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2009年12月21日

双信電機は第3四半期の12月以降は黒字化の見込み

近況リポート

■エレクトロニクス関連の売上は7割強まで戻る

双信電機ホームページ 双信電機<6938>(東1)は、10月29日に今10年3月期第2四半期連結業績を発表している。
 売上高42億3700万円(前年同期比35.9%減)、営業利益△5億9600万円(前年同期1億6900万円)、経常利益△5億1000万円(同2億5100万円)、最終利益△5億2700万円(同1億6300万円)と前年度下期から赤字継続で大幅減収減益となっている。
 リーマンショックの影響で、同社の主要顧客である工作機械、半導体製造メーカが生産調整したことで、産業機械向けの売上高は一時リーマンショック以前の売上高の半減近くまで下がり、今期も低迷状態が続いていた。そこで、同社を訪問して近況を聞いた。
 「上半期の業績は戻りませんでしたが、下半期に入り少し良くなっています。12月以降は黒字になると思っています」(IR担当者)と現在は売上高が徐々に回復している。「リーマンショック以前は月間売上高が12億円程度ありましたが、足元は7割強まで戻ってきています。しかし、リーマンショック以前まで戻るには、後1年以上はかかると見ています」(同)とまだ本格回復には至っていないのが実情。

■LCフィルタが、安全制御の面で整備新幹線向けに採用される

 同社の売上のメインである産業機械向けの売上は回復傾向にあるがまだ弱い。一方のエレクトロニクス関連は、ケータイ、ノート型パソコン関連の売上は、7割まで回復している。特に、カーエレクトロニクス関連と低価格のノート型パソコン関連はリーマンショック以前までに回復。
 明るい話題としては、同社のLCフィルタが、安全制御の面で整備新幹線向けに採用される。現在の売上が見込めるのは、青森新幹線と北陸新幹線である。
 通期連結業績予想は、売上高94億円(前期比16.6%減)、営業利益△5億円、経常利益△3億5000万円、純利益△3億8000万円と減収大幅減益で、赤字を見込むが、半導体製造装置、工作機械といった産業機械、エレクトロニクス関連の売上が回復していることから、下半期は黒字化する見込み。
 しかも、来期以降は、鉄道関連向けのフィルターの売上拡大が見込めることから、来期以降は順調に回復するものと予想される。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:03 | IR企業情報