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2009年11月09日

クレスコ 8月までが一番厳しかったが、足元の状況は改善

■宅配便関連の受注は大幅に伸びる

クレスコのホームページ クレスコ<4674>(東1)は、6日に今10年3月期第2四半期連結業績を発表した。
 売上高62億5200万円(前年同期比7.9%減)、営業利益△7900万円(前年同期2億7000万円)、経常利益1100万円(同96.2%減)、純利益△1億3300万円(前年同期1億3700万円)と減収減益で赤字転落となった。
 第2四半期は企業の情報設備投資の抑制が続いており、第1四半期に引き続き厳しい環境であった。「受注量が減少したことで、稼働率がダウンしているうえに、お客様からの単価低減の要請も厳しいことから利益面での大幅減となりました」と代表取締役社長熊澤修一氏は厳しい状況を語り始めた。
 分野別の売上高は、金融分野では、銀行、保険業の案件が減少し、前年同期を2億6300万円下回る19億800万円。
 公共サービス分野は、宅配便関連の受注は大幅に伸びたが、運輸関連、ベンダー経由の案件が大幅に減少し、1億700万円下回る17億200万円となった。
 流通・その他の分野でも、3000万円下回り、13億300万円。
 通信システム分野は、通信端末の開発案件が減少し、2100万円下回る3億8700万円となった。
 カーエレクトロニクス分野は、車載関連の案件が大幅に減少し、4900万円下回る6億1000万円。
 情報家電、その他の組み込み分野についても、デジタルテレビの伸び悩み、しかも開発量が絞られたこともあり7700万円下回り2億9200万円となった。
 「4月から8月が一番厳しかった。9月から案件ベースで出てきており、お客様への提案数も増加した。即、受注に結びつくまでには至っていないが、足元の状況は着実に改善されつつあります。」(熊澤社長)と明るい話題も出てきている。

■全省庁、都の競争入札業者登録を行う

 「民間企業の投資が抑制されている現状を、ただ手をこまねいて見ているわけにはいきません。新たな分野を開拓し、受注の絶対量を確保するために、全省庁、都の競争業者登録を行いました。上期は、大手ベンダーと肩を並べた案件を1件落札、受注することができました。案件自体は大きな規模ではありませんが、今後も実績を重ねて、次なる案件の受注に繋げていく方針です。また、上期は組込み型開発分野にけるクレスコの知名度を高めるために、社団法人 組込みシステム技術協会主催の「ETロボコン2009大会」にチャレンジし、予選を突破しました。今月横浜でETロボコン2009チャンピオンシップ大会が行われます。
こうした組込み分野における取組みを通して、当社の強みをアピールし、ブランドイメージを向上していきたい、と思っています。長年培ってきた組込みの技術力をベースに、将来的には、ロボット分野や工作機械分野といった、家電以外にも進出する方針です」(熊澤社長)と現状打開に向けた取組みを紹介した。
 今通期連結業績予想は、売上高130億3000万円(前期比6.9%減)、営業利益1億6000万円(同75.8%減)、経常利益3億3000万円(同57.6%減)、純利益3000万円(同43.6%減)を見込んでいる。
 
>>クレスコのIR企業情報

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