シスメックス<6869>(東大1)は本日、主に中規模病院向けに、多項目自動血球分析装置であるXTシリーズの新モデル「XT−4000i 」を発売することを発表した。
このたび発売する「XT−4000i 」は、これまでのXTシリーズより処理能力を25%アップし、従来はオプションであった幼若細胞の検出機能を標準搭載した。また多項目自動血球分析装置の最上位機種である「XE−5000」の機能を継承し、脳脊髄液・胸水等の体液中の血球解析機能も備えたことで、各患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上や医療の標準化、医療費の適正化に貢献することが期待される。
日本・欧州ではこの2月に発売を開始し、その他地域でも3月より順次発売開始予定。
【株価診断】 今月12日につけた年初来安値2530円を底に株価は徐々に切り返してきている。本日終値は前日比75円高の2870円。それでも今期予想PERは約22倍と1部銘柄としては非常に割安水準。今期の減益を嫌気しているのが主因だが、来期持ち直しが期待されており、今のうちに押し目買いを狙っておきたいところ。
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2009年02月23日