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2024年12月28日

【未来を担う成長セクター】ソフトバンクGが主導するデータセンター市場の成長

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■電力・電線株に注目、AIとGXが切り拓く新たな投資機会

 ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)は、AI開発向けデータセンター事業を軸に米国へ4年間で約15兆円を投資し、10万人の雇用を創出すると表明した。この投資計画は同社株の動向を左右する要素であり、データセンター関連株のさらなる浮上を期待させる。

 データセンター向け電力需要が増加する中、電力株には割安感が広がる。脱炭素電源法や原子力政策の進展により、九州電力<9508>(東証プライム)北海道電力<9509>(東証プライム)などが注目される。特に原発運転延長や半導体工場建設の進展が追い風となっている。

 光ファイバーケーブル需要の拡大で、電線株が大きく伸長している。フジクラ<5803>(東証プライム)は年初来高値を更新し、古河電気工業<5801>(東証プライム)SWCC<5805>(東証プライム)も期待される。生成AI需要の高まりがデータセンター市場をさらに押し上げる要因となる。

 データセンター株自体も再評価されている。NTT<9432>(東証プライム)や、さくらインターネット<3778>(東証プライム)ブロードバンドタワー<3776>(東証スタンダード)などの大手企業がその中心となり、AIとデータセンター市場の拡大に乗じて投資の注目を集めている。

 AIや脱炭素政策が牽引するデータセンター市場は、電力株や電線株を含め、幅広い関連銘柄に成長の余地を提供する。特に今後の政策動向や技術革新が、さらなる市場拡大を後押しすることが予測される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:05 | 特集

新NISA元年を振り返る:投資上級者の9割が買付志向、2025年も継続か

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■2024年の投資結果の振り返りと2025年の展望

 大和証券グループ本社<8601>(東証プライム)傘下で日本で唯一のETF専門資産運用会社であるGlobalXJapanは、全国の投資初心者から上級者の男女331名を対象に、2024年の投資結果の振り返りと2025年の展望に関する調査(2024年12月2〜4日調査実施)を行った。

■新NISA効果で投資意欲高まるも、初心者と上級者の間で差

 2024年は新NISA制度のスタートにより、多くの投資家が資産運用を積極的に行った1年であった。同調査では全国の投資家331名を対象に、今年の投資結果を自己評価してもらったところ、投資経験に応じた行動の違いが鮮明に表れた。特に、投資上級者の9割以上が「買付志向」を持つ一方、初心者の多くは中間的な評価を下した。夏の市場暴落にもかかわらず、堅調な運用姿勢が示され、投資行動の多様性が確認された。

 自己採点の結果、投資中・上級者は保有商品の評価額上昇を高く評価し、60点から80点未満を選択した人が最多であった。一方、初心者は積み立て投資を実行できた点を評価し、40点から60点未満が最多となった。低評価の理由には「投資判断が悪かった」との回答が共通して挙げられ、経験による差が評価基準に反映される結果となった。

■高配当と半導体が主流、来年の市場展望は?

 2024年に保有された投資商品のテーマでは、「高配当」と「半導体」が特に人気であった。一方で、投資初心者の45%が「テーマ投資はしていない」と回答し、ステップアップの余地が残ることが示された。好調だった商品として、上級者は「日本株式」を選択する傾向が強く、初心者・中級者は「投資信託」を挙げた。テーマ型投資商品の普及が、今後の市場成長の鍵となるだろう。

 来年も引き続き買付志向が強い傾向が予測される。投資上級者の約8割、中級者の約6割、初心者の約5割が買付を優先すると回答している。一方で、初心者の約3割弱が「何も考えていない」と回答しており、投資初心者への支援と教育の重要性が浮き彫りとなった。GlobalXJapanでは、幅広いETF商品を提供し、初心者から上級者までの多様なニーズに応える戦略を進めている。

以上、2024年の投資動向と2025年の展望をまとめた結果、多様な投資経験者が新たな挑戦に向けて動き出している様子がうかがえる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:43 | 政治・経済