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2025年05月08日

ゼリア新薬はこの3月に高カリウム血症治療薬を発売開始、10月発売の「ヘパリーゼWシャイン」とともに期待強い

(決算速報)

■2025年3月期は売上高が15%増加し営業利益は26%増加

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)の2025年3月期・連結決算は、医療用医薬品事業のセグメント売り上げが前期比19%増加するなど好調で、連結売上高は同15.3%増の873億11百万円となり、営業利益は同26.8%増の121億97百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同28.5%増の99億36百万円だった。経常利益は同50.8%増加したが、前期に多額の為替差損を計上した一方、当期は為替差益に転じたことなどによる。

 医療用医薬品事業では、25年3月に高カリウム血症治療薬「ビルタサ懸濁用散分包8.4g」の国内での販売を開始し、早期の市場浸透に努めている。また、コンシューマーヘルスケア事業では、24年10月に発売した新製品「ヘパリーゼWシャイン」(清涼飲料水)の寄与が強まっている。

 今期・26年3月期の連結業績見通しは、売上高を900億円(前期比3.1%増)、営業利益を120億円(同1.6%減)、経常利益は120億円(前期比6.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は95億円(前期比4.4%減)と予想している。

 売上高は増加の予想だが、利益面では、エネルギー・原材料価格高騰の影響、研究開発費、海外子会社の基幹システム投資に係る費用などの経費の増加により営業利益は微減を見込む。また、前年度に計上した為替差益を当年度は見込んでいないため、経常利益なども微減を見込む。しかし、年間配当は1株につき48円(前期比1円の増配)を予定する。

 今期の売上高については、主力製品の潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」や「ディフィクリア」の海外における売上伸長が見込まれる。また、コンシューマーヘルスケア事業についても、「ヘパリーゼ群」が引き続き伸長していることに加え、「コンドロイチン群」、「ウィズワン群」などの主力製品や主力製品に次ぐ製品群の寄与により増収を見込んでいる。また、25年3月に高カリウム血症治療薬「ビルタサ懸濁用散分包8.4g」の国内での販売を開始し、早期の市場浸透に努めている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:51 | 決算発表記事情報

インテージHDの第3四半期は営業利益29%増加、通期予想の95%を達成

(決算速報)

■価格適正化やコスト最適化、新規連結化など寄与

 インテージHD(インテージホールディングス)<4326>(東証プライム)の第3四半期連結決算(2024年7月〜25年3月・累計)は、売上高が前年同期比5.4%増の509億45百万円となり、営業利益は同29.0%増の42億67百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同58.1%増の37億84百万円と大幅増益だった。

 第3四半期連結累計期間は、コスト上昇を受けた価格の適正化に取り組んだ上、海外は潟fータスプリングやUSAが前年を上回る水準で推移した。またドコモ・インサイトマーケティング(DIM)の新規連結効果や既存事業の伸長により増収を達成した。営業利益は、増収効果に加え、業務効率化や固定費削減などのコスト最適化施策により増益で着地。親会社株主利益は、CRO事業の譲渡益計上も加わり大幅に増加した。

 25年6月通期の連結業績予想は、前回発表から変更はなく、売上高は680億円(前期比7.5%増)、営業利益は45億円(同36.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は37億50百万円(同52.6%増)を継続した。営業利益は、第3四半期までで通期予想額の95%を達成しており、通期の業績見通しに期待が出ている。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:57 | 決算発表記事情報

クリナップは今期の売上高6.2%増、営業利益20.7%増など見込む、前期ようやく価格改定効果が顕在化

(決算速報)

■前3月期は原価低減策推進など奏功し予想を大幅に上振れる

 クリナップ<7955>(東証プライム)が5月8日午後に発表した2025年3月期の連結決算は、「価格改定効果がようやく顕在化してきたこと等により」(発表資料)、24年10月に開示した前回予想を経常利益は74.7%上回るなど、各利益が大幅に上振れる着地となった。営業利益は前回予想の2倍に達し、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を81.0%上回った。

 新設住宅着工における持家の伸び悩みが続く中、資材価格やエネルギーコスト、物流コスト、人件費等の高騰もあり、厳しい状況で推移したが、原価低減の施策推進や販管費削減を継続的に進めた。売上高は前期比1.6%増の1299億87百万円となり、営業利益は同61.5%増の20億70百万円、経常利益は同44.8%増の26億21百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同17.1%増の17億19百万円だった。

 商品面では、高級価格帯システムキッチン「CENTRO(セントロ)」や中高級価格帯システムキッチン「STEDIA(ステディア)」を中心に、付加価値の高い商品を市場に提供した。さらに、24年9月には普及価格帯システムキッチン「rakuera(ラクエラ)」をモデルチェンジし、商品バリエーションの拡大を図った。また、システムバスルームにおいては、24年2月に新発売した「SELEVIA(セレヴィア)」及び「rakuvia(ラクヴィア)」の定着・拡販に注力し、サニタリー商品のシェア向上に努めた。

 今期・26年3月期の連結業績予想は、「2024中期経営計画(2024−2026年度)」を柱に、「ファン化促進」「専業力強化」を推進し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指す。これにより、売上高は1380億円(前期比6.2%増)、営業利益は25億円(同20.7%増)、経常利益は30億円(同14.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は18億50百万円(7.6%増)を見込む。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:55 | 決算発表記事情報

綿半HD、グループ会社の綿半ホームエイドが綿半「島原手延べ素麺」を新発売

■しっかりとしたコシとツルっとしたのど越し

 綿半ホールディングス<3199>(東証プライム)は、グループ会社の綿半ホームエイド(長野県長野市)が、厳選した北海道産小麦を使用し、伝統的な手延べ製法で作上げた「島原手延べ素麺」を新発売すると発表した。

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<こだわりの手延べ製法>
 「手延べ製法」とは、熟練の職人が手作業で生地を引延ばし、細くしていく伝統的な製法である。この方法は、機械で作るのとは異なり、時間と手間をかけて生地を丁寧に熟成させるため、茹でても伸びにくく、しっかりとしたコシが生まれる。さらに、食べたときに感じる独特の歯ごたえや、手延べならではのコシのある食感が特徴である。これにより、素麺本来の味わいが引立ち、食べる度にその違いを感じることができる。

<素材と味に妥協しない素麺>
 島原手延素麺は、厳選した素材を使用することにもこだわっている。特に北海道産の小麦を使用することで、素麺に豊かな風味と香りを与えている。これにより、素麺そのものの味わいが深く、口に入れると小麦の豊かな香りが広がる。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:25 | 新製品&新技術NOW

KDDIとNEC、国内最大規模のサイバーセキュリティ基盤構築へ、AIと知見を融合

■政府機関・企業を守る純国産の防御体制を共同構築

 KDDI<9433>(東証プライム)NEC(日本電気)<6701>(東証プライム)は5月8日、国内のサイバー脅威の高まりを受け、純国産の強固なセキュリティ基盤の構築に向けて基本合意書を締結したと発表。目的は、日本企業や政府機関の重要な情報資産・インフラを守るとともに、安全な事業・行政運営を支援することである。両社の協業により、専門人材数と売上規模で国内最大を目指すサイバーセキュリティ事業の展開が進められる。KDDIの「WAKONX」とNECの「BluStellar」という両社独自のビジネスプラットフォームを軸に、サイバーセキュリティ分野での新たな価値創出が見込まれる。

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 昨今、日本国内では地政学リスクの高まりにより、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃の手法が高度化している。企業の業務停止や情報漏洩による信頼性の低下が市民生活にも影響を及ぼしており、政府は経済安全保障推進法に基づき、基幹インフラの保護を民間にも求めている。こうした状況を受け、KDDIとNECは協業体制を整えることで、国内全体のセキュリティ水準を底上げし、リスクの低減を図る。

 両社は今後、2つの主要施策を進める。第一に、AIと蓄積データを活用し、攻撃の兆候を検知・分析するインテリジェンス駆動型サイバーセキュリティの強化を図る。第二に、ラックやNECの海外拠点のノウハウ、KDDIの「Telehouse」などのグローバル資産を活用し、日本企業の海外拠点を含めた広域的なセキュリティ監視体制を構築する。両社のアセットとして、ラックの「JSOC」やNECの「Cyber Intelligence & Operation Center」が活用され、サイバー防御の実効性向上が期待されている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:02 | プレスリリース

【株式市場】日経平均は148円高となり反発、円安など受け後場一段と上げる

◆日経平均は3万6928円63銭(148円97銭高)、TOPIXは2698.72ポイント(2.56ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は19億1142万株

 5月8日(木)後場の東京株式市場は、昼の時間帯から円安が進んだことや3月決算発表銘柄の値動きなどを映し、日経平均は前引けから90円近く上げて163円高で始まり、15時にかけて198円高(3万6977円)まで上げて大引けまで堅調。前日比反発となった。正午に3月決算を発表した日本郵船<9101>(東証プライム)が大きく値を上げて始まり、14時前に発表したトヨタ<7203>(東証プライム)は下げたが、半導体関連株に一段ジリ高の銘柄が多く日経平均を支えた。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:00 | 今日のマーケット

アイデミー、AIシステム開発「Aidemy Solutions」を6月より展開

■AI/DXの一貫した支援体制強化のためリニューアルを実施

 アイデミー<5577>(東証プライム)は、2020年より展開してきたAI/DXソリューション「Modeloy」をリニューアルし、2025年6月1日より「Aidemy Solutions」として展開していくと発表した。今回のリニューアルにより、提供可能なソリューションをテーマ別にわかりやすく整理するとともに、e−learningや研修コンテンツを提供してきた「Aidemy」ブランドとの連携を一層強め、AI/DXにおける人材育成から開発・実装まで一貫した支援体制を深化させる。そして、企業のAI/DX推進において「人材が育っても活用が進まない」「PoCに留まり業務に根づかない」といった課題を根本から解決、支援することが期待される。

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【Aidemy Solutions概要】

 迅速なスモールスタートと社内のAIキーパーソン育成を軸に、アイデミーのAI専門チーム(PM・データサイエンティスト・エンジニアなど)が現場で活用されるAIシステムを共に開発する。目標達成後も継続的にサポートし、顧客がAIを活用して持続的に利益を生み出せる環境の構築を目指す。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:50 | プレスリリース

東急電鉄、3路線の車両を全面リニューアル、目黒線・東横線・田園都市線の車両刷新へ

■3000系・5050系・5000系が順次運行開始

 東急<9005>(東証プライム)グループの東急電鉄は5月8日、目黒線・東横線・田園都市線で運行している車両のリニューアルを発表した。対象は導入から約20年が経過した3000系、5050系(8両編成)、5000系の計468両であり、2025年秋から順次営業運転を開始する予定である。これにより、利用者の快適性と視覚的な新しさを提供することを目的としている。

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 外観デザインは社内公募によって選定され、「2020系シリーズ」を手がけた丹青社の監修のもとで決定された。コンセプトカラーには「INCUBATION WHITE」を基調とし、車両前面に笑顔をイメージした曲線デザインを採用。側面には路線カラーを取り入れたグラデーションが施され、多様性と親しみやすさを表現している。

 車内については、東急線沿線の風景を反映した落ち着いた色調に刷新されるとともに、全乗客が使いやすいようフリースペースが増設される。一部車両を除いて、内装の壁・床・座席もリニューアルの対象である。視覚的にも機能的にも進化した新車両が、日々の通勤・通学に新たな快適さをもたらすことが期待される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:10 | プレスリリース

イトーキ、オフィスワーカーがとまり木のように使えるローディバイダー「Madomino」を発売

■ひらけた空間をゆるやかに仕切り、上質な素材が空間と調和する

 イトーキ<7972>(東証プライム)は、ひらけた空間をゆるやかに仕切り、上質な素材が空間と調和する、オフィスワーカーがとまり木のように使えるローディバイダー「Madomino(マドミノ)」を2025年5月から発売する。

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■開発背景

 ハイブリッドワーク定着後のオフィスづくりにおける主要な課題として、「コミュニケーション強化」「出社率変化への対応」「人材確保・企業価値向上」などが挙げられる中、オフィスの大部分を占めるコワークエリア(執務席や他活動との兼用の席など)の在り方を改めて見直した。

 必要と考えたのは、(1)ワークとコミュニケーションをシームレスにつなげること、(2)出社率の変化に対応するため居場所を増やし多用途に使えること、(3)気持ちを高める魅力的な空間であること、の3点である。

 コワークエリアは、執務だけでなく多様な活動が交わる場であり、活動間の混在を防ぐためにも最低限の境界線が必要となる。しかし、境界線が強すぎると閉塞感を生み、コミュニケーションの妨げとなることがある。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:05 | 新製品&新技術NOW

神鋼商事は今期の売上高3.2%増、純利益7.4%増など見込む、年間配当も増配

(決算速報)

■25年3月期の連結決算は売上高4.4%増加したが6%減益

 神鋼商事<8075>(東証プライム)の2025年3月期・連結決算(5月8日13時前発表)は、売上高が前期比4.4%増の6171億77百万円となり、営業利益は同0.5%減の132億23百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.0%減の85億63百万円だった。

 日系自動車の減産、国内建材や建設機械の需要減少などマイナス要因があった一方で、環境関連やものづくりへの設備投資が活発化、また半導体や空調分野は回復傾向となった。原料分野では、価格の下落、投資先や取引先での操業低下の影響を受けた。

 今期の見通しは、米国の関税政策による世界経済への影響、ロシア・ウクライナ情勢や中東情勢等の地政学リスクの長期化、中国の景気低迷の長期化懸念等を背景に、依然として先行きは不透明な状況。このような事業環境の中、24年5月に開示した中期経営計画2026を着実に実行する。中期経営計画の2年目となる今期(2026年3月期)の連結業績予想は、売上高6370億円(前期比3.2%増)、営業利益119億円(同10.0%減)、経常利益は120億円(同2.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益92億円(同7.4%増)を見込んでいる。

 年間配当は1株106円の予定。25年4月1日付で普通株式1株を3株に株式分割したため、分割を考慮しない場合は318円となり、前期・25年3月期の同300円から18円の増配になる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:50 | 決算発表記事情報

i‐plugは後場一段高、新卒オファー型就活サービスの受注大幅増加を好感

■「OfferBox」、4月の早期定額型は70%増加、成功報酬型は96%増加

 i‐plug(アイプラグ)<4177>(東証グロース)は5月8日の後場寄り後に14%高の1475円(182円高)まで上げ、約3か月ぶりに年初来の高値を更新している。7日に発表した新卒オファー型就活サービス「OfferBox」の月次動向「2025年4月度・主要KPI(速報)」の受注高が「早期定額型・単月」で前年同月比70.1%増加するなど「大幅に増加」(発表リリースより)。改めて注目し直される相場になった。

 「早期定額型・単月」の受注高は、前回(4月初)発表した3月度は「なし」だったが、4月度は前年同月比70.1%増加した。「成功報酬型・単月」は、前回発表分は25.0%増で、今回は96.3%も増加した。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:26 | 業績でみる株価

メルカリの「パスキー」登録者数が1000万人を突破、フィッシング対策で前進

■急増する不正アクセス被害に対応、「パスキー」で安全性向上

 メルカリ<4385>(東証プライム)は5月8日、利用者の安全性向上を目的に導入したパスワード不要の認証技術「パスキー」の登録者数が1,000万人を突破したと発表した。日本国内ではフィッシング詐欺による被害が深刻化しており、2025年2月の不正アクセス件数43件が、4月16日時点で1,847件に急増。こうした背景から、政府も「パスキー」の普及を促進策として位置付けている。

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 メルカリは2023年4月に暗号資産サービス「メルコイン」へ「パスキー」を導入し、2024年1月からはフリマアプリ「メルカリ」へのログイン時にも同技術の活用を拡大。さらに同年9月からは登録者に対して「パスキー」でのログインを原則必須とすることで、安全な認証環境の構築を進めてきた。これにより、利便性の向上と高い安全性が評価され、登録者数は着実に伸びている。

 「パスキー」はパスワード不要である点がユーザーにとって利便性が高く、加えて不正利用が確認されていないことから、安全性にも優れている。メルカリは今後も「正しく使うユーザーが不利益を被らない環境」の整備を掲げ、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というミッションのもと、安心して使えるサービス運営を継続していく考えである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:14 | 話題

カオナビ、連結ARR(年間経常収益)100億円突破、タレントマネジメント市場をリード

■わかりやすいUIと充実サポートで解約率0.4%維持、4000社以上の導入実績

 カオナビ<4435>(東証グロース)は5月8日、タレントマネジメントシステム「カオナビ」を中心とした事業展開により、2025年3月に連結ARR(年間経常収益)100億円を突破したと発表。同社は2008年の設立以来、日本におけるタレントマネジメントシステムの普及に貢献してきた。わかりやすいUI/UXと充実したカスタマーサクセスの取り組みにより、解約率0.4%前後の低水準を維持している。

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 「カオナビ」は社員情報を一元管理・可視化し、戦略的な人材配置やリスキリング推進を可能にするシステムだ。近年の労働生産性向上の必要性から、日本企業におけるHRテクノロジー導入が進み、タレントマネジメントシステムへの需要も高まっている。また同社は「カオナビキャンパス」を通じて、顧客の人材マネジメントを総合的に支援するパートナーとしての競争力を強化している。

 さらなる成長を目指し、カオナビは2024年より労務管理システム「ロウムメイト」や予実管理システム「ヨジツティクス」など新規事業を拡大。2025年初夏には勤怠管理システム「ロウムメイト勤怠」をリリース予定だ。また他社サービスとの連携も拡充していく方針を示している。同社は「”はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスの下、利用企業数4000社以上の実績を持ち、企業や団体の経営戦略・人材戦略の実現に貢献している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:00 | IR企業情報

エスプールグループのエスプールブルードットグリーン、EcoVadisのサステナビリティ評価で「ブロンズメダル」を獲得

■企業への伴走支援に加え、自社のサステナビリティ経営体制も強化

 エスプール<2471>(東証プライム)グループのエスプールブルードットグリーン(本社:東京都千代田区)は5月8日、サステナビリティに関する国際的な評価機関であるEcoVadis社(本社:フランス)のサステナビリティ評価において、全評価対象企業の上位35%に付与される「ブロンズメダル」を獲得したと発表。

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 EcoVadis社は、世界185ヶ国・150,000社以上を対象に企業のサステナビリティパフォーマンスを評価しており、その対象分野は「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な資材調達」の4分野にわたる。企業ごとに100点満点のスコアが付与され、一定以上のスコアを得た企業にはメダルが授与される。今回、エスプールブルードットグリーンの取り組みが高く評価され、全体の上位35%に付与される「ブロンズメダル」を獲得するに至った。

 同社は、企業のサステナビリティ経営支援にとどまらず、自社においても継続的にサステナビリティ経営体制の強化に取り組んでいる。今後もさらなる取り組みを通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していく方針である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:54 | プレスリリース

And Doホールディングスが七十七銀行と「ハウス・リースバック」のニーズマッチング契約で業務提携

■「持ち家を活用」、資金調達や資産整理、ローン負担軽減など様々な使途に

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は8月7日午後、「ハウス・リースバック」のニーズマッチング契約における七十七銀行<8341>(東証プライム)との業務提携を発表した。

 ハウス・リースバックは、自宅を売却した後も継続して住み続けることができ、「持ち家を活用する」という発想で、資金調達や資産整理、住宅ローンの負担軽減など、様々な使途に活用できる資金調達方法として注目されている。戸建だけではなく区分マンションも取り扱い可能。2013年10月のサービス開始から12年目を迎え、累計契約件数も7000件を超え、数多くのお客様にご契約いただいている。
 
 And Doホールディングスは、今後も、市場のニーズが高まるシニア層に向けた商品の拡充や、地域のお客様に必要とされる不動産ソリューションサービスの提供で日本経済の活性化に貢献していく方針だ。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:38 | IR企業情報

システムインテグレータ、AI検図ツール「KENZ」発表、設計現場の負担軽減へ

■作業時間を大幅削減、製造現場のニーズに対応

 システムインテグレータ<3826>(東証スタンダード)は5月8日、検図業務の効率化を目的としたAIサービス「KENZ」を2025年7月1日にリリースすると発表。従来、設計者から承認者まで複数人が関わることで多くの時間とコストを要していた検図作業を、AIの活用により大幅に省力化することが可能となる。特に図面と関連書類間の整合性チェックや形状の自動検出などに対応し、設計リードタイムの短縮と品質向上に寄与する。

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 「KENZ」はオンプレミス環境での導入に対応し、外部ネットワークに接続せずに機密情報を安全に取り扱うことができる。また、企業ごとの検図基準に合わせた柔軟なカスタマイズが可能であり、直感的なインターフェースにより操作も簡便である。こうした特長により、KENZは設計従事者がすぐに導入できる実用的なソリューションとして注目されている。

 検図AI「KENZ」の導入背景には、製造現場の人手不足と検図負荷の増大がある。同社はAIエージェント事業の一環として本サービスを展開し、現場の声に応えるかたちで開発を進めてきた。今後はウェビナーを通じた無償検証の優先提供も行いながら、AIによる検図支援の普及を図り、日本の産業全体の生産性向上に貢献する方針である。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:30 | 新製品&新技術NOW

ミロク情報サービス、One人事と販売パートナー契約を締結、タレントマネジメント・労務領域を強化

■人事労務業務の効率化から人事戦略まで一貫した支援を実現〜

 財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)<9928>(東証プライム)は5月8日、ワンストップ人事労務システム「One人事」を提供するOne人事(本社:東京都品川区)と販売パートナー契約を締結したと発表。

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■背景・目的

 近年、少子高齢化や国際競争の激化により、日本経済を取り巻く就業構造は急速に変化しており、人材の確保と育成の重要性が一層高まっている。また、2023年3月期決算以降、上場企業には人的資本に関する情報開示が義務付けられている。このような状況の中で、人事部門には戦略的業務に注力するため、業務効率化と生産性向上が求められている。

 こうした背景を踏まえ、MJSは、企業が抱える多様な課題に対し多角的なアプローチを図るため、人事労務と人材マネジメントをワンストップで実現する人事労務システムを展開するOne人事と販売パートナー契約を締結した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:17 | プレスリリース

【株式市場】前場の日経平均は83円高、中盤に軟化するが切り返す、TOPIXは小安い

◆日経平均は3万6863円15銭(83円49銭高)、TOPIXは2691.36ポイント(4.80ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億5100万株

 5月8日(木)前場の東京株式市場は、NYダウやNASDAQ指数の3日ぶり反発などが好感され、日経平均は朝寄り後に178円高(3万6957円)まで上げ、午前10時前に一時172円安(3万6606円)まで下押したがV字型に切り返して前引けも堅調だった。米国が前政権時に導入したAI用半導体の輸出規制を5月中旬の発効前に撤廃の方針と伝えられ、レーザーテック<6920>(東証プライム)などの半導体関連株が高い。今期大幅減益予想の川崎汽船<9107>(東証プライム)もしっかり。TOPIXの前引けは小安い。
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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:15 | 今日のマーケット

Heartseedが出直り強める、3年に1度の心臓研究国際学会などに同社幹部が相次ぎ登壇、注目度アップなど期待

■iPS細胞由来の『心筋球』で重度心臓病の治療法確率めざす

 Heartseed(ハートシード)<219A>(東証グロース)は5月8日、再び出直りを強める相場となり、午前11時過ぎに9%高の2589円(219円高)まで上げ、大きく反発している。iPS細胞由来の『心筋球』による重症心不全治療の実用化をめざすバイオベンチャーで、5月10日から14日にかけて同社の福田惠一社長、金子健彦取締役CMOが各々国際学会に登壇する予定と開示しており、国際的な知名度アップなどへの期待が強まっている。

 これまでの発表によると、米国・ニューオーリンズで開催される国際細胞治療学会(ISCT2025Annual Meeting)に5月10日、同社の金子健彦取締役CMOが登壇する予定。同学会は細胞・遺伝子治療分野における世界最大級の学会。続いて、3年に1度、開催される「第25回国際心臓研究学会世界大会」(5月11日から14日、25年の世界大会は奈良県で開催)に同社の福田惠一社長が登壇するとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:34 | 材料でみる株価

NTTデータGやネットイヤーGが急伸、NTTがNTTデータGを完全子会社にと伝えられ買い殺到

■ネットイヤーGの筆頭株主はNTTデータG、NTTデータ・イントラマートも急伸

 NTTデータG(NTTデータグループ)<9613>(東証プライム)は5月8日、買い気配のままストップ高の3492.0円(基準値から500円高、17%高)に達し、まだ売買が成立しないまま急伸相場となっている。朝、「NTT、NTTデータ完全子会社に、海外IT軸に成長、2兆円超でTOB」(日本経済新聞5月8日付朝刊)と伝えられ、がぜん材料株妙味が強まった。NTT(日本電信電話)<9432>(東証プライム)は午前8時30分にIR開示を発表し、同社が発表したものではないこと、本件に関しては本日決議する予定であること、などを明らかにした。

 これを受け、NTTデータGが筆頭株主のネットイヤーG(ネットイヤーグループ)<3622>(東証グロース)も急伸し、ストップ高の531円(80円高、18%高)まで上げている。また、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート<3850>(東証スタンダード)も午前11時にかけて一時ストップ高に迫り、19%高の3140円(498円高)まで上げた。一方、NTTは小安い。(HC)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:01 | 株式投資ニュース

レナサイエンスがストップ高、国立研究開発法人からの追加助成を好感、第3相試験2年内に完了のメド

■慢性骨髄性白血病(CML)に関する実用化研究事業

 レナサイエンス<4889>(東証グロース)は5月8日、朝寄り後まもなくストップ高の1149円(150円高、15%高)まで上げ、その後もストップ高で売買されながら急激に出直る相場となっている。7日午後、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の革新的がん医療実用化研究事業に関する追加助成の確定を発表し、注目が再燃した。

 発表によると、現在実施している慢性骨髄性白血病(CML)に関する第3相試験は、AMEDの令和4年度「革新的がん医療実用化研究事業」に採択され(代表機関:国立大学法人東北大学、同社は分担機関)、令和6年が最終年度だったが、最終年度の評価で、目標症例数の登録も終了しており、2年の延長期間内に試験を完了する目処が立っているとの理由から、さらに助成期間の2年間延長が承認された(2024年12月3日開示)。この度、今年度の助成金の金額が確定した。助成金額(26年3月期)は52百万円。5月14日に公表予定の26年3月期通期業績予想に本件を織り込んで開示するとした。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:34 | 材料でみる株価

川崎汽船は今期64%減益でも株価高い、商船三井は65%減で急落、増配と減配の違いが出たとの見方

■年間配当、川崎汽は今期120円(20円増)、商船三井は150円(210円減)

 川崎汽船<9107>(東証プライム)は5月8日、取引開始後に2013.0円(67.0円高)まで上げた後も堅調に売買され、7日午後に発表した3月決算で今期予想を大幅減益の見込みとしたにもかかわらず強い相場になっている。

 今期・2026年3月期の連結営業利益の予想は前期比32.9%減。親会社株主に帰属する当期純利益は同64.0%減。一方、4月30日に発表した商船三井<9104>(東証プライム)は同じく親会社株主に帰属する当期純利益を同65.5%減とし、結果的に減益率は大同小異だったが翌日の株価は10%安と急落した。今期の年間配当を川崎汽船は増配としたのに対し、商船三井は減配としたことが原因との見方が出ている。

 今期・26年3月期の年間配当予想について、川崎汽船は1株120円(前期比20円の増配、配当性向75.8%)の予定とした。一方、商船三井は4月30日に発表した決算で同150円(同210円の減配、同30.5%)とした。配当額は川崎汽船が低く、配当性向でも川崎汽船はムリしている印象になるが、海運株は配当が投資妙味のひとつとされるだけに、増配と減配の違いが投資家心理に影響したとの見方が出ている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:00 | 話題株

イノベーションホールディングス、26年3月期も収益拡大基調、反発の動きを強める

 イノベーションホールディングス<3484>(東証プライム)は、飲食業の小規模事業者を中心とする出店希望者向けに居抜き店舗を転貸借する店舗転貸借事業を主力としている。転貸借物件数の増加に伴って賃料収益を積み上げるストック型ビジネスであり、旺盛な個人・小規模飲食事業者の出店需要に対応するため積極的な人材育成と仕入を継続している。25年3月期は大幅増益予想としている。転貸借物件数が順調に増加する見込みだ。26年3月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、その後は反発の動きを強めている。調整一巡して出直りを期待したい。なお5月13日に25年3月期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:51 | アナリスト銘柄分析

ミロク情報サービス、26年3月期も収益拡大基調、目先的な売り一巡で急反発

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)は財務・会計ソフトをベースとして、クラウド・サブスク型収益モデルへの転換加速、統合型DXプラットフォーム戦略、サステナビリティ経営などを推進している。25年3月期は増収増益予想としている。新規顧客獲得による顧客基盤の拡大、サブスクリプション型への移行によるストック収益積み上げにより、人件費増加などの先行投資を吸収する見込みだ。さらに26年3月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、その後は目先的な売りが一巡して急反発している。戻りを試す展開を期待したい。なお5月13日に25年3月期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:50 | アナリスト銘柄分析

Jトラスト、25年12月期大幅営業増益で増配予想、割安感も評価材料、反発の動き強める

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は日本、韓国・モンゴル、およびインドネシアを中心とする東南アジアにおいて金融事業を展開し、成長に向けて継続的にポートフォリオ再編や事業基盤拡大を推進している。25年12月期は大幅営業増益で増配予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、その後は目先的な売りが一巡して反発の動きを強めている。低PER、高配当利回り、1倍割れの低PBRといった指標面の割安感も評価材料であり、戻りを試す展開を期待したい。なお5月14日に25年12月期第1四半期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:49 | アナリスト銘柄分析

シナネンホールディングス、26年3月期も収益拡大基調、調整一巡感を強め上値を試す展開に期待

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は、ビジョンに「脱炭素社会の実現に貢献する総合エネルギー・ライフクリエイト企業グループへの進化」を掲げ、成長戦略として国内事業基盤再整備およびリテールサービス戦略強化を軸に事業ポートフォリオ変革を推進している。25年3月期は主に電力事業の収益改善により大幅増益予想(3月31日付で売上高を下方、各利益を上方修正)とした。さらに26年3月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は4月の高値圏から反落したが調整一巡感を強めている。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。なお5月14日に25年3月期決算発表を予定している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:49 | アナリスト銘柄分析

くすりの窓口、26年3月期も積極的な事業展開で収益拡大基調、上値を試す展開に期待

 くすりの窓口<5592>(東証グロース)は、調剤薬局・ドラッグストア・医療機関・介護施設等のヘルスケアテック領域においてソリューションを提供している。25年3月期は大幅増収増益予想(2月14日付で各利益を2回目の上方修正)としている。ストック売上高、ストック粗利が順調に拡大する見込みだ。そして26年3月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸して上場来高値圏だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:48 | アナリスト銘柄分析

メルカリが出直りを強めて始まる、第3四半期決算の営業利益58.9%増加など大幅増益を好感

■「コア営業利益の積み上がりは下期偏重を想定」

 メルカリ<4385>(東証プライム)は5月8日、出直りを強めて始まり、取引開始後は5%高の2435.0円(123.5円高)をつけて約2週間ぶりに2400円台を回復している。7日午後に発表した第3四半期決算(2024年7月〜25年3月・累計、IFRS・連結)の営業利益が前年同期比58.9%増加するなど大幅増益となり、注目が再燃している。

 第3四半期累計の連結決算は、コア営業利益も同48.7%増の199.85億円となり大幅増益だった。第3四半期3か月間(25年1〜3月)のコア営業利益は「88億円(YoY+85%)と2Qに続き過去最高を更新」(決算説明資料より)した。通期予想は売上収益とコア営業利益の2項目を開示しており、ともに前回予想を据え置いたが、「コア営業利益の積み上がりは下期偏重を想定」(同)としたため、期待が強まっている。(HC)

■株式投資情報(総合版):記事アクセスランキング
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:25 | 業績でみる株価

日経平均は83円高で始まる、NY株はダウ3日ぶり反発、政策金利は据え置き

 5月8日(木)朝の東京株式市場は、日経平均が83円72銭高(3万6863円38銭)で始まった。為替は1ドル143円台後半で円安となっている。

 米FOMC(連邦公開市場委員会)では政策金利が据え置かれた。

 NY株式はダウが284.97ドル高(4万1113.97ドル)となり3日ぶりに反発し、S&P500種、NASDAQ総合指数、半導体株指数SOXも3日ぶりに反発。

 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は3万6960円となり、東京市場7日の現物(日経平均)終値を181円上回った。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:03 | 今日のマーケット

【どう見るこの株】エアークローゼットは3Q決算発表を前に通期業績の上ぶれ期待を高める

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 エアークローゼット<9557>(東証グロース)は、前日7日に28円高の485円と急続伸して引け、東証グロース市場の値上り率ランキングの第23位と賑わった。同社株は、今年5月15日に今2025年6月期第3四半期(2024年7月〜2025年3月期、3Q)決算の発表を予定しており、今期第2四半期(2024年6月〜2024年12月、2Q)累計業績の通期予想業績に対する高利益進捗率や今年5月1日に発表した新アパレルブランド展開の合弁会社設立完了などから、前期と同様に通期業績の上ぶれ修正の可能性があると先取りし低位値ごろ株買いが増勢となった。テクニカル的にも、今年2月の年初来高値550円から4月の年初来安値359円への調整幅の半値戻しから騰勢に弾みをつけており、相場格言の「半値戻しは全値戻し」期待を高めている。

■2Q利益はすでに6月期通期予想業績を大幅にオーバー

 同社の今2025年6月期業績は、売り上げ48億1800万円(前期比14.3%増)、営業利益3200万円(前期は3500万円の赤字)、経常利益1200万円(同5200万円の赤字)、純利益1000万円(同5300万円の赤字)と売り上げは2ケタの連続増収、利益は黒字転換が予想されている。これに対して今期に入っての業績推移は、昨年11月に発表した今期第1四半期(2024年7月〜9月期、1Q)が2ケタ増収・大幅増益で着地し、利益は、すでに通期予想業績を上回った。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:15 | どう見るこの株

GMOインターネット、「GMO GPUクラウド」がAIロボット協会の次世代開発基盤に正式採用決定

■産業の垣根を超えたロボットAI基盤モデル開発に最適な環境を提供

 GMOインターネット<4784>(東証プライム)は5月7日、一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)の高性能AI計算基盤として「GMO GPUクラウド」が2025年5月から正式採用されることを発表した。国内最速の処理能力を誇る同サービスは、産業の垣根を超えたロボット稼働データの収集や次世代ロボティクス研究を推進するAIRoAの技術開発と社会実装の加速を支援する。

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 近年、AI技術は大規模言語モデルからマルチモーダルAIへと進化し、ロボット産業に革命をもたらしている。2024年12月に設立されたAIRoAは、産業分野の垣根を越えたデータ収集と基盤モデルの開発・公開を進めており、これらの取り組みには膨大なデータの高速処理や複雑なAIモデルを効率的に学習・運用できる基盤が不可欠だ。「GMO GPUクラウド」は2024年11月にサービス提供を開始し、世界スーパーコンピュータランキング「TOP500」で世界37位・国内6位を記録した実績を持つ。

 GMOインターネットは約30年のインターネットインフラ事業で培った技術と経験を活かし、日本のデジタル主権確保と国内AI研究開発の加速に貢献する。AIRoA理事長の尾形哲也氏は「GMO GPUクラウドはマルチノード構成時のスケーラビリティに優れ、ロボットAI開発基盤として圧倒的なパフォーマンスを発揮する」と評価している。両社は日本のAI・ロボット産業の国際競争力強化と技術革新の促進を目指す。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:47 | 株式投資ニュース

AGS、企業向け安全性重視の生成AIサービス「AI−Zanmai」提供開始

■AIチャットやナレッジ検索機能で業務効率化を支援

 AGS<3648>(東証スタンダード)は5月7日、企業・団体向け生成AIサービス「AI−Zanmai(エーアイザンマイ)」の提供を開始したと発表。同サービスは、生成AIの各種機能を複雑な設定なく簡単に利用できるクラウドサービス。AIチャット機能やナレッジ検索機能を備え、業務効率化を支援する。

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 セキュリティ面では、入出力結果をAIに学習させない設定となっており、機密性の高い情報も安全に利用可能。さらに、NGワード登録機能や多要素認証などのセキュリティ強化機能も搭載している。接続元IPアドレス制限機能も備えており、企業の情報セキュリティ要件に対応する。

 「AI−Zanmai」は、議事録作成機能も備え、音声データから文章を作成し、話し手を識別した議事録作成が可能。また、Microsoft365のアカウントを使ったシングルサインオン機能によりワンクリックでのログインにも対応している。近年進化が著しい生成AI技術を、技術的ハードルを下げて企業・団体向けに提供する。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:45 | 新製品&新技術NOW