ニッポ電機<6657>(JQ)は、8日に今3月期第3四半期連結業績を発表した。売上高52億9700万円(前年同期比17.5%減)、営業利益△1億6100万円(前年同期2億5200万円)、経常利益△1億3200万円(同2億1200万円)、純利益△1億4900万円(同1億2100万円)と減収、大幅減益で赤字となった。
店舗証明部門では、百貨店等の業績の悪化による店舗の統廃合や設備投資の抑制による改装計画の見直しが影響し、受注減となった。また、建築化照明部門は、地域開発プロジェクトや商業施設等の建設計画の見直しによる物件数の減少が影響し、受注が減少した。紫外線部門も、企業収益の悪化による設備投資の抑制が影響し、受注減となった。
厳しい環境のなかで、同社では、効率的経営を実践するために、ダイア蛍光と共同出資で新販売会社、DNライティングを設立し、営業所を統合したことで、同一顧客への配送料金、営業所への配送料金等運送料金の大幅削減を図っている。
■四半期毎の売上は伸びていることから、厳しい環境も徐々に好転している模様
また、ダイア蛍光が従来外部から購入していた安定器、器具を子会社のニッポ電工が受注することから、生産増・売上増が見込める。加えて、同社の稼働率アップによる単位当たり製造コストの低減につながる。更に、安定器、器具だけでなく、ブランド名をDNLに統一して、ランプについても両社で生産をタイプ別に分担することにより、コストの低減を図っている。
なお、販売合弁会社設立にあたり、営業所の統合を行った結果、営業所の閉鎖に伴う費用4200万円が発生したため営業所閉鎖損失として特別損失に計上。また、PCB使用電気機器の処理支出に備えるため、処理見込額1700万円を環境対策引当金繰入額として特別損失として計上している。
四半期毎の売上高を見ると、第1四半期15億1700万円、第2四半期17億2400万円、第3四半期20億5600万円と売上は伸びていることから、厳しい環境も徐々に好転している模様。
今通期連結業績予想は、売上高83億円(前期比1.5%減)、営業利益9000万円(同78.0%減)、経常利益1億3000万円(同63.2%減)、純利益1000万円(同94.6%減)と減収大幅減益を見込む。
苦しい時期ではあるが、四半期毎の売上が伸びてきていることから、今期を底に、来期の回復が予想される。
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