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2025年01月19日

【マーケットセンサー】割安な内需株が活況、感染症・雪害関連銘柄を総点検

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■後発薬とマスク株、PER・PBRともに割安水準

 インフルエンザ感染症と雪害による輸送障害に関連する内需系銘柄が、投資家の注目を集めている。これらの銘柄群は市場で見過ごされ、低PER・PBR、高配当利回りの状態が続いており、投資妙味が高まっている。

 インフルエンザ関連では、治療薬、ワクチン、検査キット、マスクと多岐にわたる投資機会が存在する。治療薬では中外製薬<4519>(東証プライム)塩野義製薬<4507>(東証プライム)第一三共<4568>(東証プライム)などの先発メーカーに加え、東和薬品<4553>(東証プライム)サワイグループホールディングス<4887>(東証プライム)などの後発品メーカーが注目される。特に後発品株は、PERが9〜10倍と割安な水準にある。検査キット関連ではタウンズ<197A>(東証スタンダード)デンカ<4061>(東証プライム)ミズホメディー<4595>(東証スタンダード)などが浮上し、マスク関連では川本産業<3604>(東証スタンダード)興研<7963>(東証スタンダード)などがPER6〜12倍、PBR0.5〜0.7倍と投資好機を迎えている。

 雪害関連銘柄では、月次売上高の動向が注目されるホームセンター株が先行して動く可能性が高い。DCMホールディングス<3050>(東証プライム)コーナン商事<7516>(東証プライム)などが有望視される。除雪機器関連では浅香工業<5962>(東証スタンダード)やまびこ<6250>(東証プライム)、防寒商品ではコロナ<5909>(東証スタンダード)ダイニチ工業<5951>(東証スタンダード)が候補となる。さらに、冬用タイヤ需要で恩恵を受ける横浜ゴム<5101>(東証プライム)TOYO TIRE<5105>(東証プライム)などのタイヤメーカーや、タイヤチェーン製造の北越メタル<5446>(東証スタンダード)など、交通障害関連銘柄にも投資機会が広がっている。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:31 | コラム

京王電鉄、AIアバター駅係員による多言語案内サービスを実証実験、駅係員の案内業務をサポート

■約100言語対応で訪日外国人の案内もスムーズに

 京王電鉄<9008>(東証プライム)は、AVITAと共同で、2025年1月17日から3月31日まで、AIアバター駅係員「こころ」による案内サービスの実証実験を開始すると発表。京王新線新宿駅新都心口と聖蹟桜ヶ丘駅東口に案内用タブレットを設置し、AIによる自動応答と有人オペレーターによる遠隔対応を組み合わせたサービスを提供する。

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 同サービスの特徴は、約100言語に対応したリアルタイム翻訳機能を搭載し、インバウンド対応にも即座に対応できる点である。また、顧客を検知した際の能動的なサポートや、駅構内案内、お忘れ物対応などをAIが自動で行い、必要に応じて遠隔のオペレーターが対応する仕組みとなっている。

 この実証実験は、少子高齢化による労働力人口減少への対策として、時間や場所にとらわれない多様な働き方の検討を目的としている。また、ターミナル駅とベッドタウンという特性の異なる二駅での実施により、顧客ニーズの定性・定量データを収集し、より良い駅運営体制の構築を目指していく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:26 | IR企業情報