
同社グループが属するソフトウェア業界及び情報サービス業界では、ITによる内部統制構築に向けたニーズが継続している。また、SaaSをはじめとするクラウドコンピューティングというインターネットを基本とした新しいコンピュータの利用形態が登場する等ITインフラ環境も変化している。しかし、経済環境の悪化から顧客企業のIT設備投資については、抑制傾向が顕著となり、同社の経営環境は今期も引き続き厳しい状態が続くと予想される。
そのような状況の中で、同社では、会計事務所向けに従来通りの「ACELINK Naviシリーズ」を中心とした製品の拡販を強化するとともに、中堅・中小企業向けには「MJSLINKUシリーズ」「Galileoptシリーズ」の拡販を行う方針。
今期の売上予想は微増であるが、販売管理費を抑制することで、利益率を高め、大幅な最終増益を見込む。
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