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2009年12月02日

日銀の景気対策にマーケットはやや気迷いの動き:早く二の矢三の矢を!

株式市場の話題 政府、日銀の景気対策にマーケットは、やや気迷いの動き。前日、1日の市場は、日経平均が226円高と、「好反応」。しかし、今朝は58円安まで下げ、その後、買い直され47円高と9600円を挟んだモミ合いの様相だ。
 「まさか、10兆円という、思い切った金融の量的緩和をやってくるとは思わなかった。正直、対策が出るとしても、早くて年明けではないかと思っていた。スピード対応は評価できる」(中堅証券)との声。しかし、一方で、「早く二の矢三の矢を射ないと、悪化した景気は容易には戻らない」との声も強い。
 特に、問題は日米関係。こちらの方も早く片付けないと、円高攻勢はおさまらない可能性がある。円高の背景には、日米関係のスレ違いがあるということだ。

■底割れ懸念のあった師走相場に下値安心感

 買い方の立場に立てば、政府が景気に危機感を持ったことは注目だが、景気への効果は未知数。今は、相場は自律反発の域を出ない。新規買いには、今しばらく状況をみたい、と言う気持ちが強いようだ。むしろ、6月頃に買った、信用買いの期日(制度信用)が来るため、戻れば売りたい気持ちも強い。
 一方、売り方(空売り)は、これまでのように、「売り放し」というわけにはいかなくなった。景気への効果うんぬんより、これまで、ぬるま湯的態度だった政府の姿勢そのものが変わったことを注目している。売り方としてみれば、次に何が出るか分からない。

 日経平均は直近安値9076円で、当面の底が入ったといえる。しかし、上値でのシコリと景気への効果を見極める動きから、大きく上値を期待することも難しそうだ。9500〜9700円のモミ合い相場の可能性がある。それでも、底割れ懸念のあった師走相場に下値安心感の出ていることは大きい。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:19 | コラム