サーバーワークス<4434>(東証プライム)は3月4日、AWSトレーニング・内製化支援サービスを大幅に強化し、生成AIを活用したエンタープライズ企業向けの新たな支援プログラムを開始したと発表。同サービスは、アプリ開発経験の少ないエンジニアでも迅速にプロトタイプを構築できるよう設計されており、企業の情報システム部門が主導するDX推進を後押しする。これにより、従来のベンダー依存型の開発体制からの脱却を促進する。

同サービスでは、生成AIを活用した開発フレームワークの策定、迅速なプロトタイプ開発支援、ナレッジの文書化、運用体制の構築を包括的に提供する。さらに、AWS専業インテグレーターとしての知見を活かし、AWSの各種サービス(Amazon EC2、AWS Lambda、Amazon SageMakerなど)と連携した最適なアーキテクチャを提案。エンタープライズ企業のスケーラブルな運用を実現する。
同サービスの導入により、開発スピードの向上とコスト最適化が可能となるほか、社内エンジニアのスキル向上を通じたナレッジの定着が期待される。サーバーワークスは今後も、企業の情報システム部門が主体的に開発・運用を行う内製化の促進を支援し、急速に進化する生成AI技術を活用した最新のクラウド環境構築を支援していく方針だ。