■来年の4月1日よりアルコール検知器の義務化が施行
サンコーテクノ<3435>(JQ)は、9月14日から17日まで東京ビッグサイトで開催中の「国際物流総合展2010」に呼気アルコール測定システム「ALC Guardian」を出展している。「ALC Guardian」は、呼気アルコール測定器SG358、アプリケーションソフト、カメラを含むシステムで、測定データをパソコンで管理できるようになっている。また、ネットワーク管理などへシステムアップすることで、遠隔地からでも全ての端末を連動させ、測定データの集計や閲覧も可能である。
同社が、センサー事業部を立ち上げて、呼気アルコール測定器の製造・販売を開始した背景には、来年の4月1日より施行されるアルコール検知器の義務化が挙げられる。
■4月から販売を開始していて、9月半ばまでに1億円の売上を達成
アルコール検知器の義務化が始まると、運送会社、タクシー会社等は、事業所または車両ごとにアルコール検知器を備え、出庫・帰庫点呼のときの酒気帯び確認を実施しなければならない。また、対面点呼が不可能な場合でも、運転者にアルコール検知器を携行させ、測定結果を電話で報告させることが義務付けられる。しかも、点呼時の全ての記録は、一年間の保存が義務付けられる。そのため、アルコール検知器は定期的に動作を確認し、常時有効に保存しなければならない。
同社では既に4月から販売を開始していて、9月半ばまでに1億円の売上を達成している。今期の目標は3億円であるため、残りの半年で2億円の売上を目指し、各地のイベント会場に出展し、販売促進に努めている。
■株価は1500円割れとなっているが、見直し買いが予想される
同社の業績は、建設工事が減少した影響を受け、主力商品であるオートアンカー、工事用電動工具の売上が低迷していた。しかし、9月14日に発表された不動産研究所の調査によると、8月の首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)のマンション発売戸数は、前年同月比18.5%増の2268戸で、対前年同月比プラスは7カ月連続と回復している。
事業環境が好転している上に、新規事業である呼気アルコール測定システム「ALC Guardian」の上乗せが期待できる。新製品「あと基礎アンカー」の売上も順調で、こちらは6月から販売がスタートしているが、既に約4000個販売されている。1個の価格は2万円弱、今期は1万個販売を目標としている。
株価は、市場の地合いが悪かったことから、1500円割れとなっているが、新商品の売上が順調であり、事業環境が好転していることから、早晩見直し買いが入るものと予想される。
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