◆日経平均は4万912円37銭(1円28銭安)、TOPIXは2884.18ポイント(14.29ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は16億3561万株
7月5日(金)後場の東京株式市場は、直近決算のETF(上場投資信託)の収益分配にともなう売りが通常に比べて多く、週明け8日、10日に到来とされ、昨日は日経平均、TOPIXとも最高値を取ったこともあり、小休止の雰囲気が漂った。直近まで出直りの目立った海運株や連日高値の大手銀行株が一段軟調になり、半導体関連株も高安混在。一方、三菱重<7011>(東証プライム)は14時頃に一時小安くなったが切り返して10日続伸し上場来の高値を4日連続更新。三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)は9日続伸基調となって上場来の高値を更新。損保や大手銀が政策保有株を大量売却と発表したホンダ<7267>(東証プライム)は小幅安にとどまった。日経平均は前引けより170円安い35円安で始まり、ほどなく166円76銭安(4万746円89銭)まで軟化したがその後は一進一退を続けて大引けは1円安。6日ぶりの反落となった。TOPIXも6日ぶりに下げて終った。
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2024年07月05日
【株式市場】日経平均は1円安で6日ぶり反落、最高値を更新後の週末とあって一服模様
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:04
| 今日のマーケット
ジェイドグループが急伸、3月に連結子会社入りしたマガシークの収益改善と開示し一転、見直される
■単月の営業利益、4月は前年同月の8倍、5月は15倍に
ジェイドグループ<3558>(東証グロース)は7月5日、飛び出すように大きく出直る相場となり、午前11時過ぎに18%高の1912円(287円高)まで上げて約3か月ぶりに1900円台を回復し、後場も1900円をはさんで活況高となっている。靴とファッションの通販サイト『LOCONDO.jp』などを運営し、4日の夕方、3月に連結子会社化したマガシーク株式会社の収益改善について発表し、見直し買いが流入している。
マガシークは、ファッションECサイト『MAGASEEK』やNTTドコモのユーザー向けファッションECサイト『d fashion』の運営支援などを行う。発表によると、マガシークの単月の営業利益は4月に56百万円(前年同月の8倍)となり、5月は89百万円(同15倍)だった。「24年2月に開示したマガシークの営業利益水準は減益トレンドで、22年度の当期純利益は0円であったため『23年度は当期純利益だけでなく営業利益ベースでも赤字転落ではないか?本当にジェイドグループによるM&Aで利益増に繋がるのか?』とご懸念の声もあった」(発表リリースより)もようだが、一転、見直される形になった。(HC)
ジェイドグループ<3558>(東証グロース)は7月5日、飛び出すように大きく出直る相場となり、午前11時過ぎに18%高の1912円(287円高)まで上げて約3か月ぶりに1900円台を回復し、後場も1900円をはさんで活況高となっている。靴とファッションの通販サイト『LOCONDO.jp』などを運営し、4日の夕方、3月に連結子会社化したマガシーク株式会社の収益改善について発表し、見直し買いが流入している。
マガシークは、ファッションECサイト『MAGASEEK』やNTTドコモのユーザー向けファッションECサイト『d fashion』の運営支援などを行う。発表によると、マガシークの単月の営業利益は4月に56百万円(前年同月の8倍)となり、5月は89百万円(同15倍)だった。「24年2月に開示したマガシークの営業利益水準は減益トレンドで、22年度の当期純利益は0円であったため『23年度は当期純利益だけでなく営業利益ベースでも赤字転落ではないか?本当にジェイドグループによるM&Aで利益増に繋がるのか?』とご懸念の声もあった」(発表リリースより)もようだが、一転、見直される形になった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:33
| 業績でみる株価
ベルシステム24、生成AI「すっきりbot」で社員のマイクロストレスを解消
■ChatGPT−4oを活用し、日常の不安を言語化することで心身の健康をサポート
ベルシステム24ホールディングス<6183>(東証プライム)のベルシステム24は7月5日、社員のマイクロストレスを解消するための新たな取り組み「すっきりbot」を開始したと発表。これは、生成AIを活用して社員の日常的なストレスを軽減し、メンタルケアを支援するものである。導入は社内のSlackを通じて行われ、プロンプトエンジニアリングの向上も同時に目指している。ベルシステム24は、2023年4月から生成AIの社内業務活用を進めており、今回の取り組みもその一環である。
マイクロストレスとは、日常的に経験する自覚できないほどの些細なストレスを指す。このようなストレスは積み重なることで心身を消耗させる恐れがあるため、ベルシステム24は「すっきりbot」を開発した。約1万人の社員を対象に、Slack上でChatGPTとの対話を通じて、日々の不安を言語化し、マイクロストレスの解消を図る。「すっきりbot」のプロンプト設計には、コンタクトセンター業務で培ってきたコミュニケーションノウハウが活かされ、利用者に寄り添うような会話の出力を目指している。
全社展開に先立ち、β版の実証実験が行われた。利用した社員からは、「相手が人ではないので考えすぎずに話せる」「AIに相談することで悩みを言語化できた」「自身の考えを深掘りできた」などのポジティブな評価が寄せられた。ベルシステム24は、1982年に国内初の本格的なコールセンターサービスを開始して以来、アウトソーシング事業を展開し、業界のスタンダードモデルを創出してきた。今後も「ヒト」と「テクノロジー」の力を掛け合わせ、様々なソリューションの開発・提供を通じて社会の豊かさを支えることを目指すとしている。
ベルシステム24ホールディングス<6183>(東証プライム)のベルシステム24は7月5日、社員のマイクロストレスを解消するための新たな取り組み「すっきりbot」を開始したと発表。これは、生成AIを活用して社員の日常的なストレスを軽減し、メンタルケアを支援するものである。導入は社内のSlackを通じて行われ、プロンプトエンジニアリングの向上も同時に目指している。ベルシステム24は、2023年4月から生成AIの社内業務活用を進めており、今回の取り組みもその一環である。
マイクロストレスとは、日常的に経験する自覚できないほどの些細なストレスを指す。このようなストレスは積み重なることで心身を消耗させる恐れがあるため、ベルシステム24は「すっきりbot」を開発した。約1万人の社員を対象に、Slack上でChatGPTとの対話を通じて、日々の不安を言語化し、マイクロストレスの解消を図る。「すっきりbot」のプロンプト設計には、コンタクトセンター業務で培ってきたコミュニケーションノウハウが活かされ、利用者に寄り添うような会話の出力を目指している。
全社展開に先立ち、β版の実証実験が行われた。利用した社員からは、「相手が人ではないので考えすぎずに話せる」「AIに相談することで悩みを言語化できた」「自身の考えを深掘りできた」などのポジティブな評価が寄せられた。ベルシステム24は、1982年に国内初の本格的なコールセンターサービスを開始して以来、アウトソーシング事業を展開し、業界のスタンダードモデルを創出してきた。今後も「ヒト」と「テクノロジー」の力を掛け合わせ、様々なソリューションの開発・提供を通じて社会の豊かさを支えることを目指すとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:07
| プレスリリース
G−FACTORYがストップ高、廉価うなぎ店を運営し水産庁のウナギ完全養殖研究報道に期待強まる
■ただ、コストまだ3倍以上とかで「夢を買う相場」にとどまる様子
G−FACTORY<3474>(東証グロース)は7月5日の後場、買い気配のままストップ高の681円(100円高、17%高)で始まり、朝の取引開始後にストップ高で売買された後ほとんど買い気配のまま急伸相場となっている。飲食店向けのリー―スやコンサルティング、廉価うなぎ店「宇奈とと」の多店舗展開などを行い、4日、「水産庁でウナギの完全養殖の実用化に向けた研究状況の報告会が開かれ」(NHKニュースWEB7月4日20時33分)たと伝えられ、期待が強まったと見られている。
もっとも、水産庁での研究状況は、「ウナギを卵から育てる場合、生産コストが高くなることが課題で現在はシラスウナギ1匹あたり1800円余りのコストがかかる」、「天然のシラスウナギと比べると、まだ3倍以上の価格差があり、実用化に向けてさらにコストを削減する技術を研究している」(同)という。「事業化」にはまだ遠い段階のようで、株式市場関係者からは、G−FACTORYのストップ高は「夢を買う相場」との見方が出ている。(HC)
G−FACTORY<3474>(東証グロース)は7月5日の後場、買い気配のままストップ高の681円(100円高、17%高)で始まり、朝の取引開始後にストップ高で売買された後ほとんど買い気配のまま急伸相場となっている。飲食店向けのリー―スやコンサルティング、廉価うなぎ店「宇奈とと」の多店舗展開などを行い、4日、「水産庁でウナギの完全養殖の実用化に向けた研究状況の報告会が開かれ」(NHKニュースWEB7月4日20時33分)たと伝えられ、期待が強まったと見られている。
もっとも、水産庁での研究状況は、「ウナギを卵から育てる場合、生産コストが高くなることが課題で現在はシラスウナギ1匹あたり1800円余りのコストがかかる」、「天然のシラスウナギと比べると、まだ3倍以上の価格差があり、実用化に向けてさらにコストを削減する技術を研究している」(同)という。「事業化」にはまだ遠い段階のようで、株式市場関係者からは、G−FACTORYのストップ高は「夢を買う相場」との見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:56
| 材料でみる株価
【株式市場】前場の日経平均は137円高、取引時間中の最高値を更新後一時ダレるが持ち直す、TOPIXは一服
◆日経平均は4万1051円49銭(137円84銭高)、TOPIXは2895.42ポイント(3.05ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億395万株
7月5日(金)前場の東京株式市場は、引き続きバリュー株や景気敏感株への買いが旺盛で、三菱重<7011>(東証プライム)は10日続伸となって実質的な上場来の高値を4日連続更新し、三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)は9日続伸基調となって上場来の高値を更新、日立<6501>(東証プライム)は2日ぶりに上場来の高値を更新。日経平均とTOPIXは昨4日に終値で最高値を更新したのに続き上値を追い、朝寄り後に取引時間中の最高値も更新した。日経平均は昨4日の終値での最高値に続き取引時間中の最高値を更新。一時98円03銭安(4万815円62銭)まで下げたが、中盤から再び堅調になり前引けは6続伸基調となった。TOPIXは戻しきれず小安い。
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7月5日(金)前場の東京株式市場は、引き続きバリュー株や景気敏感株への買いが旺盛で、三菱重<7011>(東証プライム)は10日続伸となって実質的な上場来の高値を4日連続更新し、三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)は9日続伸基調となって上場来の高値を更新、日立<6501>(東証プライム)は2日ぶりに上場来の高値を更新。日経平均とTOPIXは昨4日に終値で最高値を更新したのに続き上値を追い、朝寄り後に取引時間中の最高値も更新した。日経平均は昨4日の終値での最高値に続き取引時間中の最高値を更新。一時98円03銭安(4万815円62銭)まで下げたが、中盤から再び堅調になり前引けは6続伸基調となった。TOPIXは戻しきれず小安い。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:19
| 今日のマーケット
三越伊勢丹HDが上場来の高値を更新、目標株価の引き上げ伝えられ月次売上高の好調など再認識
■「路線価」による地価上昇や株価の最高値などで高額消費は好調の見方
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は7月5日、一段と上げて9日続伸基調となり、午前11時を過ぎて6%高の3487円(209円高)をつけて約1か月ぶりに上場来の高値を更新している。SMBC日興証券が目標株価を1100円引き上げて3800円に見直したと伝えられているが、1日に発表した6月の月次売上高「国内百貨店事業・売上速報」が三越と伊勢丹の合計で前年同期比24.2%増加して好調だったこと、さらに同日発表の「路線価」による土地の値上がり、足元の株価の最高値更新などを受け、高額消費は好調に推移するとの見方が出ている。
1日に発表した6月の「国内百貨店事業・売上速報」は、「これまで同様に、ラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドの衣料品、ハンドバッグ、宝飾・時計、化粧品などが好調。気温上昇に伴い、サングラス、ブラウス、パンツ等の夏物アイテムへの関心も高かった」とし、「伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店・三越銀座店を中心に、引き続き高付加価値商品の売上が牽引し、売上前年比は(株)三越伊勢丹計で124.2%、国内百貨店計で119.0%であった。また、両本店・三越銀座店の3店舗共に12ヵ月連続で2018年度を上回る実績で推移している」とした。(HC)
三越伊勢丹HD(三越伊勢丹ホールディングス)<3099>(東証プライム)は7月5日、一段と上げて9日続伸基調となり、午前11時を過ぎて6%高の3487円(209円高)をつけて約1か月ぶりに上場来の高値を更新している。SMBC日興証券が目標株価を1100円引き上げて3800円に見直したと伝えられているが、1日に発表した6月の月次売上高「国内百貨店事業・売上速報」が三越と伊勢丹の合計で前年同期比24.2%増加して好調だったこと、さらに同日発表の「路線価」による土地の値上がり、足元の株価の最高値更新などを受け、高額消費は好調に推移するとの見方が出ている。
1日に発表した6月の「国内百貨店事業・売上速報」は、「これまで同様に、ラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドの衣料品、ハンドバッグ、宝飾・時計、化粧品などが好調。気温上昇に伴い、サングラス、ブラウス、パンツ等の夏物アイテムへの関心も高かった」とし、「伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店・三越銀座店を中心に、引き続き高付加価値商品の売上が牽引し、売上前年比は(株)三越伊勢丹計で124.2%、国内百貨店計で119.0%であった。また、両本店・三越銀座店の3店舗共に12ヵ月連続で2018年度を上回る実績で推移している」とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:31
| 業績でみる株価
KOKUSAI ELECTRICが上場来の高値を更新、半導体製造装置の「需要予測」など好感
■データセンター向けの半導体増産などで波及効果
KOKUSAI ELECTRIC<6525>(東証プライム)は7月5日、次第に上げて一段高となり、午前10時30分過ぎに9%高の5480円(450円高)をつけて約4か月ぶりに上場来の高値を更新している。半導体製造装置などの開発、製造、販売が主軸で、(社)日本半導体製造装置協会が4日発表した「需要予測」で1月時点の予想を上方修正し、金額ベースで前年度比15%増加する見通しとしたことなどが好感されている。
同協会が4日発表した「需要予測」に関する報道では、「AI(人工知能)普及によってデータセンター向けの半導体増産の恩恵を受ける」(日本経済新聞7月5日付朝刊)という。また、「河合利樹会長(東京エレクトロン社長)は会見で『27年には3〜4割のパソコンやスマホにAIが搭載される。(半導体装置の需要底上げ効果は)サーバーよりも大きい』と話した」と伝えられた。(HC)
KOKUSAI ELECTRIC<6525>(東証プライム)は7月5日、次第に上げて一段高となり、午前10時30分過ぎに9%高の5480円(450円高)をつけて約4か月ぶりに上場来の高値を更新している。半導体製造装置などの開発、製造、販売が主軸で、(社)日本半導体製造装置協会が4日発表した「需要予測」で1月時点の予想を上方修正し、金額ベースで前年度比15%増加する見通しとしたことなどが好感されている。
同協会が4日発表した「需要予測」に関する報道では、「AI(人工知能)普及によってデータセンター向けの半導体増産の恩恵を受ける」(日本経済新聞7月5日付朝刊)という。また、「河合利樹会長(東京エレクトロン社長)は会見で『27年には3〜4割のパソコンやスマホにAIが搭載される。(半導体装置の需要底上げ効果は)サーバーよりも大きい』と話した」と伝えられた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:02
| 材料でみる株価
ダイドーリミテッドが急伸しストップ高、期末配当を5円から一挙100円に見直す
■村上氏ら株主の意見も参考に決定、自社株買いも機動的に
ダイドーリミテッド<3205>(東証スタンダード)は7月5日、一段高となり、ストップ高の1095円(150円高、16%高)で売買されながら2008年以来の1000円台に進んでいる。4日夜、今期・2025年3月期の配当(期末のみ実施中)予想をこれまでの1株5円から100円に見直すと発表し、自社株買いも機動的に実施したいと発表。好感買いが殺到している。
同社株は昨4日も旧・村上ファンド系とされる南青山不動産及びそのグループ会社による大量保有が伝えられて大きく上げていた。4日夜の増配発表では、「(株)南青山不動産及びそのグループ会社の大株主である村上世彰氏からも面談の申し入れを受け」、「村上氏をはじめとする株主の皆様の意見も参考にし」、「株主価値向上施策の検討及び試算を行った結果」、「株主還元の強化として、一定期間内における配当の増額、及び株式市場からの自己株式の取得について決議した」。(HC)
ダイドーリミテッド<3205>(東証スタンダード)は7月5日、一段高となり、ストップ高の1095円(150円高、16%高)で売買されながら2008年以来の1000円台に進んでいる。4日夜、今期・2025年3月期の配当(期末のみ実施中)予想をこれまでの1株5円から100円に見直すと発表し、自社株買いも機動的に実施したいと発表。好感買いが殺到している。
同社株は昨4日も旧・村上ファンド系とされる南青山不動産及びそのグループ会社による大量保有が伝えられて大きく上げていた。4日夜の増配発表では、「(株)南青山不動産及びそのグループ会社の大株主である村上世彰氏からも面談の申し入れを受け」、「村上氏をはじめとする株主の皆様の意見も参考にし」、「株主価値向上施策の検討及び試算を行った結果」、「株主還元の強化として、一定期間内における配当の増額、及び株式市場からの自己株式の取得について決議した」。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:42
| 業績でみる株価
ホンダは小幅安にとどまる、大手損保など政策保有のホンダ株を売り出し、影響は限定的
■売出価格の決定は7月17〜22日のいずれかの日
ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)は7月5日、反落相場だが取引開始後の2.5%安(45.0円安の1746.0円)を下値に底堅食売買されている。4日の夕方、「株式の売り出しに関するお知らせ」を発表し、政策保有株式を見直す動きにともない損保やメガバンクなど11社がホンダ株式を7月中に2億5987万9800株売り出すとしたが、売り材料としての影響は限定的となっている。
株式市場で政策保有株式を見直す動きが進んでおり、当社株式に係る政策保有株式を早期に縮減させ、企業経営に対する規律を一層高めるべく、売り出しを決定した。売出価格の決定は7月17〜22日のいずれかの日とした。売出価格が確定した時点で売り材料としてはアク抜け感が出るとの見方がある。(HC)
ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)は7月5日、反落相場だが取引開始後の2.5%安(45.0円安の1746.0円)を下値に底堅食売買されている。4日の夕方、「株式の売り出しに関するお知らせ」を発表し、政策保有株式を見直す動きにともない損保やメガバンクなど11社がホンダ株式を7月中に2億5987万9800株売り出すとしたが、売り材料としての影響は限定的となっている。
株式市場で政策保有株式を見直す動きが進んでおり、当社株式に係る政策保有株式を早期に縮減させ、企業経営に対する規律を一層高めるべく、売り出しを決定した。売出価格の決定は7月17〜22日のいずれかの日とした。売出価格が確定した時点で売り材料としてはアク抜け感が出るとの見方がある。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:21
| 材料でみる株価
日経平均、取引時間中の最高値も更新、一時4万1100円台に進む、高値の後は一服模様
■昨4日は終値の最高値を更新、TOPIXは34年ぶりに最高値を更新
7月5日午前の東京株式市場では、日経平均が6日続伸基調で始まり、取引開始直後に4万1100円13銭(186円48銭高)まで上げ、これまで取引時間中の過去最高値だった4万1087円75銭(2024年3月22日)を更新した。午前9時30分にかけては小幅安に転じている。終値ベースでは昨4日に24年3月22日につけた高値を上回り最高値を更新した。
TOPIX(東証株価指数)も6日続伸基調で始まり、一時2906.80ポイント(8.33ポイント高)まで上げている。終値では昨4日に1989年12月18日以来の最高値を更新した。(HC)
7月5日午前の東京株式市場では、日経平均が6日続伸基調で始まり、取引開始直後に4万1100円13銭(186円48銭高)まで上げ、これまで取引時間中の過去最高値だった4万1087円75銭(2024年3月22日)を更新した。午前9時30分にかけては小幅安に転じている。終値ベースでは昨4日に24年3月22日につけた高値を上回り最高値を更新した。
TOPIX(東証株価指数)も6日続伸基調で始まり、一時2906.80ポイント(8.33ポイント高)まで上げている。終値では昨4日に1989年12月18日以来の最高値を更新した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:43
| 今日のマーケット
ピックルスホールディングスは下値固め完了、25年2月期1Q大幅減益だが進捗率順調
ピックルスホールディングス<2935>(東証プライム)は漬物・キムチ製品の最大手で、独自の乳酸菌Pne−12を使用した「ご飯がススムキムチ」シリーズや惣菜を主力としている。成長戦略として製品開発の強化、販売エリア・販売先の拡大などを推進するとともに、野菜・発酵・健康の総合メーカーを目指して外食・小売・農業領域への展開も推進している。25年2月期は小幅ながら増収増益予想としている。拡販を推進して販管費の増加を吸収する見込みだ。第1四半期は天候要因で白菜や胡瓜など野菜価格が高騰したことも影響して大幅減益だったが、通期予想に対する進捗率が順調であり、通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は反発力の鈍い展開だが下値固め完了感を強めている。1倍割れの低PBRも評価材料であり、出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:31
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
エスプールは底固め完了、24年11月期営業利益横ばい予想だが保守的
エスプール<2471>(東証プライム)は、障がい者雇用支援やロジスティクスアウトソーシングなどのビジネスソリューション事業、コールセンター向け派遣などの人材ソリューション事業を主力として、環境経営支援サービス、広域行政BPOサービス、地方創生支援サービスなどの拡大も推進している。24年6月には経団連自然保護協議会の常任委員となり、同協議会が主催する経団連生物多様性宣言イニシアチブに参画した。24年11月期は販管費増加などを考慮して営業利益横ばい予想としているが保守的な印象が強い。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は安値圏で反発力の鈍い展開だが、一方では大きく下押す動きも見られず底固め完了感を強めている。出直りを期待したい。なお7月12日に24年11月期第2四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:30
| アナリスト水田雅展の銘柄分析
キユーピーが急伸、業績予想の増額修正と増配を好感、2016年7月以来の3400円台に進む
■市販用、業務用、海外それぞれのセグメントで想定を上回る
キユーピー<2809>(東証プライム)は7月5日、買い気配で始まり、取引開始後は10%高の3495.0円(331.0円高)まで上げ、約3か月ぶりに年初来の高値を更新して2016年7月以来の3400円台に進んでいる。4日15時に発表した第2四半期決算(2023年12月〜24年5月・累計・連結)が営業利益2.8倍となるなどで大幅に回復し、今11月期の連結業績予想の増額修正と増配も発表、好感買いが先行した。
市販用、業務用、海外それぞれのセグメントでの売上伸長や、それに伴う収益改善が当初想定を上回る進捗。これを受け、今期・2024年11月期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は前回発表(4月5日)の業績予想を9.7%上回る340億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.0%上回る207億円の見込みに引き上げた。また、11月期末配当の予想も従来予想比4円増の31円に引き上げた。(HC)
キユーピー<2809>(東証プライム)は7月5日、買い気配で始まり、取引開始後は10%高の3495.0円(331.0円高)まで上げ、約3か月ぶりに年初来の高値を更新して2016年7月以来の3400円台に進んでいる。4日15時に発表した第2四半期決算(2023年12月〜24年5月・累計・連結)が営業利益2.8倍となるなどで大幅に回復し、今11月期の連結業績予想の増額修正と増配も発表、好感買いが先行した。
市販用、業務用、海外それぞれのセグメントでの売上伸長や、それに伴う収益改善が当初想定を上回る進捗。これを受け、今期・2024年11月期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は前回発表(4月5日)の業績予想を9.7%上回る340億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同19.0%上回る207億円の見込みに引き上げた。また、11月期末配当の予想も従来予想比4円増の31円に引き上げた。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:18
| 業績でみる株価
日経平均は95円高で始まり取引時間中の最高値に迫る、6日続伸基調、NY株式は独立記念日で休場
7月5日(金)朝の東京株式市場は、日経平均が95円71銭高(4万1009円36銭)で始まり6日続伸基調となっている。終値での最高値を2日続けて更新し、取引時間中の最高値4万1087円75銭(2024年3月22日)に迫っている。
NY株式は独立記念日で休場。CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物も休場だった。(HC)
NY株式は独立記念日で休場。CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物も休場だった。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:03
| 今日のマーケット
【どう見るこの株】シーアールイーは反落も7月期決算期末接近で高配当利回りの増配権利取りが交錯し下げ渋る
シーアールイー<3458>(東証プライム)は、前日4日前場寄り付き段階に1735円と買われ連日の年初来高値更新となったが、大引けでは40円安の1679円と8営業日ぶりに反落した。足元の7連騰で株価が、約200円高しており、週末を控えて目先の利益を確定する売り物が出た。ただこの日の安値1681円からは引き戻し下げ渋る動きも示した。同社株は、今年5月9日に今2024年7月期第3四半期(2023年8月〜2024年3月期3Q)決算とともに期末配当の増配を発表しており、この増配を手掛かりに7月相場入りの期末接近とともに下値には依然として高配当利回り買いが交錯した。テクニカル的にも25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆していることを手掛かりに、割安修正期待の買い物も並行している。
■総還元性向引き上げへ株主還元方針を変更し特別配当を上乗せ
同社の株主還元方針は、昨年9月に変更され、従来の総還元性向30%程度を下限に50%を目標とし、これを自己株式取得か特別配当で実施することとした。今期期末配当は、期初予想の26円に特別配当24円を上乗せして50円とし、年間配当は、中間配当25円と合わせて75円(前期実績25円)に大幅増配を予定している。年間配当利回り4.46%は、7月期決算会社でトップとなるのはもちろん、全市場・全銘柄ベースのランキングでも第69位にランクインする。権利付き最終売買日まで残り16営業日、所有期間利回り的感覚では、実質利回りはさらにアップする計算となる。
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■総還元性向引き上げへ株主還元方針を変更し特別配当を上乗せ
同社の株主還元方針は、昨年9月に変更され、従来の総還元性向30%程度を下限に50%を目標とし、これを自己株式取得か特別配当で実施することとした。今期期末配当は、期初予想の26円に特別配当24円を上乗せして50円とし、年間配当は、中間配当25円と合わせて75円(前期実績25円)に大幅増配を予定している。年間配当利回り4.46%は、7月期決算会社でトップとなるのはもちろん、全市場・全銘柄ベースのランキングでも第69位にランクインする。権利付き最終売買日まで残り16営業日、所有期間利回り的感覚では、実質利回りはさらにアップする計算となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:49
| どう見るこの株
ドーンとエクシオグループ、エッジAI技術を用いた防犯分野における事業で業務提携
■官公庁向け防犯サービスの拡大と高品質化を目指す
ドーン<2303>(東証スタンダード)は7月4日、エクシオグループ<1951>(東証プライム)との業務提携契約締結を発表。この提携により、ドーンのエッジAI技術を活用した防犯ソリューションと、エクシオグループのネットワーク・ソリューション技術を組み合わせ、警察・官公庁向け防犯分野における事業を拡大していく。
具体的には、ドーンが開発したエッジAI技術を用いた防犯ソリューションを、エクシオグループが設置工事から保守管理まで含めてトータルで提供する。
両社は、この提携を通じて、警察・官公庁向け防犯分野における事業を拡大し、安心安全な社会の実現に貢献していくことを目指していくとしている。
■エッジAI技術を持つtiwaki社と資本業務提携
また、エッジAI技術を持つtiwaki社と資本業務提携契約を締結したと発表。この提携により、ドーンは警察・官公庁向けソリューションを強化し、tiwaki社はAIカメラを活用した防犯・セキュリティ、スマート駐車場などの事業を拡大する予定。ドーンはtiwakiの株式50.2%を取得し、tiwakiはドーンの連結子会社となる。
ドーン<2303>(東証スタンダード)は7月4日、エクシオグループ<1951>(東証プライム)との業務提携契約締結を発表。この提携により、ドーンのエッジAI技術を活用した防犯ソリューションと、エクシオグループのネットワーク・ソリューション技術を組み合わせ、警察・官公庁向け防犯分野における事業を拡大していく。
具体的には、ドーンが開発したエッジAI技術を用いた防犯ソリューションを、エクシオグループが設置工事から保守管理まで含めてトータルで提供する。
両社は、この提携を通じて、警察・官公庁向け防犯分野における事業を拡大し、安心安全な社会の実現に貢献していくことを目指していくとしている。
■エッジAI技術を持つtiwaki社と資本業務提携
また、エッジAI技術を持つtiwaki社と資本業務提携契約を締結したと発表。この提携により、ドーンは警察・官公庁向けソリューションを強化し、tiwaki社はAIカメラを活用した防犯・セキュリティ、スマート駐車場などの事業を拡大する予定。ドーンはtiwakiの株式50.2%を取得し、tiwakiはドーンの連結子会社となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:08
| IR企業情報
ユーグレナとNTTが世界初の新技術を開発、中性子線照射で藻類の油脂生成量を1.3倍に
■バイオ燃料やCO2吸収など、気候変動問題解決に貢献
ユーグレナ<2931>(東証プライム)とNTT(日本電信電話)<9432>(東証プライム)は7月4日、世界で初めて中性子線照射による藻類の品種改良技術を確立したと発表。この画期的な技術により、バイオ燃料の原料となる油脂の生成量を最大1.3倍に増加させることに成功している。研究成果は英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。
同技術の核心は、中性子線の種類と吸収線量が遺伝子変異導入効率に与える影響を明らかにし、最適な照射条件を特定したことにある。高エネルギー中性子線では20グレイ、熱中性子線では13グレイの照射時に最も効果的に変異が導入されることが判明した。この条件下で、単細胞性藻類シゾンとユーグレナに対して品種改良を実施。特にユーグレナでは、野生株と比較して1.2倍から1.3倍の油脂生成量を示す4株の取得に成功した。
同新技術は、気候変動問題の解決に向けて広範な活用が期待されている。CO2吸収量の向上や、目的に応じた有用物質の生産性向上など、様々な応用可能性を秘めている。研究チームは今後、CO2吸収量を向上させた藻類の品種改良や原因遺伝子の解析を進めるとともに、他の藻類種への技術適用を検証していく方針。これにより、温室効果ガスの削減やエネルギー資源の生産、さらには農林水産飼料の創出など、気候変動に関連する多様な課題解決に貢献することを目指すとしている。
ユーグレナ<2931>(東証プライム)とNTT(日本電信電話)<9432>(東証プライム)は7月4日、世界で初めて中性子線照射による藻類の品種改良技術を確立したと発表。この画期的な技術により、バイオ燃料の原料となる油脂の生成量を最大1.3倍に増加させることに成功している。研究成果は英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。
同技術の核心は、中性子線の種類と吸収線量が遺伝子変異導入効率に与える影響を明らかにし、最適な照射条件を特定したことにある。高エネルギー中性子線では20グレイ、熱中性子線では13グレイの照射時に最も効果的に変異が導入されることが判明した。この条件下で、単細胞性藻類シゾンとユーグレナに対して品種改良を実施。特にユーグレナでは、野生株と比較して1.2倍から1.3倍の油脂生成量を示す4株の取得に成功した。
同新技術は、気候変動問題の解決に向けて広範な活用が期待されている。CO2吸収量の向上や、目的に応じた有用物質の生産性向上など、様々な応用可能性を秘めている。研究チームは今後、CO2吸収量を向上させた藻類の品種改良や原因遺伝子の解析を進めるとともに、他の藻類種への技術適用を検証していく方針。これにより、温室効果ガスの削減やエネルギー資源の生産、さらには農林水産飼料の創出など、気候変動に関連する多様な課題解決に貢献することを目指すとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:57
| プレスリリース