株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2024年08月30日

ティムコは小休止の相場だが業績予想を下方修正する前の株価を上回り買いの勢いを示す

tya1.jpg

■「急激な円安による売上総利益率の低下」が終息、新たな取組にも期待

 ティムコ<7501>(東証スタンダード)は8月30日、754円(4円安)で大引けとなり、8月初旬に全体相場が急落した際の下げを完全に取り戻して小休止の様子となった。フィッシング・釣り用品やアウトドア用品の大手で、さる7月9日に業績予想の下方修正を発表。しかし株価は下方修正発表日の終値716円を上回っており、発表後に全体相場の急落が発生したことを踏まえると、買いの勢いの強さが感じられる相場になっている。

 業績予想の下方修正は、フィッシング事業で引き続き釣用品市場が在庫調整局面であ
ることや、アウトドア事業で期初に記録的暖冬のため防寒衣料の販売が低迷したことに加え、「急激な円安による売上総利益率の低下」(発表リリースより)などが要因となり、今期・2024年11月期の通期業績予想を従来予想に比べて売上高は4.8%下回る34億03百万円の見込みに見直し、経常利益は同64.2%下回る49百万円の見込みに、純利益は同75.9%下回る20百万円の見込みに見直した。

 ただ、上記の要因となった「急激な円安」については、日銀が7月下旬に実施した政策金利の引き上げを境に下げ止まり、急激な円高になる日を交えて一進一退となっている。また、24年4月には、キャンプ・アウトドア用品のスノーピークとともに群馬県上野村の魅力を最大化させるため包括連携協定を締結と発表し、新たな取組を開始した。

 第3四半期の決算発表は24年10月10日の予定。この頃に向けてさらに投資家の注目度が高まる可能性があり、株価も再び動意を強める可能性がありそうだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:57 | チャートでみる株価

【株式市場】日経平均は285円高、月末要因が加わり大引け一段高、TOPIXは4日続伸

◆日経平均は3万8647円75銭(285円22銭高)、TOPIXは2712.63イント(19.61ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は月末要因で増加し20億507万株

 8月30日(金)後場の東京株式市場は、株価指数の一部の銘柄入れ替えや投信の値洗いなどがあるとされ、ソニーG<6758>(東証プライム)が堅調なまま終盤に一段と上げて高値引けとなり、前場から軟調なままだったファナック<6954>(東証プライム)は14時過ぎから上げて堅調など、主力株の一部が強く全体の地合いを支えた。半導体関連株は14時半頃にかけて小安くなる銘柄があったが大引けは総じて堅調。大手商社株や海運株も値を保ち堅調だった。日経平均は150円高の3万8500円前後で一進一退だったが、14時半頃から次第に上げて前日比で反発。TOPIXは4日続伸となった。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:08 | 今日のマーケット

【小豆島で自動運転バス運行開始!】JTBと香川県土庄町など−観光客増加と交通課題解決へ一歩

jtb1.jpg

■少子高齢化による運転手不足に対応、持続可能な公共交通の実現へ

 香川県土庄町、JTBなどは、小豆島の持続的発展に向けて、2024年9月12日から17日まで自動運転バスの走行実証を実施する。土庄港からエンジェルロード間を走行する無料の電気バスで、レベル2の自動運転技術を用いる。この実証は、少子高齢化による公共交通の課題解決を目指す「20年先の小豆島をつくるプロジェクト」の一環である。

 実証では、15名定員の電気バスを使用し、定時定路線で運行する。乗車者へのアンケートを通じて、自動運転バスに対する意見や課題を把握し、将来的なレベル4実装につなげる。また、乗車者には小豆島の対象店舗で使用できる500円分のクーポンを配布する。

 このプロジェクトは、観光を基盤とした持続可能な産業の創出を目指している。第一弾としてシェアサイクル事業を開始し、今回の自動運転バス実証に続き、AI自律運航無人ボートやAI翻訳機の導入も計画している。関係各社は、安全性の確保や環境保全にも配慮しながら、地域の課題解決と発展に貢献していく方針である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:34 | 話題

パナソニックと九州工業大学、超小型人工衛星「CURTIS」に搭載された車載カメラ、宇宙での画像撮影に成功

■ISSから放出された人工衛星が地球上空と宇宙空間の撮影に成功

 パナソニック ホールディングス<6752>(東証プライム)とパナソニック オペレーショナルエクセレンスは、九州工業大学との共同研究により開発した超小型人工衛星「CURTIS」を、2024年4月に国際宇宙ステーション(ISS)から放出した。この人工衛星にはパナソニック オートモーティブシステムズ製の車載カメラが搭載され、宇宙空間での技術実証を実施し、撮影された画像が公開された。撮影には静止画と動画の両方が含まれており、ISSからの放出直後に行われた撮影も成功した。

pana1.jpg

 車載カメラは宇宙空間での使用に耐えるため、熱真空試験や放射線照射試験など、地上での厳しい信頼性試験をクリアしている。これにより、宇宙用途への転用が可能かどうかの検証が行われている。撮影された画像は、日本上空やアメリカ東海岸など、多様なシーンを捉えており、その高い視認性が証明された。

 今回の技術実証は、経済産業省の産業技術実用化開発事業費補助金を活用した研究開発の一環である。この成果により、車載カメラの新たな用途として、宇宙での利用が期待されている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:16 | 話題

三井不動産、新産業創造拠点「MFIP海老名」に新日本空調が研究開発拠点を開設

■2027年度初頭に完成予定、設備業界初の大規模テナント型研究施設

 三井不動産<8801>(東証プライム)は、新産業創造拠点「三井不動産インダストリアルパーク海老名(MFIP海老名)」の開発を進めている。同施設は、物流用途に加え、約半分をオフィスや研究施設等のマルチユーススペースで構成し、2026年6月に竣工予定である。新日本空調<1952>(東証プライム)が、同施設内に新技術開発拠点『SNK EBINA Innovation X HIVE』を2027年度初頭に開設する計画。

mitsui1.jpg

■先端技術が集結、イノベーション創出の場へ

 「MFIP海老名」は、通勤や物流の利便性に優れた立地にあり、持続可能な森林経営にも貢献する予定。新日本空調は、この拠点で環境・エネルギー関連の技術開発や微粒子可視化技術の向上を目指し、異業種とのコラボレーションによるイノベーションを加速させる。さらに、社員のウェルビーイングを重視した最新のオフィス空間と実験施設を備える。

 この新たな拠点を通じ、新日本空調は、社会背景や顧客のニーズに応じた先進的な技術開発を推進し、未来志向の研究を展開する予定である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:00 | IR企業情報

シナネンHDが上場来高値を更新、グループ企業とソフトバンクの協業などに注目集まる

za1.jpg

■第1四半期は各利益とも黒字化し、業績面でも注目度が高い

 シナネンHD(シナネンホールディングス)<8132>(東証プライム)は8月30日、2日続伸基調となって5750円(110円高)まで上げる場面を見せ、実質的な上場来の高値を更新している。8月初に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)が各利益とも前年同期比で黒字化し、業績面で注目されている上、8月28日にグループ企業でクラウド型LPガス基幹業務システムを手掛ける(株)ミノスとソフトバンク<9434>(東証プライム)がLPガス業界のDX推進に向けて協業と発表し、注目の強まる相場になった。

 グループ企業ミノスとソフトバンクは、明細発行や請求に関する業務を効率化するソリューションをワンストップで提供。ミノスの「PowerNetG4」とソフトバンクの「Gascope」を導入することで、LPガス事業者の明細発行や請求に関する業務を効率化し、通常は「PowerNetG4」と「Gascope」を連携させて導入するまでに約6カ月かかるが、ワンストップにしたソリューションを提供することで、最短約2カ月で導入することができるとした。LPガス事業者の業務効率化や省人化につながるソリューションをワンストップで提供する。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:52 | 材料でみる株価

コスモ石油マーケティング、町田市成瀬クリーンセンターへ再生可能エネルギー100%電力の供給開始

■導入済の施設と合わせ全67施設で年間12,300トンのCO2を削減

 コスモエネルギーホールディングス<5021>(東証プライム)のグループ会社であるコスモ石油マーケティングは8月30日、2024年9月1日から町田市の成瀬クリーンセンターへ再生可能エネルギー100%の電力供給を開始すると発表。これは町田市が2022年1月に宣言した「ゼロカーボンシティまちだ」の実現に向けた取り組みの一環である。町田市は同年3月から市立小中学校など66の公共施設で「コスモでんきビジネスグリーン」を導入しており、今回新たに下水処理施設である成瀬クリーンセンターへの導入を決定した。

cosmo1.jpg

 「コスモでんきビジネスグリーン」は、コスモエコパワー株式会社が発電する風力電源などの再エネFIT電源に紐づくトラッキング付非化石証書を組み合わせた実質再エネ電力プランである。成瀬クリーンセンターへの導入により、町田市内67施設の年間使用電力量約2700万kWhが実質再エネ電力となる。これは町田市の公共施設で使用する電気の約44%に相当し、年間約12300トンのCO2排出量削減が可能となる。

 コスモ石油マーケティングは、この取り組みを通じて自治体や企業の環境負荷軽減を支援し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを継続していく方針。同社の「コスモでんきビジネスグリーン」は、2020年の販売開始以降、脱炭素化を目指す法人や自治体を中心に活用されている。また、再生可能エネルギーとEVをワンストップで提供する「コスモ・ゼロカボソリューション」も展開しており、多角的なアプローチで環境問題に取り組んでいる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:49 | プレスリリース

JPホールディングスグループ、アスク名東藤が丘保育園にて三菱UFJ銀行と連携した、お金の大切さを学ぶイベントを実施

 子育て支援事業最大手JPホールディングス<2749>(東証プライム)グループの日本保育サービスは、2024年8月23日、お金の大切さを学ぶための金融教育イベントを三菱UFJ銀行の協力のもと開催した。

jo1.jpg

 日本保育サービスは、保育理念として「未来あすを生きる力を培う」を掲げ、子どもたちの「どうして?」「やってみよう」の気持ちを引き出し、学んだことが実際の社会でどう活かされているか実例を示すことなどにより、チーム力、行動力、考える力が身につくようにサポートしている。

 今回その一環として、より早い段階から社会で生きていくために必要なお金に関する知識を身につけることを目的として、三菱UFJ銀行の方をアスク名東藤が丘保育園に招いて、4歳から6歳の子どもを対象にお金や物の大切さを学ぶイベントを実施した。

 イベントでは、三菱UFJ銀行の職員12名で構成された劇団が、原始人やテントウムシの家族に扮してお金の成り立ちから電子マネーへのお金の変遷がわかる劇や物を壊した子どもが新しい物を手に入れるために父親の仕事を手伝うという劇を披露したり、お金にまつわるクイズを出題した。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:46 | IR企業情報

アイデミーは後場一段と強含む、GX分野の新規コンテンツを公開、業容拡大に期待強まる

zai1.jpg

■株価は8月初旬の下げを83%回復して一服の様子

 アイデミー<5577>(東証グロース)は8月30日の後場、一段と強含む相場となり、13時50分にかけて1160円(34円高)まで上げ、堅調に売買されている。法人のデジタル変革をコンサルティング型で伴走支援する「AI/DXソリューション」の提供や、オンラインDXラーニングや研修を行う「AI/DXプロダクト」などを提供し、8月28日付で、GX(グリーントランスフォーメーション)分野の法人向け新規コンテンツ全3コースを公開と発表し、サービス内容の拡充による業容拡大に期待が強まっている。

 8月初旬に全体相場が急落した局面では一時867円まで下押したが、その後の回復過程では1233円まで上げ、下げ幅の83%を回復した。今期・25年5月期の連結業績予想は、売上高を前期比27.4%増とし、営業利益は1.9%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同24.0%減とするが、中期的な成長を見据えた人材採用を進めるなどの積極投資を行っており、中期的な視点での期待が強いようだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:27 | 材料でみる株価

ReYuu Japanが後場急騰、株主優待制度を拡充、買取増額券を新設

■オンラインストア割引に加え、端末買取でも特典提供へ

 ReYuu Japan<9425>(東証スタンダード)は8月30日、76円高(24.44%高)の387円(13時39分)まで上げて急騰している。本日の取締役会で株主優待制度の拡充を決議したと発表。従来の「ReYuuストア」で使用可能な割引券に加え、スマートフォン・タブレットのオンライン買取サービスで利用できる買取増額券を新たに導入する。

ryuu1.jpg

 この変更は、株主への感謝と投資魅力の向上、事業理解の深化を目的としている。新制度は2024年10月31日時点の株主名簿に記載された1単元以上保有の株主から適用され、翌年1月の定時株主総会後に発送される通知に同封される予定。

 割引券は「ReYuuストア」で1回の注文につき1枚、買取増額券は「ReYuuスマホ・タブレット買取」で1台につき1枚使用可能である。両券ともオンラインで使用できるクーポンコード形式で提供される。ただし、買取増額券は端末の種類や状態により使用できない場合がある。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:20 | 株式投資ニュース

RIZAP、マーケティング支援事業に参入、完全成果報酬型で企業の成長をサポート

■初期費用・広告費0円、成果にコミット

 RIZAPグループ<2928>(札幌ア)の子会社RIZAPは8月30日、2024年9月から新規事業「RIZAPマーケティングコンサル」を開始すると発表。同サービスは、初期費用・広告費0円で開始可能な完全成果報酬型のマーケティング運用代行サービス。RIZAPの知識、経験、スピード感とPDCAのノウハウを活用し、企業の成長支援を行う。

rizap1.jpg

 サービスの特徴として、マーケティング戦略設計や広告運用にかかる費用、クリエイティブ制作費などはすべてRIZAPが負担し、結果が出た後に費用が発生する完全成果報酬型モデルを採用している。これにより、財務体力やリソースを課題としてきた企業でもマーケティングによる成長支援が実現可能となる。

 RIZAPは一般的なインターネット広告に加え、独自の広告チャネルも提供する。「chocoZAP Partners」を通じて、chocoZAPの顧客基盤をはじめとするRIZAPグループの顧客にもコミュニケーションが可能となる。全国1597店舗の店内タブレット広告やサイネージ広告、会員へのサンプリングなど、独自の広告チャネルを活用した支援を行う。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:03 | IR企業情報

タカラトミー大幅続伸、世界で10億枚以上販売された大人気の「ディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム」を日本国内で展開

■24作品200種以上のカード、初心者から上級者まで楽しめる戦略性

 タカラトミー<7867>(東証プライム)は8月30日、237円高(7.16%高)の3547円(9時14分)まで上げて大幅続伸し、年初来高値を更新している。同社は、世界で10億枚以上販売された大人気ディズニーTCG「ディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム」シリーズを2025年1月から日本で展開すると発表。第一弾として、拡張パックと構築済みデッキ3種を発売予定。ロルカナは、ディズニー公式TCGとして2023年にアメリカで発売され、2025年1月から世界26カ国で展開される。

takara1.jpg

 ゲームでは、プレイヤーは魔法使い「イルミニア」となり、ディズニーキャラクターを「グリマー」として描き、伝承「ロア」を集める。第一弾では24作品、200種以上のカードが収録され、オリジナルの描きおろしイラストと戦略性の高いゲーム設計が特徴。初心者から上級者まで楽しめる奥深さと高い戦略性を備えている。

 日本の玩具市場は2023年度に初めて1兆円を超え、カード・トレーディングカード市場も急成長している。タカラトミーは中長期経営戦略の一環として、幅広い年代が楽しめるTCGを展開しており、ロルカナの展開によってTCGの魅力をさらに多くの人々に伝えることを目指していく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:57 | 株式投資ニュース

国内初!高速道路を止めずに橋を修復!大幅に工期短縮、鹿島とNEXCO中日本が共同開発

■長野自動車道で国内初の大規模実証実験に成功

 鹿島<1812>(東証プライム)は8月30日、NEXCO中日本(社長:縄田正)と共同開発した超高性能繊維補強セメント系複合材料(UHPFRC)を用いた道路橋床版のリニューアル工法を、高速道路を供用しながら実施する大規模改良工事に国内で初めて導入したと発表。この新工法では、老朽化した道路橋床版のコンクリート上面をUHPFRCに打ち替えることで、床版全体を撤去せずに性能を回復させることが可能となる。本工法を長野自動車道岡谷高架橋改良工事に適用し、高速道路を通行止めせずに128mの施工を約8時間で完了した。

kajima1.jpg

 岡谷高架橋はPC箱桁橋であり、これまではSFRCを使用して床版の耐荷力を高める工事が行われていた。しかし、SFRCでは床版の厚さが増すため、橋梁下部構造の補強や路面高の調整工事が必要だった。これに対し、UHPFRCを用いる本工法は、舗装を含めた厚さを現況と変えずに耐荷力と塩害に対する抵抗性を向上させることができる。2020年にNEXCO中日本と共同で開発されたこの技術は、今回の工事で初めて高速道路を通行止めせずに実施された。

 同工法の施工手順では、片側2車線道路の1車線を規制し、既設コンクリートの劣化部を除去した後、専用機械を使用してUHPFRCを打ち込む。この作業は約8時間で128mの長さを施工し、車線規制を解除して作業を完了する。工事は2024年7月に第T期が完了し、第U期が2024年11月に予定されている。今後も6年間で施工延長2,066m(20,315平方メートル)の打替えを実施予定であり、UHPFRCによる補修・補強技術は高速道路のリニューアルに大きく寄与すると期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:49 | 話題

朝日ラバーは「3分の2戻し」達成後の小休止だが業績好調で仕込み好機の見方

tya1.jpg

■今期は営業利益79.6%増、純利益36.7%増を見込む

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は8月30日、536円(4円高)まで上げた後も堅調に推移し、4日ぶりの反発相場となっている。8月初旬には全体相場の急落とともに一時502円まで下押したが、その後の回復で「3分の2戻し」を達成しており、テクニカル的には小休止となっても全く不自然ではない健全な調整との見方がある。第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は売上高が前年同期比10.4%増加するなど好調で、3分の2戻しの後の小休止は仕込み好機との見方が少なくないようだ。

 8月8日に発表した第1四半期決算(2024年4〜6月・連結)は、工業用ゴム事業、医療・衛生用ゴム事業とも品目によって濃淡があったが、売上高は前年同期比10.4%増加し、営業利益は黒字に転換した。通期・25年3月期の連結業績予想は5月に開示した従来予想を継続し、売上高は前期比8.2%増、営業利益は同79.6%増、親会社株主に帰属する当期純利益は同36.7%増。21年3月期を底にして回復傾向を一段と強めることになる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:40 | チャートでみる株価

CAICA DIGITALが3日続伸、読者参加型NFT漫画プロジェクト始動、新たな出版モデルを確立

■漫画家と読者をつなぐNFT出版、印税獲得のチャンスも

 CAICA DIGITAL<2315>(東証スタンダード)は8月30日、4円高(7.55%高)の57円まで上げて3日続伸している。同社グループのNFT販売所「Zaif INO」を運営するカイカフィナンシャルホールディングスは8月29日、実業之日本社及び実業之日本デジタルと協業し、「NFT漫画プロジェクト」を開始すると発表。このプロジェクトは、NFTを通じて漫画家の出版活動を支援し、読者が直接作品の成功に貢献できる新しい出版スタイルを提供するものである。

 プロジェクトでは、「支援型漫画NFT」と「投資型漫画NFT」の2種類を提供する。支援型では読者が特別な体験を得られ、投資型では編集協力者として印税を得るチャンスがある。NFTの購入は日本円で簡単に行え、暗号資産やウォレットの準備は不要である。

 このプロジェクトは、漫画家に新たな創作の場を提供し、読者との新しい関係性を構築することを目指している。今後、人気作の新作や新人作家のデビュー作など、多彩な作品がこのプラットフォームを通じて発表される予定である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:13 | 株式投資ニュース

伊藤園とコカ・コーラボトラーズジャパン、持続可能な物流協業を開始、「愛知エリアでの物流効率化

■物流2024年問題への対応、トラックとドライバーのシェアリングで環境負荷を軽減

 伊藤園<2593>(東証プライム)コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579>(東証プライム)グループのコカ・コーラ ボトラーズジャパンは8月30日、2024年8月から、愛知県新城市を中心としたエリアにおいて物流面での協業を開始したと発表。

ito1.jpg

 同協業は、物流2024年問題に対応するため、両社が共同で持続可能な物流体制の構築を目指すものである。両社の物流拠点から小売店舗への配送を、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの物流パートナーが両社製品を混載して行うことで、積載効率の向上と環境負荷の低減を図っていく。

 昨今、物流業界では積載効率や荷待ち時間、CO2排出量など、多くの課題が存在している。これらの課題に対処するため、2024年7月に実証実験を実施し、その成果をもとに8月から本格的な物流協業を開始した。トラックとドライバーをシェアすることで、1配送あたりの積載量を最大化し、輸送距離を最小限に抑えることが可能となった。

 今回の取り組みは、両社にとって非競争分野でのアライアンスの一環であり、今後も他のエリアへの拡大が検討されている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:11 | IR企業情報

ZOZO、生成AIでレビュー監視を自動化、より質の高いレビュー環境を実現

■生成AIがZOZOTOWNのレビュー監視を効率化、業務時間67%削減

 ZOZO<3092>(東証プライム)は8月30日、ファッションEC「ZOZOTOWN」のアイテムレビュー機能において、生成AIを活用した独自ツール「アイテムレビューパトロール」を開発し、2024年4月から運用を開始したと発表。このツールは、ユーザーが投稿したレビューをAIが自動でパトロールし、ガイドライン違反を検出する。4か月間の運用結果、担当者のガイドライン違反チェックにかかる業務時間を67.7%削減、チェック件数を68.5%削減した。

zozo1.jpg

 ZOZOTOWNでは、商品選びの参考情報としてレビューを活用するため、商品不良や配送に関する内容をレビューの対象外としている。同ツールの導入により、ガイドライン違反の可能性が高いレビューのみをチェックすればよくなり、生産性が向上した。

 ZOZOグループは、経営戦略「MORE FASHION × FASHION TECH 〜 ワクワクできる『似合う』を届ける 〜」に基づき、生成AIを含むAIの業務および事業への活用を進めている。

 2023年6月下旬から2024年3月末までの約9か月間で、社内各部署のニーズをもとに23個のツールを独自開発。これらのツールは、社内問い合わせ対応や週次報告資料作成、記事コンテンツ作成など、幅広い業務で活用されている。

 また、エンジニアの開発プロセスの効率化を目的に「GitHub Copilot」を導入しており、所属する全エンジニア約500名が活用している。社内アンケートでは、89.4%が生産性向上を実感し、50%が仕事の充実感向上を報告している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:06 | 新製品&新技術NOW

巴工業が堅調に推移、今期は各利益とも最高を更新する見込みでPERは割安感

gyo11.jpg

■営業利益と経常利益は4期連続で最高を更新の予想

 巴工業<6309>(東証プライム)は8月30日、4135円(55円高)まで上げた後も4100円前後で堅調に売買されている。遠心分離機の世界的大手で、8月初旬に日経平均が過去最大の下げ幅を更新した局面では全体相場の急落に巻き込まれたが、3370円を下値に回復が進んでいる。業績は好調で、今期予想1株利益は313円68銭。株価はPER13倍弱と東証プライム銘柄の平均PER15.6倍(日本経済新聞8月30日付朝刊)との比較では割安感がある。買い需要の強い相場となっている。

 第2四半期決算(2023年11月〜24年4月・連結)は売上高が前年同期比10%増加し、営業利益は同43%増加などで好調に推移した。6月「業績予想の修正」および「増配」を発表した。通期・24年10月期の連結業績予想は売上高を前期比6.3%増、営業利益を12.2%増などとし、営業利益、経常利益は4期連続で最高益を更新し、当期純利益は過去最高を更新する見込みだ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:50 | 業績でみる株価

ラクオリア創薬が急伸、Eluracatのフランス販売開始とマイルストン達成に伴う一時金受領

■200万米ドルの一時金を受領し事業収益に計上

 ラクオリア創薬<4579>(東証グロース)は8月30日、77円高(12.92%高)の673円(9時23分)まで上げて急伸している。同社は8月29日、米国エランコ社へ導出したグレリン受容体作動薬Eluracatがフランスで販売開始したことを受け、マイルストン達成に伴う一時金を受領したと発表。同薬剤は、慢性疾患を抱える猫の体重減少を管理するための薬であり、2021年から米国で販売されている。フランスでの発売により、同薬剤は2カ国で販売されることとなった。

 EluracatRは、空腹ホルモンであるグレリンを模倣するcapromorelinを含む経口液剤で、食欲を刺激し、猫の体重を増加させる効果がある。2023年には欧州で製造販売承認を取得しており、フランスでの発売がその第一歩となった。また、日本、英国、ブラジル、カナダなどでも承認を得ており、今後さらに販売国が拡大する見込みである。

 ラクオリア創薬は、2010年にエランコ社とcapromorelinの商用化に関する導出契約を締結し、今回のマイルストン達成により200万米ドルを受領する。この収益は、2024年12月期第3四半期の事業収益に計上される予定。現在の業績予想に修正はないが、必要があれば速やかに通知するとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:34 | 株式投資ニュース

19年連続売上No.1!、ほぼ日ホワイトボードカレンダー2025、画家の山口一郎さんの絵が彩る

■書き消し自由のカレンダーが今年も登場

 全国のロフトで19年連続売上No.1を記録しているほぼ日<3560>(東証スタンダード)の「ほぼ日ホワイトボードカレンダー」が、2025年版として今年も登場する。画家の山口一郎さんが描き下ろした美しい花の絵が、毎月のカレンダーを彩る。

hobo1.jpg

 ほぼ日ホワイトボードカレンダーは、その名の通り、表面全体がホワイトボードになっているため、予定やメモを自由に書き込むことができる。何度も書き消しできるので、家族みんなで使うのにぴったり。フルサイズ、ミディアムサイズのほか、メッセージボードとファイルポケットが付いた卓上タイプも用意されている。

■さらに!weeksdaysの日めくりカレンダーも

 スタイリストの伊藤まさこさんがプロデュースする「weeksdays」からも、日めくりカレンダーが登場する。伊藤まさこさん自身が撮影した写真や、伊藤さんがスタイリングした写真をカレンダーにした。毎日めくるのが楽しみになるような、美しい写真が満載。

●ほぼ日ホワイトボードカレンダー2025(2024年9月1日発売)
 https://www.1101.com/store/calendar/2025/index.html

●weeksdays日めくりカレンダー2025(2024年9月5日発売)
 https://www.1101.com/n/weeksdays/item/detail/59361?v=1
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:32 | 話題株

ケンコーマヨネーズ、じゃがいもに関する勉強会「ケンコー馬鈴薯フォーラム2024」を10回目を迎える

■ポテトサラダの原料である馬鈴薯の安定供給と品種改良について講演

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は、2024年8月2日に同社東京本社とオンラインで、「ケンコー馬鈴薯フォーラム2024」を開催した。これは8月4日の「北海道ばれいしょの日」(ば(8)れい(0)しょ(4)と読む語呂合わせから)に合わせて毎年実施している勉強会で、今回で10回目を迎えた。

kenko1.jpg

 フォーラムでは、事業開発本部研究部の部員の講演では「五大作物と馬鈴薯」をテーマに講演し、各作物の歴史や特徴、品種改良のポイントを解説した。商品本部購買部の部員の講演では、馬鈴薯の安定調達の重要性や国内事情、生育に影響を与える要因について講演を行った。

 特別講演として、帯広畜産大学バレイショ遺伝資源開発学研究室の實友玲奈准教授が、遺伝資源の利用や世界の馬鈴薯研究の動向、育種技術について講演。会場では、珍しい馬鈴薯4品種と明治・大正時代のポテトサラダの再現品の試食も行われた。

 ケンコーマヨネーズは、2013年から帯広畜産大学内の寄附講座「バレイショ遺伝資源開発学講座」に参画し、持続可能な馬鈴薯生産のための研究活動を支援している。同社は今後も食に関わる研究に注力し、従業員の知識向上と商品開発に努めることで、食品産業の発展と持続可能な社会の実現を目指すとしている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:27 | 話題

東京機械製作所が急伸、自律走行清掃ロボット「一望打塵」完成、西尾レントオールとの共同開発

■多様なゴミに対応可能なロボットが労働力不足に貢献

 東京機械製作所(TKS)<6335>(東証スタンダード)は8月30日、63円高(16.84%高)の437円(9時14分)まで上げて急伸している。同社は8月29日、西尾レントオールとの共同開発により、自律走行清掃ロボット「一望打塵」が完成したと発表。このロボットは、建築現場で発生する粉塵、砂利、コンクリート片、木片、ネジ、釘、ペットボトルなど、多様なゴミの収集に対応可能。

 「一望打塵」は、タブレット端末から清掃範囲を容易に設定でき、最適な走行コースを自動設定することで、簡易な操作性を実現。清掃環境に応じて走行速度や清掃回数などのパターンを選択することが可能で、一度の充電で約4.5時間の継続走行が可能。

 TKSは、このロボットを9月に開催される「国際物流総合展2024」で初披露し、2025年の大阪・関西万博への投入も目指している。西尾レントオールとともに販売だけでなく、レンタルのメニューも提供予定。

 TKSグループは、AGV、自律走行清掃ロボット、協働ロボットなどのFA事業において、2026年度までに売上高10億円を目指している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12 | 株式投資ニュース

NEC、顔認証PCセキュリティを大幅進化、高速化と運用効率化で業務変革を加速

■世界最高水準の顔認証エンジン搭載、Active Directoryとの連携も強化

 NEC<6701>(東証プライム)は8月30日、世界No.1の性能を誇る顔認証エンジンを基盤としたPCセキュリティサービス「NeoFace Monitor クラウド版」の新バージョン「R1.5」を発表した。新バージョンでは、顔認証速度の抜本的改善、Active Directory(AD)との連携強化、さらに利用者の利便性向上を実現する複数の新機能が追加された。

nec1.jpg

 今回のバージョンアップでは、顔認証時の通信回数の削減やキャッシュ認証優先モードの導入により、認証速度を大幅に向上させた。これにより、ログオンやロック解除時の通信回数を従来の30%以下に削減し、スムーズな認証環境を提供する。さらに、クライアントPCの認証キャッシュに顔情報が存在する場合は、ネットワーク環境に依存しない高速な認証が可能となった。

 また、ADプロビジョニング機能の追加により、Windowsアカウント情報と連携した自動登録が可能となり、管理者の作業負担を大幅に軽減する。さらに、顔画像データを管理ポータルに保存しない運用や、二要素認証失敗時のログ管理機能の強化など、セキュリティとプライバシーを両立させた運用が可能となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:10 | IR企業情報

【株式市場】前場の日経平均は222円高、半導体株など買い直され次第高

◆日経平均は3万8585円43銭(222円90銭高)、TOPIXは2708.08イント(15.06ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億1869万株

 8月30日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの2日ぶり最高値更新などを受けてソニーG<6758>(東証プライム)TDK<6762>(東証プライム)三井物産<8031>(東証プライム)などが堅調に始まり、東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株は朝寄り後に軟化した銘柄がみられたが中盤から上げ始めた。自動車株や機械、鉄鋼、非鉄金属株なども総じて堅調に推移。日経平均は午前9時半頃に45円66銭安(3万8316円87銭)まで軟化したが、あとはジリ高となり、11時前に247円82銭高(3万8610円35銭)まで上げて前引けも上げ幅200円台を保った。
>>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:08 | 今日のマーケット

【この一冊】『跡倉ナップと中央構造線異地性岩体に秘められた日本列島の歴史』発行

■研究の歴史を紐解き、日本列島の地質形成に新たな視点を提供

 インプレスホールディングス<9479>(東証スタンダード)グループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける近代科学社は、2024年8月30日に、近代科学社Digitalレーベルから、『跡倉ナップと中央構造線―異地性岩体に秘められた日本列島の歴史―』(著:小坂 和夫)を発行した。

inpure1.jpg

 同書は、日本列島の地質構造を解明するうえで重要な「跡倉ナップ」について、80年にわたる研究の歴史とその成果を詳述している。著者の小坂和夫氏は、地質学の専門家として長年にわたり関東山地の地質調査を実施しており、その知見を本書に余すところなく詰め込んだ。

 同書は、跡倉ナップが日本の地質構造においてどのような役割を果たしてきたかを解説している。特に中央構造線や異地性岩体との関連性に焦点を当て、これまでの研究の流れやその問題点を一通り追う内容となっている。歴史的な研究の進展や、新たに発見された地質構造の解釈が、読者にとって日本列島の地質の成り立ちを理解する手助けとなるであろう。

 さらに、同書は、地質学者が抱える「跡倉問題」と呼ばれる難解なテーマにも触れている。この問題は、研究が進むにつれて新たな疑問を生じさせ、解決されたと思われた問題が再び浮上するという複雑な歴史を持っている。同書はその歴史を紐解き、現代の視点から再評価を行うことで、跡倉ナップ研究の現在地を明らかにしている。

■書誌情報

【書名】跡倉ナップと中央構造線―異地性岩体に秘められた日本列島の歴史―
【著者】小坂 和夫
【仕様】A5判・並製・印刷版モノクロ/電子版一部カラー・本文346頁
【印刷版基準価格】4,200円(税抜)
【電子版基準価格】4,200円(税抜)
【ISBN】(カバー付き単行本)978−4−7649−0704−1 C3044
【ISBN】(POD)978−4−7649−6082−4 C3044
【商品URL】https://www.kindaikagaku.co.jp/book_list/detail/9784764960824/
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:00 | この一冊