株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

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2024年05月10日

ジャパンフーズに丸紅系列の投資会社がTOB(株式公開買付)を表明

■TOB価格は1株につき1994円、ジャパンフーズの株主に応募を推奨

 ジャパンフーズ<2599>(東証スタンダード)は5月10日夜、丸紅<8002>(東証プライム)の資本系列に連なるJAFホールディングス株式会社(東京都千代田区、公開買付者)がジャパンフーズの普通株式を公開買付(TOB)により取得すると発表し、これに賛同の意見を表明すること、株主の皆様に対し、本公開買付への応募を推奨することも発表した。

 TOB価格は1株につき1994円(10日の終値は257円高の1656円)。公開買付者はジャパンフーズを完全子会社とすることを企図し、TOB成立後、ジャパンフーズの株式は上場廃止になる見込み。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 21:22 | IR企業情報

三菱電機、月周回有人拠点「ゲートウェイ」向け宇宙用リチウムイオンバッテリーを受注

■国内外の衛星に300台以上を納入

 三菱電機<6503>(東証プライム)は5月10日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から月周回有人拠点「ゲートウェイ」向けの宇宙用リチウムイオンバッテリーを受注したと発表。これは、アルテミス計画における3例目の受注となり、これまで日本が担当した全ての宇宙用リチウムイオンバッテリーの製造を担当することになる。同社のバッテリーは、HTV−Xの開発・製造で培った有人安全要求を満たす高性能を誇り、国内外の衛星向けに多くの納入実績があり、その全てが正常に運用されていることから高い信頼性を得ている。

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 同社は、Maxar Space Systemsからもゲートウェイの電気・推進エレメント向けにリチウムイオンバッテリーセルを受注しており、アルテミス計画への貢献を続けている。同社の宇宙用リチウムイオンバッテリーは、ロケット打上げ時の強い振動や衝撃、真空・放射線環境、排熱などを考慮した耐性・機能を確保する設計であり、モジュール性を考慮した構造により拡張性を実現している。また、長期間の衛星運用を可能とする技術で高い信頼性を実現している。

 同社は、JAXAが推進する国内衛星開発プロジェクトの半数近くに主契約者として参画し、日本の宇宙開発におけるリーディングカンパニーとしての地位を築いてきた。小型月着陸実証機SLIMの開発を担当し、その成果は月惑星探査の更なる進展に繋がると期待されている。今後も先端技術の強化を図り、アルテミス計画への参画を通じて、持続的な宇宙探査活動の確立や人類の活動領域の拡大に貢献していく方針である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 21:10 | プレスリリース

(決算速報)綿半HDの24年3月期は営業利益が17.5%増加、今期は4月から新物流センターも稼働

■共同配送・共同仕入れを開始

 綿半HD(綿半ホールディングス)<3199>(東証プライム)の2024年3月期の連結決算(5月10日午後発表)は、建設事業が減収減益となったものの、ホームセンターや食品スーパー、ドラッグストアなどの小売り事業や貿易事業は増収増益で、持株会社である綿半HDを中核として、各グループ会社が事業価値の向上、新規事業領域の創出に努め、時代の流れに適合した事業ポートフォリオの構築に取組んだ結果、売上高は前期比4.6%減の1280億72百万円、営業利益は同17.5%増の28億22百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.2%増の18億54百万円となった。

 小売り事業では、「流通網の拡大」の取組みとして世界各地から食料品を直接仕入れるなど、新たな仕入先の開拓に注力。共同配送・共同仕入れを開始することで物流の効率化を図り、鮮度の高い商品をより安く提供できるようになった。自社の新物流センター(長野県飯田市)が24年4月1日に稼働を開始した。

 建設事業では、木造建築、鐵構、屋根外装改修、自走式立体駐車場等を展開し、柱のない開放的な空間を短工期で実現した、木造システム建築『PRESTWOOD』や超軽量太陽光システム『LIGHTON SOLAR』、介護施設や保育施設などの非住宅木造建築などを販売開始したほか、ミャンマー、大連に加え、新たにベトナムにCADセンターを開設。先行投資も活発化させた。

 貿易事業では、世界20か国以上から天然由来の医薬品・化成品原料の輸入販売、不妊治療薬の原薬製造等を行っており、海外ネットワークを活かした食品の輸入販売に注力した。

 今期・25年3月期の連結業績は、売上高が1320億円(前期比3.1%増)、営業利益は31億70百万円(同12.3%増)、経常利益は33億70百万円(同4.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は19億円(同2.5%増)を予想する。

 24年4月1日に自社の新物流センター(長野県飯田市)が稼働を開始し、更なる商品数の拡大・原価低減を進め、顧客還元を充実させる。持株会社である綿半HDを中核として、各グループ会社が最大12%の賃上げをはじめとした積極的な人的投資を行った。メキシコから輸入しているウチワサボテンの実を使用した『プリックリーペアパウダーHID−6036』を開発するなど、健康に優しい自然派オーガニック商品の開拓に取組んでいる。また、家畜の健康をサポートする100%天然植物由来の動物飼料添加物を使用した飼料の研究開発を引続き指針する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 20:40 | 決算発表記事情報

近鉄、10月から奈良線・京都線で新型一般車両を投入!ベビーカーや荷物置き場の新設、L/Cシート導入など快適性を大幅に向上

■2025年度には大阪線・名古屋線・南大阪線にも新型車両を投入予定

 近鉄グループホールディングス<9041>(東証プライム)の近畿日本鉄道(近鉄)は5月10日、老朽化した車両の更新と、より快適な鉄道輸送サービスの提供を目指し、2024年10月から奈良線・京都線・橿原線・天理線で新型一般車両の運行を開始すると発表。

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 今回の新型車両は、ベビーカーや大型荷物をお持ちのお客様が気兼ねなく着席できるスペース「やさしば」を1両あたり2カ所設置するなど、多くのお客様のご要望を反映した車両となっている。

 また、夏期や冬期の車内保温のために駅に長時間停車する際にお客様が個別に扉を開閉できるスイッチ(近鉄初※ケーブルカーを除く)や、混雑状況に応じてロングシートとクロスシートを切り換えることができるL/Cシート、車内防犯対策として防犯カメラの設置、従来車両と比較して消費電力の45%削減など、安全と環境に配慮した車両となっている。さらに、2025年度には、大阪線・名古屋線・南大阪線にも新型一般車両の投入を予定している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:36 | プレスリリース

(決算速報)ジェイテックの前3月期は期初予想未達だったが売上高、各利益とも連続で最高を更新

■当局の指針変更(訓練生数の抑制)など影響、今期は53%増益めざす

 技術者派遣などを行うジェイテック<2479>(東証グロース)の2024年3月期・連結決算(2024年5月10日午後発表)は、関係省庁の指針変更(訓練生数の抑制)の影響などがあり、期初に設定した予想数値には未達となったが、売上高は前期比2.0%増の32億42百万円で、営業利益は同28.1%増の2億29百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同24.5%増の1億63百万円と好調だった。売上高、各利益とも連続で最高を更新した。

 多くの産業界で人手不足が続き、特に派遣や請負等、同社グループの主力事業である技術職知財リース事業では、引き続き顧客企業からのニーズが強く、業界内での人材獲得がますます厳しくなり思うように増員が図れない中で、テクノロジストと呼称する優秀エンジニアの稼働率は高水準を維持、高付加価値業務への配属などの施策で平均単価は引き続き上昇し、売上高は対前期末比で増加となった。また、費用面では、トップラインの伸びに伴い原価率が低下、また、全社的な業務効率化やコスト削減努力により、販売費及び一般管理費の膨らみが抑制された。

 「技術職知財リース事業」では、テクノロジスト需要が引き続き高く、主に稼働率と平均単価の上昇により、セグメント利益は前期末比5.3%増加した。「一般派遣及びエンジニア派遣事業」では、コロナ禍の影響に端を発して、引き続き休止している業務もあり、セグメント損益は連続損失だったが、損失額は前期比で21%軽減した。

 今期・25年3月期は、第5世代移動通信システム関連技術、次世代自動車関連技術、AI関連技術等の最新技術を含めた開発需要は依然旺盛と予測され、さらなる技術系人材の確保に尽力するとともに、技術力向上のための研修設備やカリキュラムの強化を進め、中期経営計画として掲げている「テクノロジスト700人体制」の構築を進める。

 連結業績予想は、売上高37億50百万円(前期比15.6%増)、営業利益3億50百万円(同52.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1億93百万円(同17.8%増)。売上高、各利益とも続けて最高を更新することになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 19:26 | 決算発表記事情報

(決算速報)クレスコは今期15.2%営業増益を計画、前期は積極採用や給与アップなどで2.5%増だったが再拡大へ、6月に株式2分割を実施

■25年3月期の年間配当は分割前換算で76円(前期比24円増)に

 クレスコ<4674>(東証プライム)は5月10日の夕方、2024年3月期の連結決算と24年6月末を基準日とする株式分割を発表した。

 株式分割は、24年6月30日最終の株主名簿に記録された株主の所有普通株式を、1株につき2株の割合をもって分割する。ただし当日は株主名簿管理人の休業日(日曜日)のため、実質上は24年6月28日最終の株主名簿に記録された株主の所有普通株式を対象に分割を行う。

 24年3月期の連結決算は、売上高が前期比9.1%増の527億55百万円となった。クラウド分野でCAD等のシステムをテレワーク環境でも快適に操作できるサービス「GPUSOROBANリモートワークステーション」の提供を23年9月に開始したほか、AI分野では、社内の業務効率化と顧客への提案内容の高度化を目的として、Microsoft社の「AzureOpenAI Service」を利用した生成AIチャットサービス「CrePT(クレプト)」を構築し、グループ企業でもクレスコ・デジタルテクノロジーズが製造業向けの「統合BOM管理ソリューション」の提供を発表し、クレスコベトナムは現地の日系製造業向けに生産管理システムの販売を開始するなどの積極展開を行った。

 利益面では、本体および一部の連結子会社で新卒社員を積極的に採用したことや給与水準の引き上げを実施したこと、並びに教育投資を拡大したことに伴い、人件費や教育費が増加したが、営業利益は同2.5%増の51億21百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.0%増の37億28百万円となった。

 24年2月には、「中期経営計画2023」における目標の一つである当社全体でのISMS認証取得を達成した。また、24年2月に配当方針の変更を決定し、25年3月期の中間配当より配当性向を40%を目処とすることを発表するとともに、3月には当期の期末配当金額の2円増配を公表した。これにより、24年3月期の年間配当は1株52円(前期比2円増)の予定とし、今期・25年3月期の年間配当は株式分割後の額で同38円の予定(分割前換算で同76円、前期比24円増)の予定とした。

 今期・24年3月期の連結業績予想は、売上高を585億円(前期比10.9%増)とし、営業利益は59億円(同15.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は40億円(同7.3%増)とした。24年4月にスタートした「中期経営計画2026」で掲げた26年度の「連結売上高700億円」「連結営業利益率11.5%」「連結ROE15%以上」の財務目標に向け、計画初年度として、策定した成長戦略を着実に実行し、売上高の増加と収益性の向上を目指す。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 19:21 | 決算発表記事情報

アイフリークモバイル、eスポーツキャスターVTuber『ナナホシナナ』がI−FREEK GAMESの専任キャスターに

■eスポーツを通した更なる社会貢献へ

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は10日、eスポーツキャスターとして活躍するVTuberの『ナナホシナナ』氏が、同社グループ会社のI−FREEK GAMESの専任キャスターとして所属すると発表した。

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 ナナホシナナ氏は、eスポーツキャスターとして活躍するVTuber。YouTuberのチャンネル登録者数は3万人を超え、数多くのイベントで実況を担当するなど、eスポーツ業界の第一線で活躍をしている。I−FREEK GAMESでは、eスポーツ関連サービス(イベントの企画、運営、配信、機材貸出、スタッフの派遣等)を提供しているが、今回のナナホシナナ氏の所属により、同氏はeスポーツ関連サービスの顔として、各種大会やイベントでのキャスターを務めることになる。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:51 | プレスリリース

【唐揚げ店の倒産動向:帝国データバンク調べ】2023年倒産件数前年比9倍増、過去最多27件

■鶏肉・油価格高騰、巣ごもり需要減少、コンビニ・スーパー競争激化が要因

 帝国データバンクは、2023年の「唐揚げ店」の倒産動向の調査結果を発表した。2023年は唐揚げ店の倒産がかつてないペースで急増した。持ち帰りを中心とした「唐揚げ店」経営業者の倒産は27件。これは前年の9倍増であり、2021年の6件を大幅に上回る。

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 倒産した唐揚げ店は、オリジナルブランド店、大手唐揚げチェーンのフランチャイズ店、本業以外のサブビジネスとして唐揚げ事業に参入した事業者など様々だった。しかし、多くが1〜2店舗を展開する小規模な事業者であり、水面下の閉店や廃業を含めると、さらに多くの唐揚げ店が市場から退出したと推測される。

 2023年は、唐揚げビジネスにとって非常に厳しい年となった。鶏肉は鳥インフルエンザの影響で供給量が減少、飼料価格の高騰による牛肉・豚肉価格上昇の影響で国内鶏もも肉卸売価格は5年間で約2割上昇した。また、調理用油のキャノーラ油も5年間で約7割値上がりしており、価格転嫁が難しい小規模店の経営を圧迫した。

 さらに、コロナ禍の巣ごもり需要が下火になったこと、物価高による消費者の節約志向の強まり、コンビニやスーパーの総菜品や半額以下の冷凍唐揚げなど、専門店より割安な競合製品への顧客流出なども倒産に拍車をかけた。

 足元では、唐揚げビジネスに代わり、おにぎり店など新たなテイクアウトビジネスも台頭している。唐揚げブームから2年が経過し、一巡の兆しも見られる中、今後も唐揚げで勝負する企業が増えるのか、新たなビジネスへチャレンジする企業が増えるのか注目される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:22 | 政治・経済

(決算速報)Lib Workの第3四半期は営業利益14.5%増加、国内初の3Dプリンターハウスを2月に公開、職人の高齢化問題など迫る中で注目集まる

■ショッピングモール内モデルハウスへの出店、「マイホームロボ」拡大など加速

 Lib Work(リブワーク)<1431>(東証グロース)が5月10日の午後発表した2024年6月期・第3四半期連結決算(2023年7月〜24年3月・累計)は、原価高騰が注文住宅業界の収益を圧迫する中で、製材加工会社をグループ傘下としたことをはじめ、グループ全体で原価削減に取り組み、粗利改善の効果が出てきたことなどにより、売上高は前年同期比9.4%増の101億36百万円となり、営業利益は同14.5%増の70百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同3.8倍の38百万円となった。

 この期は、建設用3Dプリンターを活用した国内初の3Dプリンターハウス「Lib Earth House」が完成し24年2月に公開。土を主な建築材料とした革新的な住宅で、工期の短縮に貢献できるほか、大工さんをはじめとする職人の高齢化、人材不足など、建設業界全体が抱える主要な課題の解決につながるため、業界全体の大きなイノベーションとなり得るものとして注目を集めている。さらに、主原料である土は調達が容易であることに加え、最終的に自然界に還すことができるため、持続可能な世の中の実現へ大きく貢献するものと注目されている。

 また、24年2月には、事業拡大を図ることを目的として新株式発行などで約11億円の資金調達を実施した。今後は、前述の3Dプリンターハウスの開発および早期の実販売化、関東及び九州圏内におけるショッピングモール内モデルハウスへの出店、さらに「マイホームロボ」などのプラットフォーム事業の拡大といった取り組みを加速させて行く計画だ。

 6月通期の連結業績予想は期初に開始した予想に変更はなく、売上高は170億円(前期比19.9%増)、営業利益は5億90百万円(同97.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億70百万円(同2.1倍)。売上高は連続最高を更新することになり、各利益は22年6月の最高益に迫ることになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:00 | 決算発表記事情報

京王電鉄、新型通勤車両「2000系」を2026年に導入!感性AI株式会社がデザインを決定

■感性AIの技術・『感性AIアナリティクス』の活用

 京王電鉄<9008>(東証プライム)は5月10日、2026年に導入予定の新型通勤車両「2000系」の外観および客室デザインに、感性AI株式会社(本社:東京都調布市)の技術を活用した。

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 「もっと、安全に、そして安心して、これからもずっと、のっていただける車両を。全ての世代に、やさしく、そして、ワクワクしてもらえる車両を。」というコンセプトのもと、感性AIと多様なニーズ分析を組み合わせることで、安心感と快適性を兼ね備えたデザインを実現した。

 感性AIの「感性AIアナリティクス」を活用し、幅広い世代のお客さまや社員の声を分析。その結果を基に、デザイン候補案を評価し、最適なデザインを選定した。

 車両前面と側面は円をモチーフにしたラウンド型で、優しさを感じる安心感のあるデザインに。車内はナチュラルな色合いで統一し、心を落ち着かせる空間を演出している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:59 | プレスリリース

三社電機製作所、大容量パワーコンディショナー系統連系シミュレーター電源装置を開発

■再生可能エネルギーの普及を支える、高性能な試験装置

 三社電機製作所<6882>(東証スタンダード)は5月10日、再生可能エネルギーの普及と大規模発電の実現を目指し、大容量パワーコンディショナー系統連系シミュレーター電源装置を開発したと発表。この装置は、産業技術総合研究所の福島再生可能エネルギー研究所に納入され、系統連系時の事故模擬や世界各国の規格適合試験に対応する。

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 新たな製品は、自社開発のパワー半導体デバイス「SiC−MOSFET」を使用し、小型化と低電力損失を実現。変換効率は97%に向上し、過去の製品と比較してスペースを大幅に削減した。主な用途は、規格認定試験施設やパワーコンディショナーその他電力機器の試験設備である。

 デザインコンセプトは「connect 2.0」で、PCSと模擬試験装置の接続部を象徴的に表現。開発者は、部門を超えたプロジェクト立ち上げにより、質の高い製品を短期間で開発することに成功した。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:41 | プレスリリース

【株式市場】日経平均は155円高、反発、選別色が一段と強まり後場ダレ模様だが底堅い

◆日経平均は3万8229円11銭(155円13銭高)、TOPIXは2728.21ポイント(14.75ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は後場増加し23億2067万株

 5月10日(金)後場の東京株式市場は、3月決算の発表が最盛期に入る中で、トヨタ<7203>(東証プライム)の発表(今回は8日)を過ぎたあたりから業績展望に見極めがつき始めて業績相場への期待が一巡することもあるとされ、株価指数や全体相場を買う動きは後退する様子となった。中で、後場寄り後に3月決算を発表した東洋水産<2875>(東証プライム)は大幅な上振れ決算など好感されて一段高。13時半に発表した日本ハム<2282>(東証プライム)は一時急伸したが再び安くなり、14時に発表した大和ハウス<1925>(東証プライム)も軟化。一方、海運株や石油株は堅調。日経平均は179円高で始まり、次第に値を消して13時半過ぎに52円93銭高(3万8126円91銭)までダレたが、大引けにかけては幾分持ち直して前日比で反発した。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:52 | 今日のマーケット

ジャパンフーズが後場一段高、3月決算への期待強まる様子、きょう決算発表を予定

■3月に業績予想の大幅な増額修正を発表

 ジャパンフーズ<2599>(東証スタンダード)は5月10日の後場、一段と上げ幅を広げ、13時40分にかけて17%高の1638円(239円高)をつけ、約1か月半ぶりに年初来の高値を更新、2018年以来の高値に進んでいる。飲料受託製造事業などを行い、きょう、10日に3月決算を発表する予定。3月に業績予想の大幅な増額修正を発表し業績好調が予想されるため、先取り買いが活発化したと見られている。

 3月21日、2024年3月期の通期連結業績見通しについて、全体に大幅な増額修正を発表し、「新たな販売領域を含めた受注が通期で拡大したこと」「生産性向上によるコスト改善、エネルギー使用量の改善」などにより当初予想を上回る見通しになったとして、営業利益は従来予想を45.6%上回る9億90百万円(前期の6.9倍)に見直した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:22 | 業績でみる株価

アサヒグループ、NEXT Logistics Japanとダブル連結トラックを活用した工場間直送を開始

■CO2排出量35%削減とドライバー不足対策に貢献

 アサヒグループホールディングス<2502>(東証プライム)のアサヒグループジャパンとNEXT Logistics Japan(NLJ)は5月10日、持続可能かつ生産性の高い物流の実現に向け、5月13日からNLJの25mダブル連結トラックを活用した工場間の直送を開始したと発表。

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 これは、アサヒグループにとって初の試みであり、大型トラック2台で輸送していた従来の方式と比較し、ドライバー1名での輸送が可能となり、CO2排出量約35%の削減を見込んでいる。

 今後は、ダブル連結トラック直送の便数増加やアサヒグループの他工場間への拡大、他企業の荷物を混載して配送することも検討しており、トラック運転手の時間外労働の上限規制により生じる2024年問題への対応と環境負荷低減を両立した、持続可能な物流の実現を目指していく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:20 | プレスリリース

ソフトバンク、経済産業省「クラウドプログラム」認定を受け1500億円投資、AI計算基盤を約37倍に拡張

■SB Intuitions、3,900億パラメーターLLM開発へ

 ソフトバンク<9434>(東証プライム)は5月10日、経済産業省の「特定重要物資クラウドプログラムの供給確保計画」の認定を受け、AI計算基盤を約37倍に拡張すると発表。2024年度から2025年度にかけて、国内複数拠点にAI計算基盤を新たに構築し、総投資額は約1500億円にのぼる。この拡張計画により、ソフトバンクは、日本語LLMの開発や、国内企業向けサービスの提供を加速させ、デジタル社会の発展に貢献していく予定としている。

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 今回認定された計画では、ソフトバンクは、最新のNVIDIA Blackwell アーキテクチャ GPUを含むNVIDIAアクセラレーテッドコンピューティングを採用し、DGX B200システムを搭載したNVIDIA DGX SuperPODを導入する。このAI計算基盤全体の処理能力は25エクサフロップスに達し、現在稼働しているAI計算基盤の約37倍となる。同社は、この拡張計画により、経済産業省から最大421億円の助成金を受ける予定。

 同社は、拡張されたAI計算基盤上で、SB Intuitionsが2024年度内に約3900億パラメーターのLLMの構築を目指す他、約1兆パラメーターのLLMの構築を目指して開発に取り組んでいく。また、日本国内の企業や研究機関に対してサービスを提供する予定。

 今回のAI計算基盤の拡張は、ソフトバンクの長期ビジョンである「情報革命で人々を幸せに」の実現に向けた重要な取り組みである。ソフトバンクは、今後もAI技術の開発と社会実装を積極的に推進し、デジタル社会の発展に貢献していくとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:08 | プレスリリース

東洋水産が後場急伸、今期の売上高は初の5000億円台めざす

■3月決算は大幅上振れて着地、今期も連続最高益を見込む

 東洋水産<2875>(東証プライム)は5月10日の後場、急伸相場となり、前引け値の1万25円(45円安)から13時にかけて一気に14%高の1万1485円(1415円高)まで上げ、上場来の高値を更新している。正午過ぎに発表した2024年3月期の連結決算が23年10月に開示した従来予想を売上高で4.9%、営業利益で28.3%上回るなど好調で、注目集中となった。

 24年3月期の連結決算は、「国内外の主要事業での価格改定、改定後の各種取組みにより」(決算説明資料)売上高が前期比で12.2%増の4890億13百万円で過去最高を更新。営業利益も同65.4%増の666億96百万円で過去最高を更新した。「海外即席麺を中心に主要事業でコストカバー」(同)した。海外即席麺事業などでは為替差益も上乗せされた。

今期・25年3月期の予想は、海外事業の牽引により売上高5000億円台の達成をめざし5100億円(前期比4.3%増)とし、営業利益はコストアップ継続を見込むが国内事業の増収と海外事業の価格改定実施により吸収し720億円(同8.0%増)をめざすとした。メキシコでは24年1月から発泡カップの紙カップへの切り替えを順次開始した。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:51 | 業績でみる株価

リログループ後場一段高、特損計上だが本業の利益は過去最高、今期は持分会社の譲渡益185億円(概算)を予定

■持分会社・日本ハウズイングに対する投資会社のTOBに応募

 リログループ<8876>(東証プライム)は5月10日、急伸相場となり、午前10時半にかけて16%高の1629.0円(226.0円高)まで上げて約3か月半ぶりの1600円台に進み、後場寄り後も一段と上げて13時過ぎには1631.0円(228.0円高)と大きく出直っている。9日の16時に発表した2024年3月期の連結決算で営業利益が21%増加して最高益を更新し、同時に持分法適用会社・日本ハウズイングに対する投資会社のTOB(株式公開買付)に応募すると発表したことなどが好感されている。

 24年3月期の連結決算では、海外の持分会社にかかわる減損損失を計上したため、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益が従来予想を大きく下回り赤字となった。しかし、本業の収益を映し出す営業利益は前期比21.4%増加して過去最高を更新した。

 また、持分法適用会社・日本ハウズイングの保有株式を投資会社マルシアンホールディングス合同会社(東京都港区)に譲渡することで、譲渡価額は約332億円(日本ハウズイング1株当たり1545円)になる見込みとした。この売却益として185億円(概算)を今期・25年3月期に計上し、今3月期の連結業績予想は、売上収益1400億円(前期比5.6%増)、営業利益300億円(同8.6%増)とし、税引前利益と親会社の所有者に帰属する当期利益は黒字転換の見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 業績でみる株価

【株式市場】前場の日経平均は237円高、好業績株や積極還元株など買われ半導体株は高安混在

◆日経平均は3万8311円63銭(237円65銭高)、TOPIXは2731.86ポイント(18.40ポイント高)、出来高概算(東証プライム)はSQ算出が加わり10億5936万株

 5月10日(金)前場の東京株式市場は、米国で新規失業保険申請件数を受けて利下げ方向への期待が強まったとされ、ダウ平均の7連騰などが好感され、北米景気拡大期待などから日立製<6501>(東証プライム)任天堂<7974>(東証プライム)日本郵船<9101>(東証プライム)などが出来高をともなって上げ、9日に3月決算を発表したダイキン<6367>(東証プライム)、段階的増配を打ち出した住友不<8830>(東証プライム)なども活況高となった。半面、半導体関連株や自動車株は高安混在。日経平均は朝一番のSQ算出が買い先行とされて午前9時40分にかけて667円79銭高(3万8741円88銭)まで上げたが、午前10時半頃には上げ幅200円台になり、前引けまで一進一退を続けた。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:20 | 今日のマーケット

住友不動産は上場来の高値を試す、「毎年の増配ペースを年7円から年10円に引き上げ」など好感

■24年3月期は連結純利益が11期連続最高を更新

 住友不動産<8830>(東証プライム)は5月10日、上場来の高値を試す相場となり、朝寄り後に12%高の6023円(634円高)まで上げて上場来の高値6062円(2024年4月12日)に接近。その後は売買交錯となったが、9日の決算発表で開示した増配計画などが好感され、大手不動産株の中でも売買活発となっている。

 10日の15時に発表した2024年3月期の連結決算は小幅増益だったが、「11期連続の純利益最高益更新となった」(発表リリースより)。同時に「持続的成長戦略の積極的見直し」も発表し、「毎年の増配ペースを年7円から年10円に引き上げ、昨年掲げた『7年以内に倍増、年100円配』を『2年前倒し』で実現する」などとした。これに基づき、今期・25年3月期の年間配当金を1株当たり10円増配の70円(中間配当35円、期末配当35円)の予定にするとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37 | 業績でみる株価

味の素は小安く始まったが切り返す、機動的な自社株買いなど好感、上場来の高値を指向

■今期は純利益など2期ぶりに最高を更新、連続増配を予定

 味の素<2802>(東証プライム)は5月10日、小安く始まった後切り返して次第高となり、午前10時30分にかけて5%高の6059円(300円高)まで上げ、約3か月ぶりに6000円台を回復して上場来の高値6279円(2024年1月23日)に向けて上値を追っている。9日の15時に2024年3月期の連結決算を発表し、16時に自己株式の取得(自社株買い)も発表。今期・25年3月期の連結業績予想の親会社の所有者に帰属する当期利益を9%増の950億円とし、2期ぶりに最高を更新することなどが好感されている。

 年間配当は24年3月期に1株74円(前期比6円増)の予定とし、25年3月期は80円(同6円増)の予定とした。

 自社株買いは、1250万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.44%)を上限として、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)による買付と取引所における市場買付を併用し、取得期間は2024年5月10日から同年8月30日までとした。10日午前10時に「ToSTNeT−3」で250万株を取得と発表し、機動的な買付と評価する声がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:10 | 材料でみる株価

ツムラが急伸しストップ高、今期の営業利益97%増予想など好感、医療用漢方製剤の拡大や薬価改定など寄与の見込み

■中国事業も伸長傾向

 ツムラ<4540>(東証プライム)は5月10日、買い気配を上げてストップ高の4392円(700円高、19%高)で始値をつけ、約1か月半ぶりに年初来の高値を更新してその後もストップ高で売買されている。9日の15時に2024年3月期の連結決算を発表し、今期・25年3月期の予想を売上高22%増、営業利益97%増とするなどで、想定を上回る意外感が言われている。

 24年3月期の連結営業利益は前期比4.3%減だったが、今期・25年3月期の予想は97.3%増とした。親会社株主に帰属する純利益も24年3月期は1.4%増だったが今期は70.6%増の見込みとした。国内で医療用漢方製剤の増加が見込まれ、薬価改定による販売金額の増加も見込まれ、中国事業の伸長傾向などが寄与する見込みとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:43 | 業績でみる株価

【顔認証でスムーズな搭乗手続きを実現】成田空港で「Face Express」モバイルアプリ実証実験が成功

■NECの顔認証技術を活用

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 ANAホールディングス<9202>(東証プライム)日本航空<9201>(東証プライム)、成田国際空港株式会社(NAA)、NEC<6701>(東証プライム)は5月10日、顔認証技術を活用した搭乗手続き「Face Express」の利用登録を旅客のスマートフォンで行う実証実験を成功させたと発表。このモバイルアプリは、空港内での利便性と「Face Express」の利用率向上に寄与し、搭乗手続きの所要時間を大幅に短縮することが確認された。

 「Face Express」は、NECの世界No.1の認証精度を有する顔認証技術を利用。パスポート・搭乗券・顔写真情報の登録により、搭乗手続きが簡略化される。ANAとJALのモバイルアプリと連携し、オンラインチェックインから個人情報登録までワンストップで実現する。

 実証実験では、参加者の98%がモバイルアプリの有用性を肯定。手荷物タグの発行や手荷物預けの所要時間が大幅に短縮された。今後、本モバイルアプリの実用化に向けた改善や検討を進め、「Face Express」の利用拡大を図っていく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:17 | 話題

セガサミーHDが戻り高値に進む、「宮崎『シーガイア』売却」と伝えられ「本日付議」と発表

■米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却するもよう

 セガサミーHD(セガサミーホールディングス)<6460>(東証プライム)は5月10日、再び出直って始まり、取引開始後は2135.0円(50.5円高)まで上げ、このところの出直り相場で高値に進んでいる。朝、日経電子版の速報ニュースが「セガサミー、宮崎『シーガイア』売却、米フォートレスに」と伝え、セガサミーHDは東証IR開示で「一部報道について」を発表。がぜん材料含みとなった。

 セガサミーHDは、「検討を進めていることは事実」「当社取締役会に本日付議する予定」などと発表した。「フェニックス・シーガイア・リゾート」の運営会社はフェニックスリゾート株式会社(宮崎市)。報道によると「セガサミーHD傘下で経営再建を進め、2023年3月期は13期ぶりに経常損益が黒字に転換した。今後はゲームなどに経営資源を集中する」という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:37 | 材料でみる株価

インフォコムが買い気配のまま上値を追う、「ソニーなど電子漫画『めちゃコミ』運営会社買収検討」と伝えられ買い先行

■『めちゃコミック』はグループ会社が運営

 インフォコム<4348>(東証プライム)は5月10日、買い気配を上げて始まり、取引開始から10分を経過しても気配値のまま7%高の3200円(219円高)と上値を追っている。ブルームバーグ通信の報道として、「ソニーG(6758)など複数陣営、電子漫画『めちゃコミ』運営会社買収検討」と伝えられており、買い材料視されている。電子漫画『めちゃコミック』は、インフォコムのグループ会社アムタスが運営する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:17 | 材料でみる株価

日経平均は287円高で始まり大幅反発基調、NY株はダウ331ドル高で7日続伸、NASDAQは反発、半導体株指数は小反落

 5月10日(金)朝の東京株式市場は、日経平均が287円81銭高(3万8361円79銭)で始まった。円相場は1ドル155円30銭前後で50銭ほど円高になっている。

 NY株式はダウが331.37ドル高(3万9387.76ドル)と7日続伸し、S&P500種は反発、NASDAQ総合指数は3日ぶりに反発。半導体株指数SOXは小反落。週間の新規失業保険申請件数を受けて利下げ方向への期待が強まった。

 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は3万8435円となり、東京市場9日の現物(日経平均)終値を361円上回った。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:03 | 今日のマーケット

(決算速報)協立情報通信の24年3月期は5期ぶりに純利益が最高を更新

■今期もインボイス対応需要など追い風に営業利益23%増を見込む

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)の2024年3月期決算(5月9日発表)は、ソリューション事業、モバイル事業ともに主軸部門が好調に推移し。売上高は前年比11.4%増の54億69百万円となり、営業利益は同73.7%増の2億83百万円、当期純利益は固定資産売却益なども加わり同2.2倍2億58百万円となった。当期純利益は過去最高だった19年2月期の2億31百万円を5期ぶりに更新するなど、売上高、各利益とも最高を更新した。

 ソリューション事業では、改正電子帳簿保存法やインボイス制度などへの対応のためのDX需要を最大限に取り込む対応を強め、「奉行10」シリーズのバージョンアップ支援にも注力した。モバイル事業では、法人サービス事業で同社独自の端末サポートサービスが堅調に推移するとともに、店舗事業では不採算店舗の閉鎖や既存店舗の人員強化等による効率化を図った。

 今期・25年3月期の連結業績予想も続伸を見込み、売上高は55億円(前期比0.6%増)、営業利益は3億50百万円(同23.5%増)、当期純利益は前期に計上した固定資産売却益などの反動減により2億30百万円(同10.9%減)を見込む。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:55 | 決算発表記事情報

ANA、羽田空港で航空機地上支援器材の代替燃料としてリニューアブルディーゼルの利用実証を開始

■CO2排出量削減を目指す、既存車両で利用可能、軽油代替燃料として期待

 ANAホールディングス<9202>(東証プライム)は5月9日、羽田空港で航空機地上支援器材(GSE)の代替燃料としてリニューアブルディーゼル(RD)の利用実証を開始したと発表。これは日本国内で初の試み。RDは、廃食油や廃動植物油を原料とする次世代バイオ燃料で、軽油の代替としてCO2排出量を70−90%削減できるとされる。ANAグループは、2030年までに航空機運航以外で発生するCO2を2019年度比で33%削減する中期環境目標を掲げており、RDの導入はその達成に向けた重要なステップである。

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 現在、GSEの燃料は主に軽油が使用されているが、全てのGSEを電動化することには課題がある。RDは「ドロップイン」燃料として既存の車両や給油施設を活用でき、CO2削減に有効な代替燃料と期待されている。今回の実証は、伊藤忠エネクス<8133>(東証プライム)等と共に東京都の支援事業の一環として行われ、2025年3月末までの事業期間を通じて、RDの安定供給や利用上の課題、制度上の課題を検証する。

 RDはSAF(Sustainable Aviation Fuel)製造工程で一定数量製造される連産品であり、RDの普及はSAFのサプライチェーン強化にも寄与する。ANAは自治体やパートナー企業と協力し、航空機運航以外で発生するCO2排出量の削減を含む、炭素循環社会の実現に向けた取り組みを促進していく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:36 | プレスリリース

【編集長の視点】ハッチ・ワークは大幅増益業績を見直して不動産テック関連株人気を再燃させ反発

 ハッチ・ワーク<148A>(東証グロース)は、前日9日に18円高の2399円と反発して引け、今年4月5日につけた上場来安値1891円からの底上げ幅を拡大させた。同社株は、今年3月26日に新規株式公開(IPO)されたばかりで、今2024年12月期業績が、大幅増益と予想されていることで不動産テック株としての成長可能性を見直し直近IPO株買いが再燃した。テクニカル的にもIPO直後の上場来高値4015円から同安値への調整幅の3分の1戻しを達成してもみ合っており、まず半値戻しに進み全値戻しへの期待を高めている。

■ポータルサイトの導入社数増加が駐車場利用者数を拡大させる好循環

 同社は、月極イノベーション事業では管理会社向けの月極駐車場支援サービス「アットパーキング」、ビルディングイノベーション事業では、貸会議室運営の会議室サービスを展開している。この「アットパーキング」では、月極駐車場検索ポータルサイト「アットパーキング」の導入社数の増加が、掲載件数の増加、登録台数の増加、駐車場利用者の拡大へと好循環し、そのうえにインターネット上で契約が完結するなど「不動産テック」株的な側面を持っている。

 IPO後の初決算となる今2024年12月期業績は、コロナ禍の影響も一巡して売り上げ24億4400万円(前期比18.9%増)、営業利益1億9400万円(前期は2000万円の黒字)、営業利益1億9000万円(同1100万円の黒字)、純利益2億6300万円(同7700万円の黒字)と予想している。今期第1四半期(2014年1月〜3月期)決算は、今月5月中旬に発表予定であり、今期の大幅続伸業績を再確認することになる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:11 | 編集長の視点

東急不動産、東京湾で国内初の洋上浮体式太陽光発電設備を設置、海面上での発電・蓄電・運搬・消費を検証

■海上に浮かぶ太陽光パネルでエネルギー地産地消を目指す

 東急不動産ホールディングス<3289>(東証プライム)グループの東急不動産とSolarDuck B.V.は5月9日、東京都の「東京ベイeSGプロジェクト 先行プロジェクト」に採択され、東京湾にて国内初となる洋上浮体式太陽光発電設備の設置を完了し、実証を開始したと発表。

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 同プロジェクトでは、洋上浮体式太陽光発電設備での発電、地上の蓄電池への蓄電、蓄電池の運搬・消費の実証を行い、東京ベイエリアにおけるエネルギー地産地消の実現を目指していく。

 また、5月12日から21日にかけて海の森エリアで開催されるイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」では、同実証で発電した再生可能エネルギーを活用した電動モビリティへの給電や電動船への給電を実施する。

 今後は、国内初となる「洋上浮体式太陽光発電」の実用化を目指すとともに、東京ベイエリアを中心としたエネルギーの地産地消の実証実験により、国内外各地へ展開しうる都市モデル検討に寄与していく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:09 | プレスリリース

セブン&アイHD、ニッセンHDの全株式を歯愛メディカルに譲渡、抜本的な事業ポートフォリオ変革の一環

■ニッセンHDにとってベストパートナー候補として歯愛メディカルを選定

 セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東証プライム)は5月9日、傘下のセブン&アイ・ネットメディアが保有するニッセンHDの全株式を歯愛メディカル<3540>(東証スタンダード)に譲渡すると発表。譲渡日は2024年7月1日を予定している。譲渡価額は41億円。

 この譲渡は、2023年3月に発表した中期経営計画のアップデートに基づき、抜本的な事業ポートフォリオ変革を進める一環として行われる。セブン&アイHDは、ニッセンHDにとってベストパートナー候補として歯愛メディカルを選定し、協議を重ねた結果、今回の譲渡に至った。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:08 | IR企業情報