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2010年09月14日

【注目株】豊田通商はクロマグロを材料に続伸、株式売り出しの圧迫こなす

■1202円までは戻す可能性が

注目銘柄 豊田通商<8015>(東1)の大引けは1164円(18円高)となり4日続伸。本日の高値は後場に入ってつけた1168円(22円高)で、後場の強さが目立った。引き続きクロマグロの養殖事業を材料視。9月8日につけた年初来の安値1097円からの戻りが順調で、テクニカル的な「マド埋め」(注)実現なら1200円台との見方が出ていた。

■「近大マグロ」を本格事業化

 豊田通商は前週末10日、クロマグロの養殖事業に関しする近畿大学との提携を発表。同大が開発・実用化した「近大マグロ」の完全養殖技術を事業規模に拡大し、養殖業界向けに、現在は供給が不安定な幼魚を育成し安定出荷をめざすとした。

 一方、同社は9月初に株式売り出しを1190万株実施。売り出し価格は9月1日に1株1095円と決定し、受渡日はその6取引日後。このため、売り出し株には利が乗っている状態となり、売り物が予想されるものの、これをこなして続伸となった。

(注)【マド埋め】=ロウソク足の罫線観測で、翌日のロウソク足が飛び離れて始まり「窓」があくこと。
 豊田通商株では、株式売り出しの発表が嫌われて8月後半から下げた局面で、8月31日(終値・兼・安値1202円)の翌日も続落し、9月1日(高値1168円・終値1129円)となり、両日の価格に空白「窓」が発生した。このあとの反騰相場では、この「窓」を奪回する「埋め戻し」が少なからず見受けられるとされる。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:57 | 株式投資ニュース