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2009年05月14日

森下仁丹 決算発表

森下仁丹ホームページ 森下仁丹<4524>(東大2)は本日、09年3月期決算を発表した。
 それによれば、オーラルケア分野及びメディカルケア分野においては、ガラス体温計事業からの撤退などの要因もあり減収となったが、全体の売上高の半分弱を占めるヘルスケア分野においては、主力商品の「ビフィーナ」が積極的な販促活動により好調に推移したほか、カプセル受託事業分野はにおいても、フレーバー・医薬品向け中心に受託が大幅に伸長したことから、グループ全体の連結売上高は前期比6.7%増の7,881百万円を達成した。
 一方損益面については、大阪テクノセンター建設(平成20年12月完成、平成21年1月稼働)及び本社移転(平成20年12月移転)に伴う諸経費負担の増加で、営業利益は前期比20.4%減の195百万円、経常利益は同19.8%減の209百万円に留まった。また本社工場・研究施設の移転に伴う大阪テクノセンター建設に対する大阪府企業立地推進補助金(先端産業補助金)及び過年度の本社工場・研究施設売却に伴う土壌汚染対策費用の見積修正額などを特別利益として計上した結果、減益幅は縮小したものの、当期純利益は前期比2.9%減の350百万円となった。
 今期はコアブランドの「ビフィーナ」「メディケア」「仁丹」をはじめ、積極的な販売戦略を展開するほか、同社の独自生薬素材であるローズヒップ、アセンヤク、甘茶などの原材料販売高の増加に注力する方針。また同社の収益源として成長したカプセル受託事業において、国内外及び生産ロットに拘らず、 幅広い用途に対応することで、受託量の拡大を目指すほか、オリジナリティの高いプロバイオティクス製品を、北米プロバイオ市場や海外乳業市場に対して積極的な営業活動を展開することで収益拡大を目指す。
 よって10年3月期連結売上高は前期比9.8%増の8,650百万円、営業利益は同17.4%増の230百万円、経常利益は同0.4%増の210百万円を見込む。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:26 | IR企業情報