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2008年11月07日

Sタカミヤ 2Q決算好調につき増配

エスアールジータカミヤホームページ エスアールジータカミヤ<2445>(東2)は本日、09年3月期第2四半期決算を発表した。
 それによれば2Q売上高は前年同期比8.7%増の77億200万円、営業利益は同11.6%増の9億5400万円、経常利益は同18.9%増の9億1400万円、最終利益は同10.8%減の3億7200万円となった。
 建設工事環境は景気の先行き不透明感から厳しい環境を増しているものの、保有機材の見直しによる経年劣化した機材の入替えと、安全性に優れた機材の採用を進め、質・量の充実と長期安定供給に取り組むことで、業界内での優位性を発揮。その結果、企業の大型設備投資や補修、メンテナンス工事に関連した受注が順調に推移し、加えて土木橋梁工事関連の繰延分が発注され上乗せとなったことなどが売上増につながった。
 利益面では、採算性を重視し単価維持に努めたほか、与信管理を徹底し貸倒リスクの低減に注力したことで営業・経常増益につながった。ただ株価の下落により、投資有価証券評価損124,647千円を特別損失にて計上したことなどにより最終減益となった。
 通期も上期の流れを受けて受注は順調に推移するものと見られるほか、下期は目立った特別損失の計上も予定していないことから、売上高で前期比6.1%増、営業利益で同8.2%増、最終利益は同18.9%増を見込む。
 また2Q決算発表と同時に期末配当の増配修正も発表、前回予想より5円増配の年間20円となる見込み。これにより本日終値(331円)換算での配当利回りは6.04%と2部銘柄平均(2.83%)を大きく上回り、インカム銘柄としての魅力は高い。その一方で直近PERは4倍強と非常に割安水準であり、インカム・キャピタル双方を狙える数少ない希少銘柄と言えるだろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:32 | IR企業情報