新和内航海運<9180>(JQS)は順調な上昇トレンドを描き、年初来高値圏での強調が続いている。同社の場合商いの薄いことが難点だが、そうした流通性にネックがあるにも関わらず買い物が継続的に流入してくるのはそれだけ同社の上値余力の大きさが市場に認知されていることを示している。鉄鋼業界の好調を背景に内航海運においても鋼材輸送量が堅調に推移、電力関連貨物の石炭灰等も今夏の猛暑の影響による各発電所のフル稼働を受け順調に伸びた。そうした好環境に燃料油価格の値下がりがプラス、今3月期中間決算では営業利益は当初見通しの2億9000万円を上回る4億4700万円(前年同期1億3500万円)を確保できた。
後半については中国向け等の鉄鋼輸出の減少、エコカー取得に係る優遇措置の終了による自動車販売台数の落ち込み等が懸念されるとして今3月期通期について営業利益は8億8000万円から9億3000万円(6億8200万円)への小幅増額にとどめた。これは鉄鋼需要が堅調に推移すれば増額修正の余地があることを示してもいる。PER9倍台、PBR0.8倍台と株価は上昇してもなお割安水準だ。
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