
それによれば売上高は5,427百万円(前年同期比4.0%減)、営業
利益は311百万円(前年同期比1.2%増)、経常利益は340百万円(前年同期比10.5%増)、四半期純利益は176百万円(前年同期比9.5%増)となった。
主力の医療用医薬品部門は消化性潰瘍・逆流性食道炎治療薬「アルロイドG」が薬価引き下げ等により減少、主力のX線造影剤も、特定健診開始による影響等により集団検診数が減少したものの、後発品使用促進により「ランソプラゾールOD 錠」や「アムロジピン錠」が伸長した。一方の一般用医薬品は、期初から店頭消化に重点をおいた営業戦略に基づく活動を積極的に進めた結果、返品率が大幅に減少した。しかしながら売上は、主力商品の「改源」をはじめとするOTC商品のリスク分類表示変更に対応し、旧パッケージの在庫圧縮による影響などから減少を余儀なくされた。その他健康食品は、特定保健用食品「コレカットドリンク」類が、OEM先や問屋の在庫調整の影響などから減少を余儀なくされたが、昨年9月に上市したマコンブ仮根加工食品「King of Konbu(昆布の王様)」は、順調に推移した。
利益面においては経費削減効果が進み増益となった。
通期は主力商品「改源」の旧パッケージ在庫圧縮が一巡するほか、冬季の需要増加も見込まれることから、売上高は前期比2.2%増、営業利益も2%増を見込む。
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