アミューズメント業界向けにオリジナルキャラクターを販売しているエスケイジャパン<7608>(東1)は、10日の引け後に10年2月期第1四半期連結業績を発表した。売上高23億5300万円(前年同期比6.0%減)、営業利益5700万円(前年同期△2700万円)、経常利益6600万円(同△3000万円)、純利益2億2700万円(同△4000万円)と減収ながら大幅増益のため黒字転換となった。中でも、純利益が大幅に伸びたのは、特別利益1億7700万円を計上したことによる。
同社はアミューズメント業界向けの卸売り事業と小売事業を展開している。なかでも、卸売り事業は、アミューズメント業界向け販売部門、SP部門、物販業界向け販売部門の3つに分かれている。
アミューズメント業界向け販売部門では、オペレーターの商品企画段階からの提案営業を推進した結果、売上高、利益率ともに改善した。商品面では、「まるねこくらぶ」を始めとするオリジナルキャラクターがヒットした。その結果、売上高は11億2300万円(同0.5%増)となった。
SP部門では、外食チェーン店のキャンペーン用商品や、雑誌の付録等が決まったものの、売上高3億6000万円(同4.2%減)であった。
物販業界向け販売部門は、携帯電話関連グッズの落込みがあったものの、コンビニエンスストア向けのホビー商材や、キャラクターのインナーウェア等のバラエティ雑貨が好調であったことから、売上高は5億5100万円(同4.9%増)と伸びた。
小売事業は、4月末に不採算店の心斎橋店を閉店したため、2店舗(広島本通店、松山銀天街店)となった。前期の第1四半期は6店舗あったので、4店舗閉店したことになる。そのため、売上高は3億1800万円(同34.0%減)と大幅減益になったが、営業利益は△100万円(前年同期△4200万円)と赤字幅は大幅に縮小された。
キャッシュ・フローを見ると、営業キャッシュ・フロー2億6400万円、投資キャッシュ・フローは保険解約による収入により2億1700万円、財務キャッシュ・フローは1億5000万円の短期借入を実施したことで1億4600万円となり、現金及び現金同等物の期末残高は6億2800万円増えて11億100万円と手元資金は倍増している。
新しい動きとしては、4月に閉店した心斎橋店の地下1階で「NAKANUKIYA+on」という従来のナカヌキヤにおしゃれ感と値ごろ感をプラスした店舗を6月にオープン。今後の新業態店舗として同社では注目している。
今通期連結業績予想は、売上高90億円(前期比2.9%減)、営業利益8500万円(前期△4億3700万円)、経常利益8500万円(同△4億7600万円)、純利益1億7800万円(同△7億8900万円)と減収ながらも大幅増益で黒字転換を見込む。
第1四半期から黒字転換と好調である。しかも進捗率を見ると、売上高26.1%、営業利益67.0%、経常利益77.6%、純利益127.5%、(特別利益1億7700万円を削除しても28.0%)とすべての数字が25%を上回っているため、少し気が早いが上方修正の可能性は十分にある。
尚、配当については、12円(第2四半期末6円、期末6円)と3円の増配を予想。
思い切ったリストラ策が奏功し、業績の急回復が実現している。
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