6日後場の東京株式市場は、底上げムードが拡大の雰囲気。円安傾向の継続を受けて自動車、電機・精密、機械株が高く、大手商社株は連日強調。材料株の物色も活発で、コイル増産などスマートフォン関連株が活況高。東証1部の値上がり銘柄数は1250銘柄(約75%)に増えた。
日経平均は大幅反発となり戻り高値を更新。後場1万530円11銭(149円34銭高)まで上げ、大引けも1万529円76銭(148円99銭高)。終値での1万500円台は10年5月13日以来。
東証1部の出来高概算は23億9815万株、売買代金は1兆5695億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は1250(前引けは1209)銘柄、値下がり銘柄数は302(前引けは274)銘柄。
また、東証33業種別指数は全業種が値上がりし、値上がり率上位は、証券・商品先物、精密機器、繊維製品、輸送用機器、機械、その他製品、電気機器、銀行、卸売り、建設、非鉄金属、化学、倉庫・運輸、金属製品、鉄鋼、ガラス・土石、など。
一方、値上がり率の低い業種は空運、電力・ガス、食品、石油・石炭、パルプ・紙、その他金融などだった。
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2011年01月06日