株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

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2025年02月17日

【トランプ・リスクと国内課題の狭間で・・】株式市場が示す春の兆し?

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■4万円の壁に挑む日経平均、強さ見せるNYダウ

 市場は春を先取りしているようだ。大寒波と大雪の再来が予想される中、株式市場は驚くべき強さを見せている。日経平均株価は4万円の大台こそ射程に収めきれないものの、3万9000円台から3万8000円台の堅固な下値を維持し、レンジ相場の様相を呈している。一方、NYダウは昨年12月末から実に2000ドルもの上昇を記録した。

 この強さの背景には、市場参加者たちの春への期待が垣間見える。しかし、その道のりには「前門の虎、後門の狼」と形容される難関が待ち構えている。前門に立ちはだかるのは、関税政策をはじめとする破壊的な政策を展開するトランプ米国大統領がもたらす外的リスクだ。

 一方、後門には国内の課題が山積している。少数与党となった自民党は来年度予算の年度内成立に向けて困難な与野党調整を強いられ、食料品価格の高騰や埼玉県八潮市での道路陥没事故など、生活に直結する問題が相次いでいる。さらには寒波による交通障害や雪害の懸念も広がっている。これらの課題を乗り越え、市場が示唆する春は訪れるのか。その答えは時が教えてくれるだろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:50 | コラム

銚子電鉄、南海2200系を活用した観光列車の運行開始へ、2025年3月下旬を予定

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■南海2200系を活用した車両改修進行中

 銚子電鉄(千葉県銚子市:銚子電気鉄道)は、南海電気鉄道(南海電鉄)<9044>(東証プライム)の2200系車両を譲受し、観光列車として改修を進めている。座席シートや吊り革に銚子の港町らしいデザインを取り入れ、展望席やカウンターバーを設置するなど、快適な旅を提供する仕様となる。車体の塗装は南海電鉄の現行デザインを採用する。

 観光列車の整備資金はクラウドファンディングを活用し、支援総額は1200万円を超えた。多くの支援を受け、銚子観光の新たなシンボルとなる列車の運行準備が進められている。

 運行開始は2025年3月下旬を予定しており、銚子電鉄は「観光の玄関口」としての役割を担う列車の完成を目指している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:12 | 話題

マーチャント・バンカーズが販売用不動産を売却、売却益56百万円を営業利益として計上へ

■今回の売却は業績予想に織り込み済みだが積極的な利益実現に期待

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は2月17日、販売用不動産の売却について発表した。

 売却する物件の概要は、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根7階建の共同住宅(東京都練馬区)で、決済・引渡日は2025年2月28日(予定)。物件の売却による売上高並びに売却益56百万円程度(営業利益)を、25年10月期第2四半期に計上する。本物件の売却による業績等に与える影響は、24年12月に公表した25年10月期の連結業績予想に織り込んでいる。
 
 当該不動産は、安定的に賃貸収入を確保するため、長期的に保有しながら、売却により十分な利益が見込める場合には売却することを目的に取得した。これまで、売却の見通しがなかったことから、連結貸借対照表上、有形固定資産としていたが、売却により十分な利益を確保できる見通しが立ったことから、25年1月に保有目的を変更し、有形固定資産から販売用不動産に振り替えることとし、当該不動産の売買取引は営業取引として会計処理する。

 同社は、安定的収益基盤の源泉として、長期的に収益用不動産を保有しているが、保有物件の入替を行い、引き続き、積極的に物件売却による利益も実現していく。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:06 | IR企業情報

三洋化成工業の再生医療材料『シルクエラスチンR』、半月板再生の臨床試験結果がScientific Reports誌に掲載

■米国市場開拓に向けたパートナー企業を募集

 三洋化成工業<4471>(東証プライム)は、生体組織の修復・再生を促進する機能性タンパク質『シルクエラスチンR』が、半月板再生に関する臨床試験結果において有望な結果を示し、権威ある科学誌「Scientific Reports」に掲載されたと発表した。

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 同研究結果は、『シルクエラスチン』の有効性と安全性を科学的に裏付けるものであり、FDA承認とその後の米国市場展開を加速させる重要なマイルストーンとなる。同社は、米国市場における事業展開を視野に入れ、半月板再生において米国でマーケティングおよび販売を担うパートナー企業を募集するとしている。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:25 | プレスリリース

【株式市場】日経平均は24円高で小反発、NY株の休場を控え円高など逆風になり様子見

◆日経平均は3万9174円25銭(24円82銭高)、TOPIXは2766.90ポイント(7.69ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は18億7863万株

 2月17日(月)後場の東京株式市場は、対ユーロで一段円高になったことや今夜のNY株式の休場を控え、日経平均は取引開始後と大引け間際に一時小安くなる場面を交えてもみあいを続け、大引けは何とか小反発となった。NXホールディングス<9147>(東証プライム)が一段と上げ12月決算と自社株買いなど好感。ブリヂストン<5108>(東証プライム)は14時半に発表した12月決算と自社株買いを受けて急激に上げ、インフォマート<2492>(東証プライム)は大幅増益決算など好感され一段高となった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:07 | 今日のマーケット

【この一冊】昭文社、首都圏震災対策の決定版、最新『帰宅支援マップ』発売、防災地図の集大成

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■30年以内の発生確率70%超、備えは待ったなし

 首都直下型地震および南海トラフ地震の発生確率が年々上昇する中、昭文社ホールディングス<9475>(東証スタンダード)は、防災対策地図『帰宅支援マップ 首都圏版』の最新版を発売した。累計発行部数130万部を超えるこの地図は、携帯に適したスリムサイズで、具体的な防災準備を支援する実用的な一冊だ。

 同書の特徴は、首都圏の主要エリアを1:15,000の統一縮尺で収録し、13の帰宅支援ルートを詳細に網羅している点にある。応用地質株式会社との協力により、震災時の道路の安全性を3段階で表示し、独自の実踏調査に基づく危険箇所や休憩場所の情報も掲載している。

 防災教育にも力を入れており、学校での授業やカフェでのイベントを通じて啓蒙活動を展開している。2025年2月14日から全国の書店で販売開始され、価格は1320円。常時携帯できる防災対策の必携書として、通勤・通学用や防災セット用に活用できる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:01 | この一冊

フュージョン、株主優待をデジタルギフトへ全面刷新、選択制を導入

■Amazon、QUOカードpayなど11種類から選択可能

 フュージョン<3977>(札幌ア)は2月17日、株主優待制度の変更を発表した。株主からの要望に応え、従来のKuradashi Giftから、QUOカードpayやAmazonギフトカードなど11種類のデジタルギフトへと優待内容を変更する。

 新制度では、基準日時点で100株を保有する株主に1,000円相当、200株以上を保有する株主に2,000円相当のデジタルギフトを贈呈する。対象となる交換先には、PayPayマネーライト、dポイント、au PAYギフトカード、Visa eギフトvanilla、図書カードNEXT、Uber関連ギフトカード、Google Playギフトコード、PlayStationRStoreチケットなどを用意した。

 優待品の選択は、対象株主に郵送される案内に従ってWEB上で行う。選択期間を過ぎると受取手続きができなくなるため、期間内の手続き完了が必要となる。新制度は2025年5月下旬から開始予定で、選択したデジタルギフトは手続き直後から利用可能となる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:51 | IR企業情報

くすりの窓口、オンライン診療「ファストドクター」と業務提携開始、薬局受取がよりスマートに

■ファストドクター提携医療機関でのオンライン診療後に「くすりの窓口」の加盟薬局でお薬の受け取りが可能に

 くすりの窓口<5592>(東証グロース)は2月17日、ファストドクター株式会社(本社:東京都渋谷区)が運営するオンライン診療サービスと業務提携契約を締結したと発表。

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 この提携により、ファストドクター提携医療機関でオンライン診療を受診後、同社の加盟薬局でお薬の受け取りが可能となる。

 これにより患者は事前に希望の時間を指定して薬局への受け取り予約ができるため、調剤薬局での待ち時間短縮や二次感染の予防につながる。

 また、処方箋は医療機関から同社の加盟薬局に直接連携されるため、患者が処方箋の原本を持ち込んだり、薬局に処方箋の画像を送信する手間が不要となる。

【サービスの流れ】

1.ファストドクターのアプリまたはWEBサイトで受付後、ファストドクター提携医療機関によるオンライン診療を受診
2.受診後の薬の受け取り方法を「薬局受取」に設定し、全国の「くすりの窓口」の加盟薬局を選択
3.指定した時間に加盟薬局でお薬を受け取り

 この提携により、ファストドクター提携医療機関でのオンライン診療から「くすりの窓口」の加盟薬局での薬の受け取りまでが一気通貫で完結する。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:31 | プレスリリース

技術承継機構がストップ高、上場後初の決算が予想を上振れ注目し直され上場来の高値を更新

■2月5日上場、経営指標として重視する調整後EBITDAは27%増加

 技術承継機構<319A>(東証グロース)は2月17日、一段高となり、前場にストップ高の4040円(700円高、21%高)まで上げて6日ぶりに上場来の高値を更新し、後場はストップ高買い気配を続けている。2025年2月5日に株式を上場。14日午後に上場後初の決算発表を行い、12月決算(2024年12月期・連結)が上場時に開示した決算情報を全体に上回った。あらためて注目し直されたようだ。

 24年12月期・連結決算は、売上高が110億51百万円(前期比18.5%増)で、営業利益は15億17百万円(同72.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益については、負ののれん発生益が減少したこと等により9億01百万円(同44.1%減)だった。経営指標として重視する調整後EBITDAは21億55百万円(同27.1%増)、調整後当期純利益は10億42百万円(同27.1%増)だった。
 
 今期・25年12月期の連結業績予想は、売上高を116億円(同5.0%増)、調整後EBITDAを24億円(同11.4%増)、調整後当期純利益は12億円(同15.2%増)とした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:21 | 業績でみる株価

楽天グループは反落、配当の見送りなど影響の見方、ただ朝安の後は一進一退

■株主優待は昨年に続き「音声+データ(30GB/月)プラン」1年間無料に

 楽天グループ<4755>(東証プライム)は2月17日、反落相場となり、朝寄り後に7%安(76.6円安の946.4円)まで下げた後も売買交錯のまま、13時を過ぎては5%安(52.4円安の970.6円)前後で推移している。前取引日の14日に発表した12月決算(2024年12月期、IFRS・連結)は営業利益と税引き前利益が黒字に転換したが、前期に続いて配当の見送りを発表。また、今12月期の業績予想についても、各事業の方針は示したが数値予想を開示しなかったこと、などが反落要因と見られている。

 24年12月期の連結業績は、売上収益が前期比10.0%増加し、営業利益と税引き前利益が黒字に転換。親会社の所有者に帰属する当期利益は損失額が半減した。ただ、配当(期末のみ実施中)については、「現下の当社における財務状況等を踏まえ(中略)、配当による資金流出を抑制することが、当社の財務基盤の安定、ひいては株主価値の向上に繋がると考え(中略)当期の配当を行わないことを決定」(決算短信より)した。2期連続で配当を見送ることになる。

 一方、株主優待については、昨年に続き、「楽天モバイル」の『音声+データ(30GB/月)プラン』を1年間無料にて提供し、株主の皆様にも是非サービスを体験いただきたいとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:24 | 業績でみる株価

PPMXはストップ高、四半期決算で抗がん剤候補の導出契約を見込むなどとし注目集中

■PTX3は体外診断用医薬品としての試験を終え製造販売承認に向け準備中

 PPMX(ペルセウスプロテオミクス)<4882>(東証グロース)は2月17日、急激に出直る相場となり、前場ストップ高の685円(100円高、17%高)で何度か売買されたまま後場はストップ高買い気配で始まった。前取引日の14日に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計)短信で、湧永製薬(東京都新宿区)と共同開発するPTX3迅速計測キットが12月末時点で心血管疾患の一種(非公開)を対象とした体外診断用医薬品としての臨床性能試験を完了し、現在製造販売承認へ向けた準備を進めているとしたことなどに注目が集まっている。

 また、3月通期の見通しは引き続き未定としたが、25年3月期にはPPMX−T002(がん細胞で多数発現している抗体にイットリウム90(90Y)という放射性同位元素(RI)を標識した抗がん剤候補)及びPPMX−T003(独自のファージライブラリの中から、当社が特許を保有するICOS法というスクリーニング技術を活用して取得したユニークな完全ヒト抗体)の導出契約の締結を見込むとしたことも注目されている。、当該契約の締結による一時金等の金額が確定していないため、業績見通しが判明した場合には速やかに開示するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:48 | 材料でみる株価

【株式市場】前場の日経平均は15円高、国内GDPを受け強弱対立、好決算銘柄を個別に選別

◆日経平均は3万9164円87銭(15円44銭高)、TOPIXは2766.47ポイント(7.26ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億4760万株

 2月17日(月)前場の東京株式市場は、内閣府が朝発表した国内GDPの10〜12月速報値が市場予想を上回ったとされ、景気の強さを示した一方で利上げを後押しする要因にもなるため受け止め方が分かれた様子。日経平均は小安く始まった後89円高まで上げたが中盤は125円安まで軟化、前引けにかけては再び小高くなった。12月決算や四半期決算が好調だった第一生命HD<8750>(東証プライム)キオクシアHD<285A>(東証プライム)が活況高。日本マイクロ<6871>(東証プライム)はストップ高となった。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:13 | 今日のマーケット

全保連に三菱UFJニコスがTOB、上場維持の方針、全保連株は急伸ストップ高

■TOB価格は1000円、クレジットカードと家賃債務保証を融合

 全保連<5845>(東証スタンダード)は2月17日、買い気配のままストップ高の908円(150円高)に達し、値がつけば2024年3月以来の900円台という急伸相場になっている。前取引日・14日18時に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)の三菱UFJニコス株式会社によるTOB(株式公開買付)と賛同の意見表明などを発表し、TOB価格(1株1000円)に向けて買い一色となっている。

 発表によると、公開買付者(三菱UFJニコス)は、2025年2月14日付で全保連の株式を1.46%所有し、24年12月31日時点では第9位の株主となっている。公開買付者や三菱UFJ銀行は、本TOB成立後も当社株式の上場を維持する方針を共通の認識としているとした。資本関係を構築することにより、公開買付者の発行・提供するクレジットカード払いを全保連の家賃債務保証サービスに組み込むことが可能になり、前保連にとっては同業他社に対する競争力を獲得することに繋がる、などとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:19 | 材料でみる株価

リミックスポイント、暗号資産100億円投資へ、CoinPostと戦略提携

■既に90億円分の暗号資産を取得、グローバル展開を加速

 リミックスポイント<3825>(東証スタンダード)は2月17日、暗号資産メディア最大手のCoinPostと業務提携契約を締結したと発表。両社は各々の経営資源とネットワークを活用し、業務拡大と認知度向上を目指す。リミックスポイントは金融投資事業の新たな収益の柱として、総額100億円規模の暗号資産投資を決議し、現時点で90億円分の購入を完了した。

 2017年設立のCoinPostは、暗号資産・ブロックチェーン専門メディアとして国内最大級の情報発信力を持つ。同社は国内外の最新ニュースや市場分析、初心者向け解説など幅広いコンテンツを提供している。特にトランプ米大統領就任前後における暗号資産市場への関心の高まりを背景に、両社の提携は時宜を得たものとなっている。

 同提携により、CoinPostのプラットフォームを通じた迅速な情報発信が可能となり、株主や投資家への最新情報提供も強化される。リミックスポイントはCoinPostから定期的なアドバイスを受け、海外投資家とのミーティングも実施する。2025年8月の日本最大級Web3コンファレンス「WebX2025」への登壇も予定しており、さらなる事業成長と企業価値向上を目指していく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:01 | IR企業情報

キオクシアHDが急伸、第3四半期累計の大幅黒字化など好感、直近3か月はダウンとしたが高値圏で推移

■10〜12月についてはSSD&ストレージ単価下落やスマートデバイス出荷減が

 キオクシアHD(キオクシアホールディングス)<285A>(東証プライム)は2月17日、小高く始まった後一段高となり、午前10時40分にかけては14%高の2150円(267円高)まで急伸相場となっている。前取引日の14日に発表した第3四半期決算(2024年4〜12月・累計、IFRS/連結)の売上収益が前年同期比80.2%増加し、各利益とも前年同期比で大幅な黒字に転換、上場来の高値2180.0円(2025年1月9日)に迫っている。

 第3四半期累計の連結営業利益は4156億06百万円となり、前年同期の2965億56百万円の損失から大幅な黒字に転換した。直近3か月(10〜12月)については、SSD&ストレージの販売単価下落やスマートデバイスの出荷量(記憶容量ベース)減少などにより売上収益、営業利益ともダウンしたとしたが、株価は本日の現在高圏で活況高となっている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:53 | 業績でみる株価

ケンコーマヨネーズは一段と出直って始まる、第3四半期の大幅増益と発行株数の最大7%規模の自社株買いなど好感

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■各利益とも第3四半期までで通期業績予想を超過達成

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は2月17日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高の1944円(98円高)まで上げ、約1か月ぶりに1900円台を回復している。前取引日・14日の夕方に発表した第3四半期決算(24年4〜12月・累計/連結)の営業利益が前年同期比97%増加するなど大幅増益となり、発行済株式総数の最大6.7%、107万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)も発表。買い材料視されている。

 自社株買いは、午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)に委託する方式で行う。買い付け価格は2月14日終値1846円。取得する株式の総数は107万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の6.7%)、取得価額の総額は20億3300万円(上限)。

 第3四半期累計の連結営業利益は前年同期比97.3%増の45億90百万円となった。3月通期(25年3月期)の予想は前回予想を継続し45億円(前期比52.6%増)。第3四半期までで通期予想を上回った。経常利益、純利益も超過達成した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:47 | 業績でみる株価

ユーグレナが一時ストップ高、営業利益と経常利益の黒字転換など好感

■「サティス製薬グループ」の連結化や受取精算金などの計上も寄与

 ユーグレナ<2931>(東証プライム)は2月17日、買い気配で始まった後も一段高となり、一時ストップ高の511円(80円高、16%高)まで上げて2024年9月以来、約5か月ぶりの500円台に進んでいる。前取引日・14日に発表した12月決算(2024年1〜12月・連結)の営業利益と経常利益が黒字に転換し、純利益も損失が4分の1に大幅改善。今期・25年12月期の営業利益の見通しも約4倍としたため注目が集中した。営業利益の黒字化は7期ぶりになる。

 前12月期は、ヘルスケア事業の直販売上高が概ね横ばいとなり、バイオ燃料事業の売上高は大口トレードの実施を見送った影響でダウンしたが、24年3月に連結子会社化した(株)サティス製薬など「サティス製薬グループ」の連結業績寄与によりOEM・原料・海外売上高が大きく伸長した。バイオ燃料事業の実証プラント完了により研究開発費が縮小し、マレーシアでの合弁事業にかかる受取精算金の計上や、法人税等調整額(益)の計上も寄与した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:18 | 業績でみる株価

冨士ダイス、25年3月期3Q累計減益も織り込み済み、26年3月期回復に期待大

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)は2月14日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。売上高は横ばい、各利益は減益だった。前期好調だった海外向け溝付きロールが顧客における在庫調整の影響で大幅に減少したほか、人材投資なども影響した。そして通期減益予想を据え置いた。26年3月期の収益回復を期待したい。株価は小動きだが徐々に下値を切り上げている。25年3月期減益予想は織り込み済みと考えられ、高配当利回りや1倍割れの低PBRなども評価して戻りを試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:51 | 決算発表記事情報

建設技術研究所は25年12月期増収増益予想、30年の売上目標値を上方修正

 建設技術研究所<9621>(東証プライム)は2月14日に24年12月期連結業績を発表した。投資強化による販管費増加等で減益だが、受注・売上高は過去最高と順調だった。そして25年12月期は増収増益予想とした。受注・売上高が順調に拡大し、販管費等の増加を吸収する見込みだ。また中長期ビジョンにおける30年の売上目標値を上方修正するとともに、新たに中期経営計画2027を策定した。国土強靭化関連など事業環境は良好であり、積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は戻り高値圏で上げ一服の形となったが、調整一巡して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:50 | 決算発表記事情報

インフォマートは25年12月期も大幅増収増益で連続増配予想

 インフォマート<2492>(東証プライム)は2月14日に24年12月期連結業績を発表した。大幅増収増益で着地した。そして25年12月期も大幅増収増益で連続増配予想としている。引き続き利用企業数が順調に増加するほか、価格改定効果やサーバーのクラウド移行完了によるデータセンター費の減少なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は反発力が鈍く安値圏でモミ合う形だが、好業績を評価して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:50 | 決算発表記事情報

ケンコーマヨネーズは25年3月期3Q累計大幅増益、自己株式取得も発表

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は2月14日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。大幅増益だった。タマゴ加工品の売上回復によって生産効率が改善したほか、価格改定による利益率改善等も寄与した。そして通期の大幅増益予想(24年8月5日付で上方修正)を据え置いた。第3四半期累計の各利益が通期予想を超過達成していることを勘案すれば、通期会社予想は再上振れの可能性が高く、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。なお2月17日の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT―3)において自己株式を取得(上限107万株または20億33百万円)する。株価は水準を切り下げる形だったが、調整一巡感を強めている。好業績や自己株式取得を評価して出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:49 | 決算発表記事情報

マーケットエンタープライズは25年6月期2Q累計大幅増収で黒字転換、通期も大幅増収増益予想

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は2月14日に25年6月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。大幅増収で各利益は黒字転換した。ネット型リユース事業とモバイル事業の拡大が牽引し、販管費増加などを吸収した。そして通期も大幅増収・大幅増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は昨年来高値更新の展開で21年以来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:49 | 決算発表記事情報

フライトソリューションズ、25年3月期下方修正して赤字予想も26年3月期の収益回復期待大

(業績修正)
 フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は2月14日に25年3月期第3四半期累計業績(非連結)を発表した。当期より非連結決算に移行したため前年同期の連結業績との比較で見ると減収・赤字拡大となった。通期予想は下方修正して減収・赤字予想とした。決済ソリューション事業において当期に計画していた大口案件の納品が顧客都合により期ズレ(26年3月期第2四半期より順次納品予定)となった。積極的な事業展開で26年3月期の収益回復基調を期待したい。株価は12月の安値圏から反発して底打ち感を強めている。目先的には25年3月期予想下方修正を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが下値限定的だろう。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:49 | 決算発表記事情報

アイフリークモバイルは25年3月期3Q累計損失縮小、株価は調整一巡して底固め完了感を強める

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は2月14日に25年3月期第3四半期累計業績(非連結)を発表した。I―FREEK GAMESを10月1日付で吸収合併して当期第3四半期より非連結に移行したため、前年同期の連結業績との比較で見ると、販管費削減効果で損失縮小した。通期予想は据え置いた。前期連結業績との比較で見ると損失縮小の見込みとしている。積極的な事業展開で収益改善基調を期待したい。株価は調整一巡して底固め完了感を強めている。出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:48 | 決算発表記事情報

ジェイエスエスは25年3月期3Q累計順調、指標面の割安感は評価材料

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)は2月14日に25年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。当期よりワカヤマアスレティックスを子会社化して連結決算に移行したため、前年同期の非連結業績との比較で見ると、人件費増加や一時的費用発生などで減益だが概ね順調だった。そして通期増収増益(前期の非連結業績との比較)予想を据え置いた。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は1月16日付の配当予想の上方修正を好感して反発の動きを強めている。高配当利回りや1倍割れの低PBRなど指標面の割安感も評価材料であり、出直りを期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:48 | 決算発表記事情報

NXホールディングスは一段高で始まる、「3倍返し」の大幅増益予想と大規模な自社株買いを好感

■自社株買いは発行株数の11%超の規模で17日から開始

 NXホールディングス(NIPPON EXPRESSホールディングス)<9147>(東証プライム)は2月17日、一段高で始まり、取引開始後は7%高の2670.0円(165.5円高)まで上げて約2か月ぶりに2600円台を回復している。前取引日・14日午後に発表した12月決算(2024年12月期・連結)は各利益とも減益だったが、今期予想を大幅増益とした。また、発行済株式総数の11%超の規模の自己株式取得(自社株買い)も発表、好感買いが先行している。

 24年12月期の連結営業利益は前期比18.3%減だったが、今期・25年12月期の予想は63.0%増で「3倍返し」の見込みとした。また、自社株買いは、取得株式総数3000万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の11.53%)、取得総額500億円(上限)で25年2月17日から同年11月28日まで実施するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:22 | 業績でみる株価

日経平均は55円安で始まる、NY株はダウ反落165ドル安、17日は休場

 2月17日(月)朝の東京株式市場は、日経平均が55円34銭安(3万9094円09銭)で始まった。2日続落模様。為替は1ドル152円台前半で円高となっている。

 前週末のNY株式はダウが165.35ドル安(4万4546.08ドル)と反落し、S&P500種も反落。一方、NASDAQ総合指数、半導体株指数SOXは3日続伸。きょう17日はプレジデントデーで休場になる。

 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は3万9100円となり、東京市場14日の現物(日経平均)終値に比べ49円ほど安い。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:03 | 今日のマーケット

【どう見るこの相場】「三寒」は長引いても「四温」を期待の材料株に「春催促」のスキ間アプローチも再考余地

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■日経平均4万円は幻か?「前門の虎、後門の狼」でレンジ相場続く

 「冬来たりなば春遠からじ」という。今週はまた大寒波、大雪の再来が予想されているが、このダメ押しの厳しさの先には春が待ち構えていているのかもしれない。気の早い兜町や米国のウオール街は、とっくにこれを先取りしているムードである。「内憂外患」、「前門の虎、後門の狼」状態なのに日経平均株価もダウ工業株30種平均(NYダウ)も、高値でよく持ちこたえているからだ。日経平均株価は、さすがに4万円台を前に撃退されるものの、下値は3万8000円台で支えられレンジ相場を堅持し、NYダウは、昨年12月末の水準に対して2000ドルも上方に位置している。

 「前門の虎」は、もちろんトランプ関税など多方面で壊し屋ぶりを遺憾なく発揮しているトランプ米国大統領の「トランプ・リスク」の外患である。「後門の狼」は、これは数え上げれば枚挙に暇がないほどの内憂となる。少数与党に転落した自民党は、来年度予算の年度内成立へ向け与野党調整に四苦八苦し、コメ不足・価格高騰に鶏卵価格の高騰が続いて対策に追われ、埼玉県八潮市の道路陥没事故、さらに寒波再来による交通障害・雪害懸念なども続いている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:20 | どう見るこの相場

【株式市場特集】コメ・卵価格高騰関連株、道路陥没事故関連株をリサーチし有望株に注目

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■割安水準に放置されている銘柄は?

 今週の当コラムでは、材料株マニア向けにコメ・卵価格高騰関連株、道路陥没事故関連株をリサーチし有望株に注目することにした。関連株には業績を上方修正したり、株価がなお割安水準に放置されている銘柄も少なくない。「春よ来い、早く来い」と催促するところだろう。

■コメと卵の価格高騰で業績上方修正・増配銘柄が相次ぎなお割安

 コメ価格は、昨年の記録的な猛暑による不作や品質劣化でスーバーの陳列棚からコメが消えるコメ不足となって高騰し、新米が出回れば価格は沈静化するとされたものの上昇を続け、足元の小売り価格は、1年前に比べ2倍以上となっている。これに加えて野菜や鶏卵価格も高騰して家計を直撃し、「物価上昇を上回る賃上げ」を目指す石破内閣の景気対策にもアゲインストとなる。このため農林水産省は、政府備蓄米の放出を決定し、3月初めに入札を開始する予定である。しかしこの放出で価格高騰が収束するかは未知数とされており、「令和のコメ騒動」が関連株の株価に影響することになる。関連株は、コメ卸売りの木徳神糧<2700>(東証スタンダード)、ヤマタネ<9305>(東証プライム)が一番手となる。木徳神糧は、前12月業績を2回上方修正し今期も連続過去最高更新を見込み、ヤマタネの今3月期3Q純利益は、通期予想業績に対して高利益進捗した。また今回のコメ騒動で日本の農政が見直され、生産調整・転作奨励政策から増産政策に転換されるケースでは、農業機械のやまびこ<6250>(東証プライム)、井関農機<6310>(東証プライム)、丸山製作所<6316>(東証スタンダード)、クボタ<6326>(東証プライム)や農薬株などへの副次的波及も期待される。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:19 | 特集

メルコホールディングス、セキュア株14.35%取得で提携強化、約14.6億円を投資

■共同開発やインフラ共有で両社の強みを融合

 メルコホールディングス<6676>(東証プライム)は2月14日、セキュア<4264>(東証グロース)と資本業務提携契約を締結し、セキュアが実施する第三者割当増資を引き受けることを決議したと発表。メルコホールディングスは、セキュアの普通株式80万株を総額約14億5520万円で取得し、議決権比率は14.35%となる予定。

 提携による短期的なシナジーとして共同購買や施工・設置業務の集約、中期的にはストレージ・ネットワーク機器の共同開発、長期的には海外展開やAIソリューション拡大を目指す。メルコホールディングスのIT関連技術とセキュアのAIセキュリティ技術を組み合わせることで、新たな価値創造を実現していく。

 なお、同提携契約の締結は2025年2月14日付で、株式取得・払込は同年3月3日を予定している。2025年3月期の業績への影響は現時点では軽微としている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:34 | IR企業情報

FRONTEO、会話型認知機能検査(神経心理検査)AI「SDS−881」が厚生労働省の優先審査対象品に指定

■早期診断・治療介入の実現目指す

 FRONTEO<2158>(東証グロース)塩野義製薬<4507>(東証プライム)は2月14日、共同開発中の会話型認知機能検査用AIプログラム医療機器「SDS−881」について、厚生労働省のプログラム医療機器調査会から優先審査対象品目への指定を受けたと発表。このAIプログラムは、自由会話を通じて認知機能の低下を簡便に判定し、認知症の早期発見と治療開始を支援する医療機器として期待を集めている。

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 SDS−881は、FRONTEOが独自開発した自然言語処理AIエンジン「KIBIT」を活用したAIモデル開発とプログラム運用を担当し、塩野義製薬が臨床開発を実施する体制で開発を進めている。2025年2月6日付で優先審査対象品目に指定されたことで、優先相談や事前評価の充実、コンシェルジュの設置など、承認取得に向けた手厚いサポートを受けられることになった。

 両社は同プロジェクトを通じて、精神神経疾患領域におけるアンメットメディカルニーズへの対応を強化する。塩野義製薬は「HaaS企業」への変革を目指し、FRONTEOはライフサイエンス分野でのAIソリューション提供を推進する中、高度なAI技術を用いた認知機能検査支援の早期社会実装により、患者とその家族のQOL向上に寄与することを目指していく。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:32 | プレスリリース