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2009年12月16日

16日前場の東京株式市場は銀行株が急伸、東証33業種すべて高く日経平均は反発

091216前引け 16日前場の東京株式市場は東証1部銘柄の71%が値上がりする好展開となり、日経平均は反発。バーゼル委員会で金融機関に対する新自己資本規制の導入が延期と伝えられ、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)がストップ高となるなど銀行株が主導。つれて貸し渋り関連の不動産、建設などの業種も上昇した。
 日経平均は朝方138円74銭高の1万222円22銭まで上昇したあと横ばいに転じたが堅調さを保ち、前引けは100円57銭高の1万184円05銭。
 東証1部の出来高概算は14億9330万株、売買代金は7419億円。東証1部上場1684銘柄中、値上がり銘柄数は1224、値下がり銘柄数は330。また、業種別では東証33分類の全業種が値上がりした。
 東証1部の値上がり率3位がみずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)、4位が新生銀行<8303>(東1)となるなど、銀行株が軒並み大幅高。貸し渋りの緩和期待を受けて不動産株、建設・橋梁株なども高くなった。中国市場の拡大期待からクボタ<6326>(東1)が年初来高値を更新するなど、材料株も動意が活発。新興市場でも黒字転換の見通しを発表したネクストジャパンホールディングス<2409>(東マ)がストップ高となり、好業績株を買う動きも旺盛だった。
 半面、ソニー<6758>(東1)が前引けにかけて軟化し、東京エレクトロン<8035>(東1)も小安いなど、輸出関連株の中に重い銘柄が散見された。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:37 | 株式投資ニュース