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2011年01月07日

【銘柄診断】日揮は連日の高値、英国持分法会社売却の特別利益を前向き評価

銘柄診断 日揮<1963>(東1)は、31円高の1850円と続伸し、連日の昨年来高値更新となっている。前日6日大引け後に英国の持分法適用会社の保有株式売却で特別利益が発生したと発表、今3月期業績の上ぶれ期待を高めて割安修正買いが増勢となっている。

 売却する持分法適用会社は、英国でEPC(プラントの設計・調達・建設)業務を展開しているM.W.Kellogg社で、米国KBR社から100%子会社化するために売却を打診されており、44.94%の保有株式を1億660万英ポンド(約134億8700万円)で昨年12月31日付けで譲渡した。特別利益は、連結決算で105億8600万円となり、これを織り込む今3月期予想業績は現在、精査中で見通しが明らかになり次第に開示するとしている。

 株価は、社会インフラ関連株人気で昨年8月の昨年来安値1267円から底上げ、昨年12月に英国持分法適用会社売却を取締役会決議したことで昨年来高値まで上ぶれた。PERは既予想ベースでも14倍台と割安で、今期業績動向次第でなお上値を伸ばそう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:29 | 株価診断