松風<7979>(東大2)は13日、ネイル業界で初めてLED(可視光)で短時間に硬化させるジェルネイルシステム「L・E・D GEL Presto」を開発したと発表、グループ会社である株式会社ネイルラボ(東京都渋谷区神宮前6−28−9 東武ビル4F 社長:関 敏明)より、平成21年2月から発売する予定であることを明かした。
「L・E・D GEL Presto」は、ネイルサロンで自爪の上に施すネイルアートの製作時に使用されるジェルネイルシステムであり、自爪に定着させるためのベースジェル、カラージェル(全48色)、カラージェルを保護し、光沢を出すためのトップジェル、それらを硬化させるLED照射器から構成されている。LED の可視光線をジェルに照射することで、従来製品の9分の1にあたる約20秒でのスピード硬化を実現し、ネイルサロンでの作業時間を大幅に短縮させることが可能となる。さらに、ジェルの材料に新素材の「機能性ウレタンオリゴマー」と「機能性顔料」を採用することで、硬化時の材料収縮を抑え、長期間の安定した密着を実現するとともに、透明性の向上と光沢性の維持を可能にした。初年度(平成22年3月期)に3億円の売上を目指す。
本製品の発売に先駆けて、11月16日(日)、17日(月)に東京ビッグサイトにて開催される「インターナショナル ネイルエキスポ2008」で新製品を発表する予定。
近年、人々の「美」に対する意識の高まりから、指先を美しく彩るネイルケア市場は拡大しており、今後も、同社が歯科医療の分野で培ってきた技術を応用し、ネイル事業をはじめとする隣接分野にも積極的に展開することで、松風グループ全体の売上げ拡大を図っていく。
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2008年11月14日