
2008年12月期の業績は42億円の最終赤字に転落した。投資用マンション事業では、保有不動産に関して棚卸資産評価損および減損損失を計上した。流通・流動化事業では、資金回収および保有不動産の圧縮を進めるため、原価を下回る価格での販売を行った。09年12月期は、経営資源を投資用マンション事業に集中するとともに、固定費削減などで最終黒字を目指すが、不動産市場の状況を考慮すると不透明感が強い。
株価の動きを見ると、10000円台を回復して、2月後半の安値圏から見れば大幅に反発した水準である。13週移動平均線、26週移動平均線を突破して、出直り感も強めている。これは、中堅のマンション関連銘柄に対する過度な不安心理が後退したことが要因と考えられる。
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