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2009年05月13日

ツクイ 「成長と収益のバランス」を重視した経営により、今期も最高益更新を見込む

■介護・医療特化型求人サイト「ツクステ」の基盤拡充を推進 

ツクイホームページ 13日の引け後に、介護サービス事業を全国で展開しているツクイ<2398>(JQ)は、前09年3月期業績を発表した。
 売上高361億7900万円(前々期比20.5%増)、営業利益16億3600万円(同32.4%増)、経常利益15億3100万円(同29.1%増)、純利益7億4000万円(同34.8%増)と2ケタ増収で引き続き最高益更新を達成。
 同社は、介護保険サービス以外の事業を拡大し、収益体質の強化に努めているため、在宅介護事業に加えて有料老人ホーム事業、人材開発事業の3事業を柱に成長戦略を進めている。この成長戦略を推進するには、継続的な新規設備投資が必要であるため、その財源を確保するための安定した収益基盤の確立が必要である。従って、同社では「成長と収益のバランス」を重視した経営を推進している。
 まず、在宅介護事業では、デイサービスセンター34ヶ所の新設、既存ヘルパーステーション8ヶ所の移転統合、グループホーム1ヶ所の新設を行い、一方で利用率を引き上げるための営業活動を強化した。
 有料老人ホーム事業では、介護付有料老人ホームを2ヶ所で開設した。また、全ての施設の入居率を引き上げるために営業活動を強化し、収益の改善に努めた。
 人材開発事業については、営業拠点の拡充に努め、北海道旭川市、神奈川県横須賀市、高知県高知市等に24ヶ所の事業所を開設した。また、09年2月より介護・医療特化型求人サイト「ツクステ」(ツクイのお仕事ステーション)の運営を開始するなど、積極的な事業運営を行っている。
 その結果、全国の拠点数も順調に増えていて、今年の3月末現在で、全国の同社の事業所数は、47都道府県441ヶ所まで伸びている。
 今期の在宅介護事業については、デイサービスの利用者が継続的に増加すると見ているため、需要の見込まれる都市部を中心にデイサービスセンター49ヶ所、グループホーム1ヶ所、デイサービス・グループホーム複合施設1ヶ所の新設を計画している。一方で、既存ヘルパーステーション19ヶ所の移転統合を予定している。
 有料老人ホーム事業では、神奈川県内を中心に3施設の開設を計画している。
 人材開発事業では、既存の人材派遣・職業紹介事業所の基盤強化に注力すると共に、新たにに立ち上げた介護・医療特化型求人サイト「ツクステ」の基盤拡充を推進するとしている。
 これらにより、今期業績予想は、売上高430億9400万円(前期比19.1%増)、営業利益18億9600万円(同15.9%増)、経常利益16億100万円(同4.6%増)、純利益7億5400万円(同2.0%増)と最高益更新を見込む。
 
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 21:47 | IR企業情報