
それによれば連結売上高を前回予想より2.2%、営業利益を13.4%、経常利益を19.5%、最終利益を28.3%、それぞれ上方修正した。それにより09年3月期連結売上高は、前回の減収予想から、前期比2%増の105億2800万円、営業利益がやはり前回の減益予想から、前期比9.7%増の5億1000万円、最終利益も前回の減益予想から、前期比10.2%増の2億8200万円となる見込み。
要因としては海運業においてプラント機器輸送が予想以上に好調に推移したこと、倉庫業・港湾荷役作業において大型機械類・照明灯据付作業等を受注が見られたことから収益改善につながった。今回の上方修正は、前回予想が経常利益を除いて減収減益予想であったものが一転、増収及び全ての段階で増益予想となった点が大きい。
【株価診断】 本日終値は148円。値段の付かない日も散見されるうえ、やや下値を探る展開が続いていたが、本日の発表を好感して、年初来高値の170円を超えられるかに注目したい。修正後の直近PERは5倍を切る超割安銘柄であるうえ、本日終値換算の配当利回りは5%を超える高配当。下値拾い好機とも言えよう。
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