株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

株式投資情報動画配信 日本インタビュ新聞社 - You Tube

2010年02月17日

【特集】話題銘柄は京都から発進!ファンド組み入れ期待で先回り買い?

特集■京都の志士達の設定で、『京都銘柄』が異彩高へ

 京セラ<6971>(東1)が、270円高の8200円と続伸、290円高の8220円と買われた。大和投資信託が、京都本社の国内有力企業に投資する投資信託『ダイワ・ニッポン応援ファンド―京都の志士達―』を19日に新規設定するのを控え、組み入れ期待が高まり先回り買いが入っている。
 
京都の志士達の設定で、『京都銘柄』が異彩高へ 同投信の説明の中には、過去の景気拡大局面における日本株、京都銘柄群のパフォーマンス景気敏感株の占める割合が高い日本株は、過去の景気拡大局面においては、相対的に高いパフォーマンスを示していることや、2005年以降のOECD景気先行指数が上昇する局面では、京都銘柄群のパフォーマンスはTOPIXを上回っていたと謳っている。
 
 加えて、魅力的な企業の宝庫、京都には、高い競争力を持つ技術や製品を有する企業や、積極的に海外展開を行なっている世界的優良企業が多数存在するとして、略地図上に、上記の京セラのほか、ローム<6963>(大1)オムロン<6645>(大1)村田製作所<6981>(大1)日本電産<6594>(大1)任天堂<7974>(大1)ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>(東1)を掲載している。なお、「(注)上記の企業はあくまでも参考のために掲載したものであり、個別企業の推奨を目的とするものではありません。また、当ファンドに今後組入れることを保証するものではありません。」と朱書きされているものの、市場の注目を集めることとなっている。
 
 また、昨年は京都に本拠を置く電子部品企業の間で、株式を相互に取得して持ち合い関係を築く動きが広がったこともあり、上記のほか堀場製作所<6856>(東1)ニチコン<6996>(東1)日本写真印刷<7915>(東1)なども注目を集めそうだ。
 
 上記の記載銘柄以外の京都本社銘柄では、液晶パネル用大型フォトマスクを手がけるエスケーエレクトロニクス<6677>(JQ)が昨年来高値を更新しているが、京都本社銘柄の上昇は、株主にもなっている京都銀行<8369>(東1)の底上げにも一役買いそうだ。
 
 昨年は、『トヨタFS・ハイブッリドカー・ファンド』の設定を機に、GSユアサなどハイブリッドカー関連の相場が到来した。今年は大和投資信託が昨年12月に50周年を迎えたということもあり、『京都銘柄』が異彩高となることも十分想定されよう。昨年のGSに続き、本年も話題となる株は京都発進となりそうだ。

【参考記事】
2009年03月26日 GSユアサが4日続伸と騰勢を強める、トヨタFSのハイブリッドカーファンド設定で関連銘柄に先回り買い

◎日刊株式投資情報新聞(無料)登録受付中!


提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:45 | 特集