■新工場によってフォトレジスト用原料の生産能力は2倍に
北興化学工業<4992>(東証スタンダード)は7月8日、大きく出直る相場となり、取引開始後に9%高の1629円(139円高)まで上げて約2か月前につけた上場来の高値1720円(2024年5月13日)に向かっている。前取引日・5日の15時に「固定資産の取得(新工場建設)」と第2四半期決算、その説明資料を発表し、新工場によってフォトレジスト用原料の生産能力は概ね2倍になることなどを開示し、期待が強まった。
第2四半期連結決算(2023年12月〜24年5月・累計)の営業利益は前年同期比8.0%減の34億02百万円だったが、前回発表の今11月期の連結予想営業利益は当初から41億20百万円(前期比6.7%減)と減益を計画しており、第2四半期まででこの83%を達成した。進ちょく度の速さも注目されている。(HC)
2024年07月08日
北興化学の出直り目立つ、第2四半期決算と新工場の建設などに期待強まる
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:24
| 業績でみる株価
大塚HDが上場来の高値に進む、米国での追加申請受理から動意を強め英ベンチャーキャピタルへの出資に注目集まる
■がん細胞を攻撃する次世代技術のバイオスタートアップに出資と伝えられる
大塚HD(大塚ホールディングス)<4578>(東証プライム)は7月8日、一段と上げて始まり、取引開始後に7058円(130円高)まで上げ、値上がり率は2%程度だが上場来初の7000円台に進んでいる。抗精神病薬「ブレクスピプラゾール」について、6月25日に米国FDAが「成人の心的外傷後ストレス障害(PTSD)」についての申請を受理したと発表したあたりから上値を追うピッチが強まっており、7月8日は、傘下の大鵬薬品工業が「ベンチャーキャピタル(VC)を通じて、英バイオスタートアップのセオリティクスに出資した」(日本経済新聞7月6日付朝刊)と伝えられたことなども買い材料視されている。
報道によると、大鵬薬品工業が出資した英企業は、オックスフォード大学発のスタートアップで2017年に設立されたバイオスタートアップのセオリティクス社。「風邪の原因にもなる『アデノウイルス』というウイルスを活用してがん細胞を攻撃する次世代技術を開発している」「セオリティクスのがんウイルス療法は卵巣がんの新たな治療の選択肢につながることが期待されている」という。(HC)
大塚HD(大塚ホールディングス)<4578>(東証プライム)は7月8日、一段と上げて始まり、取引開始後に7058円(130円高)まで上げ、値上がり率は2%程度だが上場来初の7000円台に進んでいる。抗精神病薬「ブレクスピプラゾール」について、6月25日に米国FDAが「成人の心的外傷後ストレス障害(PTSD)」についての申請を受理したと発表したあたりから上値を追うピッチが強まっており、7月8日は、傘下の大鵬薬品工業が「ベンチャーキャピタル(VC)を通じて、英バイオスタートアップのセオリティクスに出資した」(日本経済新聞7月6日付朝刊)と伝えられたことなども買い材料視されている。
報道によると、大鵬薬品工業が出資した英企業は、オックスフォード大学発のスタートアップで2017年に設立されたバイオスタートアップのセオリティクス社。「風邪の原因にもなる『アデノウイルス』というウイルスを活用してがん細胞を攻撃する次世代技術を開発している」「セオリティクスのがんウイルス療法は卵巣がんの新たな治療の選択肢につながることが期待されている」という。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:48
| 材料でみる株価
アルコニックスは上値試す、25年3月期大幅増益・連続増配予想
アルコニックス<3036>(東証プライム)は商社機能と製造機能を併せ持ち、M&Aも積極活用しながら、非鉄金属の素材・部品・製品の生産から卸売まで全てをONE−STOPで提供する「非鉄金属等の総合ソリューションプロバイダー」である。25年3月期は需要・市況の回復、価格転嫁やコスト改善の進展などの効果により大幅増益、そして連続増配予想としている。積極的な事業展開で収益改善基調だろう。株価はボックスレンジから上放れの形となって年初来高値更新の展開だ。高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。なお8月5日に25年3月期第1四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:33
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
ヤマシタヘルスケアホールディングスは上値試す、25年5月期収益拡大基調
ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東証スタンダード)は、経営理念に「地域のヘルスケアに貢献する」を掲げ、九州を地盤とする医療機器専門商社(山下医科器械)を中心に、継続的な収益拡大に向けてヘルスケア領域でのグループ力向上を推進している。24年5月期は営業・経常減益予想だが、第3四半期累計の進捗率が高水準であることを勘案すれば通期会社予想に再上振れ余地がありそうだ。そして25年5月期は積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は調整一巡して切り返しの動きを強めている。指標面の割安感も評価材料であり、上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:32
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
ASIAN STARは調整一巡、24年12月期大幅増益予想
ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は国内と中国で不動産関連事業を展開し、成長戦略として不動産サービス分野の規模拡大、付加価値創造事業分野のアジア展開、企業価値向上に資する戦略的M&Aおよび資本提携、ファンド組成による提携企業との共同投資を推進している。24年12月期は大幅増収増益予想としている。不動産管理事業では管理受託件数の増加、不動産販売事業では都内のマンション買取再販を強化する方針だ。積極的な事業展開により収益改善基調だろう。株価は反発力の鈍い形だが、一方では徐々に下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:31
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
QBネットHDは一段と出直る、全国的な熱波・猛暑を受け利用者増加の期待
■月次好調、既存店売上高は期初からの累計で10.4%増加
QBネットHD(キュービーネットホールディングス)<6571>(東証プライム)は7月8日、取引開始後に6%高の1247円(69円高)をつけ、一段と出直る始まりとなっている。廉価ヘアカット専門店「QBハウス」を展開し、先に6月期末配当の増配などを発表し、「新たな株主還元政策を盛り込んだ中期経営計画を2024年8月に発表する予定」としたため期待が継続している上、このところの全国的な熱波・猛暑を受けて利用者が増加する期待が出ているようだ。
同社の来店客数は、例年、年末年始を迎える時期と入学・就職前、それに梅雨入り時や盛夏に入る頃に増加する傾向があるとしている。7月2日に発表した6月の来店客数は既存店が前年同月比2.8%増加し、期初からの累計では前期比10.4%増加した。(HC)
QBネットHD(キュービーネットホールディングス)<6571>(東証プライム)は7月8日、取引開始後に6%高の1247円(69円高)をつけ、一段と出直る始まりとなっている。廉価ヘアカット専門店「QBハウス」を展開し、先に6月期末配当の増配などを発表し、「新たな株主還元政策を盛り込んだ中期経営計画を2024年8月に発表する予定」としたため期待が継続している上、このところの全国的な熱波・猛暑を受けて利用者が増加する期待が出ているようだ。
同社の来店客数は、例年、年末年始を迎える時期と入学・就職前、それに梅雨入り時や盛夏に入る頃に増加する傾向があるとしている。7月2日に発表した6月の来店客数は既存店が前年同月比2.8%増加し、期初からの累計では前期比10.4%増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:29
| 材料でみる株価
日経平均は49円安のあと30円高、NY株はS&P500とNASDAQが最高値、ダウは67ドル高
7月8日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が49円23銭安(4万863円14銭)で始まった後30円高と切り返している。
NY株式はダウが67.87ドル高(3万9375.87ドル)と反発し、S&P500種、NASDAQ総合指数は4日続伸。ともに終値での最高値と取引時間中の最高値を更新し、S&P500種は終値での最高値を3日連続更新、NASDAQ総合は同じく4日連続更新。半導体株指数SOXは5日続伸し連日最高値を更新した。
CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は3万41035円となり、東京市場5日の現物(日経平均)終値を123円上回った。(HC)
NY株式はダウが67.87ドル高(3万9375.87ドル)と反発し、S&P500種、NASDAQ総合指数は4日続伸。ともに終値での最高値と取引時間中の最高値を更新し、S&P500種は終値での最高値を3日連続更新、NASDAQ総合は同じく4日連続更新。半導体株指数SOXは5日続伸し連日最高値を更新した。
CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は3万41035円となり、東京市場5日の現物(日経平均)終値を123円上回った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:06
| 今日のマーケット
【株式市場特集】日経平均・TOPIX最高値更新目前!見逃せない「究極のバリュー株」
■全市場・全銘柄ベースでも低PER・高配当株が多数
今週の当コラムは、「全員勝ち組化」を先取りして「究極のバリュー株」にスポットライトを当てることにした。「究極のバリュー株」とは、日経平均株価もTOPIXも最高値追いが期待される相場環境下で、なおPBRが1倍を割れ、PERが市場平均を下回り、配当利回りが3%以上をキープしている銘柄である。この超出遅れのバリュー株は、日経平均株価の構成銘柄にも東証プライム市場にもスタンダード市場にもグロース市場にもまだ数多く残っており、こうした銘柄のキャッチアップは株価がさらに上値を追ううえでは不可欠となるからでもある。今週週明けは、決算期の迫ったETF(上場投資信託)の分配金捻出のために1兆円超の売り需要の発生が観測され、株価下押し要因として懸念されているが、押したところは買いチャンスとして臨みたい。
■日経225構成銘柄でさえも32銘柄がスクリーニング条件クリアで適格
日経平均株価の構成銘柄のうち、株価がPBR1倍を割れ、PERが日経225採用銘柄平均の17.2倍を下回り、配当利回りが3%超となっている出遅れ株は32銘柄がスクリーニングされた。このうちクラスター(塊)として目立つのは化学株、石油株、鉄鋼株、自動車株、金融株、海運株などのオールドエコノミー株である。鉄鋼株では日本製鉄<5401>(東証プライム)がPBR0.7倍、PER10.8倍、配当利回り4.62%、神戸製鋼所<5406>(東証プライム)が同じく0.8倍、6.6倍、4.47%、JFEホールディングス<5411>(東証プライム)が0.6倍、6.8倍、4.64%となっている。自動車株も最大の円安メリット株だけに、足元で業界を揺るがせている認証不正や独占禁止法違反の下請け問題をどう乗り切るかがポイントとなる。日産自動車<7201>(東証プライム)のPBR0.4倍、PER5.5倍、配当利回り4.45%以下、三菱自動車<7211>(東証プライム)、マツダ<7261>(東証プライム)と続き、ホンダ<7267>(東証プライム)は、これに加えて5000億円規模の株式売り出し問題の消化が課題になる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:35
| 特集
【どう見るこの相場】日経平均もTOPIXも最高値更新目前!バリュー株で全員勝ち組化へ
■究極のバリュー株に注目!PBR1倍割れ、PER市場平均下回り、配当利回り3%超の銘柄が多数存在
「理屈は後から貨車でくる」ムードとなってきた。前週末5日は、連騰疲れで一服したものの、日経平均株価は3カ月半ぶりに史上最高値を更新し、TOPIX(東証株価指数)も1989年12月18日につけた上場来高値を34年7カ月ぶりに更新した。相場も、カラ梅雨模様の猛暑続きの天気と同様に早くもサマーラリーに拍車が掛かっているからだ。「八百屋の店先に並んだ大根以外はすべてカブは買い」と無差別買いにまではいかずとも、諸株高騰に向けあとからあとから買い材料が出てフォローしてくれそうに投資家心理を煽り立てているようにみえる。
■政治の季節到来!英国、フランス、イランで政権交代
現に「ほぼトラ」をこの最高値更新のカタリスト(株価材料)とするマーケットコメントも聞こえてきた。米国の大統領選挙の第1回目のテレビ討論会で、バイデン候補が選挙撤退論が強まるほど敗勢となり、トランプ候補の再選を先取りその持論の減税策などが株価押し上げに一役買うと期待したものだ。しかもこの7月は、世界的に政治の季節である。英国の下院選挙で保守党が大敗し14年ぶりに労働党に政権交代し、またフランスの下院選挙でも左派連合が最大勢力となりマクロン大統領が政治的妥協を迫られ、イランの大統領選挙でも米欧協調も改革派大統領が当選している。お膝元の日本でも、昨7日の東京都知事の七夕選挙で、自民・公明党が支援した小池百合子知事が3選されたが、岸田文雄首相は、9月の自民党総裁選挙での再選に向け党内の支持を固め切れるのか、それともなお「岸田下ろし」が強まるのか暑い夏になる。それでも「理屈は後から貨車でくる」で「一寸先は闇」の政治状況に展望が拓かれるかもしれない。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:34
| どう見るこの相場
2024年07月05日
【株式市場】日経平均は1円安で6日ぶり反落、最高値を更新後の週末とあって一服模様
◆日経平均は4万912円37銭(1円28銭安)、TOPIXは2884.18ポイント(14.29ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は16億3561万株
7月5日(金)後場の東京株式市場は、直近決算のETF(上場投資信託)の収益分配にともなう売りが通常に比べて多く、週明け8日、10日に到来とされ、昨日は日経平均、TOPIXとも最高値を取ったこともあり、小休止の雰囲気が漂った。直近まで出直りの目立った海運株や連日高値の大手銀行株が一段軟調になり、半導体関連株も高安混在。一方、三菱重<7011>(東証プライム)は14時頃に一時小安くなったが切り返して10日続伸し上場来の高値を4日連続更新。三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)は9日続伸基調となって上場来の高値を更新。損保や大手銀が政策保有株を大量売却と発表したホンダ<7267>(東証プライム)は小幅安にとどまった。日経平均は前引けより170円安い35円安で始まり、ほどなく166円76銭安(4万746円89銭)まで軟化したがその後は一進一退を続けて大引けは1円安。6日ぶりの反落となった。TOPIXも6日ぶりに下げて終った。
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7月5日(金)後場の東京株式市場は、直近決算のETF(上場投資信託)の収益分配にともなう売りが通常に比べて多く、週明け8日、10日に到来とされ、昨日は日経平均、TOPIXとも最高値を取ったこともあり、小休止の雰囲気が漂った。直近まで出直りの目立った海運株や連日高値の大手銀行株が一段軟調になり、半導体関連株も高安混在。一方、三菱重<7011>(東証プライム)は14時頃に一時小安くなったが切り返して10日続伸し上場来の高値を4日連続更新。三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)は9日続伸基調となって上場来の高値を更新。損保や大手銀が政策保有株を大量売却と発表したホンダ<7267>(東証プライム)は小幅安にとどまった。日経平均は前引けより170円安い35円安で始まり、ほどなく166円76銭安(4万746円89銭)まで軟化したがその後は一進一退を続けて大引けは1円安。6日ぶりの反落となった。TOPIXも6日ぶりに下げて終った。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:04
| 今日のマーケット
ジェイドグループが急伸、3月に連結子会社入りしたマガシークの収益改善と開示し一転、見直される
■単月の営業利益、4月は前年同月の8倍、5月は15倍に
ジェイドグループ<3558>(東証グロース)は7月5日、飛び出すように大きく出直る相場となり、午前11時過ぎに18%高の1912円(287円高)まで上げて約3か月ぶりに1900円台を回復し、後場も1900円をはさんで活況高となっている。靴とファッションの通販サイト『LOCONDO.jp』などを運営し、4日の夕方、3月に連結子会社化したマガシーク株式会社の収益改善について発表し、見直し買いが流入している。
マガシークは、ファッションECサイト『MAGASEEK』やNTTドコモのユーザー向けファッションECサイト『d fashion』の運営支援などを行う。発表によると、マガシークの単月の営業利益は4月に56百万円(前年同月の8倍)となり、5月は89百万円(同15倍)だった。「24年2月に開示したマガシークの営業利益水準は減益トレンドで、22年度の当期純利益は0円であったため『23年度は当期純利益だけでなく営業利益ベースでも赤字転落ではないか?本当にジェイドグループによるM&Aで利益増に繋がるのか?』とご懸念の声もあった」(発表リリースより)もようだが、一転、見直される形になった。(HC)
ジェイドグループ<3558>(東証グロース)は7月5日、飛び出すように大きく出直る相場となり、午前11時過ぎに18%高の1912円(287円高)まで上げて約3か月ぶりに1900円台を回復し、後場も1900円をはさんで活況高となっている。靴とファッションの通販サイト『LOCONDO.jp』などを運営し、4日の夕方、3月に連結子会社化したマガシーク株式会社の収益改善について発表し、見直し買いが流入している。
マガシークは、ファッションECサイト『MAGASEEK』やNTTドコモのユーザー向けファッションECサイト『d fashion』の運営支援などを行う。発表によると、マガシークの単月の営業利益は4月に56百万円(前年同月の8倍)となり、5月は89百万円(同15倍)だった。「24年2月に開示したマガシークの営業利益水準は減益トレンドで、22年度の当期純利益は0円であったため『23年度は当期純利益だけでなく営業利益ベースでも赤字転落ではないか?本当にジェイドグループによるM&Aで利益増に繋がるのか?』とご懸念の声もあった」(発表リリースより)もようだが、一転、見直される形になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33
| 業績でみる株価
ベルシステム24、生成AI「すっきりbot」で社員のマイクロストレスを解消
■ChatGPT−4oを活用し、日常の不安を言語化することで心身の健康をサポート
ベルシステム24ホールディングス<6183>(東証プライム)のベルシステム24は7月5日、社員のマイクロストレスを解消するための新たな取り組み「すっきりbot」を開始したと発表。これは、生成AIを活用して社員の日常的なストレスを軽減し、メンタルケアを支援するものである。導入は社内のSlackを通じて行われ、プロンプトエンジニアリングの向上も同時に目指している。ベルシステム24は、2023年4月から生成AIの社内業務活用を進めており、今回の取り組みもその一環である。
マイクロストレスとは、日常的に経験する自覚できないほどの些細なストレスを指す。このようなストレスは積み重なることで心身を消耗させる恐れがあるため、ベルシステム24は「すっきりbot」を開発した。約1万人の社員を対象に、Slack上でChatGPTとの対話を通じて、日々の不安を言語化し、マイクロストレスの解消を図る。「すっきりbot」のプロンプト設計には、コンタクトセンター業務で培ってきたコミュニケーションノウハウが活かされ、利用者に寄り添うような会話の出力を目指している。
全社展開に先立ち、β版の実証実験が行われた。利用した社員からは、「相手が人ではないので考えすぎずに話せる」「AIに相談することで悩みを言語化できた」「自身の考えを深掘りできた」などのポジティブな評価が寄せられた。ベルシステム24は、1982年に国内初の本格的なコールセンターサービスを開始して以来、アウトソーシング事業を展開し、業界のスタンダードモデルを創出してきた。今後も「ヒト」と「テクノロジー」の力を掛け合わせ、様々なソリューションの開発・提供を通じて社会の豊かさを支えることを目指すとしている。
ベルシステム24ホールディングス<6183>(東証プライム)のベルシステム24は7月5日、社員のマイクロストレスを解消するための新たな取り組み「すっきりbot」を開始したと発表。これは、生成AIを活用して社員の日常的なストレスを軽減し、メンタルケアを支援するものである。導入は社内のSlackを通じて行われ、プロンプトエンジニアリングの向上も同時に目指している。ベルシステム24は、2023年4月から生成AIの社内業務活用を進めており、今回の取り組みもその一環である。
マイクロストレスとは、日常的に経験する自覚できないほどの些細なストレスを指す。このようなストレスは積み重なることで心身を消耗させる恐れがあるため、ベルシステム24は「すっきりbot」を開発した。約1万人の社員を対象に、Slack上でChatGPTとの対話を通じて、日々の不安を言語化し、マイクロストレスの解消を図る。「すっきりbot」のプロンプト設計には、コンタクトセンター業務で培ってきたコミュニケーションノウハウが活かされ、利用者に寄り添うような会話の出力を目指している。
全社展開に先立ち、β版の実証実験が行われた。利用した社員からは、「相手が人ではないので考えすぎずに話せる」「AIに相談することで悩みを言語化できた」「自身の考えを深掘りできた」などのポジティブな評価が寄せられた。ベルシステム24は、1982年に国内初の本格的なコールセンターサービスを開始して以来、アウトソーシング事業を展開し、業界のスタンダードモデルを創出してきた。今後も「ヒト」と「テクノロジー」の力を掛け合わせ、様々なソリューションの開発・提供を通じて社会の豊かさを支えることを目指すとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:07
| プレスリリース
G−FACTORYがストップ高、廉価うなぎ店を運営し水産庁のウナギ完全養殖研究報道に期待強まる
■ただ、コストまだ3倍以上とかで「夢を買う相場」にとどまる様子
G−FACTORY<3474>(東証グロース)は7月5日の後場、買い気配のままストップ高の681円(100円高、17%高)で始まり、朝の取引開始後にストップ高で売買された後ほとんど買い気配のまま急伸相場となっている。飲食店向けのリー―スやコンサルティング、廉価うなぎ店「宇奈とと」の多店舗展開などを行い、4日、「水産庁でウナギの完全養殖の実用化に向けた研究状況の報告会が開かれ」(NHKニュースWEB7月4日20時33分)たと伝えられ、期待が強まったと見られている。
もっとも、水産庁での研究状況は、「ウナギを卵から育てる場合、生産コストが高くなることが課題で現在はシラスウナギ1匹あたり1800円余りのコストがかかる」、「天然のシラスウナギと比べると、まだ3倍以上の価格差があり、実用化に向けてさらにコストを削減する技術を研究している」(同)という。「事業化」にはまだ遠い段階のようで、株式市場関係者からは、G−FACTORYのストップ高は「夢を買う相場」との見方が出ている。(HC)
G−FACTORY<3474>(東証グロース)は7月5日の後場、買い気配のままストップ高の681円(100円高、17%高)で始まり、朝の取引開始後にストップ高で売買された後ほとんど買い気配のまま急伸相場となっている。飲食店向けのリー―スやコンサルティング、廉価うなぎ店「宇奈とと」の多店舗展開などを行い、4日、「水産庁でウナギの完全養殖の実用化に向けた研究状況の報告会が開かれ」(NHKニュースWEB7月4日20時33分)たと伝えられ、期待が強まったと見られている。
もっとも、水産庁での研究状況は、「ウナギを卵から育てる場合、生産コストが高くなることが課題で現在はシラスウナギ1匹あたり1800円余りのコストがかかる」、「天然のシラスウナギと比べると、まだ3倍以上の価格差があり、実用化に向けてさらにコストを削減する技術を研究している」(同)という。「事業化」にはまだ遠い段階のようで、株式市場関係者からは、G−FACTORYのストップ高は「夢を買う相場」との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:56
| 材料でみる株価
【株式市場】前場の日経平均は137円高、取引時間中の最高値を更新後一時ダレるが持ち直す、TOPIXは一服
◆日経平均は4万1051円49銭(137円84銭高)、TOPIXは2895.42ポイント(3.05ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億395万株
7月5日(金)前場の東京株式市場は、引き続きバリュー株や景気敏感株への買いが旺盛で、三菱重<7011>(東証プライム)は10日続伸となって実質的な上場来の高値を4日連続更新し、三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)は9日続伸基調となって上場来の高値を更新、日立<6501>(東証プライム)は2日ぶりに上場来の高値を更新。日経平均とTOPIXは昨4日に終値で最高値を更新したのに続き上値を追い、朝寄り後に取引時間中の最高値も更新した。日経平均は昨4日の終値での最高値に続き取引時間中の最高値を更新。一時98円03銭安(4万815円62銭)まで下げたが、中盤から再び堅調になり前引けは6続伸基調となった。TOPIXは戻しきれず小安い。
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7月5日(金)前場の東京株式市場は、引き続きバリュー株や景気敏感株への買いが旺盛で、三菱重<7011>(東証プライム)は10日続伸となって実質的な上場来の高値を4日連続更新し、三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)は9日続伸基調となって上場来の高値を更新、日立<6501>(東証プライム)は2日ぶりに上場来の高値を更新。日経平均とTOPIXは昨4日に終値で最高値を更新したのに続き上値を追い、朝寄り後に取引時間中の最高値も更新した。日経平均は昨4日の終値での最高値に続き取引時間中の最高値を更新。一時98円03銭安(4万815円62銭)まで下げたが、中盤から再び堅調になり前引けは6続伸基調となった。TOPIXは戻しきれず小安い。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:19
| 今日のマーケット
三越伊勢丹HDが上場来の高値を更新、目標株価の引き上げ伝えられ月次売上高の好調など再認識
■「路線価」による地価上昇や株価の最高値などで高額消費は好調の見方
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は7月5日、一段と上げて9日続伸基調となり、午前11時を過ぎて6%高の3487円(209円高)をつけて約1か月ぶりに上場来の高値を更新している。SMBC日興証券が目標株価を1100円引き上げて3800円に見直したと伝えられているが、1日に発表した6月の月次売上高「国内百貨店事業・売上速報」が三越と伊勢丹の合計で前年同期比24.2%増加して好調だったこと、さらに同日発表の「路線価」による土地の値上がり、足元の株価の最高値更新などを受け、高額消費は好調に推移するとの見方が出ている。
1日に発表した6月の「国内百貨店事業・売上速報」は、「これまで同様に、ラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドの衣料品、ハンドバッグ、宝飾・時計、化粧品などが好調。気温上昇に伴い、サングラス、ブラウス、パンツ等の夏物アイテムへの関心も高かった」とし、「伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店・三越銀座店を中心に、引き続き高付加価値商品の売上が牽引し、売上前年比は(株)三越伊勢丹計で124.2%、国内百貨店計で119.0%であった。また、両本店・三越銀座店の3店舗共に12ヵ月連続で2018年度を上回る実績で推移している」とした。(HC)
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は7月5日、一段と上げて9日続伸基調となり、午前11時を過ぎて6%高の3487円(209円高)をつけて約1か月ぶりに上場来の高値を更新している。SMBC日興証券が目標株価を1100円引き上げて3800円に見直したと伝えられているが、1日に発表した6月の月次売上高「国内百貨店事業・売上速報」が三越と伊勢丹の合計で前年同期比24.2%増加して好調だったこと、さらに同日発表の「路線価」による土地の値上がり、足元の株価の最高値更新などを受け、高額消費は好調に推移するとの見方が出ている。
1日に発表した6月の「国内百貨店事業・売上速報」は、「これまで同様に、ラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドの衣料品、ハンドバッグ、宝飾・時計、化粧品などが好調。気温上昇に伴い、サングラス、ブラウス、パンツ等の夏物アイテムへの関心も高かった」とし、「伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店・三越銀座店を中心に、引き続き高付加価値商品の売上が牽引し、売上前年比は(株)三越伊勢丹計で124.2%、国内百貨店計で119.0%であった。また、両本店・三越銀座店の3店舗共に12ヵ月連続で2018年度を上回る実績で推移している」とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:31
| 業績でみる株価
KOKUSAI ELECTRICが上場来の高値を更新、半導体製造装置の「需要予測」など好感
■データセンター向けの半導体増産などで波及効果
KOKUSAI ELECTRIC<6525>(東証プライム)は7月5日、次第に上げて一段高となり、午前10時30分過ぎに9%高の5480円(450円高)をつけて約4か月ぶりに上場来の高値を更新している。半導体製造装置などの開発、製造、販売が主軸で、(社)日本半導体製造装置協会が4日発表した「需要予測」で1月時点の予想を上方修正し、金額ベースで前年度比15%増加する見通しとしたことなどが好感されている。
同協会が4日発表した「需要予測」に関する報道では、「AI(人工知能)普及によってデータセンター向けの半導体増産の恩恵を受ける」(日本経済新聞7月5日付朝刊)という。また、「河合利樹会長(東京エレクトロン社長)は会見で『27年には3〜4割のパソコンやスマホにAIが搭載される。(半導体装置の需要底上げ効果は)サーバーよりも大きい』と話した」と伝えられた。(HC)
KOKUSAI ELECTRIC<6525>(東証プライム)は7月5日、次第に上げて一段高となり、午前10時30分過ぎに9%高の5480円(450円高)をつけて約4か月ぶりに上場来の高値を更新している。半導体製造装置などの開発、製造、販売が主軸で、(社)日本半導体製造装置協会が4日発表した「需要予測」で1月時点の予想を上方修正し、金額ベースで前年度比15%増加する見通しとしたことなどが好感されている。
同協会が4日発表した「需要予測」に関する報道では、「AI(人工知能)普及によってデータセンター向けの半導体増産の恩恵を受ける」(日本経済新聞7月5日付朝刊)という。また、「河合利樹会長(東京エレクトロン社長)は会見で『27年には3〜4割のパソコンやスマホにAIが搭載される。(半導体装置の需要底上げ効果は)サーバーよりも大きい』と話した」と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02
| 材料でみる株価
ダイドーリミテッドが急伸しストップ高、期末配当を5円から一挙100円に見直す
■村上氏ら株主の意見も参考に決定、自社株買いも機動的に
ダイドーリミテッド<3205>(東証スタンダード)は7月5日、一段高となり、ストップ高の1095円(150円高、16%高)で売買されながら2008年以来の1000円台に進んでいる。4日夜、今期・2025年3月期の配当(期末のみ実施中)予想をこれまでの1株5円から100円に見直すと発表し、自社株買いも機動的に実施したいと発表。好感買いが殺到している。
同社株は昨4日も旧・村上ファンド系とされる南青山不動産及びそのグループ会社による大量保有が伝えられて大きく上げていた。4日夜の増配発表では、「(株)南青山不動産及びそのグループ会社の大株主である村上世彰氏からも面談の申し入れを受け」、「村上氏をはじめとする株主の皆様の意見も参考にし」、「株主価値向上施策の検討及び試算を行った結果」、「株主還元の強化として、一定期間内における配当の増額、及び株式市場からの自己株式の取得について決議した」。(HC)
ダイドーリミテッド<3205>(東証スタンダード)は7月5日、一段高となり、ストップ高の1095円(150円高、16%高)で売買されながら2008年以来の1000円台に進んでいる。4日夜、今期・2025年3月期の配当(期末のみ実施中)予想をこれまでの1株5円から100円に見直すと発表し、自社株買いも機動的に実施したいと発表。好感買いが殺到している。
同社株は昨4日も旧・村上ファンド系とされる南青山不動産及びそのグループ会社による大量保有が伝えられて大きく上げていた。4日夜の増配発表では、「(株)南青山不動産及びそのグループ会社の大株主である村上世彰氏からも面談の申し入れを受け」、「村上氏をはじめとする株主の皆様の意見も参考にし」、「株主価値向上施策の検討及び試算を行った結果」、「株主還元の強化として、一定期間内における配当の増額、及び株式市場からの自己株式の取得について決議した」。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:42
| 業績でみる株価
ホンダは小幅安にとどまる、大手損保など政策保有のホンダ株を売り出し、影響は限定的
■売出価格の決定は7月17〜22日のいずれかの日
ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)は7月5日、反落相場だが取引開始後の2.5%安(45.0円安の1746.0円)を下値に底堅食売買されている。4日の夕方、「株式の売り出しに関するお知らせ」を発表し、政策保有株式を見直す動きにともない損保やメガバンクなど11社がホンダ株式を7月中に2億5987万9800株売り出すとしたが、売り材料としての影響は限定的となっている。
株式市場で政策保有株式を見直す動きが進んでおり、当社株式に係る政策保有株式を早期に縮減させ、企業経営に対する規律を一層高めるべく、売り出しを決定した。売出価格の決定は7月17〜22日のいずれかの日とした。売出価格が確定した時点で売り材料としてはアク抜け感が出るとの見方がある。(HC)
ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)は7月5日、反落相場だが取引開始後の2.5%安(45.0円安の1746.0円)を下値に底堅食売買されている。4日の夕方、「株式の売り出しに関するお知らせ」を発表し、政策保有株式を見直す動きにともない損保やメガバンクなど11社がホンダ株式を7月中に2億5987万9800株売り出すとしたが、売り材料としての影響は限定的となっている。
株式市場で政策保有株式を見直す動きが進んでおり、当社株式に係る政策保有株式を早期に縮減させ、企業経営に対する規律を一層高めるべく、売り出しを決定した。売出価格の決定は7月17〜22日のいずれかの日とした。売出価格が確定した時点で売り材料としてはアク抜け感が出るとの見方がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21
| 材料でみる株価
日経平均、取引時間中の最高値も更新、一時4万1100円台に進む、高値の後は一服模様
■昨4日は終値の最高値を更新、TOPIXは34年ぶりに最高値を更新
7月5日午前の東京株式市場では、日経平均が6日続伸基調で始まり、取引開始直後に4万1100円13銭(186円48銭高)まで上げ、これまで取引時間中の過去最高値だった4万1087円75銭(2024年3月22日)を更新した。午前9時30分にかけては小幅安に転じている。終値ベースでは昨4日に24年3月22日につけた高値を上回り最高値を更新した。
TOPIX(東証株価指数)も6日続伸基調で始まり、一時2906.80ポイント(8.33ポイント高)まで上げている。終値では昨4日に1989年12月18日以来の最高値を更新した。(HC)
7月5日午前の東京株式市場では、日経平均が6日続伸基調で始まり、取引開始直後に4万1100円13銭(186円48銭高)まで上げ、これまで取引時間中の過去最高値だった4万1087円75銭(2024年3月22日)を更新した。午前9時30分にかけては小幅安に転じている。終値ベースでは昨4日に24年3月22日につけた高値を上回り最高値を更新した。
TOPIX(東証株価指数)も6日続伸基調で始まり、一時2906.80ポイント(8.33ポイント高)まで上げている。終値では昨4日に1989年12月18日以来の最高値を更新した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43
| 今日のマーケット
ピックルスホールディングスは下値固め完了、25年2月期1Q大幅減益だが進捗率順調
ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は漬物・キムチ製品の最大手で、独自の乳酸菌Pne−12を使用した「ご飯がススムキムチ」シリーズや惣菜を主力としている。成長戦略として製品開発の強化、販売エリア・販売先の拡大などを推進するとともに、野菜・発酵・健康の総合メーカーを目指して外食・小売・農業領域への展開も推進している。25年2月期は小幅ながら増収増益予想としている。拡販を推進して販管費の増加を吸収する見込みだ。第1四半期は天候要因で白菜や胡瓜など野菜価格が高騰したことも影響して大幅減益だったが、通期予想に対する進捗率が順調であり、通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は反発力の鈍い展開だが下値固め完了感を強めている。1倍割れの低PBRも評価材料であり、出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:31
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
エスプールは底固め完了、24年11月期営業利益横ばい予想だが保守的
エスプール<2471>(東証プライム)は、障がい者雇用支援やロジスティクスアウトソーシングなどのビジネスソリューション事業、コールセンター向け派遣などの人材ソリューション事業を主力として、環境経営支援サービス、広域行政BPOサービス、地方創生支援サービスなどの拡大も推進している。24年6月には経団連自然保護協議会の常任委員となり、同協議会が主催する経団連生物多様性宣言イニシアチブに参画した。24年11月期は販管費増加などを考慮して営業利益横ばい予想としているが保守的な印象が強い。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は安値圏で反発力の鈍い展開だが、一方では大きく下押す動きも見られず底固め完了感を強めている。出直りを期待したい。なお7月12日に24年11月期第2四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:30
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
キユーピーが急伸、業績予想の増額修正と増配を好感、2016年7月以来の3400円台に進む
■市販用、業務用、海外それぞれのセグメントで想定を上回る
キユーピー<2809>(東証プライム)は7月5日、買い気配で始まり、取引開始後は10%高の3495.0円(331.0円高)まで上げ、約3か月ぶりに年初来の高値を更新して2016年7月以来の3400円台に進んでいる。4日15時に発表した第2四半期決算(2023年12月〜24年5月・累計・連結)が営業利益2.8倍となるなどで大幅に回復し、今11月期の連結業績予想の増額修正と増配も発表、好感買いが先行した。
市販用、業務用、海外それぞれのセグメントでの売上伸長や、それに伴う収益改善が当初想定を上回る進捗。これを受け、今期・2024年11月期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は前回発表(4月5日)の業績予想を9.7%上回る340億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.0%上回る207億円の見込みに引き上げた。また、11月期末配当の予想も従来予想比4円増の31円に引き上げた。(HC)
キユーピー<2809>(東証プライム)は7月5日、買い気配で始まり、取引開始後は10%高の3495.0円(331.0円高)まで上げ、約3か月ぶりに年初来の高値を更新して2016年7月以来の3400円台に進んでいる。4日15時に発表した第2四半期決算(2023年12月〜24年5月・累計・連結)が営業利益2.8倍となるなどで大幅に回復し、今11月期の連結業績予想の増額修正と増配も発表、好感買いが先行した。
市販用、業務用、海外それぞれのセグメントでの売上伸長や、それに伴う収益改善が当初想定を上回る進捗。これを受け、今期・2024年11月期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は前回発表(4月5日)の業績予想を9.7%上回る340億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.0%上回る207億円の見込みに引き上げた。また、11月期末配当の予想も従来予想比4円増の31円に引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18
| 業績でみる株価
日経平均は95円高で始まり取引時間中の最高値に迫る、6日続伸基調、NY株式は独立記念日で休場
7月5日(金)朝の東京株式市場は、日経平均が95円71銭高(4万1009円36銭)で始まり6日続伸基調となっている。終値での最高値を2日続けて更新し、取引時間中の最高値4万1087円75銭(2024年3月22日)に迫っている。
NY株式は独立記念日で休場。CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物も休場だった。(HC)
NY株式は独立記念日で休場。CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物も休場だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:03
| 今日のマーケット
【どう見るこの株】シーアールイーは反落も7月期決算期末接近で高配当利回りの増配権利取りが交錯し下げ渋る
シーアールイー<3458>(東証プライム)は、前日4日前場寄り付き段階に1735円と買われ連日の年初来高値更新となったが、大引けでは40円安の1679円と8営業日ぶりに反落した。足元の7連騰で株価が、約200円高しており、週末を控えて目先の利益を確定する売り物が出た。ただこの日の安値1681円からは引き戻し下げ渋る動きも示した。同社株は、今年5月9日に今2024年7月期第3四半期(2023年8月〜2024年3月期3Q)決算とともに期末配当の増配を発表しており、この増配を手掛かりに7月相場入りの期末接近とともに下値には依然として高配当利回り買いが交錯した。テクニカル的にも25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆していることを手掛かりに、割安修正期待の買い物も並行している。
■総還元性向引き上げへ株主還元方針を変更し特別配当を上乗せ
同社の株主還元方針は、昨年9月に変更され、従来の総還元性向30%程度を下限に50%を目標とし、これを自己株式取得か特別配当で実施することとした。今期期末配当は、期初予想の26円に特別配当24円を上乗せして50円とし、年間配当は、中間配当25円と合わせて75円(前期実績25円)に大幅増配を予定している。年間配当利回り4.46%は、7月期決算会社でトップとなるのはもちろん、全市場・全銘柄ベースのランキングでも第69位にランクインする。権利付き最終売買日まで残り16営業日、所有期間利回り的感覚では、実質利回りはさらにアップする計算となる。
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■総還元性向引き上げへ株主還元方針を変更し特別配当を上乗せ
同社の株主還元方針は、昨年9月に変更され、従来の総還元性向30%程度を下限に50%を目標とし、これを自己株式取得か特別配当で実施することとした。今期期末配当は、期初予想の26円に特別配当24円を上乗せして50円とし、年間配当は、中間配当25円と合わせて75円(前期実績25円)に大幅増配を予定している。年間配当利回り4.46%は、7月期決算会社でトップとなるのはもちろん、全市場・全銘柄ベースのランキングでも第69位にランクインする。権利付き最終売買日まで残り16営業日、所有期間利回り的感覚では、実質利回りはさらにアップする計算となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:49
| どう見るこの株
ドーンとエクシオグループ、エッジAI技術を用いた防犯分野における事業で業務提携
■官公庁向け防犯サービスの拡大と高品質化を目指す
ドーン<2303>(東証スタンダード)は7月4日、エクシオグループ<1951>(東証プライム)との業務提携契約締結を発表。この提携により、ドーンのエッジAI技術を活用した防犯ソリューションと、エクシオグループのネットワーク・ソリューション技術を組み合わせ、警察・官公庁向け防犯分野における事業を拡大していく。
具体的には、ドーンが開発したエッジAI技術を用いた防犯ソリューションを、エクシオグループが設置工事から保守管理まで含めてトータルで提供する。
両社は、この提携を通じて、警察・官公庁向け防犯分野における事業を拡大し、安心安全な社会の実現に貢献していくことを目指していくとしている。
■エッジAI技術を持つtiwaki社と資本業務提携
また、エッジAI技術を持つtiwaki社と資本業務提携契約を締結したと発表。この提携により、ドーンは警察・官公庁向けソリューションを強化し、tiwaki社はAIカメラを活用した防犯・セキュリティ、スマート駐車場などの事業を拡大する予定。ドーンはtiwakiの株式50.2%を取得し、tiwakiはドーンの連結子会社となる。
ドーン<2303>(東証スタンダード)は7月4日、エクシオグループ<1951>(東証プライム)との業務提携契約締結を発表。この提携により、ドーンのエッジAI技術を活用した防犯ソリューションと、エクシオグループのネットワーク・ソリューション技術を組み合わせ、警察・官公庁向け防犯分野における事業を拡大していく。
具体的には、ドーンが開発したエッジAI技術を用いた防犯ソリューションを、エクシオグループが設置工事から保守管理まで含めてトータルで提供する。
両社は、この提携を通じて、警察・官公庁向け防犯分野における事業を拡大し、安心安全な社会の実現に貢献していくことを目指していくとしている。
■エッジAI技術を持つtiwaki社と資本業務提携
また、エッジAI技術を持つtiwaki社と資本業務提携契約を締結したと発表。この提携により、ドーンは警察・官公庁向けソリューションを強化し、tiwaki社はAIカメラを活用した防犯・セキュリティ、スマート駐車場などの事業を拡大する予定。ドーンはtiwakiの株式50.2%を取得し、tiwakiはドーンの連結子会社となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:08
| IR企業情報