月決算となる24年10月期は、12ヶ月決算だった23年3月期との比較で大幅増収増益目標としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値が重く安値圏でモミ合う形だが下値固め完了感を強めている。モミ合いから上放れの展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:39 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

アステナホールディングスは上値試す、23年11月期減益予想だが上振れの可能性

 アステナホールディングス<8095>(東証プライム)はヘルスケア・ファインケミカル企業集団として、医薬品・医薬品原料・表面処理薬品を主力とする専門商社からメーカーへと変貌している。23年11月期は原材料価格などの不透明感を考慮して減益予想としているが、第1四半期がボトムとなったことに加えて、第3四半期累計の高進捗率なども勘案すれば、通期会社予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益回復基調だろう。株価は年初来高値圏から一旦反落したが、調整一巡して反発の動きを強めている。ボックスレンジから上放れて基調転換した形であり、高配当利回りや1倍割れの低PBRも評価して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:38 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

協立情報通信はモミ合い上放れの動き、24年3月期2Q累計増収増益で通期も増収増益予想

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は、中堅・中小企業のICT化を支援するソリューション事業、およびドコモショップ運営のモバイル事業を展開している。成長に向けた基本方針として事業ポートフォリオの再構築、継続収益の拡大、サステナブル経営を推進している。24年3月期第2四半期累計(第2四半期から非連結決算に移行したため)は、前年同期の連結決算との比較で増収増益だった。ソリューション事業が順調だった。そして通期も前期連結決算との比較で増収増益予想としている。第2四半期累計の営業利益と経常利益の進捗率がやや低水準の形だが、ソリューション事業が順調であること、モバイル事業の収益が緩やかながらも改善基調であることなどを勘案すれば、通期会社予想の達成は可能と考えられる。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化の影響を受ける場面があったが、その後は水準を切り上げてモミ合いから上放れの動きを強めている。高配当利回りなど指標面の割安感も評価材料であり、出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:38 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ソフトクリエイトホールディングスはモミ合い煮詰まり感、24年3月期は再上振れの可能性

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)はECソリューション事業とITソリューション事業を展開し、成長戦略としてクラウドサービス拡大などを推進している。24年3月期第2四半期累計は大幅増収増益だった。ECソリューション事業、ITソリューション事業とも順調に拡大し、コスト増加を吸収した。そして通期も上方修正(10月24日付)して大幅増収増益予想としている。期末に向けてクラウドサービスの収益が積み上がる構造を勘案すれば、通期会社予想に再上振れの可能性があり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は小幅レンジでのモミ合い展開だが煮詰まり感を強めている。調整一巡して上放れの展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:37 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

アルコニックスは調整一巡、24年3月期は下方修正して減益予想だが25年3月期回復期待

 アルコニックス<3036>(東証プライム)は商社機能と製造機能を併せ持ち、M&Aも積極活用しながら、非鉄金属の素材・部品・製品の生産から卸売まで全てをONE−STOPで提供する「非鉄金属等の総合ソリューションプロバイダー」である。24年3月期第2四半期累計は自動車関連が回復基調となったものの本格回復に至らず、中国経済停滞によるスマホ関連を中心とする需要回復遅れ、コスト増加分の価格転嫁遅れなどにより減収・大幅減益だった。そして通期予想を下方修正した。経営環境について期初想定の「下期回復」を「来期以降の緩やかな回復」に修正した。需要回復時期が後ズレする見込みとなったが、積極的な事業展開で25年3月期の収益回復基調を期待したい。株価は上値を切り下げる形でやや軟調だが、高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:37 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ケンコーマヨネーズは上値試す、24年3月期大幅増益予想、さらに上振れの可能性

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は、マヨネーズ・ドレッシング分野からタマゴ加工品やサラダ・総菜分野へと事業領域を拡大し、4つのテーマ(BtoBtoC、イノベーション、構造改革、グローバル)とサステナビリティ経営に取り組んでいる。24年3月期第2四半期累計は外食分野を中心とする需要回復、価格改定効果、生産性向上効果などで大幅増益だった。そして通期の大幅増益予想を据え置いた。第2四半期累計の利益進捗率が高水準であることを勘案すれば、通期会社予想は上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は順調に水準を切り上げて年初来高値圏だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となっている。1倍割れの低PBRも評価材料であり、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:37 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

トレジャー・ファクトリーは反発の動き、24年2月期大幅増益予想、さらに再上振れ余地

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は、総合リユース業態のトレジャーファクトリーや服飾専門リユース業態のトレファクスタイルなどリユースショップを複数業態で全国展開し、成長戦略としてSDGsを推進するとともに、生活に密着したリユースの総合プラットフォーム構築を目指している。11月1日には中期経営計画の修正を発表し、25年2月期と26年2月期の業績目標数値を引き上げた。24年2月期は上方修正して大幅増益予想としている。既存店売上の好調などを勘案すれば通期会社予想に再上振れ余地があり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は水準を切り下げて軟調だったが、10月の年初来安値圏から切り返して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:36 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

ネットプロHDは大きく出直る、「NPカード」終了、選択と集中を好感の様子

■新規受注好調で検討中の案件も増え、さらなる受注の積み上げめざす

 ネットプロHD(ネットプロテクションズホールディングス)<7383>(東証プライム)は11月27日、大きく出直る相場となり、12%高の290円(31円高)まで上げた後も前引けにかけて280円台で売買され、年初来の安値圏から大きく持ち直している。11月22日付で、クレジットカード決済代行サービスの「NPカード」を2024年9月30日をもって終了と発表しており、選択と集中が好感されているようだ。

 11月14日に発表した第2四半期連結決算(2023年4〜9月・累計、IFRS)は営業収益が前年同期比12%伸びた一方、各利益は赤字だったが、「販売管理費の抑制により、1Qで発生した個別貸倒引当金を吸収した上で、営業損益は上振れ」(説明資料)た。3月通期の予想も営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益は赤字予想を据え置いたが、「営業体制の強化により、新規の受注も好調。検討中の案件も増えており、さらなる受注の積み上げに期待」(同)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:33 | 材料でみる株価

SCREENホールディングスは上場来高値を連日更新、会長がBS放送に登場予定とし期待する動きが

■決算発表後は連騰基調で11月は下げた日が4日のみ

 SCREENホールディングス<7735>(東証プライム)は11月27日、続伸一段高となり、午前10時半にかけて3%高の1万690円(355円高)まで上げ、株式分割を考慮した上場来の高値を連日更新している。同日午前、同社垣内会長に関する番組がBS朝日『トップの源流』で12月2日および9日に前編・後編に分けて放送されると発表し、期待する投資家が増えた様子。また、27日は岡三証券が目標株価を1400円引き上げて1万900円に見直したと伝えられ、買い安心感が出ている。

 11月に入ってからの株価は安かった日が4日しかない連騰基調を続けており、10月31日に発表した第2四半期決算と通期連結業績予想の増額修正を受け、好業績を買う相場が衰えない展開になっている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:11 | 材料でみる株価

日清食品HDが上場来高値を更新、3分の2押しの水準で調整一巡、好業績を買う動き再び活発化

■12月着工予定で米国に3番目の生産拠点、25年8月に稼働開始

 日清食品HD(日清食品ホールディングス)<2897>(東証プライム)は11月27日、再び上値を試す相場となり、2%高の1万5180円(360円高)まで上げ、小幅だが約2週間ぶりに上場来の高値を更新している。11月9日に発表した第2四半期決算が好調で、3月通期の連結業績予想の増額修正も発表した。株価は発表後4日間で1500円台まで12%値上がり。その後は調整に転じたが、急伸幅の3分の2押しの水準で下げ止まり出直ってきたため、再び好業績を買う動きが活発化したとみられている。

 四半期決算発表と同時に「米国日清」の新工場建設に関するお知らせも発表し、米国サウスカロライナ州グリーンビルに23年12月着工、25年8月の稼働開始予定で新工場を建設するとした。カリフォルニア州、ペンシルべニア州に次ぐ3番目の生産拠点になる。中長期成長戦略で、コア営業利益の海外事業比率を約45%とすることを目標としている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:39 | チャートでみる株価

しまむらは16年ぶりの高値、11月の月次売り上げは既存店が4.3%増加し3か月ぶりに増加

■あたたか素材の「FIBER HEAT」など好調、全店も4.1%増加

 しまむら<8227>(東証プライム)は11月27日、一段高となり、午前10時にかけて4%高の1万6565円(660円高)まで上げ、2日ぶりに直近の高値を更新して2007年以来の高値に進んでいる。前取引日の24日に「11月度売上速報」(毎月20日締め)を発表し、既存店売上高、全店売上高とも前年同月比で3か月ぶりに増加し、好感されている。

 11月の売上速報」は、既存店売上高が前年同月比4.3%増加し、全店も同4.1%増加した。「月度後半に気温が急低下したことで、アウター衣料と実用品の初冬物や冬物が売上を伸ばし」「販促では、創業70周年の大創業祭と大感謝祭が集客に効果」「冬物では、PB『CLOSSHI』であたたか素材を使用した『FIBER HEAT』や、高価格帯『「CLOSSHI PREMIUM』が、婦人・紳士の肌着や寝具・インテリアを中心に好調」だった。期初からの累計では前年同期間比で既存店が4.1%増、全店は3.8%増となり、引き続き好調な推移とみられている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:08 | 業績でみる株価

野村マイクロ・サイエンスが上場来高値を更新、DRAM半導体にAI特需と伝えられ注目集まる

■半導体製造向け超純水装置メーカー、特需の波に乗る期待

 野村マイクロ・サイエンス<6254>(東証プライム)は11月27日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の1万960円(520円高)まで上げ、上場来の高値を2日連続更新している。半導体製造装置向けの超純水装置の専業メーカーで、「顧客所在地」は韓国29.8%、台湾14.7%、中国30.1%など。「DRAMにAI特需、半導体メモリー」(日本経済新聞11月27日付朝刊)と伝えられ、特需の波に乗る期待が出ている。

 報道によると、AI関連需要が伸びているのは「広帯域メモリー(HBM)」と呼ばれるDRAMの一種で、「23年になって需要が急増」「13年に韓国SKハイニックスが開発」「世界シェアはSKが5割、韓国サムスン電子が4割、米マイクロン・テクノロジーが1割」(同)という。野村マイクロS株は半導体関連株の中で小型軽量株になるため値幅狙いの買いが入りやすいと見られている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:41 | 材料でみる株価

TOPPANホールディングスが出直り強める、新マーケティング戦略「CXM」などに期待

■東京・渋谷のランドマーク施設で開始、来街者を継続的に呼び込む

 TOPPANホールディングス<7911>(東証プライム)は11月27日、続伸基調で始まり、取引開始後は3556.0円(79.0円高)で始まり、ここ2か月ほど続く横ばい小動きの相場から出直っている。24日付で、11月30日に竣工する東京・渋谷の新たなランドマークの商業施設「シブヤ・サクラステージ(Shibuya Sakura Stage)」の一部施設で新たな取り組みを始めると発表したほか、25日には「半導体関連に600億円、生成AI需要見込む」(日本経済新聞11月25日付朝刊)と伝えられ、注目再燃となった。

 東京渋谷での新たな取組は、「CXM」(顧客体験管理)」と呼ばれる新たなマーケティング戦略の考え方を一部施設の運営に導入し、施設として来街者を継続的に呼び込むイベントやキャンペーンの企画、魅力的な企業や団体、クリエイターとコラボレーションなどを実施していくとした。今後の拡大につながる取組として注目されている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18 | 材料でみる株価

日経平均は84円高で始まる、NY株はダウ117ドル高、NASDAQは小反落

 11月27日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が84円50銭高(3万3710円83銭)で始まった。円は1ドル149円台なかばで円安気味となっている。

 前週末のNY株式はダウが117.12ドル高(3万5390.15ドル)と2日続伸し、S&P500種、半導体株指数SOXも続伸したが、NASDAQ総合指数は小反落。感謝祭の翌日で短縮取引だった。

 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は3万3740円となり、東京市場24日の現物(日経平均)終値を120円ほど上回った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:04 | 今日のマーケット

【株式市場特集】師走相場で狙うべき銘柄は?不完全燃焼のパチンコ・パチスロと花粉症関連株に注目

■「餅代稼ぎ」、「ミルク稼ぎ」、「掉尾の一振」の師走リベンジ相場に期待

 師走相場は、大蔵ざらえの季節でもある。在庫一掃セールである。この在庫のなかに「残り物に福」があるとすれば、不完全燃焼のバチンコ・パチスロ関連株や花粉症関連株には、完全燃焼するための資格条件が十分に備わっているはずである。パチンコ・パチスロは、年末・年始レジャーの需要期入りとなり、来年7月の新紙幣発行関連需要も先取りし、花粉症も、新年3月早々にも花粉の飛散が始まるだけに、フォローアップの材料も期待できそうで、「餅代稼ぎ」、「ミルク稼ぎ」、「掉尾の一振」の師走リベンジ相場を期待したい。

■スマートパチスロの新機種効果に来年の新紙幣発行関連需要も先取り

 パチンコ・パチスロ関連株は、業績下方修正株が一部含まれるが、多くがスマートパチスロの新機種効果や来年7月の新紙幣発行関連需要の先取りもオンして業績を上方修正した。該当銘柄をコード番号順に上げるとミタチ産業<3321>(東証スタンダード)、ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>(東証グロース)、日本金銭機械<6418>(東証プライム)、マースグループホールディングス<6419>(東証プラム)、ユニバーサルエンターテインメント<6425>(東証スタンダード)、ダイコク電機<6430>(東証プライム)、ゲームカード・ジョイコホールディングス<6249>(東証スタンダード)、グローリー、セガサミーホールディングス<6460>(東証プライム)、JALCOホールディングス<6625>(東証スタンダード)、ムサシ<7521>(東証スタンダード)、マミヤ・オーピー<7991>(東証スタンダード)となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:21 | 特集

【どう見るこの相場】ハイテク株に割を食った不完全燃焼銘柄、師走相場で餅代稼ぎに挑む!

■師走相場でリベンジを狙う不完全燃焼銘柄、パチンコ・花粉症関連株は買いか?

 決算発表が終了し決算集計も一段落、11月相場の決算プレーが一巡した。今週央29日の月替わりから、いよいよ師走相場がスタートする。と同時にここまで11カ月、今年のパフォーマンスもほぼ固まり掛け、投資家サイドでは勝ち組と負け組とはいわないまでも、半導体関連株などのハイテク株を中心に上手く立ち回った完全燃焼組と、銘柄選択で立ち遅れもやもやしたまま年を越すかもしれない不完全燃焼組に色分けされる現実を突きつけられる。日経平均株価は年初来30%、TOPIX(東証株価指数)でも27%上昇しており、これに及ばない不完全燃焼組は残り1カ月、「餅代稼ぎ」、「ミルク稼ぎ」、「掉尾の一振」のリベンジ相場に力が入り期待を高めることになる。

 上場会社サイドでも、完全燃焼、不完全燃焼の格差拡大が歴然となる。代表は、決算発表で業績を上方修正した銘柄と下方修正した銘柄の明暗である。なかでも不本意と想像されるのが、業績を上方修正し配当も増配しながら、マーケットから高値評価されなかった不完全燃焼銘柄だろう。半導体関連株のなかには、業績を下方修正しながら高値追いとなっている銘柄も少なくなく、その人気ぶりに割を食っていると目をそらしたかったに違いない。来年1月からスタートする新NISA(少額投資非課税制度)では、個人投資家の銘柄選別がより厳しくなると想定されるなかで由々しき事態である。

 不完全燃焼には、無理もない側面もある。7〜9月期決算の発表では6割の企業が市場予想を上回る好決算で着地して業績の上方修正オンパレードとなり、上場企業全体の今3月期通期純利益は、前期比13%増益と増益率を伸ばし3期連続の過去最高更新と分析された。時流に乗った主力銘柄以外の脇役銘柄では、少々の業績の上方修正程度では埋没状態となり買いの手も鈍く株価反応も一時的、限定的にとどまったことは否定できないからだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20 | どう見るこの相場