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2010年09月22日

【銘柄診断】理想科は反発!ユーロ高・円安続き上方修正業績に買い直し余地

銘柄診断 理想科学工業<6413>(東1)は21円高の1147円と反発している。

 今年8月に発表した今3月期業績の上方修正・純利益黒字転換幅の拡大をテコに40%高し、利益確定売りが交錯したものだが、ユーロ円が、先に見直した今期為替レートより円安と反転しており、信用取組が株不足で逆日歩がついていることも支援し再騰余地が大きそうだ。

 同社の今期業績の上方修正は、高速カラープリンター「オルフィス」を中心にインクジェット事業の販売が国内外で好調に推移して、売上総利益が期初予想を上回り、販管費削減も加わったことが要因で、通期純利益は、期初予想の15億円から18億5000万円(前期は59億3700万円の赤字)へ引き上げ、前期に計上した年金基金脱退関連の特別損失が一巡し黒字転換する。

 想定為替レートは、対ドルでは期初予想通りの1ドル=89円と据え置いたが、対ユーロでは、1ユーロ=122円から110円に見直しており、ユーロ円は、政府・日銀の為替介入で一時112円台まで反落した。

 株価は、前期業績の再上方修正・増配、今期の純益黒字転換予想で年初来高値1455円まで買われ、円高・ユーロ安で欧州関連株売りが増勢となって790円まで大幅調整、今期業績上方修正に自己株式取得・消却も加わり半値戻しを達成した。PERは15倍台、PBRは0.5倍と割り負けており、下値妙味を示唆している。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:26 | 株価診断