東洋建設<1890>(東1)は、18日にフィリピン国公共事業道路省が発注するパシグ・マリキナ河川改修事業の2工事を着工したと発表。
工事期間はそれぞれ36ヶ月、受注金額は総額で71億円。同工事は日本政府開発援助(ODA)の有償資金協力のうち、本邦技術活用条件(STEP)として実施される。
パシグ・マリキナ川の下流部に位置するマニラ首都圏は、低地帯であるため、河川の氾濫や排水不良による内部冠水を含めた洪水被害を頻発し、雨季には経済・社会活動に大きな支障をきたしている。
今回の工事により、周辺流域の住民を洪水から守るだけでなく、人口の過密化した河川沿いの環境を改善し、経済の発展に寄与すると期待される。
同社は1973年以来、フィリピンに進出し、様々な施工実績があり、今回の受注はこれまでの実績を評価されたものと思われる。
また、パシグ・マリキナ河川の改修工事は、今回の2工事を含めて、マリキナ川堤防の改修、マリキナ可動堰建設などの工事が計画されている。
今回の海外での工事着工に見られるように同社の土木技術には定評があることから、受注も順調。今10年3月期連結業績予想は、売上高1450億円(前期比6.9%減)、営業利益32億円(同4.1%増)、経常利益22億円(同27.9%増)、純利益9億円(同62.4%増)と減収ながら最終大幅増益を見込む。
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